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国際特許分類[D21H11/08]の内容

国際特許分類[D21H11/08]に分類される特許

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【課題】 広葉樹を原料として、嵩高で、光学特性、強度に優れた機械パルプを製造する方法を提供する。
【解決手段】 広葉樹チップを解繊してパルプ化する磨砕工程において粕が全パルプ絶乾重量換算で40〜70質量%となるように磨砕処理を行い、スクリーニング工程において0.15〜0.2mmのスリット幅を有するスリットスクリーンを用いて粕とパルプを分級し、粕処理工程でリファイニング処理を行い得られたパルプと、スクリーニング工程でスリットスクリーンを通過したパルプとを混合する。 (もっと読む)


【課題】嵩高性、平滑性、印刷光沢、および耐ブリスター性等に優れた塗工紙の提供。
【解決手段】基紙の少なくともいずれか一方の面に塗工層を設けてなる塗工紙であって、基紙と、基紙の少なくともいずれか一方の面に設けられ、顔料および接着剤を主成分とする顔料塗工層とを備え、基紙中に機械パルプが10〜80質量%含有されており、塗工紙をJIS P8220:1998「パルプ−離解方法」で離解して得られたパルプのルンケル比が0.6〜2.1であり、顔料塗工層には、接着剤としてラテックスおよび水溶性高分子が含有されており、顔料として、平均粒子径が0.1μm以上2.0μm未満である微細顔料および、平均粒子径2.0μm以上5.0μm未満の板状顔料とが、30〜70:70〜30の質量割合で含有されており、顔料のうちカオリンクレーおよび炭酸カルシウムの占める割合が90質量%以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】嵩高性、平滑性、印刷光沢、および耐ブリスター性等に優れた塗工紙の提供。
【解決手段】基紙の少なくともいずれか一方の面に塗工層を設けてなる塗工紙であって、基紙と、上記基紙の少なくともいずれか一方の面に設けられ、水溶性高分子を主成分とする下塗り塗工層と、上記下塗り塗工層の表面に設けられ、顔料および接着剤を主成分とする上塗り塗工層とを備え、上記基紙中に機械パルプが10〜80質量%含有されており、上記塗工紙をJIS P8220:1998「パルプ−離解方法」で離解して得られたパルプのルンケル比が0.6〜2.1であり、上記上塗り塗工層には、上記接着剤としてラテックスおよび水溶性高分子が含有されており、上記上塗り塗工層に含まれる上記水溶性高分子と、上記下塗り塗工層に含まれる上記水溶性高分子が相異なる種類であり、上記ラテックス中のアクリロニトリル成分の含有量が25質量%以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】感熱記録体の裏面(感熱記録層の反対面)に印刷した場合においても、感熱記録面に印字した画像品質、特にバーコード読取り性と再印字性に優れると共に、感熱記録層塗工液等の塗工工程で良好な操業性を有しながら、古紙再生時の離解性が良好な感熱記録体を提供する。
【解決手段】支持体上に、無色ないし淡色の電子供与性ロイコ染料及び電子受容性顕色剤を含有する感熱記録層を設けた感熱記録体において、該支持体に機械パルプを5重量%以上含有させ、支持体のサイズ剤処理を調節することにより、支持体の感熱記録層を設ける面の点滴吸水度を50秒以上とすると共に、支持体の60分間の水浸漬後におけるJIS P8135に規定される湿潤引張強さの測定値を、JIS P8124に規定される坪量の値で除した値を2以上11以下とする。 (もっと読む)


【課題】環境負荷が小さく、経時による対褪色性に優れ、かつオフセット印刷に耐えうる表面強度を備えた書籍用紙を提供する。
【解決手段】パルプを含有する原料を抄紙してなる書籍用紙であって、パルプとして少なくとも機械パルプを含有し、書籍用紙の機械パルプの含有量が全パルプ含有量の50質量%以下であり、書籍用紙が黄色系着色剤を含有し、黄色系着色剤の含有量が機械パルプの含有量に対して0.1〜1質量%であり、書籍用紙が外添紙力増強剤を含有し、外添紙力増強剤の含有量が書籍用紙1m当り5g以下であることを特徴とする書籍用紙である。 (もっと読む)


【課題】
感熱記録体の裏面に一般印刷を施した場合においても、印刷面のセットオフ防止に優れ、印刷裏抜けを防止して感熱記録面に印字した画像品質、特にバーコード読取り性に優れると共に、印字濃度、再印字性が良好である感熱記録体を提供する。
【解決手段】
サイズプレス工程にて原紙の両面に顔料を塗工してなる支持体上に、無色ないし淡色の電子供与性ロイコ染料及び電子受容性顕色剤を含有する感熱記録層を設けた感熱記録体において、該原紙が機械パルプを5重量%以上含有するパルプからなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
古紙パルプを高配合した紙で、軽量であるにもかかわらず、インキ発色性に優れ、チラシ用途に適したオフセット印刷適性を有する印刷用紙及びその製造方法を提供することである。
【解決手段】
次の(1)から(11)の条件を満たすオフセット印刷用紙である。(1)白色度60%以上、(2)不透明度85%以上、(3)平滑度30秒以上、平滑度表裏差5秒以下、(4)吸油度50秒以上、吸油度表裏差10秒以下、(5)坪量35〜50g/m、(6)全パルプ中機械パルプを20〜60質量%含有、(7)灰分5.0〜15%、(8)ホワイトカーボンを灰分として0.50〜2.5%含有、(9)紙cmあたりに含まれる填料が持つ吸油量が0.035〜0.070cc、(10)澱粉系の表面処理剤を片面0.20〜1.0g/m塗布、(11)顔料を含む表面処理剤を塗布し、紙m当たり顔料の持つ吸油量が0.010〜1.0cc (もっと読む)


【課題】古紙パルプの配合率が100質量%であっても、嵩高性で、高い印刷不透明度を有すると共に、優れた印刷適性を有し、さらに高速輪転印刷において要求される引張り強度を満足する新聞用紙、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】古紙パルプ100質量%から成り、坪量が42〜49g/mの新聞用紙であって、古紙パルプの全成分中の40〜70質量%がJIS−P−8120に準拠して測定した機械パルプの呈色を示し、ISO624に準拠して測定した樹脂分を0.2〜0.5質量%含有し、引張り強度(縦)が2.1〜3.1kN/mであり、印刷不透明度が90.0〜94.0%である。 (もっと読む)


【課題】パルプとして利用することが困難であったスギ材を原料とした機械パルプを用いて高不透明度で、かつ強度を備える新聞用紙の提供を目的とするものである。
【解決手段】本発明は、原料パルプに填料を内添した新聞用紙であって、原料パルプとして、スギ属とマツ属の木材チップを原料とした機械パルプが用いられ、このスギ属の木材チップとマツ属の木材チップとの絶乾重量比が、5:95以上50:50以下であり、填料として、体積平均粒子径が、15μm以上25μm以下のホワイトカーボンと1.7μm以上12.5μm以下の無機粒子であることを特徴とする、新聞用紙。前記無機粒子は、製紙スラッジを主原料として、脱水、乾燥、燃焼及び粉砕工程を経て得られた再生粒子の表面にシリカを複合したシリカ複合再生粒子であるとよい。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、低坪量かつ低塗工量にもかかわらず、嵩高で白色度が高く、印刷面感に優れ、不透明度が高く、印刷作業性が良好な印刷用塗工紙を提供することである。
【解決手段】
本発明の印刷用塗工紙は、原紙上に顔料と接着剤を含有する塗工液を塗工して製造する塗工紙において、原紙に機械パルプを全パルプの乾燥重量に対して10重量%以上50重量%未満含有し、機械パルプとして濾水度が100〜250mlである広葉樹サーモメカニカルパルプを含み、塗工前の原紙灰分が10重量%以上であり、かつ片面塗工量が0.5〜5g/mであり、カレンダ処理後の坪量が50g/m以下、密度が0.70g/cm以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


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