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Fターム[5G059EE12]の内容

スパークプラグ (5,394) | 接地電極 (1,041) | 電極の接合 (309) | チップの接合 (265) | チップとして卑金属又は卑金属合金 (32)

Fターム[5G059EE12]に分類される特許

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【課題】耐カーボン汚損性を維持しつつ、着火性及び寿命を向上させることができる内燃機関用のスパークプラグ及びその取付構造を提供する。
【解決手段】ハウジング2と絶縁碍子3と中心電極4と主接地電極51と第1副接地電極52と第2副接地電極53とを備えたスパークプラグ1。第1副接地電極52と第2副接地電極53とは対向して配されている。中心電極4の突出長さをHc、メインギャップ61の大きさをGm、第1副接地電極52の突出長さをHs1、第2副接地電極53の突出長さをHs2、第1サブギャップ62のプラグ径方向長さをGs1、第2サブギャップ63のプラグ径方向長さをGs2、碍子先端部31の外周側角部311と内周側角部312との間のプラグ径方向距離をGgとしたとき、Hs1<Hc+Gm、Gm<Gs1+Gg、Gm<Gs2+Gg、Hs2≧Hs1、Hc<Hs2を満たす。 (もっと読む)


【課題】 中心電極及び接地電極の少なくとも一方にチップを備えたスパークプラグにおいて、従来より前記チップの貴金属含有量を低減させても、耐消耗性を有し、中心電極と接地電極との間の火花放電間隙を維持することにより、耐久性を有するスパークプラグを提供することを課題とする。
【解決手段】 この発明のスパークプラグは、中心電極、前記中心電極との間に間隙を設けて配置された接地電極、及び前記接地電極と前記中心電極との対向するそれぞれの先端部の少なくとも一方に設けられたチップ、を備えるスパークプラグであって、前記チップは、元素群M(MはPt及びRhの少なくとも一種)を3質量%以上35質量%以下、元素群L(LはIr、Ru、及びPdの少なくとも一種)を0質量%以上15質量%以下含有し、前記元素群M及び前記元素群Lの含有量の合計が多くとも35質量%であり、Ni、前記元素群M、及び前記元素群Lの含有量の合計が少なくとも94質量%であることを特徴とするスパークプラグ (もっと読む)


【課題】チップをNiを主成分とする金属により形成することで製造コストの抑制を図りつつ、優れた耐消耗性を実現する。
【解決手段】スパークプラグ1は、軸線CL1方向に貫通する軸孔4を有する絶縁碍子2と、軸孔4の先端側に挿設された中心電極5と、絶縁碍子2の外周に設けられた主体金具3と、主体金具3の先端部に、自身の基端部が固定された接地電極27と、接地電極27の先端部に接合され、中心電極5の先端部との間に火花放電間隙33を形成するチップ32とを備える。チップ32は、Niを93質量%以上含有する金属により形成されるとともに、チップ32の硬度が、ビッカース硬度で163Hv以下とされる。 (もっと読む)


【課題】急速で再現性の高い火炎伝播を実現する予燃焼チャンバスパークプラグを提供する。
【解決手段】シェル112と、前記シェルに取り付けられた端部キャップ116と、前記シェル内に配設された絶縁体104と、前記絶縁体に囲まれた第1の部分を有すると共に前記絶縁体から前記シェルと前記端部キャップとにより画成されたプレチャンバ内に延在する第2の部分を有する中心電極102と、前記シェルに取り付けられた接地電極110とを備え、前記接地電極は前記中心電極を囲むように間隔を置いて配置された筒状のインナーリングと前記シェルに取り付けられたアウターリングと前記インナーリングと前記アウターリングとを接続する複数のスポークとを備える。 (もっと読む)


【課題】絶縁体に対する接地電極の相対位置のバラツキや接地電極の過熱を抑制しつつ、電流のリークをより確実に防止し、プラズマを安定的に生成可能とする。
【解決手段】点火プラグ1は、軸線CL1方向に延びる軸孔4を有する絶縁碍子2と、軸孔4内に挿設される中心電極5と、絶縁碍子2の外周に配置される主体金具3と、主体金具3に固定される接地電極27とを備え、軸孔4の内周面及び中心電極5の先端面により形成されるキャビティ部29を有する。絶縁碍子2と接地電極27との間には支持部31〜34が介在し、支持部31〜34よりも外周側に形成された空間と支持部31〜34よりも内周側に形成された空間とが連通される。軸線CL1に直交する仮想平面に、軸孔4の開口の輪郭と支持部31〜34の輪郭とを投影したとき、軸線CL1との距離が最短となる支持部31〜34の輪郭上の点Aが、軸孔4の開口の輪郭より外周側に位置する。 (もっと読む)


【課題】貴金属チップを溶接するため、複数のチャック爪が前進することで、チップ本体を、その大径部にて、チャック爪でチャッキングする際に、そのチップ本体が浮き上がったり、傾いたりするのを、簡易、効率的に防止できるようにしたチャック装置を用いることで、精度良く、しかも効率的に複合チップの製造ができるようにしたスパークプラグの製造方法を提供する。
【解決手段】各チャック爪83のうち、チップ本体11の大径部15をチャッキングする中心軸C1を向く面85が、中心軸C1方向で、チップ本体11を支持する基準面100から離れるに従い、中心軸C1に向かうように傾斜する傾斜部とした。このチャツキング時に、チップ本体11は基準面100側に引き寄せられる分力により、その浮き上がりが防止される。 (もっと読む)


【課題】低コストで着火性及び耐消耗性の高い長寿命の内燃機関用のスパークプラグを提供しようとすること。
【解決手段】互いの間に火花放電ギャップGを形成して対向配置された中心電極2と接地電極3とを有する内燃機関用のスパークプラグ1。中心電極2と接地電極3との少なくとも一方は、火花放電ギャップGに向かって突出するように電極母材4に接合された針状チップ5を有する。針状チップ5は、電極母材4と接合される母材接合部51と、火花放電ギャップGに面する放電部52とを互いに接合してなる。放電部52は、母材接合部51よりも密度が高く、針状チップ5の軸方向長さをL、直径をDとし、放電部52の軸方向長さをTとしたとき、0.6mm≦D<L≦1.2mm、0.2mm≦T≦0.5mm、T≦−0.5×L+0.9mmを満たす。 (もっと読む)


【課題】放電面積の拡大により耐消耗性を向上させ、放電ギャップの拡大の抑制することができる長寿命なスパークプラグを提供する。
【解決手段】発電用ガスエンジンにおける着火手段として用いられるスパークプラグ1。スパークプラグ1は、ハウジング2と絶縁碍子3と中心電極4と接地電極5とを備える。中心電極4と接地電極5とは、スパークプラグ1の軸方向であるプラグ軸方向に対向配置され、両者の間に火花放電ギャップGを形成してなる。中心電極4及び接地電極5は、互いの対向面に、それぞれの電極母材42よりも高融点の材料を用いた第1放電用チップ41及び第2放電用チップ51をそれぞれ配置してなる。第1放電用チップ41は、その外接円の直径Bが絶縁碍子3の先端部31の内径よりも大きい。 (もっと読む)


【課題】 この発明は、所望の耐久性を有する貴金属チップ、具体的には、耐消耗性、耐剥離性、及び耐チップ割れ性に優れた貴金属チップを備えたスパークプラグを提供することを課題とする。
【解決手段】 この発明のスパークプラグは、(1)Mp(Mpは、Pt、又はPtとPdとからなる元素群であり、Pdは貴金属チップの質量に対して20質量%以下である。)、Cu、及びM(Mは、Rh、Ir、Ru、Re、及びWからなる元素群から選ばれる少なくとも1種である。)を合計で95質量%以上含有し、かつ、前記Mp、Cu、Mの質量比が特定の範囲にある、又は(2)前記Mp、Cu、Mの質量比(Mp,Cu,M)が特定の範囲にあり、かつ溶接面積S(mm)、チップ出寸法H(mm)、かぶり寸法L(mm)、及びチップ/溶接部間距離h(mm)が、次の条件を満たすことを特徴とする。(a)H≦0.13S+1.18、(b)S≦5、(c)0.1≦h、又は0.03≦L (もっと読む)


【課題】火花放電ギャップにおける正常な火花放電を確保しつつ、イオン電流検出時のノイズ発生を充分に防ぐことができる内燃機関用のスパークプラグを提供すること。
【解決手段】取付金具2と、絶縁碍子3と、中心電極4と、中心電極との間に火花放電ギャップを形成する主接地電極51と、碍子先端部31における先端外周角部311との間にコロナ放電ギャップを形成する副接地電極52とを有する内燃機関用のスパークプラグ1。絶縁碍子は、取付金具と対向する外表面の少なくとも一部に導電皮膜を形成してなる。先端外周角部は曲率半径0.5mm以下である。副接地電極における近接点521は、絶縁碍子の先端面312よりも先端側に配置されている。交点Qと近接点との間の径方向距離H1、軸方向距離H2、火花放電ギャップの大きさG1、コロナ放電ギャップの大きさG2は、G1≦G2、H1≦1.4mm、H2≦0.5mmを満たす。 (もっと読む)


スパークプラグおよび、産業用プラグ、航空機用イグナイタ、グロープラグ、またはエンジン内で混合気を点火するのに用いられる任意の他の装置を含む、他の点火装置において用いられ得るスパークプラグ電極材料。例示的な実施形態に従うと、電極材料は、耐熱金属(たとえば、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、レニウム(Re)、ルテニウム(Ru)および/またはクロム(Cr))と、貴金属(たとえば、ロジウム(Rh)、白金(Pt)、パラジウム(Pd)および/またはイリジウム(Ir))とを含む。耐熱金属は、貴金属よりも多い量で存在する。これは、W−Rhなどのタングステン系合金およびRu−Rhなどのルテニウム系合金を含む電極材料を含むが、当然これらに限定されない。他の組合せおよび実施形態も可能である。
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【課題】接地電極に突き出し部分を抵抗溶接する際の、溶接強度の向上。
【解決手段】接地電極30は、接地電極母材35と、突状部36とから構成されている。突状部36は、接地電極30の対向面32に、中心電極20の先端に対向して突出するように抵抗溶接により接合されている。接地電極母材35と突状部36とは、同一の金属(例えば、ニッケル)を主成分とする材料により形成されており、以下の式1および式2の関係を有する。ただし、式1において、接地電極母材35の比抵抗をR(μΩcm)とし、突状部36の比抵抗をS(μΩcm)とする。比抵抗R>比抵抗S …(式1)、比抵抗R−比抵抗S≧20 …(式2)。こうすることにより、突状部36に比して体積の大きい接地電極母材35の溶融を促進でき、溶接強度を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】耐消耗性の低下を招くことなく、着火性を十分に向上させる。
【解決手段】スパークプラグ1は、接地電極27等を備える。接地電極27は、本体部27Aと、本体部27Aの内側面27iから突出するとともに、本体部27Aからその長手方向先端側へと突出する突部27Bと、本体部27Aの外側面27oから先端側にかけて開口する凹部27Cとを有し、本体部27A及び突部27Bは同一の材料で形成される。内側面27iからの突部27Bの突出長をA(mm)とし、本体部27Aの長手方向に沿った本体部27Aの先端からの突部27Bの突出長をB(mm)とし、本体部27Aの長手方向に沿った凹部27Cの長さをC(mm)とし、外側面27oからの凹部27Cの深さをD(mm)とし、本体部27Aの厚さをEとしたとき、0.3≦A≦1.0、0.0<B≦1.4、0.0<C≦2.0、及び、0.0<D/E<0.85を満たす。 (もっと読む)


【課題】内燃機関用点火プラグの電極の先端に設けられた貴金属チップの耐酸化性を向上させると共に、電極と貴金属チップの間の溶融部の耐久性を向上させることのできる技術を提供する。
【解決手段】内燃機関用点火プラグは、電極の先端部に貴金属チップを備える。貴金属チップは、Crの含有添加量が7重量%以上30重量%以下であり、残部の主成分をIrとする。 (もっと読む)


スパークプラグ(20)は、スパーク端部(28,32)を有する少なくとも1つの電極(22,24)を含む。スパーク端部(28,32)は、10.0重量パーセントから60.0重量パーセントの量のクロムと、0.5重量パーセントから10.0重量パーセントの量のパラジウムと、モリブデンおよびタングステンのうち少なくとも1つから実質的になる残部とを含む高温性能合金で形成される。スパーク端部(28,32)は火花接触面(36,44)を呈し、内燃機関の中のスパークプラグ(20)の使用の際などの少なくとも500℃の温度で火花接触面(36,44)に酸化クロム(Cr2O3)の層(50)が形成する。Cr2O3の層(50)は、燃焼室の極端な条件からスパーク端部32,38の大部分を保護し、侵食、腐食、および球状化を防止する。
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【課題】 耐汚損性に優れてチャンネリングが生じにくく、耐久性に極めて優れたスパークプラグを提供する。
【解決手段】 沿面放電型スパークプラグにおいて、中心電極2と接地電極4との発火面形成部分2b,4aを少なくとも、Fe、Cr及びCuの少なくとも1以上を絶縁体侵食抑制成分として含有する金属材料にて構成する内燃機関に取り付け、一定以上の高速あるいは高負荷の条件にて運転したときに、火花放電ギャップg1,g2における火花放電に伴い絶縁体2の先端部表面に、絶縁体侵食抑制成分を含有した侵食抑制層30が形成される。この侵食抑制層30が形成されることにより、絶縁体2は沿面放電火花のアタックから保護され、チャンネリングを極めて効果的に防止ないし抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】低コストであって、耐消耗性及び接合信頼性に優れた内燃機関用のスパークプラグを提供すること。
【解決手段】本発明のスパークプラグ1は、取付用ねじ部20を設けた取付金具2と、碍子先端部30を有するとともに取付金具2の内側に保持される絶縁碍子3と、電極先端部40を有するとともに絶縁碍子3の内側に保持される中心電極4と、中心電極4との間に火花放電ギャップGを形成する接地電極5とを備える。接地電極は5、取付金具2に固定されるとともに、接地電極5における中心電極4側の面である対向面51において中心電極4に向かって接地電極5の一部を突出させてなる凸部511を有する。凸部511は、中心電極4と対向する面である放電面511の少なくとも一部に、貴金属全体と接地電極5の母材の一部とを溶融してこれを凝固してなる溶融凝固部511aが形成されている。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、チップ面積を減少させることによって電界集中を起こして低電圧での放電を可能とすることを目的とし放電面に溝加工をする際に、短時間で溝加工を完了させることができ、かつ、バリの発生が抑制させられた溝加工方法を提供することである。そして、溝の側面と底面との境界を曲面状に滑らかにすることにより、外からの衝撃等による割れの発生を抑制することも目的とする。
【解決手段】本発明に係るスパークプラグ用電極チップの放電面への溝加工方法は、0.08〜0.3mmのワイヤーを使用して切断するワイヤー式切断装置を用いて、ワイヤーの側面で、スパークプラグ用電極チップの放電面の溝加工予定箇所に溝を形成することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】接地電極と電極チップとをより確実に接合できるとともに、両者の間に形成される溶融部における酸化腐食の発生を抑制することができるスパークプラグを提供する。
【解決手段】接地電極30に設けられる電極チップ70は、貴金属または貴金属合金からなるチップ本体部71と、NiまたはNi合金からなるチップ保持部76とを接合してなる。この接合により形成される溶融部81は、接地電極30の凹部35内に収容され、外部に露出されない。また、接地電極30と電極チップ70との接合は、接地電極30とチップ保持部76との間で形成される溶融部83によってなされる。このため、チップ本体部71の成分すなわち貴金属成分を含むこととなる溶融部81は外気に曝されず、酸化腐食の発生を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】貴金属部材と一体となった中間部材を接地電極に抵抗溶接する際の接合強度を高めることができるスパークプラグの製造方法を提供する。
【解決手段】
抵抗溶接工程において、発火部70を構成する中間部材75の鍔部77を治具150で押圧し、底面80の突部78を接地電極30の内面33と接触させて溶接電流Fを流す。突部78を設けたことで、まず底面80の中央部83に溶融部73が形成され、突部78の溶融に伴い、周縁部84が内面33と接触し、溶接電流Gが流れて周縁部84にも溶融部73が形成される。ここで、突部78の大きさや形状、突出長さ、中間部材75と接地電極30との硬度差などを規定することで、底面80の周縁部84にて溶融部73の形成が始まる前に中央部83において十分な溶融部73を形成することができるので、発火部70と接地電極30との接合強度をより高めることができる。 (もっと読む)


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