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Fターム[5G026BC08]の内容

Fターム[5G026BC08]に分類される特許

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【課題】接点の接触面に微細な組織を持つ導電成分と耐弧成分との合金層を容易に形成する。
【解決手段】接離自在の一対の接点を有する真空バルブに用いられる真空バルブ用接点において、接点は、導電成分層20と、導電成分層20面に形成された接触面となる合金層22とで構成され、合金層22は、導電成分層20に耐弧成分層21を設け、この耐弧成分層21と導電成分層20の耐弧成分層21側の所定量とをエネルギー照射で溶融し、導電成分と耐弧成分とを混合するとともに、耐弧成分の粒子23bを微細化したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 導電性成分マトリックス中に耐弧性成分粒子が分散した真空バルブ用接点材料において、耐弧性成分をいっそう微細化して、特性向上を図る。
【解決手段】 導電性成分のマトリックス31中に耐弧性成分の粒子32が分散した組織形態を有し、表面から1mm以上の深さの領域が、回転工具を用いて摩擦撹拌処理されてなり、この摩擦撹拌処理を施した表面近傍の領域30bの耐弧性成分粒子33が、この表面近傍以外の領域の耐弧性成分の粒子32に比べて微細に分散している。 (もっと読む)


【課題】 CuCr接点のCr粒子は不揃いの形状及び大きさを呈し、組織の均一性に乏しく、その結果耐電圧特性及び大電流遮断特性のバラツキ幅が大きく、一層の高性能化に対して組織の安定化が望まれている。
【解決手段】 平均粒子直径d1がd1=15〜80μmの範囲にあるCr粒子と、Cuマトリックスとからなる出発CuCrインゴットを作成する。このインゴットを、挿入口の直径がX、排出口の直径がYであるとき、前記Yは、Y=0.4〜0.95Xの関係を満たす容器の挿入口から挿入し、この出発CuCrインゴットの中心軸と平行の方向に少なくとも5kg/cm2 の外力P1を印加し、容器の排出口から出発CuCrインゴットを排出させることにより、Cr粒子の平均粒子直径d2をd2=3〜30μmに縮小させ、d2のd1に対する比(d2/d1)が0.2〜0.95である最終CuCrインゴットを得る。 (もっと読む)


【課題】接点間の耐溶着特性を向上し得る真空バルブを提供することにある。
【解決手段】相対的に接離可能な固定側接点10a及び可動側接点10bと、固定側接点10a及び可動側接点10bを真空状態に保持する真空容器3とを備えた真空バルブ1であって、固定側接点10a及び可動側接点10bの接点間にアークを発生させながら突入電流を与え、固定側接点10a及び可動側接点10bの接点間の耐溶着性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】電極棒との接合性が良好で、低サージ性と遮断性能及び耐電圧性能を兼ね備えた真空バルブ用電気接点とその製法、並びに、この電気接点を備えた真空バルブ用電極と真空バルブ及び真空遮断器を提供する。
【解決手段】接点面を形成する母材を導電性金属と電流遮断時に溶融揮散する低融点金属を含むもので形成し、その表面を電流遮断時に溶融せずに固体の状態を保持する金属よりなる金属被覆層で覆う。金属被覆層を設けたことで、電気接点を電極棒に接合する際に接合界面に低融点金属が侵入するのを阻止でき、接合不良や剥離が生ずるのを防止できる。また、低融点金属が接点面以外の部分から揮散するのを阻止したことで、低サージ性と遮断性能及び耐電圧性能を良好に保つことができる。 (もっと読む)


【課題】低裁断特性を有し、かつ低接触抵抗特性を兼備した真空バルブ用接点材料およびその製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】1〜50wt%のCrおよび結合している酸素の全体に占める割合が0.1〜1wt%以下のAl,MgOまたはTiOから選ばれる酸化物を含有し残部がCuから成り、酸化物が粒子状にCuマトリックス中に分散しており、Cuマトリックス中に分散した粒子状の前記酸化物の表面の一部または全てをCrの一部が被覆していることを特徴とする真空バルブ用接点材料。 (もっと読む)


【課題】接点消耗の少ない接触抵抗特性の安定した真空バルブ用接点、およびこれを用いた真空バルブを提供する。
【解決手段】真空バルブ用接点を、CuTe粒子が0.001〜10重量%で、残部が主としてCuからなるCu−CuTe系接点で構成する。そして、1つの辺aの長さが2.5〜500μm、その辺aにほぼ直角の辺bの長さが10〜1000μmであり、かつ辺aの長さと他の辺bの長さとの比率(b/a)が2〜400である形状と大きさのCuTe粒子が、通電面に平行な面における全CuTe粒子の面積の90%以上を占めるようにする。これにより、接点消耗の少ない接触抵抗特性の安定した真空バルブ用接点が得られる。 (もっと読む)


【課題】
耐溶着性能の良い真空遮断器用電極、それを用いた真空遮断器を提供する。
【解決手段】
本発明の特徴は、高導電性金属と低融点金属の合金中に、耐火性金属の粒子が分散した電気接点、特に、Sn,Te,Biのうちの少なくとも1種とCuとを含む合金中に、
Cr粒子が分散していることを特徴とする電気接点を用いた真空遮断器用電極と、それを用いた真空バルブ、又は真空遮断器にある。また、前記の電気接点を作製する方法にある。 (もっと読む)


【課題】 遮断特性と特に安定した温度特性とを備えた複合接点、この複合接点を搭載した真空バルブを備えた真空開閉器、及び複合接点の製造方法を提供する。
【解決手段】 0.1〜150μmの平均粒子直径を持つCrと、同程度の平均粒子直径を持つCuで構成され、Crが15〜60重量%で残部がCuとなる様に混合したCu・Cr混合体から成る第1層を、Cuからなる第2層に載置させた状態で、900〜1150℃の温度で1次加熱処理し、第1層のCu・Cr混合体を合金化しながら、第1層と第2層の界面を合金化し、第2層のCuと第1層中のCuとを界面から互いに20μm〜100μmの範囲で他の層に侵入させ、第1層と第2層とを一体化して、複合接点とする。なお、Crを、所定の平均粒子直径、所定の重量%のWで置換することもできる。これにより、遮断特性と、特に安定した温度特性とを備えた複合接点を提供できる。 (もっと読む)


【課題】 優れた遮断性能と耐電圧特性を兼備した真空バルブ用接点材料の製造方法を提供する。
【解決手段】 真空バルブ用接点材料の製造方法を、平均粒径が20〜200μmのCu粉末、平均粒径が40〜200μmのCr粉末、および粉末全体の0.1〜2vol%の範囲で平均粒径が0.3〜10μmで融点がCuの融点より高いWなどの補助成分の粉末を混合する第1の工程と、この第1の工程で得られた混合粉末をCuの溶融温度以上でかつ補助成分の融点以下の温度まで昇温して混合粉末の中のCu粉末およびCr粉末の一部または全てを耐熱容器中で溶解して溶解体を形成した後、溶解体を耐熱容器中で冷却するかまたは鋳型に一括充填して冷却する第2の工程と、この第2の工程を終えた溶解体を加工することにより複数の接点材料を取り出す第3の工程とから成るものとする。これにより、優れた遮断性能と耐電圧特性を兼備した真空バルブ用接点材料が得られる。 (もっと読む)


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