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国際特許分類[C07C51/225]の内容

国際特許分類[C07C51/225]に分類される特許

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【課題】本発明は、急冷法と蒸留法とを併用することにより、従来の有機溶剤または水を用いた(メタ)アクリル酸の回収方法で得られる(メタ)アクリル酸溶液より高い(メタ)アクリル酸の濃度を有する(メタ)アクリル酸溶液として(メタ)アクリル酸を回収し、精製工程におけるエネルギー効率を高め、かつ経済性に富む(メタ)アクリル酸の製造法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、プロパン、プロピレン、イソブチレン及び(メタ)アクロレインよりなる群から選ばれる少なくとも1種の反応原料を接触気相酸化反応させて得られた(メタ)アクリル酸含有混合ガスから(メタ)アクリル酸を(メタ)アクリル酸水溶液として回収する装置であって、前記(メタ)アクリル酸含有混合ガスを下記の急冷塔に循環される(メタ)アクリル酸水溶液により凝縮させる急冷塔であって、急冷塔の塔底で得られた(メタ)アクリル酸水溶液を排出するラインと、前記得られる(メタ)アクリル酸水溶液の一部を急冷塔上部に循環させるラインと、を含む急冷塔と、急冷塔において未凝縮の(メタ)アクリル酸含有混合ガスを急冷塔の塔頂から排出して下記の蒸留塔に送るラインと、前記未凝縮の(メタ)アクリル酸含有混合ガス中の水分含有不純物成分を塔底加熱により蒸留し、分離する蒸留塔と、蒸留塔の塔底で得られる(メタ)アクリル酸溶液を蒸留塔から後工程に送るラインと、を含むことを特徴とする(メタ)アクリル酸の回収装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】選択性を改善するために活性化された混合金属酸化物酸化触媒を提供する。
【解決手段】実験式:AaVbNcXdZeOf(式中、Aは、MoおよびWからなる群から選択される少なくとも1種の元素であり、NはTeおよびSbからなる群から選択される少なくとも1種の元素であり、XはNbおよびTaからなる群から選択される少なくとも1種の元素であり;ZはPdであり;a=1の時、b=0.01〜1.0、c=0.01〜1.0、d=0.01〜1.0、e=0〜0.1であり、fは他の元素の酸化状態に依存する)を有する混合金属酸化物を水、および任意に水性金属酸化物前駆体と接触させて修飾混合金属酸化物を製造し、修飾混合金属酸化物を焼成し、さらに焼成修飾混合金属酸化物を酸とともに加熱することによる触媒の製造法。 (もっと読む)


【課題】選択性を改善するために活性化された混合金属酸化物酸化触媒を提供する。
【解決手段】混合金属酸化物触媒を水、および任意に水性金属酸化物前駆体と接触させて修飾混合金属酸化物を製造し、修飾混合金属酸化物を焼成することによる触媒の製造法。 (もっと読む)


【課題】再生された混合金属酸化物触媒および触媒を再生する方法を提供する。
【解決手段】斜方晶相物質であり得る混合金属酸化物が、該混合金属酸化物を酸価性気体(触媒を通って再生器内で300℃ないし600℃の温度で流れて、触媒を再生する)、例えば、酸素、空気、水蒸気およびそれらの組み合わせと接触させることにより;触媒として再生され、選択的に増強され、または選択的に被毒化され、アルカン、またはアルカンおよびアルケンの混合物から不飽和カルボン酸、または不飽和ニトリルの生成に関する触媒の老化を低減する。 (もっと読む)


【課題】シェル内の反応管外に導入される熱媒の少なくとも一部を抜いた状態におけるシェル内の腐食を抑えることができる多管式反応器の腐食防止方法を提供する。
【解決手段】複数の反応管をシェル42内に配置した多管式反応器10の腐食防止方法であって、シェル42内の反応管外に導入される熱媒の少なくとも一部を、シェル42内から抜いた際に、シェル42内に形成される気相部の一部を置換ガスで置換する。 (もっと読む)


【課題】プロパン又はイソブタンの気相接触酸化又は気相接触アンモ酸化反応に用いる複合酸化物の製造方法であって、対応する不飽和酸又は不飽和ニトリルを高収率で得ることができる複合酸化物の製造方法を提供すること。
【解決手段】(a)Mo及びVを含む水性原料液(I)と、Nb及び過酸化水素を含む水性原料液(II)とを混合して水性混合液(III)を得る工程、
(b)前記水性混合液(III)を、酸素濃度1〜25vol%雰囲気下で90分以上50時間以下熟成して水性混合液(IV)を得る工程、
(c)前記水性混合液(IV)を乾燥して乾燥粉体を得る工程、
(d)前記乾燥粉体を焼成する工程、
を含む、複合酸化物の製造方法。 (もっと読む)


飽和炭化水素、不飽和炭化水素、又は飽和炭化水素と不飽和炭化水素との混合物のアンモ酸化又は酸化方法で、性能調節剤と、未使用の複合酸化物触媒又は使用済の複合酸化物触媒と、未使用と使用後の複合酸化物触媒とを混合して触媒混合物を形成する工程と、触媒混合物の存在下、炭化水素を酸素含有ガス又は酸素含有ガス及びアンモニアに接触させる工程とを有する。性能調節剤は、アルミニウム化合物、アンチモン化合物、ヒ素化合物、ホウ素化合物、セリウム化合物、ゲルマニウム化合物、リチウム化合物、モリブデン化合物、ネオジム化合物、ニオブ化合物、リン化合物、セレン化合物、タンタル化合物、テルル化合物、チタン化合物、タングステン化合物、バナジウム化合物、ジルコニウム化合物及びこれらの混合物からなる群から選択される化合物を含むことができる。 (もっと読む)


予め、有機化合物の不均一系触媒作用部分気相酸化を、Moを含有している多元素酸化物活物質を有している先行触媒固定床中で、かつ水蒸気含有生成ガス混合物の取得下に実施する方法で、管束反応器の反応管に新しい触媒固定床を再装填する方法において、この際、再装填の前に、反応器内壁上に沈澱した酸化モリブデン及び/又は酸化モリブデン水和物を含有している固体付着物を、ブラシを用いてブラッシング除去している、管束反応器の反応管に新しい触媒固定床を再装填する方法。 (もっと読む)


【課題】低分子量アルカンおよびアルケンの選択的(アンモ)酸化のための改善された方法を提供する。
【解決手段】不飽和カルボン酸および不飽和ニトリルを、その対応するC−Cアルカン、またはC−Cアルカンおよびアルケンの混合物から製造するための改良法であって、担持されたMo−Vベースの混合金属酸化物触媒の存在下、1以上の中間流出物流れからの酸化生成物の分離、ならびに追加の酸素を第一反応区域の次の反応区域に供給することの両方を利用する多段階反応系における酸化を含む方法。 (もっと読む)


【課題】有機酸の製造プロセスにおいて、有機酸を水等の溶剤で捕集する工程で高濃度の有機酸溶液が得られるようになると、熱回収によって生成する蒸気の利用量が減少する傾向にあるが、さらに進んだ反応熱の有効利用法を見出して、地球環境保全および製品コスト削減に役立てることを課題としている。
【解決手段】250℃〜450℃で行われる原料ガスの接触気相酸化反応工程を含む有機酸の製造方法において、反応熱および/または廃棄物燃焼工程での発生熱の少なくとも一部を1MPaG以上の高圧蒸気として回収し、この高圧蒸気の少なくとも一部をブロアが連結された背圧蒸気タービンに供給してブロアを駆動すると共に、背圧蒸気タービンの排気である1MPaG未満の低圧蒸気Aの少なくとも一部を吸収式冷凍機に供給し、この吸収式冷凍機の熱源として使用する。 (もっと読む)


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