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国際特許分類[C10G9/34]の内容

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【課題】比較的低圧において、コークスの発生を抑制しつつ、重質油を熱分解してより軽質な炭化水素油を製造する方法を提供する。
【解決手段】重質油を熱分解する軽質炭化水素油の製造方法であって、炭素数6以下の鎖状炭化水素及び炭素数14以下の環状炭化水素からなる群から選択される少なくとも一種の軽質炭化水素の存在下、式(I):P1≦P<P0[式中、P0は軽質炭化水素の臨界圧力であり、P1は軽質炭化水素と重質油の混合系における軽質炭化水素の割合をXmol%とした時の軽質炭化水素Xmol%とスクアラン(100−X)mol%からなる混合系の臨界圧力である]を満たす圧力Pで、前記重質油を熱分解することを特徴とする軽質炭化水素油の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】比較的低圧において、コークスの発生を抑制しつつ、重質油を熱分解してより軽質な炭化水素油を製造する方法を提供する。
【解決手段】重質油を熱分解する軽質炭化水素油の製造方法であって、特定の含酸素流体、並びに、特定の軽質炭化水素の存在下、式(I):P1≦P<P0[式中、P0は含酸素流体の臨界圧力であり、P1は含酸素流体と軽質炭化水素と重質油の混合系における含酸素流体の割合をXmol%及び軽質炭化水素の割合をYmol%とした時の含酸素流体Xmol%と軽質炭化水素Ymol%とスクアラン(100−X−Y)mol%からなる混合系の臨界圧力である]を満たす圧力Pで、前記重質油を熱分解することを特徴とする軽質炭化水素油の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】組成の異なる重質油から改質油を生成する際に改質装置を適切な改質条件で運転して所望の品質の改質油を連続して製造する重質油改質装置を提供する。
【解決手段】重質油改質装置は、高温高圧の水1aと高温高圧の重質油4aとを混合した混合流体を高温高圧の反応条件下で反応させて改質油51aを生成する改質器9と、前記改質器で生成した改質油の吸光度を測定する改質油分析器17と、この測定した吸光度に基づいて前記改質油中のアスファルテン濃度を演算する演算器、及びこのアスファルテン濃度と所望の品質の範囲を定めた設定値との比較に基づいて指令信号を演算する操作指令演算器を有する制御器21を備え、この操作指令演算器の指令信号に基づいて前記水の供給量又は加熱量、及び前記重質油の供給量又は加熱量のうち、少なくとも1つを制御することによって前記改質器で生成される改質油の性状を所望の品質の範囲に調節するように構成した。 (もっと読む)


【課題】重油加熱器において重油からのコークス発生を抑制する改質反応装置を提供する。
【解決手段】重油を供給する系統の上流側から順に、重油を加熱する低圧の重油予熱器と6a、前記加熱させた後の重油を更に昇温する高圧の重油予熱器12を備え、前記供給系統からの加熱重油を高温高圧水により改質反応させて改質油とタールとに分離する改質器32を備えたことを特徴とする。
【効果】重油加熱器において重油からのコークス発生を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】炭化水素系重質原料の一部を軽質成分に効率良く分解するとともに、炭化水素系重質原料の熱分解を行う上で重要な因子である熱分解過酷度を決定する一次及び二次熱分解部での反応温度と反応時間の制御を簡便かつ精度良く行う。
【解決手段】密閉された反応容器13が鉛直方向に延びて設けられる。この反応容器13内の下部に一次熱分解部11が設けられ、この一次熱分解部11で炭化水素系重質原料を超臨界水とともに加熱し混合して、炭化水素系重質原料の一部を軽質成分に分解し気化させる。また反応容器13内の上下方向の中央部から上部にかけて二次熱分解部12が設けられ、この二次熱分解部で12上記気化した軽質成分を更に加熱して、軽質成分の一部を改質成分に分解する。 (もっと読む)


【課題】温度等の条件に拘わらずのタンクの液位を検出することができ、残渣油をタイミングよく排出することができる改質器の残渣油排出装置を提供する。
【解決手段】タンク15及び排出弁16を備えた改質器の残渣油排出装置において、タンク15内に深さ方向に延在する電極を有する液位センサ17と、例えば液位センサ17の電極とタンク15の金属壁(外部電極)との間に介在する流体の誘電率を検出するコンダクタンス型アンプ19と、例えば液位センサ10の電極とタンク15の金属壁との間に介在する流体の電気伝導率を検出するインピーダンス型アンプ21と、第1検出モードを設定した場合はアンプ19で検出した誘電率に基づきタンク15の液位を演算し、第2検出モードを設定した場合はアンプ21で検出した電気伝導率に基づきタンク15の液位を演算し、その演算結果に応じて排出弁16を開閉制御する制御装置22とを備える。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、タール排出系統の信頼性を高めることである。
【解決手段】
本発明は、重質油を高温・高圧にする燃料供給系統と、水を高温・高圧にする水供給系統と、前記燃料供給系統及び水供給系統からの重質油と水を混合し、重質油を改質する改質器と、該改質器によって改質された改質燃料を用いて燃焼ガスを生成する燃焼器と、該燃焼器からの燃焼ガスによって駆動するタービンを備えた改質燃料焚きガスタービン発電システムであって、前記改質器が生成するタールを排出するタール排出系統と、前記タール排出系統に、タールを加熱及び冷却可能な加熱冷却器を設けたことを特徴とする。
【効果】
本発明によれば、タール排出系統の信頼性を高めることができる。 (もっと読む)


使用済み潤滑油(ULO)を加熱して、このULO内から、蒸留可能な成分を脱水および/または回収する処理が開示されている。ULO原料は、熱分解しない溶融流体、溶融金属、または溶融塩との直接接触熱交換によって加熱され、好ましくは連続相溶液として保持され、水の沸点を超える温度かつ600℃未満の温度で機能する。このULO原料は加熱されて、少なくとも部分的には上記溶融流体内または上記溶融流体の上に、あるいは上記溶融流体内との接触によって、蒸発させられる。潤滑油沸点範囲の炭化水素が蒸気生成物として回収される。ULO内の添加物パッケージ、またはその分解生成物は、液体相として回収される。
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【課題】改質油製造性能を低下させること無く、種類の異なる重質油に対してコークス生成量を最小限にしながら重質油を改質可能な水利用重質油改質装置を実現する。
【解決手段】水タンク1からの水を水ポンプ2で昇圧し水加熱器3で加熱して高温・高圧水を生成する。重質油タンク4からの重質油をポンプ5で昇圧し重質油加熱器6で加熱する。混合器7より上流側の加熱後重質油採取弁17を経て加熱後重質油をサンプリングタンク20に供給し、重量計18で加熱後重質油の液体量を測定しガス流量計19でガス量を測定して液体中のコークス量を測定する。この結果を制御器21に入力し重質油からコークスが生成しないように重質油加熱器6の温度を制御することによって重質油温度を調節し重質油ポンプ5の重質油供給量によって滞留時間を調節する。 (もっと読む)


【課題】炭化水素供給原料および酸素含有ガスからオレフィン類を効率的に製造する方法を提供する。
【解決手段】炭化水素供給原料および酸素含有ガスを自熱分解機に供給して、オレフィンを製造する方法であって、この方法は自熱分解プロセスにより発生した廃エンタルピー源を用いてアンモニア吸収冷凍システムを少なくとも部分的に駆動させ、炭化水素生成物流からのオレフィン類の分離および/または精製における少なくとも1のプロセス流を冷凍する。さらに、自熱分解反応器からの分解ガスの冷却により発生したクエンチ水;自熱分解反応器からの分解ガスの冷却により発生した水蒸気;自熱分解プロセスから製造されたエチレンを利用するプロセスから派生する十分に暖かい流;および自熱分解反応器近くの化学もしくは精製プロセスユニットからの十分に暖かい流からなる群より選択される少なくとも1のエンタルピー源を含むアンモニア吸収冷凍プロセスを含む。 (もっと読む)


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