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国際特許分類[C23C8/56]の内容

国際特許分類[C23C8/56]に分類される特許

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【課題】調質処理を行わずに軟窒化処理を施しても、高い疲労強度と優れた曲げ矯正性を有するV含有量の少ない低コストの軟窒化用非調質鋼の提供。
【解決手段】C:0.30〜0.60%、Si:0.05〜0.80%、Mn:0.20%以上0.80%未満、P:0.050%以下、S:0.005〜0.10%、V:0.05〜0.20%、Ti:0.005〜0.030%及びN:0.007〜0.030%を含有し、残部はFeと不純物からなり、不純物中のCr、Al及びPbがそれぞれ、Cr<0.10%、Al≦0.005%及びPb≦0.02%で、かつ、0≦N−0.63×Ti≦0.020を満足する軟窒化用非調質鋼。Mo≦0.30%とCa≦0.0050%のいずれか一方又は双方を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼材料の表面に形成された化合物層の高周波焼入れによる酸化を防止するように焼入れした、鉄鋼材料及びその製造方法並びに高周波焼入れ部品を提供する。
【解決手段】基材11と基材11の表面に形成した化合物層12と化合物層12上に形成した酸化防止被覆層13とから成り、基材11が所定の深さの硬化層を有する焼入れ鉄鋼材料10であって、基材11の表面上の硬度が高められている。焼入れ鉄鋼材料10は、表面に化合物層12を形成した基材11上に酸化防止被覆層13を形成する第一の段階と、化合物層12及び酸化防止被覆層13を備えた基材11を高周波焼入れする第二の段階とを備え、第二の段階が所定の加熱温度となるまで所定の加熱時間で昇温し、加熱温度に達した後、直ちに冷却が行われる。 (もっと読む)


本発明は、表面の粗さ特性高度Rzが、Rz≧1.5μmである、ニトロ化又はニトロ浸炭化された鋼製部材の耐蝕性表面の製造方法に関する。本発明は以下の方法工程:第一の酸化工程として、ニトロ化又はニトロ浸炭化された部材表面の酸化、直ちに引き続いた酸化工程での部材表面の少なくとも1回の第二の酸化、最後の酸化に直ちに引き続いた、最終的な方法工程での部材表面の研磨を含む。
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【課題】ステンレス鋼製の加工品の硬化を可能にし、それと同時に該加工品の高い耐蝕性が得られる方法を提供する。
【解決手段】ステンレス鋼製の加工品の表面硬化のための方法において、該加工品を溶融塩中に浸し、そして該塩に24時間〜240時間にわたって晒すにあたって、前記溶融塩の温度が400℃未満であり、かつ前記溶融塩が以下の組成:60〜100質量%の酢酸カリウム、0〜100質量%の酢酸ナトリウム、0〜2質量%の金属塩を有することで解決される。 (もっと読む)


【課題】鍛造後に焼準処理を行うことなく軟窒化しても、高い疲労強度と曲げ矯正性が得られる軟窒化非焼準機械部品の製造方法の提供。
【解決手段】C:0.30〜0.45%、Si:0.1〜0.5%、Mn:0.6〜1.0%、P≦0.05%、S≦0.1%、Al≦0.05%、N:0.010〜0.030%、Ti:0.005〜0.05%、Mo:0.01〜0.5%及びCa:0.0001〜0.005%を含有し、残部はFeと不純物からなる鋼を1100〜1250℃に加熱し、鍛造を1100℃以下の温度で開始して800℃以下の温度で終了して空冷した後に、焼準処理を行うことなく軟窒化する。なお、C:0.35〜0.45%、Si:0.1〜0.35%、Mo:0.01〜0.35%であれば、900〜1250℃に加熱してもよい。また、鋼は必要に応じて、Nb≦0.05%及びB≦0.005%の1種又は2種を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】特殊鋼の耐蝕性をできる限り大幅に保持したままで特殊鋼の硬化を可能にする、廉価で効率の良い方法を提供する。
【解決手段】以下の成分:塩化カリウム(KCl)30〜60質量%、塩化リチウム(LiCl)20〜40質量%、塩化バリウム(BaCl2)及び/又は塩化ストロンチウム(SrCl2)及び/又は塩化マグネシウム(MgCl2)及び/又は塩化カルシウム(CaCl2)からなる活性化剤物質15〜30質量%、遊離のシアン化物及び/又は錯体シアン化物からなる炭素供与物質0.2〜25質量%を含む溶融塩によって解決される。 (もっと読む)


【課題】表面が超硬合金なみの硬さと優れた耐摩耗性を有し、内部は高速度工具鋼又は合金工具鋼の焼入焼き戻し硬さと靭性を有する材料を提供。
【解決手段】それぞれ重量%で、C :0.1 〜2.7 %、Si:2.5 %以下、Mn:2 %以下、Cr:0.3 〜20%、Mo:12%以下、 W:20%以下、V:0.4 〜15%、Co:20%以下、及び、N :150ppm以下、を含み、さらにAl又はTiを0.15〜2.50%を含み、残余がFe及び不可避不純物よりなり、鋼中のN量とAl量の関係が、〔Al(%)〕×667 −〔N( ppm)〕≧0 であるか、又は、鋼中のN量とTi量の関係が、〔Ti(%)〕×667 −〔N( ppm)〕≧0 、であり、かつ、焼入焼戻し熱処理、研削加工後に、さらに窒化処理を施すことにより、表面近傍にAlN又はTiNという硬質の化合物を分散析出させ、表面のみ1150HVという超硬合金なみの表面硬さと耐摩耗性を有する。 (もっと読む)


【課題】 表面に軟窒化処理が施されているにも拘わらず、これまでの材料と同等以上の製造性を有し、かつ、高い疲労強度も両立させたクランクシャフトを提供する。
【解決手段】 表面に軟窒化処理が施された鋼よりなる、ピン部及びジャーナル部を有するクランクシャフトにおいて、前記ピン部及びジャーナル部をなす前記軟窒化処理された鋼表層部に、焼入れ誘起マルテンサイト相と、該焼入れ誘起マルテンサイト相が生成する際の残留オーステナイト相を、塑性加工によりマルテンサイト変態させた加工誘起マルテンサイト相とが混在した表層焼入れ加工層が形成されてなる。 (もっと読む)


本発明は、付着防止コーティングで被覆された金属支持体を含む調理器具に関し、前記コーティングは、調理器具の少なくとも内側表面を形成するように設計され、かつ少なくとも1つの層を含み、前記層は、フッ素樹脂を単独で、または少なくとも200℃の温度に耐える第2の耐熱性樹脂と混合された状態で含む。前記少なくとも1つの層は、1つまたは複数の前記樹脂の焼結温度よりも高い温度に耐え、かつ抗菌性を有する無機化合物を含む。 (もっと読む)


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