【課題】胃切除および胃形成を行うための方法および装置を提供する。
【解決手段】一実施形態では、方法は、患者の腹壁に形成された開口部および患者の膣壁に形成された開口部を通して、患者の胃へのアクセスを得ることを含む。胃に付着した組織は、腹部開口部および膣開口部のうち一方を通して挿入された外科器具を用いて張力をかけられてよく、別の開口部を通して、例えば腹部開口部および膣開口部のうち一方を通して、挿入された切開用外科器具を用いて、胃の基底部を解放するように胃から分離されることができる。基底部は、腹部開口部および膣開口部のうち一方を通して挿入された外科ステープラを用いて、少なくとも部分的に横切開され、それによって、胃「スリーブ」を形成することができる。別の実施形態では、方法は、膣壁に開口部を形成する代わりに、患者の腹壁に別の開口部を形成するように改変される。 （もっと読む）

【課題】低侵襲手術に使用可能な中空組織を接合する中空組織接合装置を提供する。
【解決手段】中空組織接合装置１００は、ステープルを保持するステープルホルダー２００と、冠動脈５０を保持する冠動脈支持機構３００と、グラフト６０を保持するグラフト支持機構４００と、冠動脈５０とグラフト６０を切開する切開機構７００と、冠動脈の狭窄部を検知するための超音波振動子９１２とを有している。ステープルホルダー２００とグラフト支持機構４００とそれらの上下動機構は、ステープルホルダー２００に対する冠動脈とグラフトの間隔を制御する間隔制御機構を構成している。中空組織接合装置１００はさらに、ステープルの針の湾曲を制御するための上下方向に移動可能な四対のピラー５１２，５３２，６１２，６３２を有している。超音波振動子９１２は、ステープルホルダー２００に保持されたステープル１０からずれた位置に設けられている。 （もっと読む）

【課題】組織を切断して１つ以上の外科用ステープルを組織に取り付けるための円形ステープル留め器具を開示する。
【解決手段】器具は、ナイフがステープルカートリッジとアンビル部分との間でクランプされた組織を通り抜けると、少なくとも１つのモードのフィードバックを外科医に与えるように設計された様々な形態のフィードバックシステムを含む。 （もっと読む）

【課題】改良された環状吻合を行うため、および／または、中空の身体器官（例えば、痔核組織）の内壁を処置するために適した外科用ステープル留めデバイスを提供すること。
【解決手段】外科用ステープル留めデバイスであって、以下：近位部分と遠位部分とを有する細長の本体部分と；該本体部分の遠位部分に隣接して位置決めされたヘッド部分であって、該ヘッド部分が、シェルアセンブリと、近接していない位置と近接した位置との間で該シェルアセンブリに対して移動可能なアンビルアセンブリとを備え、該アンビルアセンブリが、中心ロッドとアンビルヘッドとを備え、該中心ロッドが、内部を通って横方向に延びる少なくとも１つの開口を備え、該開口が、可撓性の部材を受容するような構成および寸法であり、該可撓性の部材が、該中心ロッドを通って横方向に延びる、ヘッド部分とを備える、デバイス。 （もっと読む）

【課題】電子機械装置のドライバ用の吻合及びステープル吻合アタッチメントと組み合わせて用いるフィブリン注入機構を提供すること。
【解決手段】本発明のフィブリン注入機構は、アタッチメントの筒状ブレードに隣接した筒状供給室と、フィブリンの袋と、供給室とブレードの切断縁部を連通するブレード内で延びている複数の流通路とを備え、回転駆動軸の作動時、アタッチメントのステープルドライバは、前進し、対応のステープル口を通して、アタッチメントのアンビルに抗して、複数のステープルを押し、目標組織を通過してステープル吻合する。一方、アタッチメントのブレードドライバは、（ステープリング吻合の後）望ましくない残りの組織を切断する。 （もっと読む）

【課題】円形吻合を行なうための外科手術用ステープリングデバイスを提供すること。
【解決手段】外科手術用ステープリングデバイスは、ハンドル部分と、長形本体部分と、アンビル組立体およびシェル組立体を備えるヘッド部分とを備える。ヘッド部分は、デバイスが発射されて非接近状態になった後に自動的に傾斜する傾斜可能アンビルを備えるアンビル組立体を備える。傾斜可能なアンビルは、アンビルのプロファイルを減少させ、吻合手順が実施された後にデバイスを取り出す時の外傷を減少させる。ステープリングデバイスは、好ましくはデバイスのハンドル組立体の上面上に延在する球根状インディケータを備える。インディケータは、デバイスが接近し、発射可能位置にあることを執刀医に認識させるための標示を含む。好ましくは、インディケータは、標示を顕著に表示するための拡大材料から形成されたカバーを備える。 （もっと読む）

【課題】二本の中空組織を接合状態を確認しつつ接合する中空組織接合装置を提供する。
【解決手段】湾曲制御機構は、ステープルの針を実質的に真っすぐに延ばす。間隔制御機構は、ステープルホルダーに対する中空組織の間隔を減少させ、真っすぐに延びた針を中空組織に貫通させる。中空組織接合装置はさらに、中空組織を貫通したステープルの針を検知する貫通検知手段を有している。グラフトを貫通したステープルの針を検知する貫通検知手段はＬＥＤ９１２と撮像カメラ９１４とを有している。ＬＥＤ９１２は、グラフトサポート４１２の周辺を照明する。撮像カメラ９１４は、グラフトサポート４１２の周辺を撮影する。 （もっと読む）

【課題】円形吻合ステープラとの使用に適した傾斜可能ヘッドを有するアンビルアセンブリを提供すること。
【解決手段】外科用傾斜アンビルアセンブリであって、ロッドと、ステープル変形ポケットを有するアンビルプレートを含むヘッドアセンブリであって、ヘッドアセンブリは、ロッドに旋回可能なように固定され、第１の傾斜位置、非傾斜位置、第２の異なる傾斜位置の間で、ロッドに対して旋回し、ヘッドアセンブリは、第１の傾斜位置から非傾斜位置を介して第２の傾斜位置まで変化する、ヘッドアセンブリとを含む、傾斜アンビルアセンブリ。 （もっと読む）

【課題】切断される組織のすぐ近くに隣接する組織内の血液の流れを制限して、止血および創傷閉鎖を起こし、一方で、周囲の組織内の血流を最大にして治癒を容易にする、外科手術用ファスナー留め装置を提供する。
【解決手段】複数のファスナー保持スロット１２２を備える組織接触表面を備えるカートリッジ本体１１２と、ファスナー保持スロット内に配置された複数の外科手術用ファスナーと、複数の外科手術用ファスナーをアンビル内の凹部の方へと排出する複数のプッシャーであって、プッシャーのうちの少なくとも１つは、対応する外科手術用ファスナーの形成の際に、ファスナーの第一のレッグにより規定される第一の領域が、ファスナーの第二のレッグにより規定される第二の領域よりも小さくなるように構成されている、プッシャーと、プッシャーに作動可能に関連する起動機構とを備える、外科手術用ファスナーカートリッジ１００。 （もっと読む）

【課題】組織に可変の圧縮を加え、そして／または可変の厚さの組織を収容する外科用ファスナ適用装置を提供すること。
【解決手段】外科用ファスナ適用装置であって、近位端と遠位端とを有し、アンビル部材を含む第一の顎部であって、該アンビル部材は長手方向軸に沿って延び、組織接触表面を含む、第一の顎部と、該第一の顎部に移動可能に結合された近位端と遠位端とを有し、カートリッジ部材を含む、第二の顎部と、該第一の顎部と該第二の顎部との間に位置する止血部材であって、該止血部材は、該第一の顎部および該第二の顎部の接近の間に、少なくとも二つの異なる圧縮力を組織に加えるように構成され、かつ寸法を合わせられた階段状のプロフィールを有する、止血部材とを備えている、外科用ファスナ適用装置。 （もっと読む）