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国際特許分類[C22C38/42]の内容

国際特許分類[C22C38/42]に分類される特許

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【課題】二次精錬における条件と転炉における製造条件を適切に制御することによって、硬質な非圧延介在物が低減されて伸線性と疲労特性の高められた鋼線材を得るための鋼材を製造する有用な方法を提供する。
【解決手段】転炉に装入する主原料を、溶銑、冷銑および屑鋼とすると共に、これら主原料全体に対する割合で溶銑:96〜100%(質量%の意味、以下同じ)、冷銑:4%以下(0%を含む)および屑鋼:2%以下(0%を含む)とし、且つ全主原料中の平均P濃度を0.02%以下として転炉吹錬を行ない、転炉吹錬終了後の二次精錬時における溶鋼撹拌ガス流量を、溶鋼1t当り0.0005Nm3/分以上、0.004Nm3/分以下とし、次いで連続鋳造におけるタンディッシュ内にパージするAr流量をタンディッシュ内の溶鋼1t当り0.04Nm3/分以上、0.10Nm3/分以下として操業する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、低温変態組織が発生する圧延材を連続製造工程で使用可能とするためのレーザー溶接方法及びこれに用いられる装置に関する。
【解決手段】このレーザー溶接方法は、低温変態組織が発生する圧延材を相互に接触させる段階と、上記圧延材の接触部分に対してレーザー溶接して溶接部を形成する段階と、上記圧延材の溶接部に対して加圧機で強制圧下する段階と、を含む。
本発明によると、溶接部の硬化組織を低減でき、溶接部の溶接品質を安定的に提供できる。 (もっと読む)


【課題】レーザー溶接後に低温変態組織が発生する圧延材を、連続製造工程で使用可能とするためのレーザー溶接方法を提供する。
【解決手段】連続製造工程のためのレーザー溶接方法は、低温変態組織が発生する圧延材を相互に接触させる段階と、上記圧延材の接触部分に対して溶接段階でC:0.1重量%以下、Cr:0−1.22重量%を含む溶接材料を使用してレーザー溶接する段階とを含んで成る。
本発明に係るレーザー溶接方法を用いて連続製造工程を行うと、溶接部の硬化組織を低減でき、溶接部の溶接品質を安定的に提供できる。 (もっと読む)


【課題】Siを多く含み、Cr、Cu、Niを更に含むばね用鋼線材において、酸洗い性が高められたばね用鋼線材を提供する。
【解決手段】C:0.35〜0.7%(質量%の意味。以下、同じ)、Si:1.5〜2.50%、Mn:0.05〜1.0%、Cr:0.05〜1.9%、Cu:0.05〜0.7%、Ni:0.15〜0.8%、P:0.02%以下(0%を含まない)、S:0.02%以下(0%を含まない)、残部:Feおよび不可避不純物を満足するばね用鋼線材であって、SiとCuとの比(Si/Cu)は、4以上の範囲内であり、表層のCu濃度と鋼中のCu濃度との差が0.50%以下、および表層のNi濃度と鋼中のNi濃度との差が1.00%以下であるばね用鋼線材である。 (もっと読む)


【課題】伸線性と疲労特性の可及的に高められた鋼線材と、該鋼線材を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】溶鋼処理時のガス撹拌におけるガス流量を、溶鋼1トンあたり0.0005Nm3/min以上0.004Nm3/min以下とすることによって、規定の成分組成を満たすと共に、鋼線材の軸心線を含む任意の断面に存在する下記X組成を満たす圧延方向に垂直な幅が2μm以上の酸化物系介在物であって、下記A組成の上記酸化物系介在物が1個以上20個以下で、かつ下記B組成の上記酸化物系介在物が1個未満である鋼線材を得るようにする。
A組成:Al23+CaO+SiO2=100%とした場合に、
20%≦CaO≦50%、かつAl23≦30%
B組成:Al23+CaO+SiO2=100%とした場合に、
CaO>50% (もっと読む)


【課題】製造時における熱間加工性に優れたステンレス帯鋼を提供すること。
【解決手段】C:0.3wt%以上1.2wt%以下、Cr:12.5wt%以上18.0wt%以下、Si:0.05wt%以上0.25wt%以下、N:0.001wt%以上0.02wt%以下、Mn:1.0wt%以下、Cu:1.0wt%以下、P:0.03wt%以下、S:0.010wt%以下、および、Ni:1.0wt%以下を含み、残部が実質的にFeおよび不可避的不純物からなるステンレス帯鋼とする。 (もっと読む)


【課題】高磁界での磁気特性と被削性に優れた軟磁性鋼材と、高磁界での磁気特性に優れた軟磁性鋼部品を提供する。
【解決手段】所定の成分組成を満足すると共に、規定の式(1)および(2)を満たし、かつCu、NiおよびCrよりなる群から選択される1種以上を規定の式(3)を満たすように含み、残部鉄および不可避不純物からなるものであって、 金属組織がフェライト単相組織であり、 鋼材の圧延方向断面10000μmにおいて、長径5μmを超えるMnSが5個以下であり、かつ長径0.5〜5μmのMnSが20〜80個であることを特徴とする高磁界での磁気特性と被削性に優れた軟磁性鋼材と、該軟磁性鋼材を用いて得られる高磁界での磁気特性に優れた軟磁性鋼部品。 (もっと読む)


【課題】磁気焼鈍後にバラツキの少ない優れた磁気特性を確保できると共に、製造工程で優れた被削性や冷間鍛造性を発揮し、複雑形状でかつ大型の鋼部品を高歩留まりで製造することのできる軟磁性鋼材を提供する。
【解決手段】C:0.0015〜0.02%(質量%の意味、以下同じ)、Mn:0.15〜0.5%、S:0.015〜0.1%、Mn/S:5.7以上を満たし、金属組織が、フェライト単相組織であり、かつ長径0.1μm以上のFeS析出物が5000個/mm以下であることを特徴とする冷間鍛造性、磁気特性および被削性に優れた軟磁性鋼材。 (もっと読む)


【課題】自動車給油系部材に適用した際に安定して優れた耐応力腐食割れ性と耐隙間腐食性を呈するステンレス鋼材を提供する。
【解決手段】Cu含有量が0.5〜3.0質量%であり、オージェ電子分光分析により測定される極表層のCu濃度が0.5原子%以下好ましくは0.1原子%以下であるオーステナイト系ステンレス鋼材。Cu以外の合金成分としては、質量%で、C:0.05%以下、Si:1.0〜4.0%、Mn:1.8%以下、P:0.045%以下、S:0.005%以下、Ni:6〜20%、Cr:16〜25%、N:0.10%以下、Mo:0.3〜3.0%が挙げられ、残部はFeおよび不可避的不純物とすることができる。極表層のCu濃度を低減するには流水洗浄または酸洗浄が効果的である。 (もっと読む)


【課題】 優れた交流磁気特性を確保できると共に、製造工程で優れた冷間鍛造性や切削加工性を発揮し、複雑形状の軟磁性鋼部品を高歩留まりかつ低コストで製造することのできる軟磁性鋼材を提供する。
【解決手段】 C:0.004〜0.020%(質量%の意味、以下同じ)、Si:2.0%超〜4.0%以下、Mn:0.2〜1.0%、P:0.02%以下(0%を含まない)、S:0.02〜0.10%、Al:0.05〜2.0%、Cu:0.01〜0.1%、Ni:0.01〜0.1%、Cr:0.01〜0.1%、N:0.0050%以下(0%を含まない)、O:0.010%以下(0%を含まない)、残部:Feおよび不可避不純物からなり、
[Mn]/[S]≧8
{[Mn]はMn含有量(質量%)、[S]はS含有量(質量%)を示す}
を満たし、金属組織がフェライト単相組織であることを特徴とする冷間鍛造性、切削加工性および交流磁気特性に優れた軟磁性鋼材。 (もっと読む)


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