説明

国際特許分類[C21D9/36]の内容

国際特許分類[C21D9/36]に分類される特許

1 - 10 / 51


【課題】遊星軸4と遊星歯車3と複数本のニードル5、5との組み合わせにより構成されるラジアルニードル軸受12のうち、これら各ニードル5、5の性状を適正に規制する。そして、上記遊星軸4として一般的な性状のものを使用しても、上記ラジアルニードル軸受12全体としての耐久性を十分に確保できる遊星歯車装置を実現する。
【解決手段】上記各ニードル5、5は、浸炭窒化処理されたもので、表面層部分の窒素濃度が0.2質量%以上であり、表面層に、Si・Mn系窒化物が、1%以上10%未満の面積率で存在する。又、平均粒径が0.05μm以上で1μm以下のSi・Mn系窒化物が、100μm2 当たり100個以上存在する。且つ、上記各ニードル5、5の表面層部分の残留オーステナイト量が、5〜15容量%である。 (もっと読む)


【課題】
転がり軸受用鋼球として特殊な表面処理を行うことなく、耐異物性,耐圧痕性に優れ、軸受組み込みキズや扱いキズの低減した鋼球を提供する。
【解決手段】
SUJ2のコイル状の線材を所定長さに切断後、冷間鍛造、バリ取り、ずぶ焼処理および焼き戻し後、ピーニング,グライディングもしくはグライディング,ピーニングの工程で加工され、最後にラッピング処理された転がり軸受用鋼球であって、鋼球表面のビッカース硬さをビッカース痕深さが5μm以下になるような荷重にて測定し、その値が平面換算した値で870HV以上、表面から鋼球直径の5%までの硬さが830HVを超え、ラッピング後の鋼球表面の圧縮残留応力が900MPa以上である鋼球である。 (もっと読む)


【課題】材料表面に圧縮残留応力層と、高耐食性元素のコーティング層とを同時に形成し、高温高圧水環境中において材料の耐食性を向上することができるピーニング用ショットおよびその製造方法を提案すること。
【解決手段】 本発明に係る鉄−クロム−ニッケル合金製ピーニング用ショットは、材料表層に圧縮残留応力層を形成させ、材料表面に高耐食性を有する元素であるクロムを付与する表面改質方法に使用する鉄−クロム−ニッケル合金製ピーニング用ショットであって、使用するショットの表面層2のクロム量が中心部1に比べて多いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】複列の外輪軌道11a、11bと複列の内輪軌道17a、17bとの間に設けた各玉20、20の性状を改良し、これら各玉20、20がこれら各軌道11a、11b、17a、17bの肩部に乗り上げて、これら各玉20、20の転動面に過大面圧が作用した場合でも、これら各玉20、20の転動面に傷や圧痕が付きにくくする。そして、使用条件が厳しい場合でも、十分な耐久性を確保する。
【解決手段】上記各玉20、20を、浸炭窒化処理又は窒化処理が施されたものとする。そして、これら各玉20、20の表面層の窒素濃度を0.2質量%以上とし、且つ、これら各玉20、20の表面に存在するSi−Mn系窒化物の面積率を、1%以上、10%未満とする。 (もっと読む)


【課題】潤滑油を軸受内部に容易に供給することができるロッカーアーム用カムフォロアを提供する。
【解決手段】本発明のカムフォロアは、外周面がカム4に接触する円筒形状であって、軸O方向に複数配列され、内径がそれぞれ等しい外輪11,12と、これら複数の外輪11,12を共通に軸支する支持軸6と、支持軸6および外輪11,12間の環状領域に配置される複数のころ14とを備える。 (もっと読む)


【課題】材質が安価な鋼材であっても、耐久性に優れる等速ジョイント用ボールを構成する。
【解決手段】転動ボール(等速ジョイント用ボール)16において、表面30からの深さが0.1mmである第1部位32と、深さが0.2mmである第2部位34との間の領域の圧縮残留応力が−1000MPa以上を示すようにする。例えば、第1部位32、第2部位34の圧縮残留応力は、それぞれ、−1180MPa、−1020MPaとすればよい。同時に、表面30から第1部位32に至るまでの領域の金属組織中に存在するオーステナイトの量を、10〜25体積%とする。 (もっと読む)


【課題】 溶製時に非金属介在物の低減および非金属介在物の小径化を図らなくても安定して転動疲労寿命に優れた機械用部品を製造する方法を提供する。
【解決手段】 機械構造用鋼の一部もしくは全体を焼入焼戻し処理方法により58HRC以上を得る機械部品の製造方法において、通常のAlに加えてSiを含む脱酸剤を添加して、あるいは、Alからなる脱酸材を添加することなく、脱酸された該機械構造用鋼が鋼材形状を得るための工程あるいはその後の機械部品形状を得るための工程で塑性加工を受けた後、焼入焼戻しを行なう前に、780℃以上に加熱し80MPa以上の静水圧を付与することにより該鋼中に含有する非金属介在物と母相である鋼との界面を密着する処理を行なうことにより転動疲労寿命に優れた機械部品を製造する。 (もっと読む)


【課題】優れた耐水素脆性及び耐ピーリング性を持たせて、水素ガスに長時間曝された場合でも十分な耐久性を確保する。
【解決手段】内輪7及び外輪9等、転がり軸受を構成する1対の軌道輪を、Cを0.2〜0.6質量%、Crを2.5〜7質量%、Mnを0.5〜2.0質量%、Siを0.1〜1.5質量%、Moを0.5〜2.0質量%含有する合金鋼製とする。そして、この合金鋼製の軌道輪7、8に、浸炭処理又は浸炭窒化処理を施す事により、C+Nの濃度が1.0〜2.5質量%で、残留オーステナイト量が15〜45容量%の表面層を設ける。又、玉10、10等の転動体を、Crを5〜18質量%を含有する合金鋼製とする。 (もっと読む)


【課題】十分な耐久性を備えるとともに、寸法安定性を向上させた製鉄設備用転がり軸受、これを構成する製鉄設備用軸受部品および当該製鉄設備用転がり軸受を備えることにより耐久性に優れた製鉄設備を提供する。
【解決手段】圧延機ロールネック用転がり軸受を構成する外輪2、内輪3および円すいころ7は、0.7〜1.2%の炭素と、0.1〜1.1%の珪素と、0.25〜1.5%のマンガンとを含有し、残部鉄および不純物からなる鋼から構成されている。そして、外輪転走面2A、内輪転走面3Aおよびころ転走面7Aを含む領域には、外輪窒素富化層2B、内輪窒素富化層3Bおよびころ窒素富化層7Bがそれぞれ形成されている。さらに、外輪窒素富化層2B、内輪窒素富化層3Bおよびころ窒素富化層7Bは、ベイナイト組織を含み、残留オーステナイト量が5体積%以下に抑制されている。 (もっと読む)


【課題】準高温環境における硬度低下の抑制および寸法安定性の向上とともに、硬度レベルの向上を達成可能な鋼の熱処理方法、機械部品の製造方法、機械部品および当該機械部品を含む転がり軸受を提供する。
【解決手段】鋼の熱処理方法は、0.1質量%以上0.4質量%未満の炭素と、0.1質量%以上1.1質量%以下の珪素と、0.5質量%以上1.5質量%以下のマンガンとを含有し、残部鉄および不純物からなる鋼を準備する工程と、当該鋼を、A点以上の温度において浸炭窒化することにより、鋼の表面を含む領域に窒素富化層を形成する工程と、鋼を、窒素富化層のM点を超え、M点よりも50℃高い温度以下の温度に保持することにより、窒素富化層の残留オーステナイト量が5体積%以下となるように窒素富化層をベイナイト変態させる工程とを備えている。 (もっと読む)


1 - 10 / 51