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国際特許分類[G21C7/24]の内容

国際特許分類[G21C7/24]に分類される特許

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【課題】中性子吸収部材としてのハフニウムはボロンカーバイドよりも長寿命だが、従来
のハフニウム製の原子炉制御棒はステンレス製のシースを有しており、長期間の照射に伴
ってIASCCのリスクが高くなる。
【解決手段】本発明による原子炉制御棒は、ブレード31と、このブレードを支持する支
持部材1と、を備える原子炉制御棒であって、前記ブレード31は中性子吸収部材である
ジルコニウム−ハフニウム合金で構成された平板を屈曲して形成された形状のブレードの
みで構成されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ハフニウムが原子炉に長期滞在した場合に生ずるHf182は長半減期(9×10年)の核種で、かつ、高エネルギーγ線(1121.3kev)を放出する娘核種Ta182と永続平衡を形成する。このため、ハフニウムを含む長寿命型Hf制御棒1中のHf182の生成量を抑制する。
【解決手段】制御棒材料にハフニウムを含む複数の長寿命型Hf制御棒1を有する原子炉の運転方法において、複数の前記長寿命型Hf制御棒1について、該長寿命型Hf制御棒1の使用期間内の少なくとも一つの運転サイクルの運転開始後所定期間経過後から運転終了の所定期間前までの運転サイクル中期に、Hf182の先行核であるHf181の減衰のため該長寿命型Hf制御棒1の一部を全引抜とする。 (もっと読む)


【課題】ハフニウム板を強く拘束せず、シース内に水が流入し易く腐食等を防止することができ、ハフニウム板の照射伸び等に対する移動余裕を確保するとともに、シースの健全性向上等を図ることができるようにする。
【解決手段】タイロッド6は、蟻溝42を有し、ハフニウム板10は、蟻溝42に嵌合されるタブ43を有する。タイロッド6とハフニウム板10とは、蟻溝42およびタブ43を介して軸方向の移動を拘束する嵌合部を有し、かつ嵌合部と異なる部位にて断続的に溶接されている。 (もっと読む)


本発明は、中性子吸収材(1)および中性子吸収材を製造するための方法に関する。中性子吸収材は第1の材料からなるコア(2)と第2の材料からなる層(3)とを備える。層は、コアを少なくとも部分的に包囲し、かつ外側周囲からコアを保護するように構成される。第1の材料は第2の材料よりも、より高い中性子吸収性能を有する。中性子吸収材は、中間層(4)をコアと層との間で形成するように焼結することにより製造される。中間層は、コアから層への第1の材料の濃度の減少、およびコアから層への第2の材料の濃度の増加を含む材料勾配を有する。 (もっと読む)


説明するための実施形態は、核分裂原子炉のための反応度制御組立品、高速中性子スペクトルを有する核分裂原子炉のための反応度制御システム、高速中性子スペクトルを有する核分裂進行波原子炉、高速中性子スペクトルを有する核分裂原子炉において反応度を制御する方法、高速中性子スペクトルを有する核分裂進行波原子炉を稼働する方法、高速中性子スペクトルを有する核分裂原子炉において反応度を制御するシステム、制御可能可動棒の適用を決定する方法、制御可能可動棒の適用を決定するシステム、および、制御可能可動棒の適用を決定するコンピュータプログラム製品を提供する。
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【課題】ハフニウムを主要な中性子吸収材としても、酸化反応や照射成長による核的及び機械的な劣化を格段に低減できるようにする。
【解決手段】本発明では、沸騰水型原子炉の出力制御に用いられ、中性子吸収体を収容するシースと、このシースを横断面十字状に保持するタイロッドとを備えた原子炉用制御棒において、中性子吸収体は、ハフニウム酸化物を主要な中性子吸収材とするようにした。 (もっと読む)


進行波核分裂反応炉、核燃料アッセンブリおよびこれらにおける燃焼度の制御方法。進行波核分裂反応炉において、核分裂反応炉の核燃料アッセンブリは、複数の燃料棒を順に通っていく爆燃波の燃焼前面にさらされている複数の核分裂燃料棒を備えている。過剰な反応度は、複数の可動式の中性子吸収体構造によって制御される。当該中性子吸収体構造は、過剰な反応度、したがって燃焼前面の位置、速度および形状を制御するために、燃料アッセンブリに選択的に挿入され、当該核燃料アッセンブリから選択的に引き抜かれる。燃焼前面の位置、速度および形状の制御は、構造的な材料の熱損傷および放射線損傷の危険性を低下させるために、核燃料アッセンブリの構造的な材料が受ける中性子のフルエンスを管理をする。
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進行波核分裂反応炉、核燃料アッセンブリ、およびこれらにおける燃焼度の制御方法。進行波核分裂反応炉において、核分裂反応の核燃料アッセンブリは、核分裂反応炉の核燃料アッセンブリは、複数の燃料棒を順に通っていく爆燃波の燃焼前面にさらされている複数の核分裂燃料棒を備えている。過剰な反応度は、複数の可動式の中性子吸収体構造によって制御される。当該中性子吸収体構造は、過剰な反応度、したがって燃焼前面の位置、速度および形状を制御するために、燃料アッセンブリに選択的に挿入され、当該核燃料アッセンブリから選択的に引き抜かれる。燃焼前面の位置、速度および形状の制御は、構造的な材料の熱損傷および放射線損傷の危険性を低下させるために、核燃料アッセンブリの構造的な材料が受ける中性子のフルエンスを管理をする。
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【課題】 高い中性子吸収能を有する中性子吸収体およびこれを用いた原子力発電装置用制御棒を提供すること。
【解決手段】 炭化硼素質焼結体を用いた中性子吸収体1であって、炭化硼素質焼結体中のグラファイトの含有量が1質量%以上10質量%以下である中性子吸収体1とする。また、このような中性子吸収体1を用いた原子力発電装置用制御棒とする。これらにより、相対密度が高い炭化硼素質焼結体が得られるので、相対密度と比例関係にある中性子吸収能を高くすることができるとともに、圧縮強度も高くなるので、耐久性が向上し、ひいては安全性を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】IASCCを防止でき核的寿命が長く且つ製造が容易である制御棒を提供する。
【解決手段】制御棒1は、上端部セグメント6、2つの中央セグメント27,37及び下端部セグメント37を互いに溶接して構成される。上端部セグメント6は、1枚の金属板から製作されたハンドル部及び一対の中性子吸収材充填部を含む一対のブレードエレメントにより構成される。中央セグメント27,37は、1枚の金属板から製作された、連結部で結合された一対の中性子吸収材充填部を含むブレードエレメント、及び中性子吸収材充填部を含む2枚のブレードエレメントにより構成される。下端部セグメント38は、1枚の金属板から製作された下部支持部及び一対の中性子吸収材充填部を含む一対のブレードエレメントにより構成される。各中性子吸収材充填部には、中性子吸収材を充填した高さ方向に伸びる複数の中性子吸収材充填孔16が形成される。 (もっと読む)


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