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国際特許分類[F16C33/48]の内容

国際特許分類[F16C33/48]に分類される特許

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【課題】高温高圧の環境下で回転部分を高い定格容量と安定した軸受性能で支持することを可能とする。
【解決手段】半径方向複列のポケット列を有する環状の保持器12と、各列それぞれのポケット14,16に1つずつ収納された複数のころ18,20と、を備え、上記保持器12は、各列それぞれのポケットを円周方向に仕切る柱部28,30を備え、各列それぞれの柱部は、それぞれ、内径側と外径側の柱端部がころPCDに対して軸方向一方と他方とに位置し両柱端部は軸方向斜め対角線上に延びた柱端連結バーで連結された柱形状を有し、上記両柱端部にポケット内に突出してころを抜け止めするころ止めを備え、かつ、上記各列それぞれのポケットの外径側内面が円周方向に平坦な面になっている。 (もっと読む)


【課題】櫛形保持器の円環部が存在するころの端面側における保持器の半径方向に通り抜ける潤滑剤の流れを確保することと、ポケットの隅肉部における応力集中を緩和することである。
【解決手段】櫛形保持器4の円周方向で1つおきのポケット5における円環部4aの側面を、他のポケット5における円環部4aの側面よりも、対向するころ3の端面から後退させて形成することにより、この円環部4aの側面を後退させたポケット5でころ3の端面との間に広い隙間δを形成し、櫛形保持器4の半径方向に通り抜ける潤滑剤の流れを確保するとともに、円環部4aの側面を後退させたポケット5における柱部4bの根元の隅肉部の曲率半径Rを、対向するころ3の端面の面取り寸法Cよりも大きく形成することにより、この隅肉部での応力集中を緩和できるようにした。 (もっと読む)


【課題】軌道輪の摩耗を低減させたスラスト受け機構を提供する。
【解決手段】スラスト受け機構は、第一の部材に固定した第一の軌道輪12aと、第一の軌道輪12aと第二の軌道輪との間に配置した中間輪13と、第一の軌道輪12aと中間輪13との間に配置した複数の第一のころ14aと、第一のころ14aを転動軸心が互いに平行になるように保持するための複数のポケット21aを有する第一の保持器15aとを具備する。ここで、第一の保持器15aの幅面25a、25bには、軸方向に凹んだ油溜まり22aが設けられ、第一の保持器15aは、軌道輪案内としている。 (もっと読む)


【課題】内輪の外端面側にリング部と突出部とを有する保持器を配設した自動調心ころ軸受における球面ころの外端面と保持器との軸方向隙間の管理を容易にすることである。
【解決手段】内輪1の小鍔6を別体で形成し、この別体で形成した小鍔6の内径面を、内輪1の2列の軌道1aの外側の外径面に螺合させて、軸方向へ移動可能とすることにより、球面ころ3の外端面側に配設した保持器5が小鍔6と係合する軸方向位置を調整して、球面ころ3の外端面と保持器5との軸方向隙間を容易に管理できるようにした。 (もっと読む)


【課題】ころの組み込み性を容易にし、加工コストを低減でき、かつ保持器の強度を向上すること。
【解決手段】(a)の例では、複列のころ3は、もみ抜き保持器11により保持してある。外輪1の両側には、鍔部5が形成してあると共に、その中央部には、外輪案内部6が形成してある。もみ抜き保持器11は、ころ3を径方向内方からパチン挿入可能なポケット部を有している。(b)の例では、複列のころ3は、もみ抜き保持器11により保持してある。内輪2の両側には、鍔部8が形成してあると共に、その中央部には、内輪案内部9が形成してある。もみ抜き保持器11は、ころ3を径方向外方からパチン挿入可能なポケット部を有している。 (もっと読む)


【課題】全長の短いころを使用するスラストころ軸受において、ころが保持器から脱落するのを防止し、安価で軸受潤滑性や保持器強度を向上させたスラスト軸受を得ることを目的とする。
【解決手段】径方向途中に厚み方向の一方と他方にそれぞれ張り出すよう屈曲したクランク状屈曲部4を有する一枚の環状板からなり、円周方向の複数箇所に打ち抜いて形成された略矩形のポケット5を有する保持器2と、保持器2の各ポケット5に収納される複数個のころ3とを備え、ポケット5を形成する内壁面のうち、径方向の内壁面をころ端面案内面とし、各ポケット5の周方向の両側にそれぞれ位置するクランク状屈曲部4の保持器厚み方向の一方に張り出す外径側張り出し部4a及び保持器厚み方向の他方に張り出す内径側の張り出し部4bの頂部側面に、ポケット5内に向けて突出してころ3の外周面を保持するころ保持爪7a、7bを設けたものである。 (もっと読む)


【課題】分割型保持器の保持器スラスト面間での摩耗を防止または抑制し得る複列の転がり軸受を提供する。
【解決手段】この複列円筒ころ軸受10(複列の転がり軸受)は、環状部4aと、その環状部4aから軸方向に突出する複数の柱部4bと、を有する保持器4を二つ備えており、これら二つの保持器4は、互いの環状部4aが軸方向に対向して組み込まれている。そして、その対向して組み込まれる環状部4a同士の間には、当該環状部4aに沿って緩衝部材5が介装されている。 (もっと読む)


【課題】貧潤滑環境下においても保持器によりころ中央部が摩耗されることを抑制することができるスラストころ軸受を提供すること。
【解決手段】一対の柱部22は、それぞれ、径方向両柱端部22aと、両柱端部間の柱中央部22bとを備え、上記両柱端部の円周方向の対向間(第1対向間)は、ころ両端部をガイドするころのガイド部24とされ、上記両柱中央部の円周方向対向間(第2対向間)は、第1対向間より大きく設定され、かつ、当該両柱中央部は、ころPCDに対して軸方向両側に位置するころ止め22b1付き屈曲部22b2と、両屈曲部同士を連結する複数の連結バー22b3とを有する。 (もっと読む)


【課題】より高温高圧環境下においても回転部分を高い定格容量と安定した軸受性能を得ること。
【解決手段】径方向2列に同心配置されかつそれぞれ円周方向単列に形成された複数のポケット12,14を備えた保持器16,18と、各保持器それぞれのポケットに収納保持され軸方向両側から一対のレースにより挟持される複数のころ24,26とを備え、内径側の保持器は一方のレースにより内径ガイドされ、外径側の保持器は他方のレースにより外径ガイドされる構成。 (もっと読む)


【課題】ころのポケットへの圧入ミスが生じ難く、組立時間を短縮できるスラストころ軸受の組立方法と組立装置を提供することである。
【解決手段】軸水平に配置した保持器1の片面側に、保持器1のポケットと同じ円周方向の間隔で溝状の収納部が形成されたころ収納部材11を、ポケットと収納部を対向させて配置し、これらの保持器1ところ収納部材11を間歇回転ユニット40で間歇回転させて、上部位置に回転して来る収納部材11の収納部に、シュート12から供給されるころ4を上方から縦向きに投入し、収納部の底に設けられた孔に間歇的に押し込まれる圧入バー57で、収納されたころ4を保持器1のポケットに圧入することにより、ころ4を縦向きの安定した姿勢で収納部に保持して、ポケットへの圧入ミスを生じ難くし、組立時間を短縮できるようにした。 (もっと読む)


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