説明

国際特許分類[H02H7/045]の内容

国際特許分類[H02H7/045]に分類される特許

1 - 10 / 25


【課題】 変圧器に直流電圧が残留する場合でも、遮断器を三相同時に投入する際に生じる変圧器の励磁突入電流を抑制することのできる突入電流抑制装置を提供することにある。
【解決手段】 Y結線された1次巻線301及び2次巻線302とΔ結線された3次巻線303とを備える変圧器3と電源母線1との接続を開閉する遮断器2を励磁突入電流を抑制するように制御する励磁突入電流抑制装置6であって、電源母線1の三相交流電圧を計測して、3次巻線303の三線間の定常磁束を演算し、変圧器3の3次巻線303の各端子電圧を計測して、3次巻線303の三線間の残留磁束を演算し、三線間の残留磁束のうち絶対値が最小の残留磁束の線間において、定常磁束と残留磁束が一致する位相のうち励磁突入電流を抑制する投入目標位相で遮断器2を三相同時に投入する。 (もっと読む)


【課題】遮断器の開放後に発生する振動性共振電流が変圧器の一端のCTだけに流れても不要動作を回避することができる変圧器保護継電器を得る。
【解決手段】比率差動演算回路6と、差電流ID中の第2調波成分Icを検出して差電流ID中の基本波成分の実効値Ibに対する第2調波成分Icの割合が所定の割合以上であるか否かを判定する第2調波含有検出回路9と、基本波成分の実効値Ibに対する高周波の実効値Idの割合が所定の割合(C)以上であるか否かを判定する高調波含有検出部30と、遮断器CB開放後に演算された差電流IDを超えることがない所定の値未満であるか否かを判定する不足電流演算回路14と、高調波含有検出部30で所定の割合(C)以上であると判定され、かつ、不足電流演算回路14で所定の値(D)以下であると判定されたとき、比率差動演算回路6からの出力に対して限時動作を行うオンディレイ回路18とを備える。 (もっと読む)


【課題】保護継電装置自身がCTの飽和を検知して誤動作を阻止することで、新たな工事や設備の追加などを行わずともよい差動保護継電装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明においては上記課題の解決のために、保護適用対象の各端子電流を変流器により検出し、端子電流の差動演算により前記保護適用対象の各端子に備えられた遮断器を開放するための開放指令信号を与える内部故障判定処理部を備える差動保護継電装置において、変流器の励磁電圧と誘起電圧を求め、これらを比較することにより変流器の飽和を判定するCT飽和判定処理部と、検出した端子電流が保護適用対象の通過電流であることを検出して外部故障と判定する外部故障判定処理部を備え、CT飽和判定処理部が飽和判定し、かつ外部故障判定処理部が外部判定しているときに内部故障判定処理部による遮断器を開放するための開放指令信号を阻止する。 (もっと読む)


【課題】3相結線変圧器の3相電流に基づいて閾値を用いることなく大小関係で変圧器の結線法を推定することである。
【解決手段】励磁突入電流を発生する3相結線変圧器の3相電流を検出し、3相電流のうちの2つの相電流の絶対値が等しいか否かを判定し、2つの相電流の絶対値が等しいときは2つの相電流の極性を判定する。そして、2つの相電流の極性が同一極性であるときは3相結線変圧器の1次側の結線法がY結線法であると判定し、2つの相電流の極性が逆極性であるときは3相結線変圧器の1次側の結線法が△結線法であると判定する。 (もっと読む)


【課題】磁気飽和開始時刻または磁気飽和終了時刻を精度よく推定し、励磁突入電流がノイズの影響を受ける場合にも励磁突入電流現象を精度よく特定することである。
【解決手段】瞬時電圧低下発生後の変圧器一次電流を所定のサンプリング周期で時系列データとして取り込み、取り込んだ時系列データのうち変圧器鉄心の飽和領域から非飽和領域への変化方向に次第に緩やかに減少し等比収束する時系列データを抽出し、抽出した等比収束する時系列データのAitkenのΔ2乗法の収束推定値と収束時刻の測定値との差である変分電流を指標とし、変分電流の零点を磁気飽和開始時刻または磁気飽和終了時刻とし、磁気飽和開始時刻の変圧器鉄心の鎖交磁束と磁気飽和終了時刻の変圧器鉄心の鎖交磁束とが等しいときは変圧器の励磁突入電流による瞬時電圧低下であると判定する。 (もっと読む)


【課題】電源を備えた三相交流の電力系統と三相交流電圧を単相交流電圧に変換する変圧器との接続を開閉する遮断器の励磁突入電流を抑制するための投入位相の制御をすることのできる励磁突入電流抑制装置を提供することにある。
【解決手段】電源母線1とスコット結線変圧器3との接続を開閉する三相一括操作型の遮断器2の励磁突入電流を抑制する励磁突入電流抑制装置6であって、電源母線1の三相交流電圧を計測して、スコット結線変圧器3の定常磁束を演算し、スコット結線変圧器3側の三相交流電圧を計測して、遮断後のスコット結線変圧器3の残留磁束を演算し、定常磁束と残留磁束とが全ての線間において極性が一致した場合に、遮断器2を投入する。 (もっと読む)


【課題】タップ位置や負荷電流の影響を回避して、変圧器で想定される様々な事故を高感度に検出できる変圧器の保護方式およびその装置を提供する。
【解決手段】逆相電流算出手段103では、電流入力手段101の取り込んだ調整巻線電流Ieおよびタップ巻線電流Itに基づいて、各電流Ie、Itにおける逆相電流Ie、Itを算出する。そして、逆相電流平衡リレー判定手段104では逆相電流Ie、Itを入力として、電流平衡リレー特性により、調整変圧器の事故を検出する。 (もっと読む)


【課題】多相交流電源からの突入電流を制限する。
【解決手段】多相交流電力システムのための突入電流保護回路は、複数の電流制限抵抗器を含み、複数の電流制限抵抗器のそれぞれは、多相交流電源の複数の位相のそれぞれの1つと多相変圧器整流ユニットのそれぞれの入力との間に電気的に直列に結合される。回路はまた、複数のパワースイッチも含み、パワースイッチのそれぞれがクローズであるとき、電流制限抵抗器のそれぞれに実質的に電流が流れないように、パワースイッチのそれぞれは、電流制限抵抗器のそれぞれの1つと電気的に並列に結合される。回路はまた、突入電流がパワースイッチではなく電流制限抵抗器のそれぞれを通過するように、パワースイッチのそれぞれをオープンにし、遅延時間が経過した後にクローズするよう制御するパワースイッチコントローラも含みうる。 (もっと読む)


【課題】中性点が非接地の変圧器の場合、遮断器により遮断された後の変圧器電圧に直流成分が重畳して残留することがあり、変圧器電圧に直流オフセット成分が残り、残留磁束を正確に算定できない。
【解決手段】電力系統に設けられた一次側がΔ結線、二次側がY結線で中性点が非接地の三相変圧器において、三相変圧器の一次側の各相毎のサージアブゾーバに変流器を設けて変流器の検出値から各相の対地電圧を求め、二次側各相の対地電圧を演算し残留磁束を求めるものである。 (もっと読む)


【課題】変圧器の残留磁束が不明な状態でも、効果的に変圧器の励磁突入電流を抑制する。
【解決手段】変圧器300と、前記変圧器300の電源100への投入および電源からの遮断を行う遮断器200とを備える。変圧器300を励磁させるために、遮断器200が投入されたときに、変圧器に発生する励磁突入電流を抑制する。遮断器200を投入する前に、変圧器300に直流電圧を印加して、変圧器の鉄心の磁束を飽和させる。遮断器投入後の課電状態で、変圧器に定常状態で誘起される磁束と、直流電圧印加の結果飽和した磁束が略一致するタイミングを電気的な投入目標として、遮断器を投入させる。 (もっと読む)


1 - 10 / 25