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国際特許分類[C07C29/82]の内容

国際特許分類[C07C29/82]に分類される特許

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【課題】 出発物質の高い転化率、生成物の高い収率および反応システムの高い選択性によって特徴づけられた、1,3−ジクロロ−2−プロパノールおよび/または2,3−ジクロロ−l−プロパノールの混合物の連続的な調製方法の提供。
【解決手段】 1,3−ジクロロ−2−プロパノールおよび2,3−ジクロロ−1−プロパノールの製造方法であって、カルボン酸の触媒を使用してグリセリンおよび/またはモノクロロプロパンジオール類をガス状塩化水素により塩化水素化することを含み、該塩化水素化は、少なくとも1つの連続式反応器内で大気圧または昇圧下で行われ、該反応器の下流の蒸留装置内で減圧下で反応水を連続的に除去し、反応生成水とジクロロプロパン類生成物の少なくとも一部を蒸留除去した後に、残りのジクロロプロパン類およびモノクロロプロパンジオール類が減圧蒸留に供され、蒸留残渣として高沸点生成物を除去し、蒸留物としてジクロロプロパン類およびモノクロロプロパンジオール類を反応器にリサイクルする、製造方法。 (もっと読む)


本発明は水性生体変換(Biotransformation)培養液からのアルカノールの単離方法であって、a)水性生体変換培養液からのアルカノール/水共沸混合物の蒸留によって、共沸混合物が不均一共沸混合物である場合には更に共沸混合物の相分離および水相の分離によって第1のアルカノール相を得、b)(i)抽出剤として溶媒を用いる第1のアルカノール相の液/液抽出、または(ii)添加溶剤としての溶媒の存在下での第1のアルカノール相の共沸乾燥、によって第2のアルカノール相を得、そしてc)第2のアルカノール相を分別蒸留して純粋なアルカノール画分を得る、方法に関する。生体変換培養液は、例えばアルコールデヒドロゲナーゼの存在下でアルカノールを還元することによって得られる。本方法は、生体変換培養液中の目的の生成物の深刻な希釈にも対応し、有機溶媒による抽出時に長期の相分離を起こすこともない。 (もっと読む)


【課題】実質的に水を含まないヘキサフルオロアセトン一水和物(1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン−2−ジオール)の製造方法を提供し、併せて、取り扱いの容易な形態のヘキサフルオロアセトン一水和物の組成物を提供する。
【解決手段】(1)有機溶媒中、ヘキサフルオロアセトンを水若しくはヘキサフルオロアセトン水和物に吸収させる(加水法)、(2)ヘキサフルオロアセトン水和物を有機溶媒と混合し蒸留する簡便な方法により収率よく水と有機溶媒の混合物を低沸点組成物として除き、ヘキサフルオロアセトン一水和物と有機溶媒の混合物を高沸点組成物として得る(脱水法)ことによりヘキサフルオロアセトン一水和物を製造する。 (もっと読む)


【課題】
本発明の課題は、エタノール、1−ブタノール、その他の有機化合物及び水を含む組成物から、エタノールと1−ブタノールとその他成分に分離するために、よりエネルギー消費の少ない効率の良い、精製方法を提供することを目的とする。また、エタノールから1−ブタノールを効率よく製造する方法及び用いられる製造装置を提供することも、本発明のもう一つの目的である。
【解決手段】
エタノール、1−ブタノール、その他の有機化合物及び水を含む組成物(水−アルコール組成物)から、エタノールと1−ブタノールとその他成分に分離するための方法において、該組成物から水を除去する工程を経た後に、蒸留によりエタノール及び/又は1−ブタノールを精製する方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、もろみ塔、加圧蒸留塔、及び膜分離装置によって、醗酵アルコール水溶液から無水アルコールを得るための精製処理方法において、工程全体としてより簡便で且つ極めてエネルギー効率よく精製処理する方法を提供することである。
【解決手段】 もろみ塔で留出するアルコールと水との混合蒸気のアルコール濃度が50質量%未満になるように、もろみ塔を制御し、且つ、蒸留塔で留出するアルコールと水との混合蒸気のアルコール濃度が55〜85質量%となるように、蒸留塔への凝縮液の還流量を制御することを特徴とする醗酵アルコール水溶液から無水アルコールを得るための精製処理方法に関する。 (もっと読む)


主にエタノールと水との混合物を脱水するための方法は、第2の部分供給流(4)が蒸発器流入流として蒸発器ユニット(31)に向けられる一方で還流として蒸留塔(32)に向けられる第1の部分供給流(3)に分かれさせ、蒸発器ユニットの上部を蒸発器流出流(6)として離れさせる。蒸留塔(32)からの上部吐出流(7)は戻されて過圧で蒸発器流出流(6)と混合されて混合流(8)となり、圧縮器ユニット(33)内で、水分を多く含む透過液流(14)と実質的に水分を含まないエタノールの形態の透過物流(11)とに分かれる、脱水ユニット(34)に流入する混合圧縮流(10)に圧縮される。透過物流(14)は、濃縮器(39)内で低圧で濃縮された後、透過液流(15)はポンプ(42)によって、熱交換器(36)によって外部熱エネルギを供給される蒸留塔(32)に供給される流れ(16)へと加圧され、ここで水分を多く含む底吐出流(18)と、エタノールを多く含む上部吐出流(7)とに分かれる。透過物流(11)は、プロダクト流(12)として排出される前に、蒸発器ユニット(31)の透過物熱交換器(37)で熱源として用いられる。
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ジクロロヒドリンと、ジクロロヒドリンのエステル、モノクロロヒドリンおよび/またはそのエステルならびにポリヒドロキシ脂肪族炭化水素化合物および/またはそのエステルから選択される1種以上の化合物と、所望により水、塩素化剤、触媒および/または触媒のエステルを含む1種以上の物質とを含む混合物からジクロロヒドリンを回収する方法および装置を開示する。該混合物は、1工程で該混合物からジクロロヒドリンを含む低沸点留分を分離するために該混合物を蒸留または分留する間にジクロロヒドリンを回収するためにストリッピングされる。利点としては、所与の蒸留塔についてのジクロロヒドリンのより効率的な回収、重質副生成物の形成を助長する条件の回避による廃物の減少、および回収装置における低下された資本投資の低減が挙げられる。 (もっと読む)


ジクロロヒドリン、水、ジクロロヒドリンのエステル、モノクロロヒドリン及び/若しくはこれらのエステル並びに多ヒドロキシル化脂肪族炭化水素化合物及び/若しくはこれらのエステルから選択された1種又はそれ以上の化合物並びに、任意的に、塩素化剤、触媒及び/又は触媒のエステルを含む1種又はそれ以上の物質を含む混合物からジクロロヒドリンを回収する方法及び装置を開示する。この混合物を蒸留又は分別して、この混合物からジクロロヒドリン(類)及び水を分離しながら、液体水相を蒸留塔にリサイクルする。利点には、所定の蒸留塔についてのジクロロヒドリンの一層効率的な回収、重質副生物の生成に至る条件を回避することによるより少ない廃物及び回収装置に於ける減少した資本投資が含まれる。 (もっと読む)


a)気相と接触する、水を含有する液体反応媒体中で、グリセロールが0.2絶対バールより大きい気相での塩化水素の分圧下に塩化水素と反応させられ、b)工程a)からの液体反応媒体の少なくとも一部および場合により気相の一部が少なくとも1つの分離操作にかけられ、かつ、前記分離操作の前に、工程a)からの液体反応媒体の前記一部分および気相の部分が、bi)分離操作の全圧での2成分共沸塩化水素/水組成物中の塩化水素と水との重量比以下の比を達成するために液体反応媒体の前記一部分中の塩化水素と水との重量比を低下させるための少なくとも1つの処理、および/またはbii)分離操作の全圧での3成分系の水/ジクロロプロパノール/塩化水素共沸混合物中の水とジクロロプロパノールとの重量比以下の比を達成するために液体反応媒体の前記一部分中の水とジクロロプロパノールとの重量比を低下させるための少なくとも1つの処理にかけられるジクロロプロパノールの製造方法。 (もっと読む)


【課題】高沸点化合物含有量の少ないジクロロプロパノールを得る。
【解決手段】本質的にジクロロプロパノール、塩素化水素及び水からなる、擬似共沸組成物を用いる。 (もっと読む)


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