説明

国際特許分類[F02M59/26]の内容

国際特許分類[F02M59/26]の下位に属する分類

その機構 (11)

国際特許分類[F02M59/26]に分類される特許

1 - 10 / 98


【課題】 燃料ギャラリへ戻される燃料の流速が速くなった場合にも十分に脈動を抑制することが可能な高圧ポンプを提供する。
【解決手段】 加圧側通路58の延長領域Rを燃料ギャラリ31の内部に想定し、当該延長領域Rが底部15とは反対側のダンパユニット32の蓋部14側へ延びるように構成する。ダンパユニット32は、蓋部14側及び底部15側に配置される2枚のダイアフラム33、34が周縁部で接合されてなるダンパ部材35と、燃料ギャラリ31の底部15に配置される底側支持部36と、底側支持部36との間にダンパ部材35の周縁部を挟み込むように押圧される蓋側支持部37とで構成されている。蓋側支持部37は、蓋部14側のダイアフラム34を周方向に囲繞し、当該ダイアフラム34を内面とする蓋部14側へ開口するギャラリ部分空間41を形成する筒状壁40を有している。 (もっと読む)


【課題】ポンプ本体、バレル及びダンパーリングの加工精度に影響されることなく圧力の伝達経路を遮断することができる燃料噴射ポンプの提供を目的とする。
【解決手段】本発明に係る燃料噴射ポンプの第一実施形態である燃料噴射ポンプ1は、ポンプ本体上部11に形成されるバレル保持孔11bの内周面とバレル保持孔11bに挿入されるバレル12の外周面との間にシール部材であるOリング18とダンパーリング17とが装着される燃料噴射ポンプ1において、ダンパーリング17は、ダンパーリング17の中心軸Mに沿った断面視で中心軸Mに対して傾斜した案内面(第一リング案内面17c、第二リング案内面17d)とが形成されるものである。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で、燃料吸入圧損の低減や、ベーパー吸入抑制、ポンプ内のベーパー滞留の防止、ポンプ吐出量の安定化、制御燃圧の安定化等を図れる燃料供給装置を得る。
【解決手段】モータ部10によりポンプ部20を駆動し、ポンプ部20が吸入した燃料を加圧して吐出する燃料供給装置において、ポンプ部20は、吸入ニップル23及び吐出ニップル24を有するハウジング21と、ハウジング内に収容され、複数のピストン25が配設されたシリンダ26と、モータ部10のシャフト11に設けられ、複数のピストンを往復運動させる傾斜プレート12と、各ピストンに対応してシリンダを軸方向に貫通するように設けられ、燃料を増圧室へ導く燃料通路となる複数の吸入ポート26bと、シリンダおよびモータ部に両端部を嵌入保持され、吸入ニップルから吸入された燃料を複数の吸入ポートへ案内する略円筒状のブッシュ28を備え、ピストン25と吸入ポート26bは、それぞれが仕切られた異なる空間28cに配置される。 (もっと読む)


【課題】往復動するプランジャと、前記プランジャが挿通されるシリンダボアを有するシリンダとを備えた高圧燃料供給ポンプにおいて、シリンダに硬質皮膜を成膜した場合、シリンダボア部両側入口付近にしか被膜は成膜されない。このような状態になると、シリンダボア部両側入口が被膜により狭くなるので、潤滑効果が小さくなり焼き付きのポテンシャルが上がってしまう。
【解決手段】高圧燃料供給ポンプのシリンダボア部両側入口にテーパーを設け、さらに高硬度の炭素系被膜の成膜を形成する。シリンダに被膜を形成するために、その後のギャップ調整において、プランジャ外形を研削により寸法調整することが可能である。また、シリンダボア部両側入口に設けたテーパーにより、シリンダボア部の入口付近にしか成膜されない状況になってもシリンダボア部入口付近が狭くなることが無く、焼き付きのポテンシャルが上がってしまうこともない。 (もっと読む)


【課題】 ハウジングの構成を簡素にし、軽量化を実現可能な高圧ポンプを提供する。
【解決手段】 高圧ポンプ1のハウジングを構成する下ハウジング11、上ハウジング15、およびカバー31は、互いに別体に形成される。互いに別体の下ハウジング11、上ハウジング15、およびカバー31は、形状を単純化することで駄肉を減らすことができる。また、高圧ポンプ1では、加圧工程にて加圧室14の燃料の圧力をシリンダ13およびプランジャ51が受ける一方で、上ハウジング15およびカバー31は加圧室14の燃料の圧力を直接受けない。そのため、上ハウジング15およびカバー31は、肉厚を薄くすることで軽量化することができる。 (もっと読む)


【課題】 体格を小さくし、かつ重量を低減することができる高圧ポンプを提供する。
【解決手段】 高圧ポンプ10Aは、プランジャ51、プランジャ51を収容する有底筒状のシリンダ13、およびシリンダ13が挿入される下部ハウジング11を備える。シリンダ13の外壁132bには、径外方向に突出し、上面121をシリンダ保持部111の下面111bに当接する環状の突部12が形成される。加圧室14は、底部131の内底壁131c、筒部132の内壁132aおよびプランジャ51の大径部511の上端面515で形成される。これにより、シリンダ13の底部131に作用する力は、突部12と当接している下部ハウジング11にのみ作用する。したがって、燃料の圧力による上向きの作用力が直接作用しない上部ハウジング15およびカバー31に剛性を必要としないため、高圧ポンプ10Aの体格を小さく、かつ軽量にすることができる。 (もっと読む)


【課題】燃料の温度上昇を抑制可能な高圧ポンプを提供する。
【解決手段】内燃機関200にフランジ40によって取り付けられるハウジング11は、プランジャ13の往復移動により燃料が加圧、調量、吸入される加圧室121を有する。シリンダ14は、ハウジング11内でプランジャ13を軸方向に往復移動可能に収容する。環状の燃料シール50は、軸方向の一方の側がシリンダ14に接続され、他方の側がプランジャ13の加圧室121と反対側の径外方向の外壁に摺接し、内側に副加圧室122を有する。環状のオイルシール60は、軸方向の一方の側がフランジ40に接続され、他方の側が燃料シール50よりも加圧室121と反対側でプランジャ13の径外方向の外壁に摺接する。オイルシール60と燃料シール50との間に形成される第1断熱空間140により、内燃機関200の熱がオイルシール60から副加圧室122に伝熱することが抑制される。 (もっと読む)


【課題】製造技術上のより少ない費用で製造可能な燃料ポンプを提供すること。
【解決手段】金属製のポンプシリンダ(10)と、当該ポンプシリンダ内で移動可能にガイドされる金属製のポンプピストン(20)とを有する、燃料ポンプ(1)特にコモンレール燃料システムのための高圧燃料ポンプ。本発明によって、製造技術上のより少ない費用で製造可能な燃料ポンプが提供される。これはとりわけ、ポンプピストン(20)が、熱処理なしかつコーティングなしのベアリング材質から作られており、ベアリング材質は鍛錬用合金あるいは銅合金によって形成されていることによって達成される。 (もっと読む)


【課題】筒状の第1空間と、第1空間の側壁面に開口して第1空間に接続する筒状の第2空間とを備え、第1空間に対する第2空間の開口縁が凸をなしている金属ボディにおいて、開口縁の耐圧性を高める。
【解決手段】金属ボディ1の耐圧付与工程は、圧入治具33を第1空間13に圧入する圧入工程と、圧入治具33を圧入した状態の金属ボディ1を熱処理する熱処理工程と、熱処理工程の後に、金属ボディ1から圧入治具33を引き抜く引き抜き工程とを有する。圧入、熱処理工程によって、開口縁15を含む非圧接面部37に圧接面部36の金属組織を回り込ませて非圧接面部37を圧縮状態にすることができるので、熱処理工程の後に、金属ボディ1から圧入治具33を引き抜くことで非圧接面部37に圧縮残留応力を付与することができる。このため、開口縁15の耐圧性を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】シリンダおよびプランジャの滑合部の中で特に発熱が大きいシリンダの下部(低圧燃料室側端部)においては、特に流体が滞留した状態となるためにシリンダを冷却し難い。本発明の目的は、シリンダおよびプランジャの滑合部の潤滑性が高い堅牢なこの種高圧燃料ポンプを提供することにある。
【解決手段】本発明ではシリンダとポンプボディとは別部材で形成し、プランジャには、加圧室とは反対側の外周部にシリンダと滑合する部分の直径よりも径の小さな段付き部を形成し、低圧燃料室内で往復動するプランジャのこの段付き部によって低圧燃料室の体積を増減させ、低圧燃料室内と低圧燃料通路との間で燃料の流動を発生させ、この燃料の流動がシリンダを直接若しくは間接的に冷却するように構成した。 (もっと読む)


1 - 10 / 98