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国際特許分類[F01D5/30]の内容

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【課題】 動翼が遠心力および変動流体力に対して充分な強度を有してホイールに結合される信頼性の高いタービンロータを提供する。
【解決手段】 タービンロータ1はフォーク状の植込み部31を有する動翼3と、植込み部31に係合する植込み溝部12を有するホイール11とを備えている。タービンロータは動翼の植込み部とホイールの植込み溝部とを嵌合させて嵌合部分10に止めピン4,5を貫通させることにより、1枚ずつ独立した動翼を周方向に配列してホイールに結合させるピンフォーク形の動翼植込み構造2を用いている。止めピンは半径方向の位置が異なる複数列上に配置され、最も内径側に位置する止めピン4は隣接する2枚の動翼の翼間に形成された止めピン孔41を貫通し、最も外径側に位置する止めピンは1枚の動翼内に設けられた略真円状の止めピン孔51を貫通する。 (もっと読む)


【課題】従来の翼根元部保持システム及び装置に関する問題を克服するか又は少なくとも軽減する。
【解決手段】タービン翼はシュラウド57と翼部46とT字形根元部47とを有し、周方向突き当て部100a,100bが最終組立て位置において半径方向で整列させられると、隣接する翼の間の角度方向の分離は、これらの突き当て部が互い違いになっている時よりも、突き当て部の組み合わされた厚さに関連した量だけ大きくなる。 (もっと読む)


【課題】アウトサイドタブテール形式の蒸気タービンロータにおいて、ホイール側フックのフレッティング損傷を防止し、寿命延長を図る。
【解決手段】羽根3,3′の植込部5には、ホイール側フック2a〜2cとそれぞれ噛み合わされる羽根側フック5a〜5cが内側に形成されている。ホイール側フック2a〜2cのホイール1半径方向内側の面20a〜20cのうち、ホイール1周方向において各羽根群3A同士の間に対応する部分(A部)に、それぞれ羽根側フック5a〜5cの表面50a〜50cとの接触を避けるための凹部10が設けられている。各凹部10は、ホイール1周方向におけるその両端部が、羽根側フック5a〜5cの表面に対してほぼ接線をなすように接触する曲面形状を有している。 (もっと読む)


【課題】短翼であっても隣接するインテグラルカバーを確実に連結することができ、なおかつ組み立てを容易化し翼根部に作用する応力を軽減することができる信頼性の高いタービン動翼及びタービン設備を提供する。
【解決手段】タービンディスク50のディスク溝51に対しタービン軸方向側から挿入される翼根部4と、翼プロフィル部2の先端に設けたインテグラルカバー5とを有するタービン動翼において、インテグラルカバー5の翼回転方向を向いた端面10をタービンディスク50に対する翼根部4の挿入方向に対して傾斜させ、かつ各インテグラルカバー5の翼回転方向ピッチの総和をその取り付け半径位置における円周長さより大きくなるように設定し、組立時、タービン軸方向側からディスク溝51に押し込むことでねじり変形しようとする翼プロフィル部2の弾性復元力によって相隣接するインテグラルカバー5同士が接触し拘束されるように構成する。 (もっと読む)


【課題】 フレア・バットレスを有するタービン動翼の構成を開示する。
【解決手段】 該タービン動翼はガスタービン・エンジンでの使用に適したものでバットレス(buttress)を備えることにより動翼のエアフォイルとのこ歯状根部フィレット(fillet)の間における面積を強化する。バットレスの底部はフレア状になっており、取付根部のごく近くで急にバットレスが終端することによる応力集中を低減する。フレア・バットレスを採用することにより、ガスタービン・エンジン内のタービンの運転条件に延長された期間にわたって耐えることができるようになる。タービン動翼は複合半径を有するフィレットを有する取付根部を有することによってさらに作動応力に耐えることができるようになる。 (もっと読む)


【課題】ロータ円板(23)が各動翼(25)の翼脚(44)を受けるためにロータ円板円周に翼脚に対応した保持溝(29)を有し、該溝に各々固定要素(39)付き盲孔(35)があり、翼脚の前記盲孔に対向する位置に形成された動翼を固定する心出し孔(45)内に固定要素が突出する流体機械(11)のロータ円板に配置された動翼の固定装置(50)、前記円板と動翼を有する流体機械及びその組立・分解方法に関し、流体機械の運転中に発生する熱的、機械的荷重に耐え得る繰り返し利用可能な長寿命の固定装置と、該装置を備えた流体機械と、動翼を組立・分解する方法を提供する。
【解決手段】盲孔に雌ねじを設け、固定要素を前記盲孔内に沈降する固定ボルト(41)として形成し、該ボルトを回すための工具を軸方向に接近する通路として、盲孔の範囲に凹所(33)を設ける。 (もっと読む)


【課題】
翼固定ピースの折損時にもその飛散を防止できるタービン装置を提供することにある。
【解決手段】
翼根部2Bの反回転方向の側端部3Bに形成された貫通穴6Bと、翼根部2Bに隣接する翼根部2Cの回転方向の側端部4Cに形成された有底の穴7Cと、ロータディスク12に形成された穴8Bとは同心であるため、連通しているとともに、両端部に底部を有する穴が形成される。この連通穴の内部には、翼固定ピン11Bが挿入される。 (もっと読む)


少なくとも1個の翼(10)を備え、この翼(10)の翼脚(12)がタービン円板(22)に保持され、タービン円板(22)と翼脚(12)との間に少なくとも1個の冷却通路(28)が存在するタービンの翼車において、本発明に基づき、冷却通路(28)の少なくとも1つの壁に、冷却通路(28)を流れる冷却流体の乱流およびそれに伴って熱伝達を高めるように形成した多数の乱流発生体(26)を設ける。この結果、大量の熱の排出が可能となる。
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ロータディスク(30)のブレード保持スロット(46)に取り付け可能なガスタービンエンジン用ロータブレード(32)は、プラットフォーム(40)と、プラットフォームから上方に延びるエアフォイル部(34)と、プラットフォームから下方に延び、ロータディスクのブレード保持スロットに係合するように適合されたルート部(42)と、を備える。ルート部は、ルート部とスロットとの間の接触応力が高くなる領域において、ルート部の長さの一部に沿って局部的に減少した幅、あるいは寸法的な不整合(50)を有する。これは、特にスウェプトファンブレードのダブテール部(44)に適しており、このような不整合(50)は、ダブテール部(44)とダブテール溝(46)との間の接触を最小化または回避することにより、許容できないほど高いディスク(30)の前縁部(36)における局部的な半径方向応力およびダブテール部(44)とダブテール溝(46)との間の接触力を除去する。また、対応する方法およびガスタービンエンジン用ロータアッセンブリを開示する。
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