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国際特許分類[A61B6/06]の内容

国際特許分類[A61B6/06]に分類される特許

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【課題】同じグリッドを使用して、撮影したX線画像の両端部に白抜けが生じることなく、異なる撮影距離から被検体のX線画像を撮影することができる散乱X線除去用グリッドを提供する。
【解決手段】散乱X線除去用グリッドは、枠体と、枠体内に収納され、第1の方向に延在し、かつ、第1の方向に直交する第2の方向に所定の間隔を空けて配置された複数の遮蔽部材とを有する。各々の遮蔽部材は、第1の焦点距離に配置されたX線源から照射されるX線の、第2の方向に所定の立体角で広がる第1の照射方向に一致する第1の角度に傾斜された第1のプレート片と、第1の焦点距離とは異なる第2の焦点距離に配置されたX線源から照射されるX線の、第2の方向に所定の立体角で広がる第2の照射方向に一致する第2の角度に傾斜された第2のプレート片とを有する。第1のプレート片と第2のプレート片とが、枠体の、第1および第2の方向に直交する第3の方向の所定の位置で交差するように配置されている。 (もっと読む)


【課題】グリッドのX線透過率のバラツキを小さくするとともに、X線画像撮影用グリッドの製造時に、X線透過部が倒れてしまうスティッキング現象の発生を防止する。
【解決手段】X線透過性基板21に、X線吸収部19が形成される溝24を形成する際に、溝24を隔てているX線透過部26の間を連結する透過部用ブリッジ部28と、各溝24の間を連結する連結用溝30を形成する。連結用溝30は、溝24内のメッキ液の流れを改善し、メッキの不均一成長によってX線透過部26が倒れるのを防止する。連結用溝30に充填されたX線吸収材25は、X線吸収部19を補強する吸収部用ブリッジ部29として機能する。 (もっと読む)


【課題】取り外したX線グリッドの保護が不十分なために発生する破損や紛失の恐れを無くし、また複数のX線グリッドから選択して使用する場合に、選択したX線グリッドを所定位置へ搭載し、また取り外したX線グリッドを破損や紛失の無いようにする。
【解決手段】X線グリッドの搭載部6より取り外されたX線グリッドの格納が可能な格納箱8をX線透視撮影装置に付設し、さらに格納箱8へのX線グリッドの格納の有無を検出する格納スイッチを設置する。 (もっと読む)


【課題】 歩留りおよび強度の強いMoコリメータを提供する。
【解決手段】 板厚0.02〜0.3mmのMo板を積層した積層体構造を有するMoコ
リメータにおいて、Mo板には短辺または直径が0.1〜1.0mmの穴部が複数個設け
られており、個々の穴部は積層体の上面から下面まで貫通穴を形成すると共に、上面穴部
と下面穴部の開口面積が面積率で90〜100%重なる重なり領域と、面積率40〜70
%重なるズレ領域とを具備することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】隣接する小グリッドのグリッド部の間隔が、X線画像検出器の1画素のサイズ以下となるように、複数枚の小グリッドを配列する。
【解決手段】第2のグリッド14は、小グリッド21、22により構成されている。小グリッド21、22は、グリッドとして機能するグリッド部21a、22aと、グリッド部21a、22aの外周に設けられグリッドとして機能しない非グリッド部21b、22bとを有している。小グリッド21、22は、一方のグリッド部及び非グリッド部と他方の非グリッド部及びグリッド部とが互いに重なり合い、z方向から見たときにそれぞれのグリッド部と非グリッド部との境界が一致し、かつ2つのグリッド部21a,22aが連続して1枚の大きなグリッド部を構成するように接合されている。 (もっと読む)


【課題】X線画像検出器の信号線に対応する方向に生じるスジ状のノイズに起因した位相コントラスト画像の画質の劣化を防止することを可能とする。
【解決手段】X線撮影システム10は、X線源11と、第1及び第2の吸収型格子21,22と、フラットパネル検出器(FPD)20とを備え、第1の吸収型格子21に対して第2の吸収型格子22を、x方向に移動させながら複数回撮影を行う。FPD20は、x方向と、それに直交するy方向に画素が配列されたものであり、x方向に配列された画素群が電荷読み出し用の信号線により共通に接続されている。位相微分像生成部30は、上記複数回の撮影により得られる複数枚の画像データに基づき、位相微分像を生成する。位相コントラスト画像生成部31は、位相微分像生成部30により生成される位相微分像を、FPD20の信号線に対応する方向に積分することにより位相コントラスト画像を生成する。 (もっと読む)


【課題】モアレ縞の周波数に対してサンプリング周波数が整数倍でない場合においても簡便かつ迅速に欠損画素の補正を可能とする。
【解決手段】グリッド縞に直交するx方向に関する欠損画素の位置xを基準として、x方向正側に並ぶ周辺画素の位置をx,x,・・・,x、負側に並ぶ周辺画素の位置をx−1,x−2,・・・,x−iとし、欠損画素の補正値P(x)を算出して補正を行う。iは2以上の整数、P(x),P(x−n)は周辺画素の値、fはx方向に関するモアレ縞の周波数、pはx方向に関する画素ピッチである。 (もっと読む)


【課題】グリッドによりモアレ縞が生じている場合でも精度良く欠損画素塊の補正及びモアレ縞の除去を行う。
【解決手段】所定数以上の欠損画素が連続して集合した欠損画素塊Bの周辺に隣接する正常画素を用いて、欠損画素塊Bの内部を補正するプレ補正処理を行う。次に、欠損画素塊B内の欠損画素Qを通りx方向に沿う第1ライン及びy方向に沿う第2ラインと、欠損画素塊を内包する所定の大きさの矩形領域Cとを設定し、欠損画素塊B外でかつ矩形領域C内の領域について第1及び第2ライン上の画素値(Nx1,・・Nx4,Ny1,・・・,Ny4)の平均値を求めて第1平均値とし、欠損画素塊Bの内部の第1及び第2ライン上の画素値(Bx1,・・Bx4,By1,・・・,By4,q)の平均値を求めて第2平均値とし、第1平均値から第2平均値を減算することにより縞目データを算出し、欠損画素Qの画素値qに加算する。この後、モアレ除去処理を行う。 (もっと読む)


【課題】線源格子によるケラレとヒール効果とによるX線の減衰と、フィルタの配置により生じる焦点サイズの拡大とを抑え、放射線画像撮影システムの高画質化を図る。
【解決手段】線源格子19のX線遮蔽部19aとX線透過部19bとの延伸方向を、回転陽極40の回転軸43と平行にし、ヒール効果の発生方向がX線遮蔽部19aとX線透過部19bの延伸方向と平行になるようにしている。これにより、ヒール効果により減少したX線が線源格子19によるケラレによって更に減少するのを防止することができる。線質フィルタ48は、X線の照射方向において線源格子19の上流側に配置されているので、線質フィルタ48により攪乱されたX線を線源格子19により小焦点化することができる。 (もっと読む)


【課題】第1の格子および第2の格子を用いた放射線位相画像撮影装置において、これらの格子の配置ずれ量を高精度に検出する。
【解決手段】放射線源からの放射線を透過する部分と遮蔽する部分とからなる格子構造が周期的に配置される第1の格子2、および第1の格子が形成した周期パターン像を透過する部分と遮蔽する部分とからなる格子構造が周期的に配置される第2の格子3の、少なくとも一方にその格子の配置ずれを検出するための配置ずれ検出用パターン23,33を形成する。 (もっと読む)


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