説明

国際特許分類[C07C37/86]の内容

国際特許分類[C07C37/86]に分類される特許

1 - 10 / 18


【課題】高耐熱性、高架橋性、高屈折率、高透明性、低線膨張率などの優れた特性を効率よく付与するのに有用な化合物を提供する。
【解決手段】酸触媒の存在下で、フルオレノン類と、ヒドロキシル基を有する縮合多環式炭化水素とを反応させ、下記式(1)で表されるフルオレン骨格を有する化合物を得る。


(式中、環ZおよびZは縮合多環式炭化水素環、R1a、R1bおよびRは同一又は異なって置換基を示す。k1およびk2は同一又は異なって0〜4の整数を示し、mは0又は1以上の整数、nは1以上の整数を示す。)
上記式(1)で表される代表的な化合物には、9,9−ビス[(ポリ)ヒドロキシナフチル]フルオレン類などが含まれる。 (もっと読む)


【課題】界面重合法による芳香族ポリカーボネート樹脂の製造工程で発生する、品質規格外品の有機溶媒溶液から、より効率的に樹脂原料を回収する、芳香族ジヒドロキシ化合物のアルカリ金属水酸化物水溶液の回収方法を提供する。
【解決手段】界面重合法による芳香族ポリカーボネート樹脂の製造工程で発生した品質規格外品の有機溶媒溶液から芳香族ジヒドロキシ化合物のアルカリ金属水酸化物水溶液を回収する方法であって、(a)該規格外品の有機溶媒溶液から水を除去し、水分含有率を3重量%以下とする工程、(b)該有機溶媒溶液の濃度を1〜20重量%に調整する工程、(c)該有機溶媒溶液にアルカリ金属水酸化物水溶液を加え、芳香族ポリカーボネート樹脂を芳香族ジヒドロキシ化合物に分解する工程、(d)分解工程で得られた反応混合物に水を加え、固体の芳香族ジヒドロキシ化合物を溶解させる工程、(e)得られた芳香族ジヒドロキシ化合物のアルカリ金属水酸化物水溶液を含む反応混合物から有機溶媒を分離し、芳香族ジヒドロキシ化合物のアルカリ金属水酸化物水溶液を回収する工程を含むことを特徴とする芳香族ジヒドロキシ化合物のアルカリ金属水酸化物水溶液の回収方法。 (もっと読む)


【課題】発酵液や果実廃液等の多価フェノール含有液から、多価フェノールを選択的に回収できる多価フェノール回収方法を提供すること。
【解決手段】導電性電着基材上に多価フェノールを析出する電着工程と、該導電性電着基材上に析出した多価フェノールを分離する分離工程とを有する多価フェノール含有液からの多価フェノール回収方法であって、前記導電性電着基材として、導電性の炭素基材を用い、アルカリ条件下において多価フェノールを析出することを特徴とし、好ましくは、前記分離工程で分離された多価フェノールを精製する精製工程を有する多価フェノール含有液からの多価フェノール回収方法。 (もっと読む)


【課題】ビスフェノールA製造・精製工程における沈積物を除去し、最大効率を達成する操作方法を提供する。
【解決手段】ビスフェノールA、微量成分およびフェノールを含有する生成物混合物の懸濁結晶化を晶析装置中で行い、熱交換器を通じて生成物混合物をポンプ送りする、フェノールの含有量が15重量%未満のビスフェノールを製造する方法を記載する。熱交換器中での沈積(付着物、即ち熱交換器の表面での結晶化および沈積)によって、圧力差が熱交換器を横切って0.5からbarに増加する。その結果、晶析装置中での付着物を増加させる減少した流速が、ポンプの速度を連続的に増加させることによって相殺され、ポンプの電流消費をその変動が最大±5%となるように維持する方法で、ポンプ速度を調節する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、メタクレゾールと尿素とからなる付加錯体を含有する混合物の固液分離により分離された固形物の効率的な洗浄方法、ならびに該洗浄方法を用いた工程を含むメタクレゾールを分離精製する工業的に有利な方法を提供することを目的とする。
【解決手段】メタクレゾールと尿素とからなる付加錯体を含有する混合物から固液分離により分離された固形物を、芳香族炭化水素化合物と脂肪族炭化水素化合物との溶液を用いて洗浄する固形物の洗浄方法。
(もっと読む)


【課題】 安価な原料を使用し、高収率、簡便な方法でジ−置換ビスフェノール類を製造する方法を提供すること。
【解決手段】 p−置換フェノールを酸化的カップリング反応して得られる粗製のジ−置換ビスフェノールを低級カルボン酸と反応して蒸留可能なエステル誘導体とした後、副生成物である過カップリング生成物のエステル体を蒸留により分離し、得られるジ−置換エステル誘導体を加水分解することにより、高収率かつ高純度のジ−置換ビスフェノール類の精製方法。 (もっと読む)


【課題】アルキルアリールヒドロペルオキシドの酸分解生成物の中和物から、分別蒸留によりフェノール類を製造する工程で得られる回収フェノール類から、フェノール、α−メチルスチレン等の有用成分を消失させることなく、ヒドロキシアセトンを分離し、フェノール類を精製する。
【解決手段】アルキルアリールヒドロペルオキシドの酸分解生成物の中和物から、分別蒸留によりフェノール類を製造する工程で得られる回収フェノール類に、ケトン類及びアルカリ水溶液を添加して含酸素ガス共存下で加熱処理し、回収フェノール類中のカルボニル化合物をより高沸点の化合物に転化させ、次いでこれらを中和処理した後、これらの生成物とフェノール類とを蒸留により分離する。 (もっと読む)


【解決手段】 本法において、クメンハイドロパーオキサイド(CHP)の分解生成物を蒸留により回収する方法が提供される。大部分の望ましくない副生物アセトール(ヒドロキシアセトン)は蒸留によって、フェノール流から除去され、前記アセトールの大部分がアセトン、クメン、およびアルファメチルスチレン(AMS)を含む塔頂留出流に随伴される。次いで、このアセトールは蒸留によってアセトンから分離するが、そこでアセトンは塔頂流として得られ、アセトールは、クメン、AMS、およびフェノールを含む塔底流に残存する。前記アセトールは、残留するフェノールと共に、アルカリ金属水酸化物水溶液による向流洗浄で、クメンおよびAMSから抽出される。その後、フェノール流は蒸留され、クメン、アルファメチルスチレン、および、より高沸点の化合物からフェノールが分離される。次いで、ほんの少量のアセトールを含むフェノールを酸性樹脂または固体の超酸触媒で処理することによって、さらなるメチルベンゾフランをかなりの量生成せずに、メチルベンゾフランが除去できる。 (もっと読む)


ビスフェノール−A(BPA)の製造方法であって、アセトンと過剰のフェノールとを反応させて未精製のBPAと未反応フェノールを含有する反応生成物を得た後、BPAフェノール付加体結晶を生成させ、固―液分離により分離し、洗浄用フェノールを用いて洗浄して最終BPAフェノール付加体を生成させる一方、BPAフェノール付加体結晶の母液の少なくとも一部をクラッキングすることにより高純度のフェノールを回収して、回収したフェノールをBPAの製造に再利用する方法。 (もっと読む)


本発明は、カルダノールを含有する色安定性組成物の製造方法に関する。本発明の方法は、第1工程において粗CNSL(カシューナッツ殻液)を蒸留にかけ、第2工程において留出物を無水酢酸と反応させ、第3工程においてこのように得られた反応混合物を分別蒸留にかけることを特徴とする。 (もっと読む)


1 - 10 / 18