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国際特許分類[F16C33/41]の内容

国際特許分類[F16C33/41]に分類される特許

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【課題】玉軸受の低トルク化及び長寿命化に好適であるとともに、比較的容易に形状設計可能な玉軸受用冠型樹脂保持器を提供する。
【解決手段】ボールを保持する球面状のポケットPが円周方向に等間隔で設けられた冠型樹脂保持器1であって、ポケットPが、底面を略球面状とした略C字状の保持体2により形成され、保持体2の隣り合うもの同士を板状の連結体3で連結するとともに、外周側面Fを基端側H1から遊端側H2へ行くにしたがって内方へ傾斜する傾斜面とした。この傾斜面により、保持器1と他の部材との接触を抑制することができるため、波形形状の保持器1の形状設計が比較的容易になるとともに、保持器1とボールとの接触面積が小さくなるため、潤滑剤の油膜のせん断抵抗が小さくなる。保持体2が略C字状であり、その底面が略球面状であるので、底部に回り込んだ潤滑剤のせん断抵抗を小さくすることができる。 (もっと読む)


【課題】潤滑性が良く低トルクな転がり軸受を提供する。
【解決手段】内輪1と、外輪2と、該内外輪間に周方向に所定の間隔で配置された複数の玉3と、ポケット4内に玉3を転動自在に保持する保持器5と、を備えた転がり軸受10であって、保持器5は、隣接するポケット4間に、径方向に貫通する複数の貫通孔6又は複数のディンプルを有し、ポケット4と貫通孔6又はディンプルは金属製の扁平材からフォトファブリケーションにより一括に形成され、複数の貫通孔は、網目状に設けられている。 (もっと読む)


【課題】トルクの増大及び冠形保持器の摩耗が生じにくく、焼付き寿命の長い玉軸受を提供することを課題とする。
【解決手段】玉軸受1は、軸方向断面幅をBとし、径方向断面幅をHとした時、B/Hの値を1. 10以上1.35以下とし、且つ、冠形保持器40のポケット底厚をTとし、玉30の直径をDwとした時、T/Dwの値を、0.25以上0.30以下としている。これにより、封入することができるグリースの絶対量を増やすことができると共に、冠形保持器40の剛性を高め、冠形保持器40の変形による玉30及び外輪20への干渉を防ぐことができる。したがって、玉軸受1はトルクの増大及び冠形保持器40の摩耗が生じにくく、焼付き寿命が長い。 (もっと読む)


【課題】軌道輪の真円度が優れている複列アンギュラ玉軸受を提供する。
【解決手段】複列アンギュラ玉軸受は、内輪1と、外輪2と、2列の玉3と、内輪1と外輪2との間に各列の玉3をそれぞれ保持する保持器4,4と、略円板状部材からなる非接触形の密封装置5,5と、を備えている。密封装置5の径方向外端部5aは、略円板状部材の径方向最外端部を径方向反対側に折り返すことにより形成されており、外輪2の内周面の軸方向両端部に形成された溝2bに嵌入され加締められることにより取り付けられている。また、玉3の直径が軸受幅の半分の75%以上83%以下とされている。さらに、密封装置5の厚さTsと、外輪2の外径面と溝2bの底部との間の径方向距離Trとの比Ts/Trは、0.07以下とされている。この複列アンギュラ玉軸受は、産業機械ポンプに好適に使用可能である。 (もっと読む)


【課題】玉軸受が有する保持器のポケット面のエッジによってグリースが掻き取られるのを防ぐことができるとともに、玉の表面のグリース切れを防ぐ。
【解決手段】玉軸受用の保持器4には、玉3の表面3aにほぼ沿った凹曲面形状のポケット面8を有し玉3を保持するポケット7が、周方向の複数カ所に形成されている。ポケット面8において、保持器4の径方向の外側寄りである外領域A1に複数の外側突起21が形成されていると共に、保持器4の径方向の内側寄りである内領域A3に複数の内側突起22が形成されている。ポケット面8のうち外領域A1と内領域A3との間は、玉3の半径Rよりも小さい曲率半径r2の球面形状を有し玉3の表面3aとの間でグリースを溜める凹曲面領域である。 (もっと読む)


【課題】 保持器の寸法精度の高精度化を図り、強度不足の改善を図ると共に、保持器構成部材の密着性の向上を図り、さらに種々の保持器形状に適用することができる転がり軸受用保持器およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 この転がり軸受用保持器は、樹脂材料を芯金1と共に金型でインサート成形して成る。転がり軸受用保持器は、樹脂材料からなる樹脂部2内に芯金1を埋め込み、前記樹脂部2に、芯金1の前記金型のキャビティ内で支持させる支持箇所6を露出させた支持箇所露出部16を複数箇所に設けた。 (もっと読む)


【課題】回転軸線近傍の軸受に対して潤滑油を十分に供給することができる軸受装置、これを備えた減速機構、及びモータ回転力伝達装置を提供する。
【解決手段】モータ軸42の偏心部42a,42bの外周囲にそれぞれ配置された玉軸受54,56は、それぞれ保持器543,563が内輪540・560と外輪541・560間に介在する円環状の基部543a、563a、及び基部543a,563aと共にポケットを形成するための複数の隔壁部543b,563bを有し、一方の玉軸受56において基部563aがその一部を内輪540,560の端面よりも軸線方向外側に突出させて他方の玉軸受54側から潤滑油をその軸線方向外側であって回転軸線Oの周囲で受ける油受部によって形成されている。 (もっと読む)


【課題】ポケットに玉を収容する際に、ポケットの中心に向かう方向へと玉を適切に案内することができる玉軸受用保持器を提供する。
【解決手段】内輪と外輪との間の環状空間に配置されて内輪と外輪との間に複数の玉を転動可能に保持する玉軸受用保持器において、円環状の環状部31と、環状部31から玉軸受用保持器の軸ZS方向の一方側に突出して玉40を収容する複数のポケット33を区画形成する複数の柱部32と、を備え、それぞれの柱部32における軸ZS方向の一方側の先端部34であって玉40を収容する際に玉40と接触する爪部35は、凹形状に形成されている。 (もっと読む)


【課題】軌道輪とリテーナとの間にグリースブリッジが形成されるのを抑止することが可能な玉軸受を提供する。
【解決手段】リテーナ6の軸受半径方向の幅Tを、内輪2の外周面2bと外輪3の内周面3aとの間の軸受半径方向の距離Lの53%〜57%に設定して、且つ、軸受空間に、軸受空間容積の40%〜50%の量のグリースを封入した。これにより、軌道輪4とリテーナ6との間にグリースブリッジが形成されるのが抑止される。その結果、回転トルクを低減させることができるとともに回転トルクのばらつきを減少させることができる。 (もっと読む)


【課題】保持器の製造コストの上昇を抑制しつつ、潤滑剤を効率良く潤滑に寄与させ、転動体とポケットの凹面部との間に潤滑剤を適切に供給可能とし、攪拌抵抗の増加を抑制することによって、回転トルクの上昇を抑制した転がり軸受用保持器を提供する。
【解決手段】本発明による転がり軸受用保持器40は、複数の転動体を転動自在に保持し、転動体が位置する凹面部42を有するポケット41と、ポケット41間に形成された柱部43と、柱部43に形成された空洞部44を有するものであって、空洞部44は、柱部中央に設けられた架橋部により仕切られ、空洞部44は、凹面部42に開口しており、また、保持器は外側部材と内側部材を結合させて成り、外側部材と内側部材とを、それぞれ線膨張係数の異なる材質により成形している、 (もっと読む)


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