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国際特許分類[B60R21/36]の内容

国際特許分類[B60R21/36]に分類される特許

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【課題】膨張完了時のエアバッグを支持している車体側の部材からの反力を抑制して、歩行者を的確に保護可能なエアバッグ装置を提供すること。
【解決手段】本発明のエアバッグ装置は、フロントピラー1とフロントガラス6との境界部位付近に折り畳まれて収納されて、フロントピラー1の前面1a側を覆うように膨張可能なエアバッグ25を備える。エアバッグ25が、膨張完了形状を、軸方向をフロントピラー1の軸方向に略沿わせた長尺状として、構成される。エアバッグ25が、膨張完了時の断面形状を略円形とされて、中心Cを、フロントガラス6の前側の領域内に配置させ、かつ、車外側の端部26bを、フロントピラー1の前縁1bより車幅方向に沿った車内外方向の外側に突出させるようにして、フロントピラー1の前面1a側を覆うように、膨張を完了させる構成である。 (もっと読む)


【課題】シール性を良好とした収納部位内にエアバッグを収納させることができ、かつ、作動時における収納部位の飛散も的確に防止可能なエアバッグ装置の提供。
【解決手段】本発明のエアバッグ装置では、フロントピラーの前面側を覆うように膨張するエアバッグを折り畳んで、フロントピラーに沿って配設される収納部位31内に収納させている。収納部位31が、合成樹脂製とされて、エアバッグのフロントピラー側を覆う外側壁部33と、エアバッグのフロントガラス側を覆う内側壁部34と、エアバッグの前方を覆う前側壁部38と、エアバッグの後方を覆う後側壁部35と、を連結させて構成され、外側壁部33と前側壁部38との境界部位付近に、エアバッグの膨張時に破断可能な破断予定部41を配設させ、内側壁部34と後側壁部35との境界部位付近に、破断予定部41の破断後に屈曲可能とされる屈曲予定部37を、配設させている。 (もっと読む)


【課題】 歩行者を保護する金属製エアバッグの長手方向両端側の不完全展開部の剛性をベントホールを利用して低下させることで、エアバッグの長手方向全長に亙って均一な衝撃吸収性能を確保する。
【解決手段】 展開後のエアバッグ18は、長手方向中央側に位置して直径が略一定の完全展開部18Bと、長手方向両端側に位置して閉塞部材24に向かって直径が漸減する不完全展開部18Aとを有しており、不完全展開部18Aは完全展開部に比べて剛性が高いため、歩行者が衝突したときに変形し難くなって衝撃吸収性能が低下するが、その不完全展開部18Aに複数のベントホール18gを長手方向および円周方向に所定ピッチで配置したことで、不完全展開部18Aの剛性を低下させて衝撃吸収性能を高め、エアバッグ18の長手方向全長に亙って均一な衝撃吸収性能を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 歩行者を保護する金属製エアバッグの両端部の剛性を低下させることで、長手方向全長に亙って均一な衝撃吸収性能を確保する。
【解決手段】 金属板を折り畳んで長手方向両端部34aの開口を閉塞したチューブ状のエアバッグ18は一旦展開すると萎むことがなく、金属の塑性変形によって歩行者の衝撃を吸収するので、容量の小さいインフレータを採用して重量やコストを削減できるだけでなく、歩行者が衝突するタイミングのずれに関わらずに安定した衝撃吸収性能を発揮することができる。しかも展開し難いために剛性が高くなって衝撃吸収性能が低下する可能性があるエアバッグ18の長手方向両端部34bの板厚を、展開し易い長手方向中央部34aの板厚よりも薄くしたので、長手方向中央部34bの剛性を維持しながら、長手方向両端部34aの剛性を低下させることで、エアバッグ18の全長に亙って均一な衝撃吸収性能を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】 歩行者を保護する金属製エアバッグを適切な形状に展開させる。
【解決手段】 車両のフロントウインドウガラス12の車体左右方向の縁部12aと該縁部12aよりも車体前方に突出するフロントピラー15との間につづら折りされた金属製のエアバッグ18を配置したので、既存の車体構造に大きな設計変更を施すことなくエアバッグ装置を装着することができ、しかもエアバッグ装置を装着したことによる外観の低下を防止することができる。エアバッグ18はつづら折りの山部aおよび谷部bを結ぶ直線が略車体前後方向に沿うように折り畳まれるので、エアバッグ18が展開するときにつづら折りによって受圧面積が増加した車体前面側が車体前方に大きく展開することで、歩行者が衝突したときにエアバッグ18が潰れるストロークを充分に確保して衝撃吸収性能を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】 歩行者を保護する金属製エアバッグの展開形状を安定させながら、長手方向全長に亙って均一な衝撃吸収性能を確保する。
【解決手段】 金属板を折り畳んで長手方向両端部の開口を閉塞したチューブ状のエアバッグ18は一旦展開すると萎むことがなく、金属の塑性変形によって歩行者の衝撃を吸収するので、容量の小さいインフレータを採用して重量やコストを削減できるだけでなく、歩行者が衝突するタイミングのずれに関わらずに安定した衝撃吸収性能を発揮することができる。しかもエアバッグ18の長手方向中央部の内面間を金属シートよりなる補強部材34で接続したので、エアバッグ18の板厚を薄くして長手方向両端部を展開し易くすることで衝撃吸収性能を高めながら、補強部材34によりエアバッグ18の長手方向中央部を補強して剛性を高め、エアバッグ18の展開形状を安定させるとともに底付きを防止してエアバッグ18の長手方向全長に亙って均一な衝撃吸収性能を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】 歩行者を保護する金属製エアバッグの両端部を確実に展開させる。
【解決手段】 金属板を折り畳んで両端の開口部を閉塞部材24で閉塞したチューブ状のエアバッグ18を車両のフロントピラーに沿って配置する。金属製のエアバッグ18は一旦展開すると萎むことがなく、金属の塑性変形で歩行者の衝撃を吸収するので、容量の小さいインフレータを採用して重量やコストを削減できるだけでなく、歩行者が衝突するタイミングのずれに関わらずに安定した衝撃吸収性能を発揮することができる。また折り畳んだエアバッグ18の両端部は閉塞部材24に屈曲可能に溶接w1,w2されるので、エアバッグ18の両端部を展開時に径方向外側に屈曲させて充分に展開し、その部分の剛性を低下させて衝撃吸収性能を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】簡易な制御構成で、安定して、衝突被害を軽減させることができるようにする。
【解決手段】車両の構造から予め求められる衝突位置の高さと、推定された障害物の重心高さとに基づいて、乗員の重心高さに対して、衝突位置の高さと対称となる高さで、展開されたエアバックが自転車乗員と接触するように、保護装置を制御する。これによって、衝突高さを重心位置とした場合と同様の効果が得られ、重篤な被害を回避できる。 (もっと読む)


【課題】エアバッグの膨張初期において、本体膨張部によってフロントピラーの前面を迅速に覆うことが可能なエアバッグ装置を提供すること。
【解決手段】エアバッグが、ドアミラー27における取付ベース30の領域内において、ミラー本体28の前側の領域から、内側において支持軸29を越えて後方に延びる領域にかけて、折り畳まれて収納される。取付ベース30の外周側を構成するカバー部32が、エアバッグの膨張時に開く扉部38を備える。扉部38が、ミラー本体28の前側から、内側において支持軸29より後方に延びる領域にかけてを、覆うとともに、隣接して配置される前扉部39と内扉部40とを備える。前扉部39が、外縁39a側を開き時の回転中心として、内縁30b側を外方に向けるように開く構成とされる。内扉部40が、後縁40a側を開き時の回転中心として、前縁40b側を後方に向けるように開く構成とされる。 (もっと読む)


【課題】エアバッグの膨張初期に、ピラーカバー部によってフロントピラーの前面を迅速に覆うことが可能なエアバッグ装置を提供すること。
【解決手段】エアバッグ装置は、フロントピラー1の前面1a側を覆うピラーカバー部53と、ピラーカバー部53の車外側下方を支持する支持膨張部55と、を有したエアバッグ50を備える。テザー74が、ピラーカバー部53の内縁53c側から延びて、バッグ本体51の裏面側を経て、先端を収納部位に連結される。支持膨張部55とピラーカバー部53とを区画する区画部65の幅寸法と、テザー74の長さ寸法と、が、鉛直方向に沿った左右方向側の断面において、ピラーカバー部53を、略円形状の外形形状を維持してフロントピラー1に接触させ、かつ、区画部65に連なっている支持膨張部55の上縁55c近傍に対し、区画部65との間に隙間Hを空けつつ、点接触させる寸法に、設定される。 (もっと読む)


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