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国際特許分類[C22C38/56]の内容

化学;冶金 (1,075,549) | 冶金;鉄または非鉄合金;合金の処理または非鉄金属の処理 (53,456) | 合金 (38,126) | 鉄合金,例.合金鋼 (19,815) | クロムを含有するもの (6,130) | ニッケルを共に含有するもの (4,065) | 炭素を1.7重量%より多く含有するもの (22)

国際特許分類[C22C38/56]に分類される特許

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粉末冶金混合物は、55〜90%の鉄系マトリックス粉末および45〜10%の硬質相粉末を含む(不可避的不純物を除く)組成を有している。ここで、45〜10%の硬質相は、少なくとも30%のFeと、C、Cr、Co、Ni及びWの各元素の少なくともいくつかとの組成(不可避的不純物を除く)を有し、該元素の重量%がFeのwt%との総計が100%になるように下記範囲、1〜3%のC、20〜35%のCr、2〜22%のCo、2〜15%のNi、及び8〜25%のWから選択される、組成を有している。物品(理想的には、バルブシートインサート)に焼結される前の混合物の最も好ましい組成は、(不可避不純物を除いて)、35%の硬質相および65%のマトリックスを含み、2%未満の一種以上の機械加工助剤および固体潤滑剤が加えられてもよい。ここで、硬質相の組成は、2.2%のC、29.1%のCr、4.9%のCo、5.3%のNi、および20.2%のWを含み、残部がFeであり、マトリックス成分は、−高クロム鋼粉末(例えば、18%のCr、12%のNi、2.5%のMo、残部がFe)、−低合金鋼粉末(3%のCu、1%のC、残部がFe;3%のCr、0.5%のMo、1%のC、残部がFe;4%のNi、1.5%のCu、0.5%のMo、1%のC、残部がFe;4%のNi、2%のCu、1.4%のMo、1%のC、残部がFe)、工具鋼粉末(5%のMo、6%のW、4%のCr、2%のV、1%のC、残部がFe)、または焼結中に銅溶浸プロセスと併せて用いられる前述の低合金鋼粉末の1つである。前述したような混合物を焼結することによって、低モリブデン含量を有し、これによって、同様の耐摩耗性を有する従来の焼結材料よりも著しく安価となる、高信頼性の耐摩耗性物品を得ることができる。
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本発明は、焼結温度が低く、優れた硬度を有し、量産性に優れた高付加価値用の精密部品を低コストで製造するのに適した製造方法及びその部品を提供することを目的とする。
上記目的を果たすために本発明は、FeとFe及びCoの組合物からなる群から選ばれた40〜75重量%の材料、W、Mo、Cr、Nb、V、及びNiの群から選ばれた20重量%以上の材料、B、C、Cu、及びSiからなる群から選ばれた2〜14重量%の材料及びその他不可避の不純物を含む組成を有する合金粉末とバインダとを混合するステップと、前記混合物を射出成形して部品の形状に成形するステップと、前記射出成形物から前記バインダを除去するステップと、前記バインダが除去された射出成形物を焼結するステップとを含む製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】酸化および硫化が優先的に起こる廃棄物焼却炉内の腐食雰囲気に対して優れた耐食性を発揮する高クロム鋳鋼を提供することである。
【解決手段】高クロム鋳鋼の組成を、C:1.0〜2.0wt%、Si:0.5〜4.0wt%、Mn:0.3〜1.5wt%、Cr:31〜37wt%、Ni:0.5〜3.0wt%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなるものとした。このようにCr含有量を従来の廃棄物焼却炉用材料よりも増やすことより、耐酸化性および耐硫化性を大きく向上させ、酸化および硫化が優先的に起こる腐食雰囲気に対して優れた耐食性を発揮するものとすることができる。 (もっと読む)


【課題】 プラスチックの成形に利用される射出成形機、押出成形機に使用される部品や金型等に必要とされる耐食性、耐摩耗性、靱性に優れたプラスチック成形用鋼および成形部品を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:1.0超〜1.8%、Si:0.1〜1.0%、Mn:0.1〜1.0%、Cr:6.0〜9.0%、Mo:2.0〜6.0%、V:2.7〜4.0%、残部Feおよび不可避的不純物からなる高温焼戻しにより64HRC以上の高硬度を有する耐食性、耐摩耗性に優れたプラスチック成形用鋼。およびその成形部品。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、620℃以上でのクリープ破断強度と靭性が高く、かつ溶接性の良好な高強度耐熱鋳鋼とその製造方法及びそれを用いた蒸気タービンケーシング及び主蒸気止め弁ケーシング並びに蒸気加減弁ケーシングと蒸気タービン発電プラントを提供することにある。
【解決手段】本発明は、質量で、C0.06〜0.16%、Si0.05〜1%、Mn0.1〜1%、Cr8〜12%、Ni0.1〜1.0%、Mo0.7%以下、W1.9〜3.0%、V0.05〜0.3%、Nb、Ta及びZrの1種以上の合計量が0.01〜0.15%、Co0.01〜2%、N0.01〜0.08%、B0.0005〜0.01%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物よりなることを特徴とする高強度耐熱鋳鋼にある。 (もっと読む)


【課題】 温乾燥条件下ですぐれた耐摩耗性を発揮するFe基焼結合金製バルブシートを提供する。
【解決手段】 素地形成用原料粉末として、質量%で、C:0.5〜1.5%、Ni:0.1〜3%、Mo:0.5〜3%、Co:3〜8%、Cr:0.2〜3%、Nb:0.1〜3%、を含有し、残りがFeと不可避不純物からなる組成を有するFe基合金粉末、
硬質分散相形成用原料粉末として、同じく質量%で、Mo:20〜32%、Cr:5〜10%、Si:0.5〜4%、を含有し、残りがCoと不可避不純物からなる組成を有するCo基合金粉末を使用し、上記Fe基合金粉末に上記Co基合金粉末を、上記Fe基合金粉末との合量に占める割合で20〜80質量%配合、混合してなる混合粉末のプレス成形体を焼結した製造する。 (もっと読む)


【課題】焼入れ処理時の外層、芯材の境界からの剥離トラブルを防止できる熱間圧延用複合ロールの製造方法及び複合ロールを提供する。
【解決手段】低合金鋼又は鋳鋼からなる芯材の周囲に、外層材としてハイス系成分からなる溶湯を連続鋳掛け肉盛り法にて溶着一体化してなる熱間圧延用複合ロールの製造方法において、前記連続鋳掛け法にて、外層と芯材との断面面積比率が1.0以上で外層長さが外径の1.5倍以上の複合ロール素材を形成後、熱処理において、オーステナイト化温度:950〜1150℃に3時間以上加熱した後、200〜300℃まで1〜3時間で冷却した後、その温度で保定又は引続いて焼戻しを数回行い、外層硬度80Hs以上にしたる熱間圧延用複合ロールの製造方法。 (もっと読む)


【課題】安価で、人体に対して安全でかつ耐摩耗性に優れたバルブシート用鉄基焼結合金材を提案する。
【解決手段】体積率で、5〜40%のパーライト相と、20〜60%の微細な炭化物が分散した炭化物分散相と、5〜20%の高合金拡散相からなる基地相中に、硬さがHv700〜1300の硬質粒子を3〜20%分散させる。硬質粒子としては、Mo−Ni−Cr−Si−Coの金属間化合物粒子、Cr−Mo−Coの金属間化合物粒子、Fe−Mo合金粒子のうちから選ばれた1種以上とするのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】溶融または半溶融のマグネシウムを溶融マグネシウムに対する高い耐溶損性、優れた高温強度と長寿命を有する射出成形機部品用材料を提供。
【解決手段】質量%で、C : 0.6〜2.5 %、Si:0.1 〜1.5 %、Mn:0.5 %以下、Cr: 3.5〜5.5 %、Ni: 0.3%以下、Mo: 0.1〜10%、W : 0.1〜15%、V:1.0 〜6.0 %、Co:15%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、さらには焼入焼戻し後の炭化物面積率が 5〜25%であり、その上、焼入焼戻し後の硬さが 55 〜72HRC であり、かつ、該焼入焼戻し後の炭化物面積率のうちVを主体としたMC型炭化物の面積率が 2〜20%であり、かつ、MC型炭化物の等価円直径の最大値が 2〜10μm である。 (もっと読む)


【課題】 非鉄溶融金属と接触して使用される各種の耐溶損性合金部材に適用できるものについて、耐溶損性、耐摩耗性、耐酸化性および保温性に優れた非鉄溶融金属用合金部材を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:1.0〜4.0%、Si:0.2〜4.0%、Mn<0.2%、Ni:4.0〜10.0%、Cr:10.0〜25.0%、Mo≦9.0%、V:4.0〜15.0%、Al:0.001〜0.1%を含有し残部Feおよび不可避的不純物元素から構成するとともに、該基体の表面に窒化層を形成したことを特徴とする。また、前記非鉄溶融金属用合金部材の基体がさらに質量%でW<0.2%、Co≦5.0%、Nb≦10.0%のうちいずれか一種以上を含有することを特徴とする。 (もっと読む)


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