説明

国際特許分類[C10J3/20]の内容

国際特許分類[C10J3/20]の下位に属する分類

国際特許分類[C10J3/20]に分類される特許

1 - 7 / 7


【課題】二酸化炭素の回収だけでなくその安価で合理的な処理を行い得る石炭ガス化設備を提供する。
【解決手段】炉内で石炭を部分燃焼させて石炭ガス化ガスを生成させる石炭ガス化炉1と、石炭ガス化炉1から排出された前記石炭ガス化ガス中から二酸化炭素を回収する二酸化炭素回収装置5と、石炭ガス化炉1から排出された溶融ガス化スラグを急冷して固化させる液体を貯留した水槽を具備するとともに固化させたガス化スラグを外部に排出するように構成したスラグ回収・排出装置8とを有するとともに、スラグ回収・排出装置8は、二酸化炭素回収装置5で回収した二酸化炭素を前記液体中に導入して前記ガス化スラグに吸着させるように構成した。 (もっと読む)


本発明は、焼成ゾーン(C)、および炭素豊富な焼成物質が、酸素を含むガスで酸化される酸化ゾーン(D)を有する垂直処理室(100)における炭素豊富な物質(14)を連続的にガス化する自熱方法であって、ガス反応生成物は垂直処理室(100)の頂部(G)において排気される方法に関する。垂直処理室は、垂直シャフト炉(100)の形で構成され、それ自体は酸化されない、バルク製品(13)が頂部から底部まで連続的に循環して流され、ここで、炭素豊富な物質(14)は、その炉に入ること(3)の前にバルク製品(13)に添加され、酸素を含有するガスは、酸化ゾーン(D)の中および/または下に導入され、それにより上昇ガス流が円滑にされる。バルク製品が100℃未満に冷却される後冷却ゾーン(F)は、垂直処理室(100)の下端部(4)において酸素を含有するガスの少なくとも一部を導入することによって構成される。
(もっと読む)


連続的に又はパルス状に可燃性物質が反応層に供給され、前記反応層は周囲の外気から分離され、その後放出ガスが可燃性物質から放出されるのと同じ方向で、可燃性物質は反応層を通じて反応層の排出口へ徐々に移される。反応層は、反応層排出口の方向に向かって増加する温度まで、加熱されるが、その温度は最大12000Cまでである。それから、放出ガスは、ガス化されない残留物から分離して引き抜かれる。利点として、蒸気及び/又は水は可燃性物質に供給され、その後に供給される可燃性物質の作用により反応層に予め充填されていた可燃性物質は移動する。ここで、可燃性物質は圧縮されている。熱分解転化のための装置は、充填装置(1)、反応層(5)を含む反応器(2)、及び少なくとも一つのヒーター(3,13)とガス化されない残留物(8)のためのホッパー(4)とを含む。反応器(2)は細長い形状でありその縦軸が最大45°垂直方向から偏位しており、充填装置(1)は反応器(2)の最も低い部分に位置し、ガス化されない残留物(8)用ホッパー(4)の注入口は反応器(2)の上部に位置している。反応器(2)は少なくとも一つのヒーター(3,13)と接触している反応層(5)を含む。ガス化されない残留物(8)用ホッパー(4)は反応層(5)の上部にある反応器(2)と接続されている。反応層(5)の水平横断面は、上方へ向かって少なくとも一つの部分において小さくなっており、そして好ましくは少なくとも一つの供給配管(6)は、蒸気及び/又は水の供給のため反応層(5)に挿入される。好ましくは、少なくとも一つの柱(9)は、反応器(2)の内部に設けられていて、伸長方向に伸びている。ヒーター(3,13)は電熱螺旋管及び/又はバーナーである。充填装置(1)は好ましくは一つのピストンを含み、好ましくは環状の土台を有する一つのピストン(10)を有し、ピストン(10)の中央に少なくとも一つの柱(9)又はワームが設けられている。好ましくは、ワームは柱(9)の周りに巻き付けられている。反応器(2)の充填孔(14)は好ましくはリブ(15)が備えられる。 (もっと読む)


【課題】ガス化装置のライナの熱膨張を管理することできるダンプ冷却型ガス化装置を提供する。
【解決手段】ダンプ冷却型ガス化装置10は、容器14と、ライナ12と、冷却剤と、を含む。ライナは、先端がガス化装置のインジェクタ18によって囲まれ、後端28が自由端となるように吊り下げられている。ライナは、後端で吊り下げられているので、ライナの熱膨張がガス化装置の性能や安定性に影響しないように、自由に膨張および収縮することができる。冷却剤は、マニホルド20によってライナに導入され、ライナを形成する複数の管40つまり流路を通ってライナを通る。従って、ライナの温度は、ライナの管つまり流路を通る冷却剤の流量を制御することによって、直接、制御することができる。冷却剤はライナを通った後、ガス化装置の容器にダンプされる。 (もっと読む)


本保護キャップは、ガス化装置反応室の高温対面ライニング内の熱電対空洞の開口に取付けられる。このキャップは、ほぼ円板状の構造体であって、1つの実施形態では、後退面を迂回させるために該後退面の上方に上方スラグ反らせ面を含む。耐火ライニング内に座ぐりを形成して、保護キャップを収容しかつ保護キャップを耐火ライニング内にリセス嵌合することを可能にする。下向きに移動するスラグが孔を通して熱電対空洞(50)内に流入する可能性を最少にするように上向きに傾斜させて、キャップ内に孔を形成することができる。孔は、過度の放射熱がガス化装置の容器又はシェル(12)に到達する危険性を最少にするのに十分なほど小さくすることができる。キャップの周縁部は、キャップが座ぐり内でその位置を維持するのを助けるように下向きに傾斜した上方及び下方部分を有する。
(もっと読む)


【課題】 ガス化炉の炉底部における溶融スラグの状況を直接的に把握し、スラグ排出状況の変化を早期かつ正確に検知できるようにする。
【解決手段】 ガス化炉の炉底部3の裏面に設置されて当該炉底部3から炉内に向けて超音波を照射し反射波を検出する超音波探触子5と、該超音波探触子5が検出した信号に基づき排出前における溶融スラグ1の炉内における厚さを計測する超音波厚さ計8とを備え、超音波厚さ計8による計測値に基づいて溶融スラグ排出状況の変化を検知する。 (もっと読む)


ガス発生装置は、実質的に円筒形をしたガス化炉容器(1)と、燃焼させる固形燃料(8)がその上に供給される火格子(2)と、前記ガス化炉容器(1)に、その他の部分の断面よりも細い断面を有する部分が形成されているガス化炉のど部(6)と、ガス化炉容器(1)におけるガス化炉のど部(6)の上部に設けられた燃焼用空気の噴射ノズル(4)とを含んでいる。この発明は、前記ガス発生炉のど部(6)に、実質的に円筒形をした前記ガス化炉容器(1)の中心軸と同心であり、前記ガス炉のど部の断面領域における上方に向かって先細になっている制御要素(5)を設ける方法によって、達成される。
(もっと読む)


1 - 7 / 7