説明

国際特許分類[F04C18/00]の内容

国際特許分類[F04C18/00]の下位に属する分類

国際特許分類[F04C18/00]に分類される特許

11 - 20 / 25


【課題】同一の圧縮機を2台並列で運転させても、振動がほとんど発生しない圧縮機を提供すること。
【解決手段】同一の圧縮機を2台並列で運転させる圧縮機において、これら2台の圧縮機を同一の運転速度で運転し、第1の圧縮機1と第2の圧縮機2の往復運動するオルダムリング14a、14bの往復運動方向が同一直線上にあり、かつ、互いの動作位相差が180°とした。これにより、互いの圧縮機のオルダムリング14a、14bの慣性力が互いに打ち消しあうため、振動を抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】
従来のコンプレッサは、コンプレッサの回転数が低くなるほど、回転振動の増加や電動機の効率低下によるコンプレッサの効率低下の問題があった。
【解決手段】
本発明は、密閉容器内に駆動要素と該駆動要素により駆動される回転圧縮要素を備えて成るロータリコンプレッサにおいて、前記駆動要素を構成するロータの端面の上部(反圧縮機構側)又は、下部(圧縮機構側)のどちらかに、材料として銅及び銅合金の板を用い、その板を積層した積層体で形成した回転慣性モーメントが得られる回転慣性体を設けることにより、コンプレッサの回転数が低い運転の場合に於いても、コンプレッサの回転振動の増加を抑え、効率の高いコンプレッサを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】環状のシリンダ室(C1,C2)の内部にシリンダ室(C1,C2)を外側シリンダ室(C1)と内側シリンダ室(C2)とに区画する環状ピストン(22)を配置するとともに、外側シリンダ室(C1)と内側シリンダ室(C2)を高圧室と低圧室とに区画するブレード(23)を設け、シリンダ(21)と環状ピストン(22)とが相対的に偏心回転運動をする圧縮機構(20)を有する回転式圧縮機において、圧縮トルクの脈動を低減する。
【解決手段】シリンダ(21)を固定側とし、環状ピストン(22)を可動側とすることで、吐出タイミングでの外側シリンダ室(C1)の容積変化率を内側シリンダ室(C2)の容積変化率よりも小さくする。それによって、環状ピストン(22)可動にした方式の圧縮機構と比べて、外側シリンダ室(C1)の圧縮トルクを小さくするとともに内側シリンダ室(C2)の圧縮トルクを大きくして、トルク脈動を抑える。 (もっと読む)


【課題】シリンダと環状ピストンとが相対的に偏心回転運動する回転式圧縮機において、組立て誤差に起因して、環状ピストンとシリンダとの間の微小隙間の間隔が偏心回転位置に応じて不均一となってしまうことを抑制する。
【解決手段】 可動側となるシリンダ(60)は、主軸受け(45)によって支持される駆動軸(23)に偏心部(25)を介して連結される。一方、固定側となる環状ピストン(43)は、フロントヘッド(40)において、主軸受け(45)と一体に構成される。 (もっと読む)


【課題】低段側圧縮機構(40a)と高段側圧縮機構(40b)とを備える二段圧縮機(20)において、所定の運転条件から外れた時の振動を低減させる。
【解決手段】低段側圧縮機構(40a)又は高段側圧縮機構(40b)の閉じ込み容積を変化させるための可変機構(55)を設ける。可変機構(55)によって低段側圧縮機構(40a)又は高段側圧縮機構(40b)の閉じ込み容積を変化させると、閉じ込み容積を変化させた圧縮機構(40a,40b)における圧縮開始時点での流体の体積が変化し、その圧縮機構(40a,40b)へ単位時間当たりに吸入される流体の体積が変化する。そして、低段側圧縮機構(40a)と高段側圧縮機構(40b)との吸入容積の比が変化する。 (もっと読む)


【課題】油膜形成能力が高い圧縮機の摺動部材とその製造方法を提供すること。
【解決手段】軟質基材に硬質粒子を分散させた材料で摺動部材を構成し、摺動部材の少なくとも摺動表面に硬質微粒子を噴射した後に、弾性体で構成し少なくとも表層部に砥粒を分散させた研摩材を摺動部材の少なくとも摺動表面に投射し、摺動部材の表層部を形成する塑性変形層を加工して硬質粒子を露出させるとともに軟質基材にディンプルと浅く細かい凹部を形成させることにより、露出された硬質粒子が相手材料と浅く細かい凹部との間に適度な隙間を形成し、ディンプルから補給される潤滑油によって楔効果が発揮されるため、油膜形成能力が高い圧縮機の摺動部材が得られるものである。 (もっと読む)


【課題】 回転式圧縮機の運転条件が変化しても機械損失を増やさずに高い圧縮効率を確保する。
【解決手段】 回転式圧縮機の圧縮機構(30)では、シリンダ(40)と第2ハウジング(50)によってシリンダ室(60,65)が形成される。シリンダ(40)の鏡板部(41)と第1ハウジング(35)の平板部(36)との間には、背面側隙間(75)が形成される。第1ハウジング(35)には、連通路(81)と差圧弁(82)が設けられる。吐出圧力と吸入圧力の差が小さい状態では、連通路(81)を通じて吐出圧力が中間隙間(77)へ導入され、内側隙間(76)と中間隙間(77)の両方が吐出圧力となるため、シリンダ(40)に作用する押し付け力が大きくなる。逆に吐出圧力と吸入圧力の差が大きい状態では、連通路(81)が差圧弁(82)によって遮断され、中間隙間(77)が吐出圧力よりも低い中間圧力となるため、シリンダ(40)に作用する押し付け力が小さくなる。 (もっと読む)


容積形機械のケーシング(1)は、円筒状の外表面を有する軌道周回ピストン(4)に適合する動作室を区切る円筒状の内表面(3)を有する。上記各表面の少なくとも一方(例えば、内表面(3))は、少なくとも一部が前記動作室に面する前面と後面とを有する周壁(2)により構成されている。周壁(2)は、互いが平行に延びるとともに、前記前面から後面に延びる弾性片(24)にそれぞれ対応する貫通口(22)を有する。各弾性片(24)は、例えば、締結部材(28)等の保持手段により動作室内の圧力に抗して貫通口(22)内に保持される。3台の容積形機械のアセンブリと、第1、第2の容積形機械を有するエンジンとについても説明されている。 (もっと読む)


【課題】複数のシリンダ室の少なくとも1室を休止させて容量制御を行うことである。
【解決手段】ブレード(25)は、先端が外側シリンダ部(21a)の内周面に摺接する第1状態と、先端が環状ピストン(23)の分断箇所内に位置して外側シリンダ室(C1)のみを休止させる第2状態と、先端が内側シリンダ部(21b)の分断箇所内に位置して外側シリンダ室(C1)および中間シリンダ室(C2)のみを休止させる第3状態と、先端がブレード溝(26)内に位置して全てのシリンダ室(C1,C2,C3)を休止させる全休止状態とになるように進退する。 (もっと読む)


回転ピストン装置は、空隙の壁でプリズム状の空隙を規定するハウジングを有する。プリズム状の空隙の断面は、小さな半径および大きな半径の交互の円弧によって形成される空隙の楕円である。楕円の次数は、上記小さな半径および大きな半径の円弧の対の数によって規定される。回転ピストンは、空隙における回転の動きを案内し、上記小さな半径および大きな半径の交互の円弧によって形成される楕円である断面を有する。空隙の楕円の次数は、ピストンの楕円の次数よりも1だけ小さい。回転ピストンは、連続的な動きの間隔において、回転ピストンの上記小さな半径および大きな半径の円弧の対を、空隙の円弧の小さな半径および大きな半径のそれぞれの対に係合させる1つの閉塞位置から、回転ピストンの小さな半径および大きな半径の別の円弧を、空隙の小さな半径および大きな半径の円弧の対に係合させる隣接する端部位置へ移動する。回転ピストンは、上記連続的な動きの間隔の間に、同じ回転方向で2つの異なる軸のうちの1つのまわりで交互に回転する。これらの軸は、大きな半径の円弧の曲率の中心において、上記空隙に対して位置される。各々のこのような動きの間隔において、回転ピストンの1つの大きな半径の円弧は、空隙の大きな半径の円弧に沿って滑動し、一方で回転ピストンの小さな半径の円弧は空隙の反対側の大きな半径の円弧と係合する。伝送装置は、2つの軸のまわりで回転の動きを伝える。回転ピストンが閉塞位置に達するときに、関連する大きな直径の空隙の円弧があり、大きな直径のピストンの円弧が、先行する動きの間隔の間に滑動して案内された。この位置でシステムに明白な運動をもたらすために、上記回転ピストンが閉塞位置のうちの1つに達したときに、一方の軸のまわりで上記回転ピストンの回転運動の回転速度を一時的に減じるための装置があり、この一方の軸は他方の軸のまわりでの回転速度と比較して、関連する大きな半径の円弧の曲率の中心に位置する。可変の体積の作動チャンバは、空隙の壁と回転ピストンとの間で規定される。これらの作動するチャンバの間での密封のために、密封表面を有する密封レッジが設けられる。これらの密封表面のうちの1つの曲率の半径は、曲率の上記小さな半径に等しく、これらの密封表面の別の1つの曲率の半径は、曲率の上記大きな半径に等しい。
(もっと読む)


11 - 20 / 25