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国際特許分類[F16D3/2245]の内容

国際特許分類[F16D3/2245]に分類される特許

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【課題】 トルク損失および発熱が少なく高効率で、耐久性に優れるものでありながら、高作動角を取ることができる固定式等速自在継手を提供する。
【解決手段】 外側継手部材2のトラック溝7は奥側に位置する第1トラック溝部7aと開口側に位置する第2トラック溝部7bとからなる。第1トラック溝部7aは、継手中心に対して開口側にオフセットした位置に曲率中心を有する円弧状をなし、かつ継手の軸線N−Nに対して周方向に傾斜すると共にその傾斜方向が周方向に隣り合う第1トラック溝部7aで互いに反対方向に形成されており、第2トラック溝部7bは、最大作動角に対する有効トラック長さを増加させるために第1トラック溝部7aとは異なる形状を有し、かつ継手中心Oよりも開口側で第1トラック溝部7aと接続されている。内側継手部材3のトラック溝9は、作動角が0°の状態の継手中心平面Pを基準として、外側継手部材2の対となるトラック溝7と鏡像対称に形成されている。 (もっと読む)


【課題】高効率で高作動角を取ることができ、強度や耐久性にも優れたコンパクトな固定式等速自在継手の提供。
【解決手段】外側継手部材のトラック溝は、奥側の第1のトラック溝部7aと、開口側の第2のトラック溝部7bとからなり、第1のトラック溝部7aは、オフセットのない曲率中心をもつ円弧状の軌道中心線Xaを有し、軌道中心線Xaと継手中心Oを含む平面が軸線N−Nに対して傾斜し、傾斜方向は隣り合う第1のトラック溝部7aで互いに反対方向であり、第2のトラック溝部7bの軌道中心線Xbは平面上に投影したとき直線部分を有し、直線部分は開口側ほど軸線N−Nに接近し、第1のトラック溝部7aの軌道中心線Xaの開口側端部に接続され、内側継手部材のトラック溝の軌道中心線Yは、作動角0°の状態で継手中心Oを含む平面Pを基準として、外側継手部材の対となるトラック溝の軌道中心線Xと鏡像対象に形成されている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、アウターレースおよびインナーレースのボールトラックの回転中心の位置がオフセット角度に応じて対称をなすようにして、アウターレースの外径を保持させた状態でもアウターレースのグルーブ接触面圧を補強することによって、ジョイント全体の強度を向上させることができる車両のアングルオフセットボールタイプの等速ジョイントを提供する。
【解決手段】シャフトの一端に連結設けられるインナーレース35と、前記インナーレース35の外部に設けられるアウターレース33と、前記インナーレース35の回転動力を前記アウターレース33に伝達するための複数個のボール36と、前記ボール36をそれぞれ保持するための窓が形成されているケージ34とを含んでなり、前記アウターレース33のボールトラックの回転中心とインナーレース35のボールトラックの回転中心とがオフセット角度に応じて対称をなす構造からなる。 (もっと読む)


【課題】ハブ軸の端面と、等速ジョイントの外輪の端面との両サイドスプラインを噛み合わせる動作によってハブ軸と等速ジョイントの外輪とを調心する車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】ハブ軸13と等速ジョイント50の外輪60とが連結ボルト70によって連結される。ハブ軸13の端面と、等速ジョイント50の外輪60の端面には、ハブ軸13と等速ジョイント50の外輪60とをトルク伝達可能に接続する両サイドスプラインが形成される。一方のサイドスプラインの歯先面と、他方のサイドスプラインの歯底面とは、ハブ軸13の中心軸線に直交する面に対し傾斜したテーパ面に形成される。テーパ面をなす歯先面と歯底面との相互の接触によってハブ軸13と、等速ジョイント50の外輪60とを調芯させる。ハブ軸13の端部には、内輪21を固定するかしめ部17が形成される。かしめ部17の端面にサイドスプラインが形成される。 (もっと読む)


【課題】鍛造成形トラックと仕上げ加工トラックのボールとの安定した接触状況を確保することでより優れた耐久性を確保し、鍛造金型や製品の品質管理も従来と変わらず容易とするトラック形状を有する等速自在継手を提供する。
【解決手段】外側継手部材のトラック溝と内側継手部材のトラック溝の少なくとも一方を、冷間鍛造仕上げにより成型する。トラック溝の横断面形状を、トラック溝底側をゴシックアーチ形状とし、トラック溝開口側を楕円形状とする。トラック溝の開角側から継手奥側に向かって、前記ゴシックアーチ形状と楕円形状との繋ぎ角度及びトラック溝のボール接触率を徐々に小さくした。 (もっと読む)


【課題】振動の伝達を低減することができるボール型等速ジョイントを提供する。
【解決手段】外輪20の内周面22は、保持器50の凸状外球面51に対応する凹状内球面22aと、凹状内球面22aより開口部側に形成される円筒状内周面22bと、凹状内球面22aと円筒状内周面22bとの境界部位22dとを備える。外輪20の内周面22における境界部位22dは、湾曲凸状の軸方向断面形状またはテーパ状の軸方向断面形状に形成されると共に、周方向全周に亘って同一の軸方向断面形状に形成される。トルク伝達時に外輪20の内周面22における境界部位22dが保持器50の凸状外球面51に接触する。 (もっと読む)


【課題】トルク損失および発熱が少なく高効率で、高作動角を取ることができ、高作動角時の強度や耐久性にも優れたコンパクトな固定式等速自在継手を提供する。
【解決手段】第1のトラック溝部7aは、継手中心Oに対して軸方向にオフセットのない曲率中心をもつ円弧状のボール軌道中心線Xaを有し、第2のトラック溝部7bのボール軌道中心線Xbは、最大作動角時のトラック有効長さを増加させるために直線状部分を有しており、第1のトラック溝部7aのボール軌道中心線Xaの端部が継手中心Oより軸方向に開口側に位置し、この端部に第2のトラック溝部7bのボール軌道中心線Xbが接続されたものであって、内側継手部材3のトラック溝9のボール軌道中心線Yは、作動角0°の状態で継手中心Oを含む平面Pを基準として、外側継手部材2の対となるトラック溝7のボール軌道中心線Xと鏡像対象に形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】トルク損失および発熱が少なく高効率で、高作動角で、高作動角時の強度や耐久性にも優れたコンパクトな固定式等速自在継手を提供する。
【解決手段】固定式等速自在継手1において、外側継手部材2のトラック溝7は奥側に位置する第1のトラック溝部7aと開口側に位置する第2のトラック溝部7bとからなり、第1のトラック溝部は、継手中心に対して軸方向にオフセットのない曲率中心をもつ円弧状部分を有し、軸線N−Nに対して周方向に傾斜すると共にその傾斜方向が隣り合う第1のトラック溝部で互いに反対方向に形成され、第2のトラック溝部は、有効トラック長さを増加させるため第1のトラック溝部と異なる形状を有し、第1のトラック溝部と第2のトラック溝部とは継手中心より開口側で接続されて、内側継手部材3のトラック溝9は、作動角が0°で継手中心を含む平面を基準に、外側継手部材の対となるトラック溝と鏡像対象に形成されている。 (もっと読む)


【課題】転動面及び摺動面の潤滑状態を長期にわたって安定して維持でき、しかも、潤滑剤の循環によって転動面や摺動面を有効に冷却することが可能な等速自在継手を提供する。
【解決手段】外側継手部材83と、内側継手部材86と、トルク伝達部材とを備え、外側継手部材83の外径面が円筒状のハウジング125に内嵌状となる等速自在継手である。外側継手部材83の外径面とハウジング125の内径面との間に、継手内部に充填される潤滑剤を継手回転にて循環させるポンプ構造体150を配置した。 (もっと読む)


【課題】負荷時や高速回転時に円滑に作動し、発熱を抑え、耐久性を向上さることができる等速自在継手であって、ボールの組み込み性の向上及びケージ強度の向上を図ることが可能な固定式等速自在継手を提供する。
【解決手段】外側継手部材23のトラック溝22の曲率中心と外側継手部材23の内径面21の曲率中心の軸方向のオフセットと、内側継手部材26のトラック溝25の曲率中心と内側継手部材26の外径面24の曲率中心の軸方向のオフセットとを0とする。外側継手部材23のトラック溝22及び内側継手部材26のトラック溝25をそれぞれ軸線に対して傾斜させる。ケージ29のポケット28の周方向長さを、ケージ29を所定角度だけ傾斜させて2つのポケット28を外側継手部材23から露出させた状態にて2つのポケット28への同時ボール組み込みを可能とする長さとした。 (もっと読む)


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