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国際特許分類[F25B37/00]の内容

国際特許分類[F25B37/00]に分類される特許

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【課題】冷媒蒸気と液滴との接触時間を長くするとともに、冷媒蒸気が接触する液滴表面の吸収液の濃度を極力高くして吸収性能を向上する。
【解決手段】吸収液を液滴として落下するトレイ22の下方に所定間隔を隔てて中間トレイ34を設け、吸収液散布手段21から散布された液滴を中間トレイ34に受け留め、更に、その中間トレイ34から液滴として落下させ、その下方の中間トレイ34に受け留め、より下方の中間トレイ34に液滴として落下させていき、吸収のための有効高さを分割することで、重力加速度を受ける高さを減少させ、全体として最下端まで落下するのに要する時間を長くし、冷媒蒸気との接触時間を長くする。また、冷媒蒸気の吸収によって液滴表面の吸収液の濃度が低下した液滴どうしを混合した後、再度液滴として落下させ、液滴表面の吸収液の濃度を高くする。 (もっと読む)


【課題】再生器からの濃吸収液を過冷却器で冷却してから吸収器に供給するとともに、再生器からの濃吸収液を効率良く冷媒の吸収に寄与させ、吸収性能を向上する。
【解決手段】吸収器5に、循環ポンプ24と過冷却器25とを介装した吸収液循環配管26を接続する。吸収液循環配管26と再生器1の上部とにわたって希吸収液供給管28を接続する。再生器1の下部に濃吸収液供給管29を接続し、その濃吸収液供給管29を、吸収液循環配管26の希吸収液供給管28との接続箇所よりも下流側で、かつ、過冷却器25よりも上流側の箇所に、エジェクター30を介して接続し、循環ポンプ24の動力によって供給される希吸収液の一部を希吸収液供給管28を介して再生器1に供給し、その下流側で残部の希吸収液に濃吸収液をエジェクター30を介して混合し、その吸収液を過冷却器25で冷却してから吸収器5に供給する。 (もっと読む)


【課題】吸収液の散布孔を合理的に配置して、冷媒蒸気の流れを阻害せずに液滴との接触面積を大きくして吸収性能を向上する。
【解決手段】吸収器を、蒸発器と一体構成の吸収器本体の上部に吸収液散布手段21を備えて構成する。その吸収液散布手段21を、トレイ22の底面に吸収液散布孔23を分散配備して構成する。トレイ22において、吸収液散布孔23を、エリミネータから導入される冷媒蒸気の流れ方向に密で流れ方向に直交する水平方向に疎な状態で分布するように分散して配備し、冷媒蒸気の流れを阻害せずに液滴との接触面積を大きくして吸収性能を向上できるように構成する。 (もっと読む)


【課題】冷媒ポンプを使用しない吸収式冷凍装置のプレート式蒸発器において、冷媒蒸気流の影響を防止し、その伝熱プレート面における均一な濡れ性を確保する。
【解決手段】吸収式冷凍装置であって、蒸発器4と吸収器5を各々の伝熱プレート41が相互に同一軸線方向に並列になるように並設する一方、それら蒸発器と吸収器との間に下方側又は上方側、もしくは下方側および上方側の両方に連通空間を残した状態で仕切板10を設け、上記蒸発器で蒸発した冷媒蒸気が同仕切板の上記連通空間からだけ上記吸収器へ流入できるようにすることによって、冷媒蒸気流が蒸発器の伝熱プレート間から吸収器の伝熱プレート間にストレートに流れ込んで、蒸発器伝熱プレート面上の濡れ性を悪化ささせる問題や偏流を生じさせる問題を解消した。 (もっと読む)


【課題】 蒸発器との一体化が容易な液膜流下方式の吸収器を採用することにより、蒸発器と吸収器との一体化を図り、低コストでコンパクトな吸収・蒸発器を提供する。
【解決手段】 空冷冷却器により過冷却とされた吸収溶液に冷媒蒸気を吸収させる流下液膜式の吸収器部2と、該吸収器部2へ冷媒蒸気を供給するプレート式の蒸発器部3とを一対のケーシング4,5内に重ね合わせて収納して、低コストでコンパクトな吸収・蒸発器が得られるようにしている。 (もっと読む)


【課題】 発生器で加熱された溶液を直接蒸発器に流入させることとし、蒸発器での熱交換とすることにより、安価な暖房回路を構成し得るようにする。
【解決手段】 空冷吸収式冷凍装置において、発生器Gから流出する吸収溶液Lcの一部を蒸発器Eへ液化冷媒Rwを供給する冷媒配管23に供給する溶液配管24を付設するとともに、該溶液配管24には、冷房時に閉とされ、暖房時に開とされる第1の開閉弁25を介設して、第1の開閉弁25を閉状態としたときには、蒸発器E内の利用側流体Wcは液化冷媒Rwの蒸発により冷却され、冷房用の冷熱源として利用されるが、前記第1の開閉弁25を開状態としたときには、蒸発器E内の利用側流体Wcは高温な吸収溶液Lcにより加熱され、暖房用の熱源として利用されるようにしている。 (もっと読む)


【課題】
2段吸収冷凍機において、高温側の蒸発器で低温側の吸収器を冷却する熱交換部を小型化するとともに、駆動熱源温度を低減して排熱利用範囲を拡大する。
【解決手段】
高温側の蒸発器で低温側の吸収器を冷却する部分を、垂直伝熱管の管内で高温側の冷媒が蒸発し、管外で低温側の冷媒蒸気が吸収されるように構成し、管内への冷媒液は、伝熱管の上部に設けた冷媒分配室から伝熱管の上端をオーバーフローさせて供給し、管内に流下液膜が形成されるようにする。これにより、伝熱管下部から冷媒を供給する場合よりも管内側の圧力損失が減少して蒸発温度が低く、かつ均一化して、管外の溶液を冷却する伝熱面が有効に作用する。 (もっと読む)


【課題】間接空冷方式(溶液分離冷却方式)を採用した場合において、吸収器の圧力を低下させ、蒸発温度を低下させることができるようにした高効率かつ小型、低コストの空冷吸収式冷凍装置を提供する。
【解決手段】発生器、溶液熱交換器、凝縮器、蒸発器、吸収器を備え、吸収器の冷却方式を、当該吸収器に流入する吸収溶液を空冷冷却器にて過冷却した溶液の顕熱で取り去るだけの間接空冷方式とする一方、蒸発器、吸収器を上下2段とし、吸収溶液を空冷冷却器にて過冷却して上段側の吸収器4Aに流入させ、上段側の吸収器では、その出口側吸収溶液を過冷却の状態で下段側の吸収器4Bに流入させることにより、上段側吸収器での吸収器の圧力を下段側の吸収器の圧力よりも低下させて蒸発温度を低下させるとともに、蒸発器での被冷却流体を下段側蒸発器3Bより上段側蒸発器3Aへ連通させるようにした。 (もっと読む)


【課題】 吸収式冷凍装置を低コスト、かつコンパクトなものにする。
【解決手段】 発生器、溶液熱交換器、凝縮器、蒸発器、吸収器を備えてなる吸収式冷凍装置であって、その吸収冷凍サイクルから決定される発生器における交換熱量と、該発生器より流出する濃溶液と発生器に流入する希溶液との交換熱量、および蒸発器、吸収器での交換熱量とから、必要となるプレートの枚数が一致するように、1枚のプレートの上部に発生器、その下部に溶液熱交換器を各々形成する一方、同溶液熱交換器の下部に蒸発器と吸収器を形成し、同プレートを複数枚積層一体化することにより、装置全体の小型、コンパクト化を図った。 (もっと読む)


【課題】 蒸発器としての機能を有する蒸発器部と吸収器としての機能を有する吸収器部とを備えたプレートを複数枚積層することで、小型化および低コスト化を可能ならしめた蒸発器としての機能と吸収器としての機能とを併せ持つ蒸発・吸収ユニットを提供する。
【解決手段】 凝縮器にて凝縮液化された冷媒Rwが供給される蒸発器部2と、予め空冷熱交換器にて過冷却状態とされた吸収溶液Lcが供給される吸収器部3とを垂直方向で左右に並べて形成してなるプレート1,1・・を複数枚積層し、前記蒸発器部2にて蒸発気化した冷媒蒸気を前記吸収器部3にて前記吸収溶液Lcに吸収し得るように構成して、蒸発器としての機能を有する蒸発器部2と吸収器としての機能を有する吸収器部3とが1枚のプレート1に形成できるようにし、小型化および低コスト化が可能としている。 (もっと読む)


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