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国際特許分類[C21C7/068]の内容

国際特許分類[C21C7/068]に分類される特許

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【課題】真空精錬方法における排ガス中の酸素濃度などの情報をより適確に利用することで、溶鋼の精錬方法を合理化する。
【解決手段】ある時点(ti)での排ガス流量測定値(Vi)を計測し、この時点(ti)において排ガス流量測定器を通過していた排ガス中の酸素質量濃度(Oi)の値を、時点(ti)において該排ガス流量測定器を通過していた排ガスが、酸素質量濃度分析計に到達するまでに要した時間(Δti)を加算した時点(ti+Δti)における酸素質量濃度分析値とする。このことで、排ガス流量測定値(Vi)を計測した時点(ti)における排ガス中酸素質量濃度の計算精度を高める。 (もっと読む)


【課題】優れた耐食性と熱間加工性を保つとともに強度を高め、しかも安価な原料費で製造できるステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.08%、Si:0.2〜1.0%、Mn:1.2〜2.0%、P:0.03%以下、S:0.005%以下、Ni:13〜15%、Cr:22〜30%、N:0.07〜0.20%を含有し、残部はFe及び不可避的不純物からなり、かつ下記数1および数2を満足する。
【数1】


【数2】
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【課題】溶銑脱硫スラグから精錬用フラックスなどとして再利用可能な改質スラグを、環境汚染物質の排出を抑えて、低コストで多量に処理する有効な方法を提案することにある。
【解決手段】溶銑脱硫スラグを再利用可能な改質スラグにするに当たり、その溶銑脱硫スラグを、燃焼ガスを反応ガスとして用いる反応槽内に装入して焙焼し、各種精錬材として再利用できるようにする溶銑脱硫スラグの改質方法。 (もっと読む)


【課題】 RH真空脱ガス装置などの真空脱ガス設備における減圧下での脱炭精錬時に、マンガン鉱石を添加してマンガン含有低炭素鋼を溶製するにあたり、マンガン鉱石の添加による溶鋼温度の低下を抑えることができると同時に、マンガン鉱石中のマンガンを高い歩留まりで溶鋼中に回収する。
【解決手段】 真空脱ガス設備1の真空槽5に配置した酸素ガス供給ランス13を介して真空槽内に酸素ガスを供給しながら真空槽内の溶鋼3に減圧下での脱炭精錬を施してマンガン含有低炭素鋼を溶製するにあたり、前記真空槽内の溶鋼にマンガン鉱石を添加するともに、前記脱炭反応で生じるCOガスを、二次燃焼率が50〜90%の範囲内になるように前記酸素ガス供給ランスから供給する酸素ガスによって真空槽内で二次燃焼させる。 (もっと読む)


【課題】 真空脱ガス設備における減圧下での脱炭精錬時に、マンガン鉱石を添加してマンガン含有低炭素鋼を溶製するにあたり、マンガン鉱石に含有される酸素によって脱炭反応を促進させるのみならずマンガン鉱石中のマンガンを高い歩留りで溶鋼中に回収する。
【解決手段】 真空脱ガス設備1の真空槽5内の溶鋼3に減圧下での脱炭精錬を施してマンガン含有低炭素鋼を溶製するにあたり、マンガン鉱石の添加量が下記の(1)式を満たす範囲内となるように、マンガン鉱石添加前の溶鋼中炭素濃度に応じてマンガン鉱石を前記脱炭精錬中に真空槽内に添加する。但し、(1)式において、WMnはマンガン鉱石の添加量(kg/t)、[%C]はマンガン鉱石添加前の溶鋼中炭素濃度(質量%)、ηMnはマンガン鉱石中のマンガンの含有量(質量%)、αは定数である。
Mn=100×[%C]/(α×ηMn) 0.0218≦α≦0.0436 …(1) (もっと読む)


【課題】 転炉による一次精錬とRH真空脱ガス装置による二次精錬とを組み合わせて、酸化物系介在物の極めて少ない高清浄な低炭素アルミキルド鋼を安定して溶製する。
【解決手段】 炭素を0.02〜0.06質量%含有する低炭素アルミキルド鋼の溶製方法であって、転炉で溶製した溶鋼を未脱酸の状態で転炉から取鍋に出鋼し、出鋼後、Alを含有するスラグ改質剤を、Al純分あたり0.3kg/溶鋼−t以上の添加量で、未脱酸状態の溶鋼上に存在する取鍋内のスラグに上置き添加し、添加したAlによってスラグ中の低級酸化物を還元し、次いで、RH真空脱ガス装置にて、新たに酸素源を溶鋼に供給することなく溶鋼中の溶存酸素と溶鋼中の炭素とを減圧下で反応させて脱炭処理を行い、0.015質量%以上の脱炭量が確保され、且つ、溶鋼中の炭素濃度が0.02〜0.06質量%となった時点で脱炭処理を終了し、その後、減圧下の溶鋼にAlを添加して溶鋼を脱酸する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、金属Mnの使用量を従来より低減し、且つ真空脱ガス装置内での処理を鋳造開始予定時間内で行うことの可能な含マンガン極低炭素鋼の溶製方法を提供することを目的としている。
【解決手段】 目標Mn濃度が0.3〜3.0質量%である含マンガン極低炭素鋼の溶製方法を改良した。その内容は、前チャージの連続鋳造が終了する時間を鋳造速度で予測して今回チャージの鋳造開始予定時刻を定めると共に、真空脱ガス処理開始時に、現時点から前記鋳造開始予定時刻までの余裕時間を算出し、該余裕時間から、真空脱ガス処理におけるキルド処理所要時間、真空脱ガス処理終了から連続鋳造設備への溶鋼の搬送所要時間及び鋳造準備時間を差し引いた時間を脱炭処理可能時間とし、該脱炭処理可能時間内に脱炭処理が可能となるように、処理開始前に溶鋼中に添加するFe−Mn合金の投入量を決定し、投入後の溶鋼中の予想Mn濃度と製品鋼材の目標Mn濃度との差分を前記キルド処理時に溶鋼中に金属Mnを添加して調整するものである。 (もっと読む)


【課題】吹酸脱炭開始時点においてS≦0.013質量%程度が要求される低硫黄クロム含有鋼を溶製する場合において、クロム源として安価な汎用Fe−Crを用いることを可能にするクロム含有鋼の吹酸脱炭方法を提供する。
【解決手段】電気炉にてC:2〜8質量%、Cr:10質量%以上の含クロム溶湯を溶製し、Cr:4質量%以下の低クロム溶湯を準備し、前記含クロム溶湯X(トン)と低クロム溶湯とを混合してCr:8〜26質量%の混合溶湯Y(トン)とし、0.52≦X/Y≦0.80を満足し、前記混合溶湯を精錬容器内で吹酸により脱炭する。これにより、含クロム溶湯については電気炉溶製時に軽脱硫を行い、低クロム溶湯については重脱硫を行い、両者を混合した場合、S含有量が高い汎用Fe−Crを用いたとしても、目標とする低S溶湯とすることができる。 (もっと読む)


【課題】 マンガン含有低炭素鋼を真空脱炭精錬によって溶製するにあたり、マンガンの酸化ロスを抑制した状態で、マンガン源として炭素を含有するマンガン系合金鉄を使用する。
【解決手段】 RH真空脱ガス装置1の真空槽5内の溶鋼3に酸素源を供給して減圧下での脱炭精錬を行い、次いで、前記酸素源の溶鋼への供給を停止した状態で未脱酸状態の溶鋼を真空槽と取鍋2とを環流させて減圧下での脱炭精錬を行い、この脱炭精錬終了後に、真空槽内の溶鋼にAlを添加して脱酸処理してマンガン含有低炭素鋼を溶製する方法であって、前記の、酸素源の供給を停止した状態で行う減圧下での脱炭精錬時に、炭素を含有するマンガン系合金鉄を真空槽内の溶鋼に添加し、該マンガン系合金鉄中の炭素を未脱酸状態の溶鋼中の溶存酸素で酸化・除去する。 (もっと読む)


【課題】地金やダストの飛散を抑え、Crの酸化ロスを抑制しながら、安定して溶鋼の脱炭を行うことのできる連続真空度制御方法を提供する。
【解決手段】含Cr溶鋼4の減圧脱炭精錬における処理容器2の真空度制御方法であって、吹酸脱炭により排ガス中のCO体積濃度が20%に達したときを脱炭開始時として脱炭開始時の真空度を100〜300torrの範囲とし、吹酸脱炭中の任意の1min間における減圧変化量の最大値を30torr/min以下となるように真空度を調整し、且つ、脱炭開始時以降に、溶鋼4中のCの質量濃度[%C]が脱炭平衡時のC質量濃度[%C]に達するまでの間において、平均減圧速度が0〜8.0torr/minの範囲で、処理容器2内の減圧を徐々に進行させる。 (もっと読む)


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