説明

Fターム[5H028AA06]の内容

Fターム[5H028AA06]に分類される特許

161 - 180 / 246


【課題】セル間接続部と隔壁との間の気密性や液密性の低下及びセル間での液リークを防止した鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】貫通孔6a周辺の隔壁6の厚みを同一厚みもしくはテーパー量として0.001以下とすることにより、抵抗溶接時の接続体と隔壁間の圧力が均一となるため、セル間接続部の気密性や液密性が向上する。これにより、電解液面15が貫通孔高さ以上にある鉛蓄電池17において、セル間の液リークが抑制され、これに起因する漏れ電流による残存容量低下や、電解液面ばらつきによるセル間容量ばらつきや電解液の溢液を未然に防止することができる。 (もっと読む)


【課題】新規な電気化学セル、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】電気化学セルの製造方法はつぎの工程を有している。対極フィルムの上に、枠状の2つの粘着剤層を圧着して形成する。粘着剤層の内側にゾル状ゲル前駆体、またはゲル溶液を形成する。粘着剤層の内側にゲル電解質膜を形成する。作用極フィルムを、対極フィルムに対向させて、粘着剤層に付ける。2つの粘着剤層の間に、光硬化性樹脂を導入する。2つの粘着剤層の間に存在する光硬化性樹脂を硬化させる。ゲル電解質膜の一部を溶融する。作用極フィルムおよび対極フィルムを切断することより、単一の電気化学セルを作製する。該電気化学セルは、電子ペーパー、電気二重層キャパシタ、色素増感太陽電池、リチウムイオン電池、または調光ガラスなどに適用できる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、新規な電気化学セルの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の電気化学セルの製造方法はつぎの工程を有している。すなわち、最初に、対極フィルムの上に枠状の封止部を圧着して形成する。つぎに、封止部の内側にゾル状ゲル前駆体、またはゲル溶液を形成する。つぎに、封止部の内側にゲル電解質膜を形成する。つぎに、作用極フィルムを、対極フィルムに対向させて、封止部に付ける。つぎに、対極フィルムと封止部、および作用極フィルムと封止部を溶着する。つぎに、ゲル電解質膜の一部を溶融する。つぎに、作用極フィルムおよび対極フィルムを切断することより、単一の電気化学セルを作製する。ここで、作用極フィルムと対極フィルムは、柔軟性を有している。電気化学セルは、電子ペーパー、電気二重層キャパシタ、色素増感太陽電池、リチウムイオン電池、または調光ガラスなどに適用できる。 (もっと読む)


【課題】過放電後の回復充電時の極板上でデンドライト析出による電池の内部短絡(デンドライトショート)が抑制される制御弁式の鉛蓄電池の提供。
【解決手段】セル室当たりの正極活物質量(PAM)に対するセル当たりの電解液中に含まれる硫酸質量(E)の比率(E/PAM)を0.48以上とし、かつ極板群を収納するセル室の極板厚みt方向の内寸dを、極板群厚みtよりも長くされた、正極板と負極板とがマットセパレータを介して積層された極板群と、前記極板群を収納するセル室を備えた電槽を有する鉛蓄電池。 (もっと読む)


【課題】
鉛蓄電池の製造設備を小型化し、ガスの発生に伴う電解液面位のバラツキを抑制する電解液の液面調整方法を提供する。
【解決手段】
正極板と負極板とをセパレータを介して交互に積層して成る極板群を電槽内に収納し、該電槽内に電解液を注入した状態で電槽化成を行った鉛蓄電池の電解液の液面調整方法において、電槽化成終了後、電槽内を減圧し、次いで電槽内を常圧に戻し大電流で所定時間充電を行い、その後、電槽内の電解液面を所定の液面位置になるように補液または排液することを特徴とする電解液の液面調整方法。 (もっと読む)


【課題】液式鉛蓄電池の、液面高さの時間変化を抑制し、安定した電解液面高さを有した鉛蓄電池を得ること。
【解決手段】通電化成した鉛蓄電池4を減圧チャンバー16内で大気圧より20〜50kPa、特に好ましくは、大気圧より20〜40kPa減圧した後、鉛蓄電池に補液あるいは電解液を除去して、電解液面高さを液面線位置に調整する。これにより、電解液面の経時変化が見られず、安定した電解液面を有した液式鉛蓄電池が得られる。また、減圧によっても、電槽の白色化が発生せず、電池外観を良好に保つことが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 溶接用突起16と電槽隔壁4と隙間を容易に、かつ完全にシールすることができるモノブロック式鉛蓄電池の製造方法を提供する。
【解決手段】 ストラップの部分に抵抗溶接面17と樹脂封口用溝18とを有する溶接用突起16の付いた複数個の極板群12を用いる。これらの極板群12を、貫通孔10を有する電槽隔壁4で仕切られた電槽13に挿入し、対向する溶接用突起16どうしを抵抗溶接する。そして、上方からシリカ粉末などの無機粉末を含有する液状のエポキシ樹脂19を樹脂封口用溝18に充填し、硬化させてモノブロック式鉛蓄電池を製造する。 (もっと読む)


【課題】
正・負極活物質量と電解液中の硫酸量を適正な比率にすることで、過放電放置による浸透短絡を抑制し、且つ寿命特性の向上した液式鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】
鉛合金からなる基板に活物質ペーストを充填してなる正極板と負極板とを、セパレータを介して交互に積層した極板群を電槽内に収納し、該電槽内に電解液を多量に遊離する電解液が存在する様に多量に注液してなる液式鉛蓄電池において、正極板に充填する正極活物質量と負極板に充填する負極活物質量の充填量の合計をA、電解液中に含まれる硫酸量をB(完全充電され、劣化の進んでいない初期状態)とすると、該充填量の合計Aと硫酸量Bの比率(B/A)をY、正極活物質密度をX[g/cm]としたとき、−0.125X+0.8≦Y(但し3.8≦X≦4.6)とする。 (もっと読む)


電気的用途に有用な炭素発泡体電池として、比較的非導電性で低い密度で高い孔隙率の炭素発泡体を有するものが開示された。 (もっと読む)


【課題】サルフェーションの抑止乃至除去が可能な鉛蓄電池補助液を提供すること。
【解決手段】Ca(II)、リン酸根及び硫酸根が、実質的に真溶液の状態で存在する鉛蓄電池補助液。硫酸でpH3.5〜6.5に調節されている。Ca(II)源が、卵殻や貝殻等の炭酸カルシウム主体の天然カルシウム源が使用され、通電処理を経て製造される。 (もっと読む)


【課題】サルフェーションが殆ど発生せず、蓄電池の大幅な高寿命化(メテナンスフリー)が可能となる鉛蓄電池電解液を提供すること。
【解決手段】Ca(II)、リン酸根及び硫酸根が、実質的に真溶液の状態で存在する鉛蓄電池電解液。硫酸濃度が10〜20質量%である。Ca(II)源が、卵殻や貝殻等の炭酸カルシウム主体の天然カルシウム源が使用され、通電処理を経て製造される。 (もっと読む)


【課題】
正極板と負極板とをセパレータを介して交互に積層し極板群とした両端板を正極板とすることで、負極板からのカーボン流出を抑制した制御弁式鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】
鉛を主成分とする基板に活物質ペーストを充填してなる未化成の正極板と負極板とをセパレータを介して交互に積層して極板群を構成し、これを電槽に収納し電解液を注液して電槽化成を行って作製される制御弁式鉛蓄電池において、該負極板にカーボンを添加すると共に、該極板群の両端に正極板を配したことを特徴とする制御弁式鉛蓄電池。 (もっと読む)


【課題】
無停電電源装置や非常用電源装置などに使用される鉛蓄電池において、簡易的に高率放電時の放電容量およびトリクルユースにおける鉛蓄電池容量の維持率、即ちトリクル寿命の向上を可能とする鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】
鉛粉に所定量の水及び希硫酸を加え練合してなる正極活物質ペーストを、格子基板に充填してなる正極未化成板と、同様にして作製する負極未化成板を、熟成・乾燥して成る鉛蓄電池において、正極活物質量に対する電解液量の割合を0.8〜0.95cc/gとする。 (もっと読む)


【課題】鉛蓄電池のサルフェーションをより効果的に抑制して更なる寿命延長を可能にする鉛蓄電池用寿命延長剤等を提供する。
【解決手段】鉛蓄電池用寿命延長剤は、有効成分としてポリビニルアルコールを含有する水系液からなり、ソルビン酸を含有している。 (もっと読む)


【課題】 アルカリ蓄電池の負極に使用する希土類元素とNiとMgとを含むアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金を改善し、アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金の水素吸蔵能力を向上させると共にアルカリ蓄電池のサイクル寿命を向上させる。
【解決手段】 アルカリ蓄電池の負極に、液体急冷法により急冷されて製造された水素吸蔵合金であって、一般式Ln1-xMgxNia-b-cAlbc(式中、LnはY,Zrを含む
希土類元素から選択される少なくとも1種の元素、ZはV,Nb,Ta,Cr,Mo,Mn,Fe,Co,Ga,Zn,Sn,In,Cu,Si,P及びBから選択される少なくとも1種の元素であり、0.05≦x<0.25、2.8≦a≦3.9、0<b≦0.3
0、0≦c≦0.25の条件を満たす。)で表されるアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金を用いた。 (もっと読む)


混合装置を備える鉛蓄電池を製造する方法において、
混合プレート(5a’)をバッテリケース(1)へ該ケースの2つの向かい合う側で1つずつ挿入し、その際に前記混合プレートは若干斜めに向いているステップと、前記バッテリケース(1)に設置された2つの前記混合プレート(5a’)の間へ電極プレートパッケージ(2)を挿入し、その際に該混合プレートが垂直の位置へと押しやられ、前記バッテリケース(1)、前記電極プレートパッケージ(2)、および前記混合プレート(5a’)の幾何学寸法は、前記電極プレートパッケージの挿入時にこれが設計上事前設定された前記バッテリケース内の位置に配置され、その際に意図される流動通路断面が実現されるように設計されているステップと、垂直に向く2つの前記混合プレート5a’を、近似的に中央に電解質通過のための切欠きを有し、中央に向かって若干下方に傾いた電解質の流出面を有する混合ブリッジプレート5b’と直角に結合するステップとを有している方法である。
(もっと読む)


【課題】極板群を構成する際に正極リード端子や負極リード端子の両側辺の端部が極板の捲回により曲がってめくれる場合や浮き上がる場合が有り、特に充放電サイクル中においては極板の膨張・収縮が繰り返されるため極板群の緊迫がさらに高まり、この正・負極リード端子のめくれや浮き上がりにより極板やセパレータに損傷を与える可能性があった。本発明は上記従来の課題を解決するものであり、極板群を捲回して構成する際の正極リード端子や負極リード端子のめくれや浮き上がりを抑制し、特に充放電サイクル中において極板やセパレータを損傷しない充放電サイクル特性の信頼性に優れた電池を提供する。
【解決手段】正・負極板5,6の少なくとも一方の極板の金属箔の露出部に金属箔の長手方向とほぼ垂直にリード端子5a,6aを溶接し、このリード端子5a,6aの両側辺の端部のいずれにも溶接部3を設け、且つ、少なくとも片側辺の端部に未溶接部4を設けた。 (もっと読む)


酸化された銀種を電気化学的に還元する条件を再充電モードで最適化することにより、銀正極を組み込んだ蓄電池のサイクリングにおけるサイクリング能力が高められ、それ故に寿命がより長くなる、アルカリ二次蓄電池用銀正極。本発明の銀電極は可塑化タイプのものからなり、織布、フェルト、または網状で多孔性の金属発泡体等の高空隙率のコレクターが使用される。コレクターに導入される活性化合物は、活性材料が金属銀粒子および/または一酸化銀粒子から構成されるペースト状に調製され、有利には、電極の孔形成剤および湿潤剤としての機能を果たす金属酸化物を含むことができる。かかる電極は、特に、開放モードおよび密閉モードで作動する銀−亜鉛蓄電池への搭載に向いている。 (もっと読む)


【課題】 環境に優しく、長寿命の蓄電池用電解液を提供する。
【解決手段】 本発明に係る蓄電池用電解液は、海水を原料とし精製された硫酸イオン水および石炭を原料とするマイクロカーボン水を含んで構成される。海水を遠心分離することにより精製された強酸性水とマイクロカーボン水によって構成されるため、蓄電池の電極板の表面に付着する硫酸化鉛(PbSO)のサルフェーションを抑え、鉛蓄電池のバッテリー機能を長い期間維持する。 (もっと読む)


【課題】増粘剤自体を増量することなくアルカリ蓄電池の正極合剤ペーストの粘性を向上させて沈降を抑制する。
【解決手段】本発明のアルカリ蓄電池用正極合剤ペーストの製造方法は、水酸化ニッケル粉末を活物質とし、水を溶媒とし、単糖類を含む直鎖と飽和6員環構造を含む側鎖とからなる糖質とセルロース誘導体とを増粘剤として用い、水酸化ニッケル粉末を混練する第1の工程と、第1の工程の混練物とセルロース誘導体とを混練する第2の工程とからなることを特徴とする。 (もっと読む)


161 - 180 / 246