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国際特許分類[G21C15/26]の内容

物理学 (1,541,580) | 核物理;核工学 (13,075) | 原子炉 (5,406) | 炉心を有する圧力容器内の冷却系;特定の冷却材の選択 (522) | 冷却材の流れを促進するもの (181) | 対流によるもの,例.煙突状のもの,放散チャンネルを用いるもの (19)

国際特許分類[G21C15/26]に分類される特許

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【課題】チムニーの製造時間を短縮することができる自然循環型原子炉を提供する。
【解決手段】原子炉圧力容器2内で、炉心4の上方にチムニー7が配置される。チムニー7のチムニー隔壁7Aは、上端部に格子部を有し、格子部から下方に向かって伸びる複数の隔壁部を有する。炉心4内に挿入される制御棒8は、原子炉圧力容器2の内面に設置されたワイヤ巻き取り装置21に巻き取られるワイヤ27に接続されている。ワイヤ巻き取り装置21によるワイヤ27の巻き取り、巻き戻しにより、制御棒8が炉心4に出し入れされる。炉心4から引き抜かれた制御棒8のブレードが、隔壁部とスライド可能に嵌合されてチムニー隔壁7Aの側壁の一部になり、チムニー7内に形成される複数の冷却材通路の形成に使用される。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で、起動時に原子炉内の温度と圧力の関係で決められる不安定領域に入ることのないように原子炉を安定に制御する。
【解決手段】原子炉システムは、冷却材を原子炉圧力容器6から引き出して冷却材を浄化した後に、自然循環系に戻す冷却材浄化系を形成する原子炉冷却材浄化系(CUW)装置15と、冷却材浄化系により浄化された冷却材を加熱する加熱器16と、原子炉システムの起動時に、加熱器16により冷却材に対する加熱の制御を行うことにより、原子炉圧力容器6の内部の温度と沸点までの温度差を示すサブクール温度を制御する制御装置20とを備えている。 (もっと読む)


【課題】流路隔壁をチムニ胴から分離でき、軽量かつ高剛性で耐久性に優れたチムニを提供する。
【解決手段】チムニ11を、円筒形のチムニ胴11dと、当該チムニ胴11d内に垂設される流路隔壁11bとから構成する。流路隔壁11bは、複数の仕切板を格子状に組合わせることによって、横断面が矩形の複数の格子流路11aを形成している。各格子流路11aの端部から外向きに突出する仕切板の端部は、その両側に隣接して配置されるいずれか一方の仕切板の端部とのみ、連結部材11hを介して連結する。この場合、全ての仕切板について、その端部を連結部材11hにて連結することもできるし、一部の仕切板について、その端部を連結部材11hにて連結することもできる。 (もっと読む)


【課題】制御棒の操作をより速く行うことができ、この操作によって格子流路間に圧力の不均一が生じた場合でも短時間にその圧力を均一化することができる自然循環式沸騰水型原子炉を提供する。
【解決手段】自然循環式沸騰水型原子炉は、多数の格子流路13を形成する流路隔壁12を有したチムニを、炉心シュラウドの上端部に設置している。流路隔壁13の下端は、上部格子板14の上面よりも上方に位置している。炉心内に装荷された燃料集合体4のチャンネルボックス9の上端の高さL2は流路隔壁12の下端の高さL1よりも高くなっている。格子流路13内では、流路隔壁12と燃料集合体4のチャンネルボックス9の間に間隙17が形成され、隣り合う燃料集合体4の間に間隙27が形成される。燃料集合体4の相互間で上部格子板14と流路隔壁12の下端の間に、均圧領域16が形成される。 (もっと読む)


【課題】沸騰水型自然循環原子炉で、大きなコストインパクト無しに、炉心流量を制御可能にして、出力制御能力を向上する。
【解決手段】沸騰水型自然循環原子炉は、原子炉容器1と、原子炉容器1内に収容された炉心14と、炉心14の外周を覆って原子炉容器1内部を内外に区画する筒状の炉心シュラウド10と、炉心シュラウド10の上部を覆う炉心シュラウドヘッド26と、炉心シュラウドヘッド26の上方に配置されて上下端部に開口を有する筒状のチムニー15と、チムニー15の上端部の外周を覆うように配置された筒状の後置シュラウド20と、後置シュラウド20の上部を覆って上部に後置シュラウドヘッド開口70を有する後置シュラウドヘッド27と、後置シュラウドヘッド開口70に接続されて後置シュラウドヘッド27の上方に配置された気水分離器16と、を有する。 (もっと読む)


【課題】キャリーアンダーを低減でき、原子炉容器内での給水と再循環水の混合をより促進できる自然循環型沸騰水型原子炉を提供する。
【解決手段】自然循環型沸騰水型原子炉20は炉心1及び旋回流発生装置9をRPV2内に配置している。旋回流発生装置9は、複数の羽根部材34を有し、ダウンカマー8内に配置される。それらの羽根部材34は、ダウンカマー8内に配置されてチムニ4の円筒部材22の外面に取り付けられ、周方向に所定の間隔を置いて配置される。各羽部材34は周方向で同じ方向に向かって傾斜している。チムニ4と蒸気乾燥器5の間に形成される気水分離空間21からダウンカマー8内に流入した冷却水は、羽根部材34の傾斜角度で下方に向かう旋回流となる。旋回流発生装置9の設置によって、ダウンカマー8内に流入した冷却水から蒸気が分離される。ダウンカマー8内に流入した冷却水と給水の混合が促進される。 (もっと読む)


【課題】炉心流量の測定精度および信頼性を向上させることができる自然循環型原子炉を提供する。
【解決手段】自然循環型原子炉10は、原子炉圧力容器4と、原子炉圧力容器4内に設置されたシュラウド5と、シュラウド5内に設置された炉心13とを有している。原子炉圧力容器4とシュラウド5とにより形成されるダウンカマ部6の下方に、原子炉圧力容器4の円周方向に沿って環状板21が設けられ、環状板21に、複数の整流ガイド管22が穿設されている。各整流ガイド管22に、整流ガイド管22内の流路面積を任意に変更可能な回転式絞り機構23が設けられ、整流ガイド管22内に、冷却材14Aの流量を計測するベンチュリー流量計24が設けられている。ベンチュリー流量計24の計測値に基づいて、制御機構26により回転式絞り機構23を制御することにより、炉心13における冷却材14Aの流量を調整する。 (もっと読む)


【課題】自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験を簡便に行なう。
【解決手段】原子炉容器1内にシュラウド31を配置し、シュラウド31内に原子燃料を装荷してその原子燃料の発熱による沸騰によって冷却材をシュラウド31内外で自然循環させる構造の自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法である。原子燃料を装荷する位置またはその下方位置の原子炉容器1内に空気注入具14を仮設し、原子炉容器1内のシュラウド31内外に冷却材を溜め、空気注入具14に原子炉容器1外から空気を送り込むことによって冷却材をシュラウド13内外で循環させる。 (もっと読む)


【課題】複数の直立した格子流路に仕切ってチムニの内側を冷却材の上昇流路とした際に発生する気液二相流の流動様式による流力振動を低減する格子流路の流路構造を実現する。
【解決手段】圧力容器6内の炉心7の上に設置される円筒状のチムニ11の内側に、上下の格子構造体11−1,11−2によって複数の直立した格子流路11a−1,11a−2を備える。そして、上下の格子構造体11−1,11−2の分割端面28,29の間に、格子流路11a−1,11a−2の流路横断面が異なる分岐・合流領域37を設けることで、格子流路11a−1から格子流路11a−2に気液二相流が上昇する過程でチャーン流などの流動様式を、混合又は合成させた流動様式に変換させて、チャーン流の流動様式で発生する流力振動荷重を低減してチムニの構造健全性を確保し、原子炉の健全性維持及び定期検査などの作業性に伴う経済性を図る。 (もっと読む)


【課題】自然循環式沸騰水型原子炉のチムニ内におけるボイド率、流動振動および流速等の流動特性を効率良く把握することができる。
【解決手段】チムニ格子流路12の開放端部または上部プレナム13に配置された測定孔2aから圧力を伝送する第一の圧力伝送路19と、格子流路12内または上部格子板10流路の任意の点に配置された測定孔2cまたはチムニ下端部における測定孔2bから圧力を伝送する第二の圧力伝送路19と、その差圧を検出する差圧検出器3とを備えている。 (もっと読む)


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