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国際特許分類[F03H1/00]の内容

国際特許分類[F03H1/00]に分類される特許

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【課題】ホールスラスタの放電振動発生の抑制や高効率での運用を図り、ホールスラスタの特性を長期間にわたって常に安定的かつ良好に維持できる電源装置を提供する。
【解決手段】イオン加速装置のアノード電極14へ印加されるアノード電圧Va、ガス流量系へのガス流量Q、磁場生成用コイル12,13に流れるコイル電流Icを制御する制御手段28を備えると共にアノード電極14に流れるアノード電流Iaを計測する電流計測手段29を有し、制御手段28は、一時的に磁場生成用コイル12,13へ流れるコイル電流Icを一定範囲内で変化させるとともに、そのコイル電流Icの変化に伴って電流計測手段29で計測されるアノード電流Iaの計測値に基づいて磁場生成用コイル12,13へ流すコイル電流Icが最適値となるように調整する。 (もっと読む)


【課題】ホールスラスタの点火立ち上げを行う際に、電磁石の残留磁場の影響を可及的に低減し、常に安定した点火立ち上げを行うことが可能な電源装置を提供する。
【解決手段】磁場生成用コイル5に対して正負両方向に電流を流せるように構成されたコイル電源61,62と、各コイル電源61,62を制御して電流の向きを切替える制御回路28とを備え、制御回路28は、点火立ち上げを行う際、それに先立って磁場生成用コイル5に対して磁場生成動作時の電流の向きと逆方向に一時的に残留磁場低減用の電流を流す制御を行って残留磁場を消磁する。 (もっと読む)


【課題】イオンビーム源装置においてイオンビームの発散を抑制し効率を著しく向上させことができる電荷中和装置を提供する。
【解決手段】メッシュ構造、あるいは1個ないし多数の孔を持った電極を用いて、プラズマ源容器内のプラズマ源からイオンを引き出すイオンビーム源装置において、プラズマ源とは反対のビーム引き出し方向から、一様で制御された電子ビームを照射することにより、照射された電極面から二次電子を放出させて、電極孔から引き出されたイオンの空間電荷を中和して、イオンビームの発散を抑制することを特徴とする電荷中和装置。 (もっと読む)


【課題】表面プラズマによる誘起流を、印加電圧を制御することにより、その方向及び速度を制御し、広範囲に制御可能な表面プラズマアクチュエータとする。
【解決手段】誘電体を挟んで上部電極と下部電極を設け、両電極間にパルス電圧を印加することにより表面プラズマを発生させ、その表面プラズマにより誘起される誘起流をアクチュエータとして用いる。その際、両電極間に印可するパルス電圧を、電圧制御手段により、零ボルトを中心とした基準パルスに対して、全体の電圧を+側、及び−側にオフセットする制御を行う。このようにオフセット電圧を+側と−側で切り換え制御すると、誘起流の方向を切り換えることができる。また、オフセット電圧を変化させることにより、誘起流の速度を変化させることができる。 (もっと読む)


【課題】ホールスラスタのチャネル内の磁束密度の分布が偏った場合でも、放電振動現象の発生を抑え、安定にイオン加速装置であるホールスラスタを動作させる電源装置を得る。
【解決手段】電源装置1は、アノード電極12へアノード電圧Vaを印加するアノード電源2、磁場生成用コイルへコイル電流Icを流すコイル電源3,4、ガス流量調節器15を介してガス流量Qを調整するガス流量制御装置5および制御装置9を備え、制御装置9は、アノード電圧Vaとガス流量Qとコイル電流Icとに関係付けられた関数にしたがってアノード電圧Vaとガス流量Qとコイル電流Icとを制御し、イオン加速装置であるホールスラスタ11のイオン加速量を調整する。 (もっと読む)


【課題】放電の開始(点火)を容易にする宇宙機用ホローカソードを提供すること。
【解決手段】キーパ電極板6に対面する先端部が、ナノカーボンの微小突起群構造、微細加工技術による微細突起(群)構造、電気伝導体と電気絶縁体が交互に隣接した複合部材、あるいは放電等の作用により自発的にナノカーボン構造が形成・維持されるカーボン系材料または熱電子放出特性に優れたカーボン系材料で構成された部材を放電開始促進板A〜E31,32,33,34,35としてオリフィス板4の下流側に取り付ける。
または、オリフィス板4自体を、キーパ電極板6に対面する先端部が上記微細突起(群)構造、電気伝導体と電気絶縁体が交互に隣接した上記複合部材、あるいは放電等の作用により自発的にナノカーボン構造が形成されるカーボン系材料または熱電子放出特性に優れたカーボン系材料によって成形する。 (もっと読む)


【課題】超電導コイルを超電導転移温度以下の十分な温度域まで冷却可能であるとともに長期間の寿命を容易に確保することが可能な宇宙用超電導磁石装置および宇宙用推進装置を提案する。
【解決手段】宇宙用超電導磁石装置5および宇宙用推進装置4は、超電導コイル12と、超電導コイル12を励磁させる励磁装置13と、超電導コイル12と励磁装置13とを電気的に接続させる電流リード14と、超電導コイル12を宇宙機1のバスモジュール3に支持させる超電導コイル支持構造部11と、超電導コイル12と電流リード14と超電導コイル支持構造部11とのうち少なくともいずれかに熱的に接続されるとともに放射冷却面16を有する複数段の熱シールド板17と、バスモジュール3に設けられたサンシールド19と、を備える。 (もっと読む)


本発明は、ホール効果プラズマスラスタであって、主軸線回りに位置していて、内壁と外壁の間に構成されている開口下流側端部を備えた環状放出チャネルと、少なくとも1つの陰極と、チャネル中に磁場を形成する磁気回路と、チャネルにイオン性ガスを供給する導管と、陽極と、チャネルの上流側端部内に配置された分配器とを有し、分配器によってイオン性ガスが主軸線回りに同心状にチャネルのイオン化領域中に流れることができるようになっているホール効果プラズマスラスタに関する。本発明は、陽極が分配器として働き、分配器がガスの旋回流を陽極の出力部のところで主軸線回りに生じさせる方向性手段を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】一様な半径方向磁界を主チャネル内に形成し、巻線の質量を最小にする高出力の密閉型電子ドリフトスラスタを提供する。
【解決手段】本発明による密閉型の電子ドリフトスラスタは、環状の主チャネル(124)の中に磁界を生じさせる磁気回路を有し、磁気回路は、第1コイル(133)によって包囲された磁気コア(138)と、外側コイル(137)によって包囲された複数の外側磁気コア(137)と、凹形内周面(134)を有する外側磁極部分(134)と、凸形外周面(135a)を有する内側磁極部分(135)を有する。凹形内周面(134)及び凸形外周面(135a)はそれぞれ、一様な半径方向磁界を生じさせるように調整された輪郭を有し、それらの間に、幅が変化する隙間が形成され、外側コイルと隣接した最大値領域(232)と、外側コイル(137)同士の間に位置する最小値領域(231)を有する。 (もっと読む)


【課題】 従来のイオンロケットは真空中での使用を前提としていた。
【解決手段】空気を高電圧でイオン化させ、大気中での使用を可能とした。
さらに、不平等電界による勾配力を利用した。 (もっと読む)


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