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国際特許分類[F17C1/06]の内容

国際特許分類[F17C1/06]に分類される特許

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【課題】口金及びエンドボスの強度を確保しつつ、ガスタンクの軽量化を図る。
【解決手段】高圧ガスタンク2は、樹脂ライナ20と当該樹脂ライナ20を覆うFRP層21を有するタンク本体10と、タンク本体10のタンク軸方向の一方の端部に設けられた口金11と、タンク本体10の他方の端部に設けられた樹脂製のエンドボス12と、を有する。樹脂ライナ20の他方側の端部は、閉鎖されており、エンドボス12は、樹脂ライナ20の他方側の端部の外側に設けられている。 (もっと読む)


【課題】ライナの内面に金属層を形成する以外の構造によって当該ライナにおける水素透過量を抑える。
【解決手段】口金部11と、ライナ20と、該ライナ20に設けられた補強層21とを備える高圧タンク1であって、ライナ20の外面には例えばEVOH層からなるガスバリア層が形成されている。このような高圧タンク1は、雄型と第1の雌型からなる成形用金型に樹脂を注入してライナ20の第1層を成形し、第1の雌型を取り外して第2の雌型に取り替え、EVOHなどのガスバリア性樹脂を注入して第1層の外面にガスバリア層を成形して2層構造とし、該2層構造のライナ20を取り出した後に該ライナ20どうしを溶着し、FW成形した後に加熱硬化させることによって製造することができる。 (もっと読む)


【課題】樹脂ライナと繊維強化樹脂層との間の滞留ガスに起因する繊維強化樹脂層の白濁化と滞留ガスの放出音の発生を防止するガス容器製造方法、及びガス容器を提供する。
【解決手段】未硬化のエポキシ樹脂を含浸させた強化繊維をガス容器1の樹脂ライナ2に巻き付けて繊維強化樹脂層3を形成し(S101)、その繊維強化樹脂層3の表面にエポキシ分解溶媒を塗布して、繊維強化樹脂層3の最外層に位置する未硬化のエポキシ樹脂を揮発性分解物に分解する(S102)。そして、繊維強化樹脂層3を加熱して、繊維強化樹脂層3の内層のエポキシ樹脂を硬化させるとともに繊維強化樹脂層3の最外層の揮発性分解物を揮発させて除去する(S103)。これにより、繊維強化樹脂層3の最外層の厚みをコントロールし、繊維強化樹脂層3のガス透過率を適切な値に設定する。 (もっと読む)


【課題】水素ガスなどの分子の小さいガスに対しても高いガスバリア性を確保できるガスタンクを提供する。
【解決手段】FRP層21の内側に樹脂ライナ20を有する高圧ガスタンク2において、樹脂ライナ20の内面に酸化層22を形成する。フィラメントワイディング法により樹脂ライナ20の外面に補強繊維Fを巻回する際に、空気を樹脂ライナ20の内部に封入しておき、次の補強繊維Fを熱硬化しFRP層21を形成する際に、樹脂ライナ20の内面を熱酸化して酸化層22を形成する。 (もっと読む)


【課題】FW法の巻き終わりとなる繊維終端の処置を改善し、段替えの簡略化や補強繊維層の強度確保を可能にするタンクの製造方法を提供すること。
【解決手段】この製造方法は、樹脂11を含浸した繊維12をFW法により所定分巻き付ける巻付け工程と、巻き付けた繊維12に含浸している樹脂11を熱硬化することで補強繊維層4を形成する硬化工程と、を有する。巻付け工程において、治具30を用いて、繊維終端12aを、既に巻き付けられた繊維12の内側へ入れるようにした。 (もっと読む)


【課題】繊維強化樹脂シェルの白濁化と滞留ガスの放出音の発生を防止するガス容器製造方法、ガス容器製造装置、及びガス容器を提供する。
【解決手段】ガス容器4の樹脂ライナ2の外面に樹脂を含浸させた強化繊維である含浸繊維Fbを巻き付けて下巻き層を形成し、その下巻き層の上に樹脂が含浸されていない強化繊維である未含浸繊維Faを巻き付けて上巻き層を形成する。そして、巻き付けにより下巻き層の含浸繊維Fbから染み出した樹脂を上巻き層の未含浸繊維Faに含浸させて、その後に、下巻き層と上巻き層の樹脂を硬化させて繊維強化樹脂シェル3を形成する。これにより、繊維強化樹脂シェル3の最外層に形成される樹脂層の厚さを薄くして、繊維強化樹脂シェル3のガス透過性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】繊維終端部を樹脂繊維層内に織り込む処置を行わずに、繊維終端部を樹脂繊維層に固着する。
【解決手段】タンク2の製造方法であって、熱硬化性の樹脂を含浸させた樹脂繊維Fをライナ3の外周面に巻き付けて、ライナ3の外層に樹脂繊維層Aを形成する工程と、樹脂終端部Faを、樹脂の熱硬化温度Tよりも高い融点を有するクリップ30により樹脂繊維層Aに固定する工程と、その後、クリップ30が融解しない熱硬化温度Tで、樹脂繊維層A中の樹脂を熱硬化させる工程と、その後、クリップ30を融解させる工程と、その後、クリップ30を固化させる工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】樹脂製容器の外周部に繊維強化樹脂を巻き付けてなる高圧ガスタンクにおいて、高圧ガスが高圧ガスタンクを透過する際の異音の発生を抑制する。
【解決手段】高圧水素タンクの製造工程において、(a)樹脂製容器を用意する工程と、(b)熱硬化性樹脂が含浸された繊維強化樹脂層を、樹脂製容器の外周部に形成する繊維強化樹脂層形成工程と、(c)繊維強化樹脂層形成工程によって形成された繊維強化樹脂層の最外周部に形成された熱硬化性樹脂層を、溶剤によって溶かす工程と、(d)繊維強化樹脂層を熱硬化する工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】繊維強化樹脂層とライナとの境界に入り込んだガスを排出して、ライナの変形を防止できるガスタンクを提供する。
【解決手段】ライナ20と、当該ライナ20に取り付けられた口金部11を有し、ライナ20の外周面と口金部11の外周面の一部に亘り繊維が巻き付けられて繊維強化樹脂層21が形成されている高圧ガスタンク2において、口金部11の外周面には、繊維強化樹脂層21とライナ20との境界にあるガスを繊維強化樹脂層21の外部に排出するための焼結金属層Aが形成されている。焼結金属層Aは、口金部11の鍔部11a、湾曲部11b及び頂上部11cの表面に形成されている。 (もっと読む)


【課題】繊維の巻き付け工程を簡略化できるタンクの製造方法を提供する。
【解決手段】タンク1の製造方法において、口金部3、4が取り付けられたライナ2の外周面に繊維Fを巻き付けて、ライナ2の外層に繊維強化樹脂層を形成する工程を有する。前記繊維強化樹脂層を形成する工程では、繊維Fの巻き始めの先端部Faを、口金部3の外周面に設けられた金属端子3aに固定し、その後ライナ2の外周面に繊維Fを巻き付ける。 (もっと読む)


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