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国際特許分類[B61F1/10]の内容

国際特許分類[B61F1/10]に分類される特許

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【課題】妻構体に大きな外力が加わっても客室を十分に保護することができる構造を備えた鉄道車両を提供する。
【解決手段】車体11の端部にクラッシャブルゾーン40を介して妻構体50を設ける。妻構体は、妻柱、隅柱及び上部補強梁56を備え、妻柱及び隅柱の下端部を台枠の端梁26に、妻柱及び隅柱の上端部を上部補強梁にそれぞれ接合する。クラッシャブルゾーンには、台枠の端梁の中央部から枕梁方向に突設したスライド中梁と枕梁から車端方向に突出したガイド中梁とを下部ヒューズ部材で連結した下部スライド部と、上部補強梁から突出したスライド棒と側構体上部に設けられたガイド枠とを上部ヒューズ部材で連結した上部スライド部とを有し、各ヒューズ部材は、妻構体にあらかじめ設定した圧縮荷重を超える荷重が作用したときに破断する強度に設定する。 (もっと読む)


【課題】側構体に大きな外力が加わっても客室を十分に保護することができる構造を備えた鉄道車両を提供する。
【解決手段】台枠、側構体、妻構体及び屋根構体を接合して車体を形成した鉄道車両において、前記側構体の側柱31の下部内面を前記台枠の側梁21の外面部に接合する。さらに、前記側梁21の下端部から車体外側に向けて水平方向に突出した突出片21aを設け、前記側柱31の下端を直接又は間接的に前記突出片21aの上面部に接合する。 (もっと読む)


【課題】妻構体に大きな外力が加わっても客室を十分に保護することができる構造を備えた鉄道車両を提供する。
【解決手段】台枠端梁26の外面に、妻構体50に設けられる柱部材(妻柱53,隅柱54)を補強するための柱補強部材(妻柱補強部材57,隅柱補強部材58)の下部内面を接合する。さらに、台枠端梁の外面側に車体外側に向けて突出した突出片を設け、この突出片の上面部に柱補強部材の下端を接合する。また、突出片に設けたスリットを通して柱補強部材の下端部を端梁の外面に接合する。 (もっと読む)


【課題】妻構体に大きな外力が加わっても客室を十分に保護することができる構造を備えた鉄道車両を提供する。
【解決手段】妻構体50の妻柱53に対応する位置に妻柱補強部材57を、隅柱54に対応する位置に隅柱補強部材58をそれぞれ設けて車体前面を補強する。妻柱及び隅柱の車体内部側に各柱補強部材が通過可能な開口53a,54aを設け、該開口を通して各柱補強部材を妻柱及び隅柱の内部に前方から挿入可能とし、妻構体を水平方向に移動させて組み付けられるように形成する。 (もっと読む)


【課題】妻構体に大きな外力が加わっても客室を十分に保護することができる構造を備えた鉄道車両を提供する。
【解決手段】台枠20、側構体30、妻構体50及び屋根構体60を接合して車体を形成した鉄道車両において、妻構体の上部に枕木方向の上部補強梁56を設け、台枠の端梁26に複数の柱補強部材を鉛直方向に立設するとともに、柱補強部材と上部補強梁とを、妻構体幅方向中間部に設けた鉛直方向の妻柱と妻構体幅方向両端部に設けた鉛直方向の隅柱54とでそれぞれ連結する。 (もっと読む)


【課題】台枠2の上方に連結器3を設置することにより、台枠2から段差部をなくし、又は、この段差部の段差を小さくすることにより、この台枠2の構造を簡素化して設計性と製作性を改善すると共に、この台枠2の軽量化を図ることができる低床車両の連結器設置構造を提供する。
【解決手段】車両1の前後方向の端部に連結器3を備えた低床車両において、前方と後方の先頭車11,11の運転室1b付近に配置された台枠2の上方に連結器3を設置した構成とする。 (もっと読む)


【課題】衝突直後のエネルギー吸収部材が圧縮荷重を受けて弾性変形をしているうちにエネルギー吸収部材の圧壊を開始・促進することで、衝突の際のピーク荷重を小さくして、乗客や搭乗員に及ぶ衝撃力(加速度)を低減することができる衝突緩和装置を提供する。
【解決手段】軌条車両は、衝突時に圧壊することにより衝突エネルギーを吸収するエネルギー吸収体120を有する衝突緩和装置100を備えている。エネルギー吸収体120は、その長手方向に直交する断面積が先端部に向かって減少する先端部L1と、先端部L1から基端部に向けて徐々に一定の断面積を有する本体部L2とを有する。衝突時にはエネルギー吸収体120は、先端部L1が弾性変形域内において変形をする中で、小さい加重で圧壊を開始・促進するので、ピーク荷重(加速度)を小さくすることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、断熱パネルを備えるシャーシを提供することである。
【解決手段】このシャーシ(1)は、前記シャーシの下に延在する機器(4)を受容するために設計された下面(2)を備え、前記下面(2)は、機器(4)の取付のために少なくとも2つの長手方向のレール(6)を備え、前記レール(6)は、横断方向において離隔され、かつ取付手段(8)を受容することが可能であり、少なくとも1つの断熱パネル(18)が前記シャーシの前記下面(2)に対して前記レール(6)の間に延在している。前記パネル(18)がレール(6)のうちの1つにそれぞれ取り付けられた2つのシート状の金属部材(22)によって前記シャーシに取り付けられ、各シート状の金属部材(22)は、前記断熱パネル(18)の取付のための手段を備え、前記シート状の金属部材(22)は、前記機器(4)の取付のために、前記レール(6)に前記取付手段(8)によって取り付けられる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、車両構体の各種材料に適用し、オフセット衝突時に車体の損傷を低減させる鉄道車両構体を提供する。
【解決手段】 鉄道車両構体1の隅部において、側構体2の側外板22と妻構体4の妻外板42とが溶接により固定され、側構体2の最も車両隅部寄りの側柱24と妻構体4の最も車両隅部寄りの柱44のとの間に板材からなる結合材10が架け渡されている。結合材10は、屋根構体6側からの側外板22の裾絞り部S付近まで設けられる第1部分12と、側外板22の裾絞り部S付近から台枠8まで設けられる第2部分14とから構成されている。台枠8の隅部には面取り部8aが設けられている。鉄道車両構体1の隅部には、結合材10、妻外板42及び側外板22により略三角中空構造が形成される。 (もっと読む)


【課題】軌条車両の車体の端部に衝突したエネルギーを吸収できる車体を提供することを目的とする。
【解決手段】車両の端部において、車両の周方向に沿った強度部材15と、これより後方側において周方向に沿った骨部材16と、両者を接続する車体の長手方向に沿った骨部材17があり、これらを覆う外板18とからなる。骨部材17の長手方向は車体の長手方向に沿っている。骨部材17は2枚のフランジ17c,17dと該2枚のフランジを接続するウエブ17bと、からなり、ウエブ17b側を外板18に隅肉溶接している。骨部材17の長手方向の中間の位置のフランジにフランジ端部に開口を有する切り欠き21を有する。衝突荷重がかかると、切り欠き21部が谷に折れ曲がり、これにより、外板18とは反対側に折れ曲がり、骨部材17の座屈によっても外板18を巻き込まないので、衝突荷重を吸収できる。 (もっと読む)


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