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国際特許分類[B61F1/08]の内容

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【課題】床下に配線や配管が敷設される車体構造において、配線・配管のための十分なスペースを確保することができない台車周りの配線・配管を簡素化すること。
【解決手段】枕梁15は、側梁11の下面及び中梁14の下面に、それぞれボルト締結部56,57においてボルト締結される。側梁11と中梁14の下面は台枠10の下面から車体の上下方向に同一の距離だけ離れており、台枠10の下面と枕梁15の上面の間には十分な空間が存在している。配線・配管モジュール60は、この空間を通って這わされている。配管の直線化も可能となり、しかも、結線用のコネクタ及び配線や配管の組み立てを事前にアウトワークで行うことで車体の製作現場における作業を極小化できると共に、複数の配線や配管を束ねてモジュール化することで配線や配管の車体への取り付けを容易にできる。以上により、車体の製作に要するコストやリードタイムを短縮できる。 (もっと読む)


【課題】エンジンと発電機とを搭載するアルミ製の鉄道車両において、軽量であるとともに十分な剛性を備える鉄道車両を提供する。
【解決手段】長手方向に垂直な断面形状がI型のアルミ合金製押出形材からなる2本の梁12,12を電源車200の長手方向に沿って配置するとともに、電源車200の幅方向に沿って3本の梁14,14,14を配置し、溶接によって梁12と梁14との接合部を接合した台座17を構成する。各梁12と各梁14の下面を、台枠10に溶接によって固定する。台枠10と台座17とが溶接により一体に構成されるため、台枠10の厚さと台座17の高さが曲げ剛性とねじり剛性を高め、エンジン60及び発電機70など質量の大きい機器が搭載されも、電源車200の曲げ振動が大きくならず、押出形材に局所的に大きな応力が生じることがなく、高い剛性を備えた鉄道車両を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】軌条車両の主回路電線ダクト構造を簡易化し、製作コスト及び配線布線作業時間を低減することを目的とする。
【解決手段】マクラハリ中央部に主回路電線ダクト100として配置し得る構成とし、車体全長に亘って主回路ダクトを配置し、該ダクト内に従来の複数の電線を設ける。これにより従来、マクラハリ貫通部使用していた電線管が無くなり、主回路ダクトの構造を簡易化し、主回路配線の布線作業がアウトワークできるようにする。 (もっと読む)


【課題】枕梁を貫通しての配線や配管の敷設処理を容易にし、部品点数や製作コストの増加等の従来の車体構造が抱える問題を解消するとともに、枕梁の剛性と強度を効率的に確保できる車体構造を提供する。
【解決手段】台枠1において、枕梁5の内部を貫通させた中梁の貫通部10の内部スペースを利用して配線・配管11が通される。また、貫通部10の内部には、対角線に沿って延びる隔壁13がある。これによれば、枕梁5に従来用いられていたような配線・配管専用の貫通管を設ける必要がなく、また、アンチローリング装置からの荷重を隔壁13が負担するので、枕梁を貫通しての配線や配管の敷設処理を容易にでき、部品点数や製作コストの増加等の従来の車体構造が抱える問題を解消できるとともに、枕梁の剛性と強度を効率的に確保できる。 (もっと読む)


【課題】枕梁の剛性や強度の低下をもたらすことなく、枕梁を貫通しての配線や配管の敷設処理を容易にし、部品点数の増加や床下構造の複雑化を回避し、車体製作コストの低減を図ることができる車体構造を提供する。
【解決手段】台枠1において、中梁7,7を枕梁5に対して貫通させて、その中梁7,7の交差した部分を貫通部10とし、貫通部10の内部スペースを利用して配線や配管(その経路11)が通される。貫通部10の内部には、十分な量の配線・配管を通すことができる矩形の中空のスペースが有る。枕梁5には、従来用いられていたような配線・配管専用の貫通管を設ける必要がなく、また、専用の貫通管で枕梁5に空隙を設けないので、補強部材等の部品点数を増やすことなく、そうした分割に起因した枕梁5の剛性や強度の低下を回避し、製作コストの低減を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】溶接部分の頂部を床面より突出させることなく、応力集中を回避する。
【解決手段】複数の、平板状の板材1A,1Aを車体長手方向に沿って配置して各板材1A,1Aを溶接して床板1を構成する。その溶接部分Bを各板材1A,1Aの表面1Aa,1Aaよりも窪んだ凹部S内に設ける。溶接部分Bの表面B1は、板材1A,1Aの表面(床表面に相当する)よりも内方に配置し、溶接部分Bは、板材1A,1Aの表面より超えて外方に突出しないようにする。溶接部分Bの端縁は、板材1A,1Aの表面1Aa,1Aaに対して傾斜する傾斜面12,12によって、板材1A,1Aの表面1Aa,1Aaの端縁につなぐ。 (もっと読む)


【課題】独立した床下機器を艤装用キャビネットに集約して取り扱い手間なく短時間で艤装しまたメンテナンスができるようにする。
【解決手段】配線12、配線配管13、配線ダクト14などの事後接続が必要な床下機器3を艤装用キャビネット11内に集約配置して取り付けてそれら床下機器3相互のあるいは艤装用キャビネット11の外部接続部5との配線12などによる必要な接続を行って予備艤装し、次いで、この予備艤装後の艤装用キャビネット11を車体1の台枠2下に取付けて実艤装し、この実艤装した艤装用キャビネット11と車体1やこの車体1に実艤装している床下機器3、艤装用キャビネット11など他との配線12、配線配管13、配線ダクト14などによる必要な接続を行うことにより、上記目的を達成する。 (もっと読む)


【課題】 車体の改造をできるだけ少なくして上下一次曲げ振動を低減できる鉄道車両用車体の防振方法、及び、その防振方法を施した鉄道車両用車体を提供する。
【解決手段】 鉄道車両用車体の床構造体2は、車両前後方向に多数配列された横はり6を有し、粘弾性ダンパ部材10が、前後の横はり6間に、ブラケット23によって取り外し可能に取り付けられている。粘弾性ダンパ部材10は、複数のダンパユニットを車体前後方向に連結したものである。各ダンパユニットは、2枚の比較的長い剛性板(左右剛性板)13の間の両端に、左右剛性板13より短い剛性板(中剛性板)15を挟んで、これらの剛性板13、15を粘弾性材料17を介して貼り合せたサンドイッチ構造を有する。床構造体2が上下振動によって粘弾性ダンパ部材10は伸び縮みし、床構造体2の上下方向曲げ振動を減衰する。 (もっと読む)


【課題】低重心に有利な床下機器を、車両の走行方向で見た投影面積を増大することなく、設置自由度も高く設置できるようにする。
【解決手段】鉄道の車両1の床2を支持または形成する台枠3を床面上に盛上がらせて、その裏側に車両1の床下および側方に開放した凹部5を形成し、この凹部5内に床下機器4を車両1の床下および側方に突出しないように収容して台枠3に支持することにより、上記目的を達成する。 (もっと読む)


【課題】簡単、軽量で十分な強度を得、コスト、走行、省エネ上の問題を解消する。
【解決手段】車輪より低く隣接車体フローティング支持用の連接部92がある低床枠部51c、低床枠部51cの左右に立ち上がり枠部51d、51eを経て車輪より高く側方へ延び台車による被支持部111がある高床枠部51a、51b、高床枠部51a、51bの端部横フレーム51a1、51b1、低床枠部51cの端部から側方へ延びた張り出し横フレーム112a、112bとの外端間を立ち上がりフレーム113a、113bで連結し立ち上がり枠部51d、51eの端部立ち上がりフレーム51d1、51e1を含む端部枠114a、114bと、を有するように接合して組み立てたフレーム構造の台枠51を持ち、各フレーム51a1、51b1、51d1、51e1、112a、112bを少なくともボックス断面とすることにより、上記目的を達成する。 (もっと読む)


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