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国際特許分類[A61B6/06]の内容

国際特許分類[A61B6/06]に分類される特許

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【課題】 互いに異なる複数種の散乱線除去グリッドを使用する場合においても、少ない数のセンサにより装置に装着されている散乱線除去グリッドの種類を認識することが可能なX線撮影装置を提供する。
【解決手段】 グリッド枠12が正しい位置に装着された場合においては、ピン部材28がグリッド枠12に形成された凹部15と係合することによりグリッド枠12の側方から離脱し、距離センサ23の検出方向が、第2検出片17と対向する方向から、グリッド枠12の先頭側の1辺と平行となる方向を向くことになる。このため、距離センサ23は、グリッド枠12先頭側の1辺における13個の検出片固定部14に固定された検出片13を検出する。すなわち、この状態においては、距離センサ23は検出片13までの距離Cを検出している。 (もっと読む)


【課題】FPDと、X線グリッドとの離間距離を調節することによって、影の配列ピッチと、検出素子の配列ピッチとを確実に整数倍とすることで、吸収箔の影を十分に除去できる放射線撮影装置を提供する。
【解決手段】本発明の構成によれば、FPDの筐体3cとX線グリッド5の離間距離を調節するシム26を備えている。本発明の構成の構成によれば、FPDの筐体3cとX線グリッド5の離間距離を調節するので、放射線検出面に投影される吸収体の影の大きさを好適なものとすることができる。しかも、本発明に係るFPDの筐体3cとX線グリッド5との離間距離との調節は、放射線検出面と吸収体を基準に行われる。したがって、FPDの筐体3cと、放射線検出面の相対的な位置が厳密なものとなっていなかったとしても、放射線検出面に対する吸収体の相対的な位置は、常に精密に調整されることが保障される。 (もっと読む)


【課題】コリメータ板を保持しそれとともに湾曲の発生を抑えること。
【解決手段】X線CT装置用X線検出器のコリメータ1は、配列される略長方形形状を有する複数のコリメータ板2と、コリメータ板を長手方向への張力により支持するテンション部材4と、テンション部材を支持するコリメータベース3とを具備する。 (もっと読む)


【課題】陰影除去を精度よく行うことができる放射線撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】散乱X線を吸収する吸収箔の配置方向が検出素子の行方向に対して平行であり、かつX線を吸収箔が吸収することによる吸収箔のフラットパネル型X線検出器(FPD)3への吸収箔の陰影において、互いに隣接する陰影間の間隔が、X線画像を構成する各々の画素の間隔よりも大きくなるようにエアグリッドを構成している。撮像データ取得部51や透過率平滑化部56やグリッドデータ取得部41や陰影なし画素算出部43や影総量算出部44や透過率補正部57やX線画像取得部58などを備えることで、実際の被検体のX線撮像時における陰影のプロファイルである補正された撮像データ(X線の透過率)を使用して、陰影除去を精度よく行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 装置を小型化し、かつ、被検知物によるX線の吸収効果を考慮した微分位相像または位相像を得ることが可能なX線撮像装置およびX線撮像方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 分割素子により分割されたX線を被検知物に透過させた際に生じるX線の位置変化量を測定する。この位置変化量は入射位置に応じて透過量が連続的に変化する第1の減衰素子によって計測することができる。この際に、X線の入射位置に応じて透過量が変化しない第2の減衰素子を用いて算出した透過率を利用する。 (もっと読む)


【課題】 装置を小型化し、かつ、被検知物によるX線の吸収効果を考慮した微分位相像または位相像を得ることが可能なX線撮像装置およびX線撮像方法を提供する。
【解決手段】 X線を空間的に分割させ、被検知物に透過させた際に生じるX線の位置変化量に応じて、X線の透過量が連続的に変化するような減衰素子を用いる。一方の減衰素子と、この一方の減衰素子とは透過量の増減量が異なるか、または、増減傾向が異なる他方の減衰素子とを用いて透過率を算出する。この透過率を用いて、被検知物の微分位相像等を演算する。 (もっと読む)


本発明は、X線イメージングシステム及び対象物の微分位相コントラストイメージング方法に関する。微分位相コントラストイメージングシステムの校正及び回折格子の位置合わせを改善するため、少なくとも部分的にコヒーレントなX線放射線を供するX線放出装置、並びに、位相シフト回折格子、位相解析回折格子、及びX線像検出器を有するX線検出装置を有するX線イメージングシステムが供される。当該X線イメージングシステムを構成する全ての部材は光軸に沿って配置される。ステッピングを行うため、前記位相シフト回折格子と前記位相解析回折格子及び/又は前記X線放出装置には、前記光軸に対して互いに対向するように配置された少なくとも2つのアクチュエータが供される。校正を行うため、対象物が存在しない状態で校正用の投影物が得られる。ここで前記の放出されたX線放射線又は前記位相解析回折格子と前記X線放出装置のうちの1つは、校正変位値だけステップ状に変位する。検査を行うため、対象物が存在する状態で測定用の投影物が得られる。ここで前記の放出されたX線放射線又は前記位相解析回折格子と前記X線放出装置のうちの1つは、測定値だけステップ状に変位する。校正用の投影物は、前記測定用の投影物を前記校正用の投影物に記録することにより、前記測定用の投影物の各々に関連づけられる。
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本発明は、一般にX線画像の取得技術に関する。X画像取得のための位相コントラストを使用することは、取得される画像の構造の視認性を著しく向上させる。しかし、位相コントラスト情報は、小検出領域において得られるのみであり、引き続いて画像を取得することは、個別の位相ステッピング状態を必要とし、そうしてX線像の再構築を可能にする。従って、位相コントラスト画像のための格子装置が提供され、それは、視野のスキャンの間に、オンザフライのステッピングを可能にする。本発明によれば、位相コントラスト画像のための格子装置(1)が供給され、第1の格子要素(8)と第2の格子要素(10)とを含む。第1の格子要素(8)と第2の格子要素(10)の各々は、トレンチ構造を有する。そのトレンチ構造は、少なくとも1つのトレンチ領域(9)と少なくとも1つのバリア領域(3)とを有する。その少なくとも1つのトレンチ領域(9)と少なくとも1つのバリア領域(3)とは、少なくとも局所的には平行に配置される。第1の格子要素(8)と第2の格子要素(10)とは、第1の格子要素(8)のトレンチ構造と第2の格子要素(10)のトレンチ構造とが角度αを有する非平行であるように配置される。
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本発明は、概してX線画像取得技術に関する。X線画像取得に位相コントラスト画像化を利用すると、取得される画像の画質と情報コンテンツが大幅に向上する。しかし、位相コントラスト情報は、専用のX線画像化装置の視野としては小さすぎる小さい検出器領域でしか取得できない。したがって、大きな視野の取得ができる位相コントラスト画像化装置を提供する。本発明によると、位相コントラスト画像化装置(1)が提供され、該装置は、X線源(2)と、ある検出器サイズを有するX線検出器(12)要素と、ビームスプリッタ格子(8)と、アナライザ格子(10)とを有する。対象(6)はX線源(2)とX線検出器(12)との間に対象を配置可能である。ビームスプリッタ格子(8)とアナライザ格子(10)はX線源(2)とX線検出器(12)との間に配置可能である。X線源(2)、ビームスプリッタ格子(8)、アナライザ格子(10)、及びX線検出器(12)は、対象(6)の位相コントラスト画像を取得するように動作可能に結合されている。装置(1)は、検出器サイズより大きい視野の位相コントラスト画像を取得するように構成されている。X線検出器要素(12)は移動可能であり、X線検出器(12)の移動により、視野の位相コントラスト画像を取得できる。
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【課題】放射線グリッドの吸収箔の影が放射線検出器に写り込むことにより透視画像に重畳する縞模様を確実に取り除くことができる放射線撮影装置を提供する。
【解決手段】本発明の放射線撮影装置によれば、吸収箔の歪みが発生しやすい同期型のX線グリッド5を備えている。吸収箔の形状がイビツであると、元画像P0からX線グリッド5の影を除去することが難しい。そこで、本発明によれば、複数のグリッド画像Gを予め撮影しておいて、これらの中から適切なグリッド画像Gを選択し、選択されたグリッド画像Gを用いて元画像P0に写り込んだX線グリッド5の影のパターンを消去するようになっている。本発明によれば、元画像P0からX線グリッド5の影のパターンを正確に除去することができる。 (もっと読む)


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