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Fターム[4L038AB08]の内容

繊維製造工程での化学的処理 (354) | 被処理物;目的物の非化学的特徴 (67) | 繊維の状態 (60) | 延伸後で物理的;機械的処理前 (9)

Fターム[4L038AB08]に分類される特許

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【課題】 本発明の目的は、炭素繊維製造における繊維間の融着防止と安定した操業性とを両立させることができ、しかも、環境ホルモンの疑いのない、炭素繊維製造用アクリル繊維油剤と、それを用いた炭素繊維の製造方法とを提供することにある。
【解決手段】 本発明は、分子内に3個以上のエステル基を有するエステル化合物と水溶性アマイド系化合物を必須成分として含有し、前記エステル化合物が、多塩基酸と高級アルコールとを脱水縮合させた化合物および多価アルコールと脂肪酸とを脱水縮合させた化合物から選ばれる少なくとも1種であり、かつ分子内の1つのエステル基が炭素−炭素結合のみを介して他のどのエステル基とも結ばれている構造を有する化合物であり、油剤の不揮発分全体に占めるシリコーン系化合物の重量割合が10重量%未満である、炭素繊維製造用アクリル繊維油剤である。 (もっと読む)


【課題】優れた炭素繊維強度が得られる炭素繊維製造用アクリル繊維油剤の提供。
【解決手段】変性シリコーン(A)と、下記一般式(1)および(2)で示されるシロキサン(B)とを含有する。


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【課題】炭素繊維前駆体アクリル繊維束の製造において擦過による繊維表面の損傷を防止または軽減可能な油剤組成物を提供する。
【解決手段】アクリル繊維を複数有するアクリル繊維束に、下記式(1)で示される化合物を40質量%以上90質量%以下含有する油剤組成物を付着させる。


(式(1)において、R1及びR2はそれぞれ独立して炭素数11〜17のアルキル基であり、A1及びA2はそれぞれ独立してエチレン基またはプロピレン基であり、m及びnはそれぞれ独立して1〜2である。) (もっと読む)


【課題】炭素繊維の製造工程において、耐炎化工程における優れた分繊性や融着防止性を与え、且つ焼成ムラがなく、良好な工程通過性を与える炭素繊維製造用処理剤を提供する。
【解決手段】特定のポリシロキサンと特定のポリアルキレンオキシドの交互の単位からなるコポリマーを含有する炭素繊維製造用処理剤。 (もっと読む)


本発明は、糸、繊維およびフィラメントのサイジング組成物に関する。特に、本発明はサイジング工程または洗浄工程を含まない方法によって製織可能で、表面の少なくとも一部に前記組成物を含む糸、繊維およびフィラメントに関する。また、本発明は、前記糸、繊維およびフィラメントを製造する方法に関する。さらに、本発明は乾燥織機を用いた方法のようにサイジング工程または洗浄工程を含まない方法によって、前記糸、繊維またはフィラメントから製造される布に関する。その上、本発明は前記糸、繊維またはフィラメントの使用方法と、その結果として製造される安全エアバッグ用織布または編布に関するものでもある。 (もっと読む)


【課題】 高糸条密度、高張力の条件下においても、単繊維間融着を防ぎ、かつ、耐炎化工程での酸素の供給を円滑に行うことができる、優れた性能を有する炭素繊維を製造するための炭素繊維前駆体用油剤、それを用いた炭素繊維前駆体、および炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】 150℃における動粘度が15000cSt以上である液体を必須成分とする液状微粒子を含む炭素繊維前駆体用油剤、その油剤を付与してなる炭素繊維前駆体、および、その炭素繊維前駆体を耐炎化処理して後、炭素化処理せしめる炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】製綿設備の規模の大小にかかわらず適用可能な、開繊性の良好なエアレイド不織布用短繊維の製造方法の提供。
【解決手段】延伸トウに油剤エマルジョンを付与した後に乾燥する工程を有するエアレイド不織布用短繊維の製造方法において、トウを空気開繊することにより、乾燥前のトウへの油剤エマルジョン付着率を8重量%以下とする。又、トウを温水延伸後、油剤エマルジョン付与してから乾燥工程までの間に、空気開繊してエアレイド不織布用短繊維を製造する。 (もっと読む)


【課題】耐炎化工程における焼成むらがなく、焼成の高張力化を達成し、低コストで高品質・均質な炭素繊維、耐炎化繊維、炭素繊維前駆体繊維、及びシリコーン油剤並びにそれらの製法を提供する。
【解決手段】本発明の炭素繊維は、単繊維引張試験により求められる単繊維弾性率の変動係数が10%以下である炭素繊維である。また、本発明の耐炎化繊維は、ギ酸溶解度の変動係数が10%以下である。また、本発明の炭素繊維前駆体繊維は、炭素繊維前駆体用シリコーン油剤を用いて得られるものであり、平均面粗さが8nm以下のものである。さらに、本発明の炭素繊維前駆体繊維用シリコーン油剤は、平均シリコーン動粘度が10〜1500cStであり、かつ、剛体振り子の自由減衰振動法により測定される振り子の振動周期差が0.03〜0.4である炭素繊維前駆体繊維用シリコーン油剤である。 (もっと読む)


本発明は、ゲル紡糸法によってマルチフィラメントポリエチレンヤーンを製造する方法であって、紡糸仕上げ剤が、50質量%未満の溶媒を含むフィラメントに、フィラメントに対して0.1〜10質量%の量で少なくとも1回塗布され、この紡糸仕上げ剤が、圧力0.1MPaにおける沸点が30〜250℃である少なくとも1種の揮発性化合物を少なくとも95質量%含み、この紡糸仕上げ剤が、フィラメントの融点よりも低い温度にフィラメントを曝すことによって引き続き除去される、方法に関する。この方法によって、繊維表面の残留物が極めて少なく、機械的諸特性が良好であり、例えば医療用途に極めて適したヤーンが、洗浄または抽出ステップを必要とせずに製造される。本発明は、さらに、ポリオレフィン繊維を半製品または最終用途製品に転化する方法にも関する。本発明は、前記方法によって得られるポリエチレンヤーンおよび半製品または最終用途製品、ならびに医療用途におけるそれらの使用にも関する。 (もっと読む)


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