説明

国際特許分類[F02K9/44]の内容

国際特許分類[F02K9/44]の下位に属する分類

国際特許分類[F02K9/44]に分類される特許

1 - 9 / 9


【課題】軽量化を実現し、液状推進薬を気化させて生じる蒸気ガスのみを外部に供給することができ、外部熱エネルギをほとんど必要としない液状推進薬タンク及びこの液状推進薬タンクを用いた蒸気噴射装置を提供する。
【解決手段】液状推進薬Aの一部が気化して生じる蒸気ガスを外部に供給する液状推進薬タンク2であって、液状推進薬Aを収容するタンク本体21と、タンク本体21の内部で該タンク本体21の軸心L周りに並べて配置された複数枚の保持板23を備え、タンク本体21の内部には、表面張力によって複数枚の保持板23の各々に液状推進薬Aを付着させることで液状推進薬Aを保持する液状推進薬保持空間LAと、液状推進薬Aの一部が気化して生じる蒸気ガスが溜まるガス溜まり空間GAが形成され、タンク本体21の液状推進薬保持空間LAには推進薬注入口21Fが形成されていると共に、ガス溜まり空間GAにはガス排出口21Dが形成されている。 (もっと読む)


回転する爆轟波を維持するために、環状燃焼室22と、該環状燃焼室22と連通した一過性プラズマシステム42とが提供される。この一過性プラズマシステム42は、「ナノ秒プラズマ」システムとも呼ばれ、パルス発生装置48が、強力でかつ高電圧であるが低エネルギのパルスを発生し、一過性プラズマPを供給するように動作し、これにより、推進剤の化学種の反応性が向上する。推進は、一定圧力の燃焼(CDWE)に依存している。
(もっと読む)


【課題】複数の燃料噴射口27の中で噴射圧のバラツキを低減したり、噴射器全体としての噴射圧を高めたりして、ロケットエンジン1のエンジン性能を十分を向上させること。
【解決手段】燃料マニホールド37における燃料導入配管41の近傍(燃料導入配管41側)に燃料の流れを2方向に分流する分流板43が配設され、燃料マニホールド37内における分流板43に対向した領域に燃料マニホールド37内の流路を仕切る仕切板45が配設されていること。 (もっと読む)


【課題】一液推進系においてHAN系の液体推進薬を使用する場合であっても高いスラスタ出力を得ることのできる、宇宙飛翔体用の触媒燃焼式スラスタを提供する。
【解決手段】液体推進薬を収容するための中空のタンクと、液体推進薬を燃焼させ、燃焼ガスを噴射する燃焼器と、液体推進薬をタンクから燃焼器へ供給する流路とを備え、タンクはさらに、タンク内に前記液体推進薬が充填された区画を形成するとともに、液体推進薬を前記燃焼器へ送出するピストンを備え、燃焼器はさらに、液体推進薬を触媒燃焼させるための触媒を有する触媒層と、触媒層を加熱するための加熱装置と、触媒層に対して液体推進薬を供給するインジェクタとを備え、ピストンに所定の圧力を印加することにより、インジェクタが触媒層に対して液体推進薬を噴霧する、宇宙飛翔体用触媒燃焼式スラスタ。 (もっと読む)


【課題】既に開発されているタンクシェルへの取り付け及び取り外しを可能とすることができるとともに、部品の共通化を図ることができるようにする。
【解決手段】本発明は、内部に貯留している推薬を外部に排出するための排出ポート16を殻壁12aに固定したタンクシェル10内に、推薬を収集捕捉するための収集捕捉材35を備えた推薬捕捉体30を配設した人工衛星用推薬タンクにおいて、上記排出ポート16に、推薬捕捉体30を螺合連結するための螺合孔22…を形成しているとともに、上記推薬捕捉体30に、排出ポート16の螺合孔22…に上記推薬捕捉体30側から螺合部材31…を螺入するための螺合用空処αを設けたことを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】低毒性の酸化剤および燃料としてHAN系酸化剤および炭化水素系燃料を用いて推進用燃焼ガスを発生させる場合に、高い着火性と燃焼安定性を実現できる2液スラスタを提供する。
【解決手段】内部に触媒7を収容し、供給されるHAN系酸化剤をその内部の触媒7により発熱分解および燃焼させて1次燃焼ガスを生成する1次燃焼器3と、この1次燃焼ガスと炭化水素系燃料とが供給され、1次燃焼ガスにより炭化水素系燃料を燃焼させて2次燃焼ガスを生成する2次燃焼器5と、を備え、この2次燃焼ガスを噴出して推力を発生させる。 (もっと読む)


本発明によれば、噴射手段の上流で、燃焼性推進剤と酸化剤推進剤とが一定の圧力で混合され、この推進剤の混合物を一定の圧力で燃焼室(1)へ噴射させるため、上記の噴射された混合物の流量率を変化させることができるように噴射手段(7〜11)が選択される。 (もっと読む)


【課題】貯蔵性液体推進剤の毒性の低減ひいては無毒化を進めるとともに、貯蔵性液体推進剤を用いた推進システムの低温環境適合性を改善することを可能とするスラスタ装置を提供する。
【解決手段】亜酸化窒素分解触媒で亜酸化窒素を触媒分解することにより得られる触媒分解ガスを利用して推力を発生させる、スラスタ装置。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、地球温暖化や大気汚染等の環境問題やエネルギー問題、化石燃料等の供給の不安定要因や、その枯渇の問題を一掃するための動力源装置及びその運転方法に関するものである。
【解決手段】 水素燃料のロケットエンジン又は燃焼装置(1)とガスタービン(2)とを結合した装置で水素を燃焼させ、ガスタービン(2)を作動させ、発電機(3)で発電した電気で水の電気分解装置(4)内の電気伝導性を有する水溶液を電気分解し、そこで得られた水素と酸素を水素燃料のロケットエンジン又は燃焼装置(1)の燃料及び水素の酸化剤として利用すると同時に、燃焼時の排熱又は排気ガスを蒸気発生装置(5)に通した蒸気で、蒸気タービン(6)を作動させ、動力装置(7)の動力源とするという手段を用いた動力源装置である。従って、水の分解と化合で当該動力源装置を運転するので、諸課題を一掃しうる動力源装置である。 (もっと読む)


1 - 9 / 9