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国際特許分類[C21D8/12]の内容

国際特許分類[C21D8/12]に分類される特許

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【目的】 良好な結晶組織を得るために行う熱延板焼鈍や中間焼鈍などの表層弱脱炭技術に工夫を加えることにより、優れた磁気特性および被膜特性を有する方向性性素鋼板が安定して得られる製造方法について提案する。
【構成】 方向性けい素鋼素材を熱間圧延したのち、必要に応じて熱延板焼鈍を施し、次いで1回または中間焼鈍をはさむ複数回の冷間圧延によって最終板厚に仕上げ、引続き脱炭および1次再結晶焼鈍、そして最終仕上焼鈍を施す、一連の工程によって方向性けい素鋼板を製造するに当たり、上記熱延板焼鈍および中間焼鈍のいずれかにおいて、Cを合計で0.006 〜0.030 wt%脱炭させる表層弱脱炭を、酸素含有率が0.1 〜10%の雰囲気下で行う。 (もっと読む)


【目的】 コイルの全幅および全長にわたって、欠陥のない均一で密着性の優れた被膜を有する方向性けい素鋼板を得るための、新規な製造方法について提案する。
【構成】 方向性けい素鋼素材を熱間圧延したのち、1回または中間焼鈍を挟む2回の冷間圧延を施し、ついで脱炭焼鈍後、焼鈍分離剤を塗布してから、最終仕上げ焼鈍を施す一連の工程よりなる方向性けい素鋼板の製造方法において、脱炭焼鈍は、その均熱過程における水素分圧に対する水蒸気分圧の比を0.7未満 に、かつ昇温過程における水素分圧に対する水蒸気分圧の比を均熱過程よりも低く設定する。 (もっと読む)


【目的】 本発明は回転機のローター用鉄心材料として使用される、回転時の応力あるいは加減速時の応力変動に耐え得る優れた機械特性と磁気特性を兼備した、降伏強度の高い無方向性電磁鋼板およびその製造方法を提供するものである。
【構成】 無方向性電磁鋼板の製造において、C:0.05%以下、Si:2.0%以上4.0%未満、Al:2.0%以下、P:0.2%以下を含み、かつNb,Zrのうち1種または2種、もしくはTi,Vのうち1種または2種を、0.1<(Nb+Zr)/8(C+N)<1.0、0.4<(Ti+V)/4(C+N)<4.0の範囲で含有する鋼を、熱間圧延後、550℃以下で捲き取り、未再結晶部比率を40%以上、再結晶部平均結晶粒径を60μm以下とし、冷間圧延後、700〜900℃で仕上焼鈍を施す。 (もっと読む)



【目的】 歪取焼鈍後においても鉄損の劣化のない、低い鉄損の方向性電磁鋼板を、安定してしかも低コストで製造し得る方法について提案する。
【構成】 含けい素鋼素材を熱間圧延した後、1回または中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施して最終製品板厚とし、しかる後脱炭焼鈍、次いで仕上げ焼鈍を施す一連の工程からなる方向性電磁鋼板の製造方法において、最終冷間圧延後の鋼板に、その圧延方向とほぼ直交する向きに延びる線状溝を、圧延方向に所定間隔で多数本形成するに当たり、該線状溝の少なくとも1つの外縁は、少なくとも2直線が相互に角度を成す配置で組合わされた要素を、圧延方向とほぼ直交する向きに、複数配列した構成とする。 (もっと読む)


【目的】 一次被膜の良好な高磁束密度低鉄損の方向性珪素鋼板およびその製造法を提供する。
【構成】 Si:1〜7%、P:0.03〜0.15%を含み、鋼板表面に最大部の深さの平均が2〜50μmの溝を、鋼板の圧延の長手方向から、45〜90度の方向に有し、平均二次再結晶断面粒径D(mm)の20%以下の断面粒径を有する微細結晶粒を総面積比率で15%以下を有し、かつ溝ピッチP0(mm)に対してP0 /Dが0.02〜2であり、かつフォルステライトを主成分とする一次被膜の平均の厚みが0.3μm以下であることを特徴とする磁気鉄損の優れた高磁束密度方向性珪素鋼板。 (もっと読む)


【目的】 本発明は電気機器の鉄心等に用いられる磁気特性の優れた厚い板厚の方向性電磁鋼板を提供するものである。
【構成】 重量で、Si:2.5〜4.5%を含有する板厚0.36〜1.00mmの厚手方向性電磁鋼板において、鋼板のC量、磁束密度、結晶粒の粒界形状、粒内方位分散度を制御することにより、板厚に対する鉄損の値が良好であることを特徴とする厚い板厚の方向性電磁鋼板。 (もっと読む)


【目的】 鉄損の低い高磁束密度一方向性電磁鋼板を製造する。
【構成】 SL成分にNiを0.05〜1.0%添加し、1200℃以下の温度に加熱した後熱延し熱延板焼鈍をし最終圧延率80%以上で冷延し、脱炭焼鈍した後、ストリップを走行せしめる状態下で行う窒化処理の温度を650〜850℃の温度範囲とし窒化後の鋼板の窒素量を120ppm以上に調整した後仕上げ焼鈍をする鉄損の低い高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法を提案するものである。
【効果】 Ni添加により熱延組織を改善し、高Si材、或いは低C材でも安定して高磁束密度低鉄損材が得られるようになった。 (もっと読む)


【目的】鉄損が低く、磁束密度の高い磁気特性に優れた無方向性電磁鋼板の製造。
【構成】重量%で、C:0.006 〜0.020 %、Si+Al:3.5 〜4.5 %、(Ti+Nb+Zr+V/10):0.005 %以下、Mn: 0.1〜2%、S:0.001 %以下、N:0.002 %以下、O:0.003%以下、残部:Feおよび不可避不純物からなる化学組成の熱延板またはこれら成分に加えて 0.1〜2%のMnを含む化学組成の熱延板に、 800℃以上に加熱した後、10℃/s以上の冷却速度で冷却する熱延板焼鈍を施す。次いで、所定厚さに冷間圧延した後の冷延鋼板に、10℃/s以上の昇温速度で 900〜1100℃に加熱し、引き続き 900℃以下の温度で脱炭焼鈍を施し、C含有量を 0.003%以下にする。脱炭焼鈍は、冷延板焼鈍後、一旦室温まで冷却してから再加熱して行ってもよい。 (もっと読む)



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