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国際特許分類[F16C33/50]の内容

国際特許分類[F16C33/50]に分類される特許

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【課題】保持器端面支持部が不十分であっても、組付方向の制約を受けず、より広い面域で軸受を回転案内可能で、耐摩耗性に優れたラジアルころ軸受用保持器を提供する。
【解決手段】同心上に所定間隔を空けて対向する一対の略円環状のリム部4a,4b、これらを連結するとともにその間の空間領域を周方向に隔て、ころを回転自在に保持するポケット10を形成する複数の柱部6を備え、一対のリム部は、外径側に柱部の外周部よりも径方向に凹状に窪んでなる複数の縮径部42a,42bを有するとともに、内径側に柱部の内周部よりも径方向に凹状に窪んでなる複数の拡径部44a,44bを複数の縮径部とは周方向に対して異なる位相で有し、複数の縮径部は、各縮径部の周方向に対する位相がリム部の双方で異なるように所定間隔で配し、複数の拡径部は、各拡径部の周方向に対する位相がリム部の双方で異なるように所定間隔で配する。 (もっと読む)


【課題】組み付け作業性が良好で、且つ、軸方向寸法が小さい場合にも使用時の挙動を安定させられるラジアルころ軸受用の保持器7bを実現する。
【解決手段】保持器7bを、合成樹脂製で円周方向1個所に不連続部11aを有するものとする。不連続部11aを挟んで設けられた端部12c、12dを、係合部13aにより軸方向及び径方向に関する相対変位を不能に凹凸係合させる。又、係合部13aを構成する1対の外径側係合片14c、14d同士及び1対の内径側係合片15c、15d同士の間で軸方向寸法を互いに異ならせ、軸方向寸法が大きい係合片14c、15cの円周方向端面と相手面との隙間(α1)を、同じく小さい係合片14d、15dに関する隙間(β1)よりも小さくする。これにより、不連続部11を挟んで対向する端面17c、17d同士が当接する際の当接面積を十分に確保し、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】適当に回転変形し湾曲抵抗を克服することができる回転運行可能なローリング体保持チェーン及びそれが構成するリニア運動機構を提供する。
【解決手段】回転運行可能なローリング体保持チェーン及びそれが構成するリニア運動機構において、ローリング体保持チェーン1は扁平ストリップ2を設置し、その上には軸方向に配列する孔21を備え、孔21の間には隔絶片22を形成し、2個の孔21を隔て、上、下間隔ブロック31、32を隔絶片22上に結合し、しかも上、下間隔ブロック31、32と隔絶片22との間には欠槽4を備え、欠槽4は上、下間隔ブロック31、32の左右の異なる辺において相互に互い違いに設置し、これによりローリング体が保持チェーン面1の循環通路100において非垂直に運行する時、保持チェーン1の間隔ブロック31、32は回転変形を生じ、湾曲の抵抗を克服することができる。 (もっと読む)


【課題】帯状鋼板を丸めながら帯状鋼板の両端部を互いに係合させることを機械で自動的に簡単に行えるようにする。
【解決手段】帯状鋼板11の両端部の一端部に、円周方向に他端側へ突出した第1の突出部30を形成し、両端部の他端部に、円周方向に一端側へ突出した第2の突出部40を形成し、第1の突出部30および第2の突出部40は、重ならないように帯状鋼板11の幅方向にずらして設け、第1の突出部30の第2の突出部側に第2の突出部側へ突出した凸部32を形成し、第2の突出部40の第1の突出部側に凸部32に係合する凹部42を形成し、凸部32は、第1の突出部30の先端に行くに従って第2の突出部側の突出量が漸減する傾斜面を有し、第1の突出部30および第2の突出部40間に突合せ溶接部を設けた。 (もっと読む)


【課題】フレッチング磨耗防止を効果的に行う事ができ、部品管理が容易でしかも組み付け性も良好で、且つ、製造コストを低く抑えられる構造を実現する。
【解決手段】ラジアルニードル軸受用の保持器8bを、合成樹脂を射出成形して造り、それぞれが円筒状の第一保持器15と第二保持器16とを軸方向に並列に連結して構成する。これら第一、第二両保持器15、16は、それぞれが半円筒状の2個の保持器素子17a、17b、17c、17dの円周方向片端縁同士のみを、円周方向に弾性変形自在な周方向弾性連結部18a、18bにより連結し、円周方向他端縁同士の間は、単なる隙間とする。又、軸方向に隣り合う状態で配置された保持器素子17a、17c、17b、17d同士を、軸方向弾性連結部24a、24bにより、円周方向に関する相対変位を可能に連結する。この様な構成により、上記課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】フリクションの増加や磨耗を発生させる恐れを低減することが可能な転がり軸受けの分割保持器を提供する。
【解決手段】転動体を保持する分割片本体を複数個連結して環状の保持器を形成するようにした転がり軸受けの分割保持器10であって、複数個の分割片本体12U,12Lのそれぞれの連結部に、互いの分割片本体12U,12Lの軸方向移動でもって凹凸嵌合する凸部16及び凹部18を設けた。 (もっと読む)


【課題】各スペーサに長期にわたり潤滑剤を保持できる案内装置用ローラーリテーナ及びこれを用いた案内装置を提供することを目的とする。
【解決手段】案内装置の無限循環路に配列・収容された複数のローラー3間に配置し、ローラー3を整列状態にかつ回転可能に保持する複数のスペーサを具備する案内装置用ローラーリテーナにおいて、複数のスペーサ2はスペーサ2とスペーサ2の間にローラー3が介在する所定の間隔で両端部が連結部5で連結され、各スペーサ2は該連結部5を挟んで両側対称に構成されており、スペーサ2のローラー3に対向する面の全面はローラー3の表面と略同曲率の円弧面であり、スペーサ2のローラーに摺接しない上面及び下面の略中央位置にローラーに摺接する面に連通する凹溝状の潤滑剤溜り4を設けた。 (もっと読む)


【課題】上型と下型によりチェーンを一体に射出成形することができ、大量生産が可能であり、金型の機構を簡単化にすることができ、金型の作製コストを減少することができるリニア伝動部材とそのチェーンを提供する。
【解決手段】外面にレール用転がり溝が設けられるレールと、前記レールに嵌め設けられ、前記転がり溝に対応する移動体用転がり溝が設けられ、前記レール用転がり溝と前記移動体用転がり溝の間に負荷経路が形成され、前記負荷経路の両端が回流経路の両端とそれぞれ連接されることにより、無限循環経路が形成される移動体と、前記無限循環経路内に転がり、前記移動体を前記レールに対して往復動可能にし、前記レール用転がり溝と前記移動体用転がり溝と接触して転がる接触転がり軌跡がほぼ環状な負荷区域を呈する複数の転がり具と、前記無限循環経路に収容され、条状を呈し撓み性を有する連結部と、複数の仕切部と、を含むチェーンと、を含む。 (もっと読む)


【課題】内外輪が非分割形であって、保持器が保持器セグメントの配列によって構成された転がり軸受において、組み付け時にころや保持器が脱落する問題を解決することである。
【解決手段】内輪11及び外輪12の各軌道13、14の間に保持器15に保持された転動体16が介在され、前記内輪11及び外輪12は非分割形の円環状に形成され、前記保持器15が複数の保持器セグメント19を円環状に組み合わせて構成された転がり軸受において、前記保持器15を相互に隣接する前記保持器セグメント19の端面相互を突き合わせ、その突き合わせた端面相互を弾性クリップ25により円環状に連結して構成した。 (もっと読む)


【課題】保持器を軌道輪によって径方向に案内するスラスト円筒ころ軸受において、保持器の径方向案内部の損傷を軽減する。
【解決手段】軸方向に対向する一対の軌道輪2、3と、その一対の軌道輪2、3の間に介在する複数のころ4と、軌道輪2、3の間に配置され、ころ4を円周方向に間隔をおいて保持する円環状の保持器5とを有し、その保持器5に軌道輪2、3と径方向に対向する凸部10を設け、その凸部10と軌道輪2、3との間で案内すきまを設定して、凸部10を保持器5の径方向案内部としたスラスト円筒ころ軸受1において、保持器5を樹脂製材料で形成する。このようにすると、保持器5が樹脂製となり軽量化されるので、軸受回転時に保持器5に作用する遠心力による径方向の力が軽減され、保持器5の径方向案内部である凸部10の損傷が軽減される。 (もっと読む)


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