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国際特許分類[C03B5/12]の内容

国際特許分類[C03B5/12]に分類される特許

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【課題】流下ノズルの構造を変更することなく、溶融ガラスの流下を確実に停止させることができ、且つ1バッチ処理に要する時間をも短縮し得、作業効率向上を図り得るガラス溶融炉の運転方法及びガラス溶融炉を提供する。
【解決手段】溶融炉本体の底部におけるガラス温度を上昇させる炉底加熱工程と、該炉底加熱工程で上昇させたガラス温度を更に設定温度まで上げて前記底部電極の中心部から被処理液が混入された溶融ガラスを抜き出すガラス流下工程と、該ガラス流下工程で設定温度まで上げたガラス温度を低下させる炉底冷却工程とを1バッチ処理として繰り返すようにし、冷却ジャケットの冷却空気流通路に対して、前記炉底加熱工程の途中から冷却空気を供給して流通させ、前記ガラス流下工程を経て、前記炉底冷却工程の途中で前記冷却空気の供給を停止する。 (もっと読む)


坩堝引き上げ法において使用するための公知の溶融坩堝の場合には、坩堝内部空間に対向した、坩堝壁の内側は、少なくとも部分的に貴金属からなる保護層で被覆されている。公知の溶融坩堝は、実際に石英ガラス溶融液と比較して良好な耐蝕性を有するが、しかし、材料費は、高価な被覆材料のために高い。僅かな材料費で良好な耐蝕性を示す、石英ガラスのための坩堝引き上げ法において使用する溶融坩堝を提供するために、本発明によれば、保護層(2)が20℃〜1800℃の温度範囲内で相数変換を全く受けない、気密な酸化物材料からなり、坩堝内部空間(17)が収容すべき石英ガラス材料(27)の上方でガス空間(17)を有し、および保護層(2)が専らガス空間(17)との境に接する、溶融坩堝の内側の表面上に設けられていることが提案されている。
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【課題】 鉱物ウール製造のための鉱物原料物質の溶融に特有の条件に関してキューポラ炉の操作法を最適化する。
【解決手段】 鉱物原料物質をキューポラ炉内で溶融して鉱物ウールを製造する。キューポラ炉は原料物質を保持するシャフト部(11)を有し、シャフト部(11)の下部には火格子(7)が設けられ、火格子(7)の下方には溶融物取出口を備えた燃焼室(2)が配置されている。燃焼室(2)は液体又は気体燃料と酸素含有ガスで燃焼動作を行う1基以上のバーナー(6)で加熱される。本発明によれば、各バーナーの作動は、酸素含有ガスで燃料が燃焼している間にほぼバーナー軸心に沿って生じる火焔の長さが燃焼室の中心を通ってバーナー軸心方向に対向する燃焼室内壁面までの間隔距離の60%〜100%、好ましくは65%〜95%の範囲内となるように制御される。 (もっと読む)


【課題】溶融サイクロン炉方式を使用した鉱物繊維の製造方法において、鉱物溶融物の品質を確実に高くしながら、エネルギー効率を高めること。
【解決手段】
本発明は、上部帯域(2)、下部帯域(3)、及び基部帯域(4)を含む循環式燃焼室(1)を準備する工程;粒状燃料、粒状鉱物材料、及び任意に25容量%以上の酸素濃度を有する第一の燃焼ガスを、該循環式燃焼室の上部帯域内に噴射して、該上部帯域内で該粒状燃料を熱分解させて炭素質残渣を製造し、それによって、該粒状鉱物材料を溶融して鉱物溶融物を形成し、かつ、排ガスを生成させる工程;任意に25容量%以上の酸素濃度を有する第二の燃焼ガスを、該循環式燃焼室の下部帯域内に噴射して、該炭素質残渣を燃焼し、それによって、該粒状燃料の燃焼を完了させる工程;並びに熱い排ガスから鉱物溶融物を分離し、熱い排ガスを該循環式燃焼室内の出口を通過させ、かつ、該基部帯域内で鉱物溶融物を収集する工程;を含む鉱物溶融物の製造方法に関する。鉱物溶融物は、任意に繊維化される。また、本発明は、該方法に用いるのに適した装置に関する。 (もっと読む)


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