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国際特許分類[F16H48/12]の内容

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国際特許分類[F16H48/12]に分類される特許

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【課題】簡素な構成で低温時に潤滑油の昇温速度を速めて潤滑油の粘度を早期に低下させることができる低コストの差動歯車装置を提供する。
【解決手段】ハウジング11と、その内部に回転可能に保持されたサイドギヤ21、22と、サイドギヤ21、22の間に介在するようハウジング11の内部に回転可能に保持されたピニオンギヤ23、24とを備えた差動歯車装置であって、ハウジング11にピニオンギヤ23、24を回転可能に保持する少なくとも1つの凹状保持部33、34が設けられるとともに、両凹状保持部33、34とピニオンギヤ23、24との間に、ピニオンギヤ23、24よりも線膨張係数が大きい素材からなり、ピニオンギヤ23、24の外周面に沿う略半円筒状に形成された摩擦部材36、37が設けられている。 (もっと読む)


【課題】歯車を使用では傘型歯車が構造的に製作が楽だが歯車が量産に適してなく、高価であるため実用には向かない。そこで安価な鋼球を使う差動装置を実現する。
【解決手段】2個の椀型ハウジング1a,1bの底部の軸穴を貫通した軸8a,8bの先に向かい合わせて設けた円板9a,9bの間に、ハウジングと合体し複数の穴に鋼球11a、11bを置く鋼球保持板10を設け、ハウジングと円板の間にバネ12a,12bを設けてその鋼球を挟み、ハウジングを組合わせ締め付けてバネの圧力で円板を圧迫し、鋼球と2枚の円板の間に滑り摩擦を発生させる。ハウジングと鋼球保持板は合体しているので、ハウジングを廻すと、鋼球は、鋼球保持板によって引きずられて2枚の円板は同回転し、どちらかの円板が停止すると、停止の円板上を転がりだす。そしてその転がりを回転自由の向かいの円板に伝達し回転させ、差動効果を発生する。 (もっと読む)


本発明は、マルチアクスル駆動式の自動車に用いられる駆動アッセンブリであって、該駆動アッセンブリが、ディファレンシャルユニット3を有しており、該ディファレンシャルユニット3が、回転軸線Aと、1つの入力部材15と、該入力部材15に駆動結合される2つの出力部材18とを備えており、両出力部材18が、互いに差動作用を有しており;前記駆動アッセンブリが、ディファレンシャルユニット3を駆動源に駆動結合するための外部制御可能なハングオンクラッチ4を有しており;前記駆動アッセンブリが、ディファレンシャルユニット3の両出力部材18の間の差動をロックするための外部制御可能なロッククラッチ5を有している形式のものに関する。本発明によれば、ハングオンクラッチ4とロッククラッチ5とが、回転軸線Aに対して同軸的に配置されている。
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【課題】ハイポイドギヤ、および、駆動力を配分するための左右のクラッチを備えた機構において、車両の左右軸方向の寸法を短くする。
【解決手段】プロペラシャフト6に伝達される駆動力を減速して、左右の車輪に伝達する車両用動力伝達装置は、プロペラシャフト6と結合されたハイポイドピニオンギヤ21と、ハイポイドピニオンギヤ21と噛み合って回転するハイポイドリングギヤ22と、ハイポイドリングギヤ22に伝達される駆動力を減速する減速装置24,25と、減速装置24,25で減速された駆動力を左右の車輪に任意の割合で伝達するクラッチ26,27とを備える。 (もっと読む)


【課題】クランクシャフトの回転中その回転操作反力が変化することで生ずるトランクション伝動容量制御の不安定を、制御ゲインの特異な設定により防止する。
【解決手段】クランクシャフトの回転角θによりその回転操作反力Tcが変化する場合、これに伴う応答変化でトランクション伝動容量制御がオーバーシュートやアンダーシュートを生じて不安定となる。これを防止するため、クランクシャフト回転操作反力(Tc)特性が略線形であるクランクシャフト回転角領域A,B1,B2,B3,B4,B5,B6ごとに、トランクション伝動容量制御の制御ゲインを個別に設定して、上記のオーバーシュートやアンダーシュートを抑制することで、トランクション伝動容量制御の安定化を実現する。 (もっと読む)


【課題】電動機のフェール時において好適なリンプホーム走行を実現する車両用駆動力配分装置の制御装置を提供する。
【解決手段】一対の電動機Mそれぞれの故障を判定するモータ故障判定手段80と、そのモータ故障判定手段80により前記一対の電動機Mのうち一方の故障が判定された場合に、その故障が判定された電動機Mに対応するクラッチCにより車両に作用するモーメントを算出するクラッチ作用モーメント算出手段88と、予め定められた関係から、そのクラッチ作用モーメント算出手段88により算出される前記故障が判定された電動機Mに対応するクラッチCに係るモーメントに基づいて、前記一対の電動機Mのうち故障が判定されていない電動機Mに対応するクラッチCにおける目標トルクを算出する目標クラッチトルク算出手段92とを、備えたものであることから、運転者の要求する直進性乃至旋回性を確保して好適な走行を実現できる。 (もっと読む)


【課題】無駄な空間を削減し、第1及び第2ギアに用いられる潤滑油の量を減少することができる駆動力伝達装置を提供すること。
【解決手段】ハイポイドギア53には、ハイポイドギア54が咬合され、そのハイポイドギア54の内周部には、シャフト56が連結されており、そのシャフト56のさらに内側に、後輪ドライブシャフト95a、95bに駆動力を伝達する駆動力調整機構60a,60bが配設されている。よって、ハイポイドギア53,54が配設される空間において無駄な空間を削減できるので、そのハイポイドギア53,54に用いられる潤滑油の量を少なくすることができる。 (もっと読む)


【課題】クラッチの精確な制御、油圧機構部品の連続冷却性能、2つの別々の油圧回路を使用する場合のラテラルトルク制御、車両クラッチの重量及びコスト低減、及び他の車両機能と特性を提供する。
【解決手段】車両クラッチ組立体用油圧機構は、クラッチへ供給される油圧を調整するポンプ30及びパージ弁32を備える。ポンプ30での油圧は、クラッチの運転圧よりも大きい値に設定可能である。最適であり、制御可能であり、及び/又は、所定の運転圧をクラッチ10,12へ供給できるよう、パージ弁32は油圧機構から油圧をパージするよう構成される。 (もっと読む)


【課題】トルク容量を入力トルクに応じて変化させることができ、しかも構成の小型化できる遊星ローラ機構を提供することを目的とする。
【解決手段】中心軸線を中心に回転しかつ外周面が転動面とされた第1回転体5と、該第1回転体5に対して同心円上に配置されかつ内周面が転動面とされた第2回転体2と、これらの回転体2,5の間に配置されかつ各回転体2,5の間に自転かつ公転自在に挟み込まれてトルクを伝達する第1転動体3とを有する遊星ローラ機構において、前記第1回転体5の内周側と前記第2回転体2の外周側との少なくともいずれか一方に、前記第1回転体5の回転中心からの距離が円周方向で連続的に変化する傾斜面7a,7bと該傾斜面7a,7bによって挟み付けた第2転動体8とによって前記第1回転体5もしくは第2回転体2に作用するトルクを半径方向の力に変化させるカム機構6が設けられている。 (もっと読む)


ロッキングディファレンシャルは、弾性ディスクと摩擦パックアッセンブリによって、車両の駆動軸によって駆動され、スプライン結合された一対のサイドギヤ(154、156)及び出力軸を駆動させる円筒状のハウジング(104)の中央チャンバを直径方向に横切って延びるクロスピン(144)側に向けて共に付勢される一対のクラッチ部材(146、148)を含んでいる。クロスピンが各クラッチ部材の隣接面内に含まれる動作カム溝(150)内へ延び、その結果、一方の出力軸の回転速度が他の出力軸の回転速度よりも所定量オーバランしたとき、高速側の出力軸の摩擦パックアッセンブリ(164、166)が非圧縮状態へ作動して、それにより、オーバランした出力軸が駆動軸から切り離される。弾性ディスク手段は、環状波形スプリングまたは弾性ディスクスプリングである。
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