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Fターム[4L055CE34]の内容

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Fターム[4L055CE34]に分類される特許

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【課題】下面側経糸が下面側に形成するナックルを挟むように下面側緯糸間に小径の絞り緯糸を配置したことで、織物の剛性、耐摩耗性、無端状とした時の織継強度に優れた工業用多層織物を提供することを目的とする。
【解決手段】少なくとも上面側緯糸と下面側緯糸が上下に積層し、それらを経糸によって織り合わせてなる多層織物において、下面側緯糸間に下面側緯糸よりも小径で、且つ下面側緯糸が下面側表面に形成するよりも短いクリンプを形成する絞り緯糸を配置し、経糸が1本または連続する2本の下面側緯糸の下を通って形成するナックル部で、1つのナックルまたは隣接する2本の経糸が隣接する2本の緯糸の下に形成した2つのナックルを両側から挟むように、該絞り緯糸が下面側の経糸の下を通るクリンプを形成する組織としたことを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、上側の織物層と、下側の織物層と、両織物層を接結するための複数の接結糸とを有する抄紙機ファブリック、特にフォーミングファブリックに関する。本発明は、下側のリピートの内部で、各対の各接結糸が、下側の長手方向糸と共に少なくとも1つの接結セグメントを形成し、各接結セグメントは、当該対の各接結糸が、下側の織物層の外側に沿って走行して、直接に連続している2本または2本以上の下側の長手方向糸に交差することにより形成されており、かつ各接結糸対の接結セグメントは、接結糸対を側方で仕切る前記下側の横方向糸に対して相対的に、i)接結糸対を側方で仕切る下側の両横方向糸が、下側の織物層の外側に沿って走行して、少なくとも同一の下側の長手方向糸に交差し、該下側の長手方向糸が、当該対の接結糸と共に接結セグメントを形成し、ii)接結糸対を側方で仕切る下側の両横方向糸のうちの一方の横方向糸が、相応する接結セグメントに直接先行している下側の長手方向糸と共にそれぞれ1つの屈曲部を形成し、iii)接結糸対を側方で仕切る下側の両横方向糸のうちの他方の横方向糸が、相応する接結セグメントに直接追従している下側の長手方向糸と共にそれぞれ1つの屈曲部を形成するように配置されていることにより特徴付けられている。
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本発明は、例えば製紙のために適した繊維懸濁液を選別するために用いられるすき網(1)を製造するための方法に関する。本発明の方法によれば、複数の開口を備え、かつ互いに面状に接続された少なくとも2つのすき網層(2,3,4)を有している。これらの開口は、複数のすき網層を接続する前にこれらのすき網層に形成される。これらの開口は、すべてのすき網層(2,3,4)を貫通する複数のすき網層(7,8)が形成されるように、構成され、かつ配置されている。
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製紙プロセスで利用してよい多層布。布層は、複数の横糸バインダー糸のペアによってともに結合されている。ペア内の各バインダー糸は異なる輪郭パターンを織り、そのペア中の別のバインダー糸と結合してトップ層に平織りパターンを形成する。複数のペアの各々は、次のペアとは異なる輪郭パターンを織るバインダー糸で構成される。
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1組のトップ側CMDヤーンともっぱら織り合わされてトップ側織物層の少なくとも一部を形成する1組のトップ側MDヤーンと、1組のボトム側CMDヤーンともっぱら織り合わされてボトム側織物層の少なくとも一部を形成する1組のボトム側MDヤーンとを有する製紙業者用の三層地合構成織物が提供されている。これら織物は更に、1組の縫合MDヤーン対を含んでいる。かかる対から構成される縫合MDヤーンは、該対における第1のヤーンが前記トップ側織物層で織り合わせられる箇所において、該対における第2のヤーンが下がって前記ボトム側織物層に入るように、前記トップ側織物層及び前記ボトム側織物層の双方で織り合わせられている。本発明の実施形態において、各縫合MDヤーンは、ボトム側MDヤーンと共に前記ボトム側織物層のボトム側表面上に横に並んだマシン方向節部を形成するように、織り合わせられることも可能である。本発明の他の実施形態において、前記縫合MDヤーン対の前記縫合MDヤーンが下がって前記ボトム側織物層に入る直前に通り過ぎるトップ側CMDヤーンのうちの少なくとも幾本かは、該トップ側CMDヤーンの残りのものよりも大きな直径及び/又は高い弾性率を有している。
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