【課題】絶縁基板に固定，可動接触子をインサート成形して装着した従来構造で、そのインサート成形工程で生じる接触子，接点への樹脂付着の問題を解消して信頼性の高い電磁継電器の接触子組立構造を提供する。
【解決手段】操作用電磁石４と、該電磁石を載置支持した樹脂モールド品になる絶縁基板１と、該絶縁基板上に組み付けて外部端子を基板の裏面側に引き出した端子一体形の固定接触子２および可動接触子３と、操作用電磁石のアーマチュア８と可動接触子との間を連繋する作動片９と、ケースカバー１０との組立体からなる電磁継電器において、絶縁基板１に、その基板側面に開放したスリット状の接触子保持溝を形成し、該保持溝に基板の側方から固定接触子２および可動接触子３を差し込んで定位置に掛止保持した上で、さらに外部端子２ａ，３ａの引出し部周辺を接着剤１１で封止する。 （もっと読む）

本発明は、接触器（１０）であって、磁石駆動装置（２６）を収容するハウジング下部（１２）と、主コンタクトと、主端子（１８）を収容するハウジング上部（１３）と、接続モジュール（３０）とが設けられており、この接続モジュール（３０）が、前記磁石駆動装置（２６）の磁石コイル（２８）に接続可能な制御端子（４０）を有している形式のものに関する。解決したい課題は、制御導体の接続を、主導電体が既に接続されている場合に簡易化することである。このためには、ハウジング上部（１３）はハウジング側部（１６）の前側に、後方へ引き込まれた段部（１９）を有しており、この段部（１９）内には接続モジュール（３０）が固定可能である。接続端子（４０）は、ハウジング前部（１５）の方向に見て主端子（１８）の平面の前に位置している。接続モジュール（３０）から主ハウジング（１１）内へ突入する接続導体（４１）が、制御端子（４０）と、ハウジング下部（１２）内に位置しており磁石コイル（２８）に接続された制御ブシュ（４５）とを接続する。
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