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国際特許分類[G11B5/78]の内容

国際特許分類[G11B5/78]に分類される特許

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任意形状のギャップを備えた薄膜磁気記録ヘッドを製造するために、先ず、基板を製作する。この基板の製作は、薄膜ヘッドを製作するための在来のウェハー加工技法であるバーチカル・プレーナ・プロセスを用いて行い、これは、集積型サブギャップ/サブ磁極構造体を構成するプロセスである。続いて、その基板即ちウェハーを切り分けて複数のロウ・バーにする。こうして製作したロウ・バーは、そのロウ・バーの、記録媒体が磁気−電気変換作用を発生する際の走行方向に対して平行な位置付けられる表面に、サブギャップ及びサブ磁極が露出している。続いて、その構造体即ちロウ・バーに加工処理を施して、そのコイル深さないしギャップ深さを所定寸法に仕上げる。その表面の形状は平面形状とすることもあり、円筒面形状とすることもある。薄膜でサブギャップが形成されているこのロウ・バーに対して、続いて、成膜工程を実行し、そのロウ・バーの、ウェハー主面に直交する表面に、磁性体薄膜を成膜する。この工程はホリゾンタル・プレーナ・プロセスであり、これによって表面薄膜記録ヘッドの一対のサブ磁極の間に任意形状のギャップ構造体を形成することができ、この任意形状のギャップ構造体は通常、サブギャップの真上に形成される。この磁性体薄膜即ち表面薄膜は、ヘッドのテープ担持面上に成膜されてパターニングが施されるものであり、これによって様々なエレメントの配置形態と、ギャップ・パターンと、ヘッドとテープ媒体との接触状態とを、最適なものとすることができる。任意形状のギャップを備えた薄膜磁気記録ヘッドを製造するために、互いに直交する2つの薄膜加工主面を利用するようにしており、それらのうち第1加工主面はウェハー・レベルのプロセスを実行する加工主面であり、第2加工主面はサブウェハー・レベルのプロセスを実行する加工主面であって第1加工主面に直交している。また、第1加工主面は磁気的にアクティブな基板を画成するための加工主面であり、この基板は、コイル、サブギャップ、及びサブ磁極部材を含むものである。第2加工主面は表面薄膜を画成するための加工主面であり、磁束はこの表面薄膜を通って、サブ磁極からこの表面薄膜に形成されているギャップ部へ伝達される。以上によって、記録ヘッドとして機能する構造体が得られ、この記録ヘッドをサーボ系の電子回路に接続して、任意形状のギャップ・パターンによって磁気テープをフォーマットする。 (もっと読む)


【課題】ベンガラ(酸化鉄)などを使用しないで、オーディオやビデオの磁気テープに用いる永久磁石鋼記録媒体とその記録再生装置を提供する。
【解決手段】磁気記録媒体において、永久磁石鋼(残留磁気と抗磁力を増すためにタニグステン、コバルト、ニッケル、アルミニウム、クロム、チタン、モリブデンなどを入れた合金鋼)そのものを熱間圧延および熱間鍛延して出来るだけ薄くして、オーディオあるいはビデオのテープレコーダーのテープとする。 (もっと読む)


【課題】 芳香族ポリアミドフィルムを非磁性支持体とする磁性薄膜型磁気記録媒体のカールを小として、磁気ヘッドとの当たりが十分とれるようにするとともに、カールに起因する種々の問題をなくした磁性薄膜型磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】 本発明に係わる磁気記録媒体1は、芳香族ポリアミドフィルムからなる非磁性支持体2上に磁性薄膜4が形成されて構成される。非磁性支持体2の磁性薄膜4が形成される一方の主面の表面には、望ましくは平均高さが10以上40nm以下の微細突起3が100万個/mm2 以上10,000万個/mm2 以下の面密度で具備されている。非磁性支持体2の磁性薄膜4が形成された反対の主面には、有機プラズマ重合体層6が形成されている。非磁性支持体の厚さが、4.5μm以下であることが望ましい。 (もっと読む)


【課題】 データエリアの面積を減少させることなくサーボトラッキングを行い得る磁気テープを提供すること
【解決手段】 バックコート層を、テープ長手方向に対して平行な3本以上のサーボトラックが予め磁気的に形成されている磁気記録可能な層となし、該バックコート層の保磁力を磁性層側のすべての層全体の保磁力よりも高くし且つその飽和磁束密度を磁性層側のすべての層全体の飽和磁束密度よりも低くしたことを特徴とする磁気テープ。 (もっと読む)


【課題】 高温、高湿の環境下での保存や使用においても磁性層の防錆効果が保持され、耐久性、信頼性の高い磁気記録テープを提供すること。
【解決手段】 ベースフィルム2上に磁性層3が設けられている磁気記録テープ1において、防錆剤9をマイクロカプセル7に内包させてベースフィルム2に塗布し、この上に磁性層3を蒸着して形成する。これにより、磁性層3を成膜する際にマイクロカプセル7が破壊され、マイクロカプセル7に内包した防錆剤9が流れ出し、ベースフィルム2上に島状に分布する。 (もっと読む)


【目的】 改善された走行性とリニア信号出力が安定して得られる薄型の磁気記録媒体を提供する。
【構成】 自然な状態で平坦な台上に載置したときの形状がリニアオーディオ信号を設ける端部側に凸であり、直線からのズレの大きさが1m長さの中央位置で3mm以内であるように磁気テープを構成する。 (もっと読む)


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