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国際特許分類[C08G63/80]の内容

国際特許分類[C08G63/80]に分類される特許

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【課題】溶融重縮合後のポリエステル樹脂を加熱結晶化処理するにおいて、ポリエステル樹脂粒状体同士の融着を抑制し、効率的に結晶化させることができる、共重合ポリエステル樹脂の製造方法を提供する。
【解決手段】エチレンテレフタレート単位を主たる構成繰り返し単位とする該共重合ポリエステル樹脂中の全ジカルボン酸成分に対するテレフタル酸又はテレフタル酸のエステル形成性誘導体以外のジカルボン酸成分のモル%(A)と、該共重合ポリエステル樹脂中の全ジオール成分に対するエチレングリコール以外のジオール成分のモル%(B)との和(A+B)が8を超えて80モル%以下であり、チタン化合物、アルミニウム化合物、アンチモン化合物の少なくとも1種類の化合物を溶融重合の触媒として用い、溶融重合後かつ固相重合の前に、該共重合ポリエステル樹脂を熱水で加熱結晶化し、その後固相重合することを特徴とする共重合ポリエステル樹脂の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 耐薬品性、耐傷付き性に優れ、折り曲げ白化性に優れるポリエステル系樹脂積層体、その製造方法および積層化粧シートを提供する。
【解決手段】 (i)テレフタル酸からなるジカルボン酸成分と、(ii)エチレングリコール60.5〜72.5モル%、ジエチレングリコール1.5〜6モル%および1,4−シクロヘキサンジメタノール26〜38モル%からなるジオール成分(1,4−シクロヘキサンジメタノールはトランス65〜75モル%、シス25〜35モル%)とから構成された非晶質ポリエステル系樹脂(A)と、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリブチレンテレフタレート系樹脂およびポリトリメチレンテレフタレート系樹脂から選択された晶質ポリエステル系樹脂(B)とを共押出成形して得られたポリエステル系樹脂積層体、その製造方法および該積層体を用いた積層化粧シート。 (もっと読む)


【課題】本発明は、脂肪族ヒドロキシカルボン酸又は該ヒドロキシカルボン酸と特定の脂肪族多価アルコール及び特定の脂肪族多塩基酸若しくはその無水物からなる、高分子量の脂肪族ヒドロキシカルボン酸ポリエステルを製造する方法を提供する。
【解決手段】脂肪族ヒドロキシカルボン酸、脂肪族ヒドロキシカルボン酸と3個以上の水酸基を有する脂肪族多価アルコールと2個以上のカルボキシル基を有する脂肪族多塩基酸若しくはその無水物、又は脂肪族ヒドロキシカルボン酸と3個以上のカルボキシル基を有する脂肪族多塩基酸若しくはその無水物と2個以上の水酸基を有する脂肪族多価アルコールを脱水重縮合反応して、低分子量プレポリマーを製造する工程、該プレポリマーを結晶化する工程、該結晶化したプレポリマーを、有機スルホン酸系化合物触媒の存在下、固相状態で脱水重縮合反応する工程、から構成される、高分子量脂肪族ポリヒドロキシカルボン酸の製造方法。 (もっと読む)


【課題】固相重縮合速度を低下させることなく、ポリエステルプレポリマーペレットを結晶化や固相重縮合等の加熱処理に供する際の融着を抑制し、熱成形により透明性の高い成形品を得ることが可能なポリエステル樹脂ペレットを提供する。
【解決手段】ジカルボン酸成分とジオール成分とを溶融重縮合して得られたポリエステルプレポリマーペレットに熱水処理及び加熱処理をこの順に行うポリエステル樹脂の製造方法。該熱水処理を行うに際し、固有粘度が0.10dl/g以上1.0dl/g以下で、密度が1.36g/cm以下のポリエステルプレポリマーペレットを、該ポリエステルプレポリマーペレットのガラス転移温度より高く100℃未満の温度の熱水に、以下の式(1)を満たす条件で接触させる。
40 ≦ (T−Tg)t ≦ 6000 (1)
(t:熱水処理時間(秒)、T:熱水温度(℃)、Tg:ポリエステルプレポリマーペレットのガラス転移温度(℃)) (もっと読む)


【課題】低分子量のPETプレポリマー粒子を熱処理して、粒子の融着を生ずることなく大きな重縮合反応速度で固相重縮合し、高分子量のPETを効率良く製造する。
【解決手段】固有粘度が0.18dL/g以上0.40dL/g以下のPETプレポリマーを、不活性ガス雰囲気下又は減圧下で固体状態で熱処理して固有粘度を0.70dL/g以上とするPETの製造方法。熱処理が、熱処理温度(T1)190℃以上225℃以下の第1段固相重縮合工程と、温度(T1)又はそれ以下の温度から昇温を開始して温度(T2)まで昇温する工程であり、温度TI(℃)から(T1+15)℃までを30分以内で昇温する昇温工程と、熱処理温度(T3)190℃以上240℃以下の第2段固相重縮合工程をこの順で含む。
T1+15≦T2 (式1)
205℃≦T2≦240℃ (式2) (もっと読む)


【課題】 従来のポリエステルの製造における上述した問題を解決するためになされたものであって、溶融重縮合によって得られた非晶質のポリエステルのチップを結晶化、乾燥あるいは固相で重縮合させるに際して、チップ表面を予備結晶化後、赤外線放射装置によって結晶化した後、結晶化、乾燥あるいは固相重合に供することによって、チップが相互に付着し、また、チップが結晶化装置や乾燥装置に付着するのを防止しつつ、効率よくチップを結晶化、乾燥あるいは固相重合させて、高品質のポリエステルを低廉に製造する方法および吸湿したポリエステルから効率よく水を乾燥、除去するポリエステルの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 溶融重縮合ポリエステルを、加熱処理して予備結晶化させ、次いで、赤外線放射装置によって結晶化することを特徴とするポリエステルの製造方法。 (もっと読む)


本発明は、ポリエステルのリサイクル方法であって、リサイコロド(recycoled)すべき出発原料ポリマーをアルキレンジオールとブレンドすることによりブレンド物を形成するステップと、このブレンド物を溶融するステップと、この溶融ブレンド物を、第1滞留時間、第1温度、および剪断の条件下で保持することによりクラッキングされたポリマーを生成させるステップとを含む方法に関する。このクラッキングされたポリマーブレンド物は、次いで、濾過し、冷却し、そして所望の分子量に到達するまで固相重合が起こるような条件下で保持してもよい。 (もっと読む)


【課題】透明性に優れかつその変動が少なく、成形時のアルデヒド類の生成およびその変動が抑制された中空成形体、などの成形体や基材上への被覆物などの素材として好適に用いられるポリエステル組成物や耐圧性あるいは耐熱寸法安定性に優れた中空成形体、特に該特性に優れた中空成形品を高速成形により効率よく生産することができるポリエステル組成物の製造方法を提供する。
【解決手段】 固相重合装置によって別々に固相重合された、異なる極限粘度を持つ実質的に同一組成の、少なくとも2種のポリエステルを混合するポリエステル組成物の製造方法であって、前記のポリエステルの極限粘度の差が0.03〜0.30デシリットル/グラムであり、前記の各ポリエステルチップの平均重量(W)が3〜50mgの範囲であり、かつ前記のポリエステルのチップの平均重量の比が、1.00〜1.20であることを特徴とするポリエステル組成物の製造方法。 (もっと読む)


【解決手段】
ポリエステル粒子の熱処理装置であって、該粒子の流れに沿って、1)第1流動床、2)第1移動床、3)第2流動床、4)第2移動床が、この順に配置されており、第2移動床の内容積が第1移動床の内容積の2倍以上であることを特徴とするポリエステル粒子を連続的に固相重縮合するための熱処理装置。
【効果】
本発明の装置により段階的な昇温が可能となり、低分子量のポリエステルプレポリマー粒子を融着させることなく、高速度で固相重縮合することができる。結果として、溶融重縮合工程を相対的に簡略化することが可能となり、ポリエステル製造装置全体の低コスト化につながる。得られる高分子量ポリエステルは、繊維、生地、成形用樹脂及び飲料用ボトルなど幅広い分野で用途がある。 (もっと読む)


【課題】低分子量のポリエチレンテレフタレート(PET)プレポリマー粒子を熱処理して、粒子の融着を生ずることなく高速度で固相重縮合し、高分子量のPETを製造しうる方法を提供する。
【解決手段】固有粘度が0.18dL/g〜0.40dL/gのPETプレポリマーを固体状態での熱処理工程を経て固有粘度0.70dL/g以上のPETとするPETの製造方法であって、熱処理工程が下記の第1段固相重縮合工程及び第2段固相重縮合工程を、この順序で含む方法。 第1段;プレポリマーを温度(T1)200〜225℃、不活性ガス雰囲気下又は減圧下、平均滞留時間0.5〜10時間で熱処理し、その固有粘度上昇値を0.03dL/g以上となす、 第2段;温度(T2)215℃〜420℃で、不活性ガス雰囲気下又は減圧下、平均滞留時間が2時間以上となる条件下で熱処理する、 但し、 T1+15≦T2 (式1)である。 (もっと読む)


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