説明

おしぼりの洗浄殺菌方法

【課題】従来のおしぼりの洗浄殺菌方法では、通常の汚れを落とし、殺菌するには十分である。しかし、おしぼりの汚れであっても、例えば、テーブル、又はコンロ、天板等を、拭取った頑固な汚れの場合には、確実に落とすことは、困難視される。殊に、この頑固な汚れが、おしぼりの隅及び/又は縫目に付着した、汚れを落とすには、充分とは考えられない。
【構成】本発明は、おしぼりの洗浄殺菌方法であって、1)次亜塩素酸ソーダを添加した水で、略3分間、洗浄する。2)非イオン系洗剤を添加した温水で、略10分間、洗浄するが、この温水は、略60℃とする。3)水で、略3分間、すずきをする。4)オゾンと塩化マグネシウムを添加した水で、略3分間、すずきをする。5)温風乾燥する。構造である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、おしぼりの洗浄殺菌方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、おしぼりの洗浄殺菌方法としては、次亜塩素ソーダと、強アルカリ性水を利用して、洗浄殺菌する方法(特許第3163041号の「洗浄おしぼり及びおしぼり用除菌洗浄装置」[文献1])又は水性光触媒機能体塗料に浸漬する方法(特開2001−259546の「おしぼり、およびその洗浄方法」[文献2])、或いは、強アルカリ性機能水で洗浄する方法(特開平10−33642の「貸しおしぼりの洗浄方法」[文献3])が挙げられる。しかし、何れも、従来の薬液(薬剤)を利用した、洗浄殺菌方法であり、おしぼりに付着した、テーブル、又はコンロ、天板等を、拭取った頑固な汚れを、確実に落とすことは、困難視される。殊に、これらの薬液の採用では、おしぼりの隅及び/又は縫目に付着した、汚れを落とすには、充分とは考えられない。
【0003】
一方、おしぼりの白さ及び洗浄効果を確保する文献として、硫酸アルミニウム、及びその複塩からなる群から選択される少なくとも一種のアルミニウム化合物よりなるおしぼり洗浄用白度向上剤を、すすぎ時に使用し、このおしぼりの仕上がり白度を向上させること、排水の中和の軽減化を図る文献として(特開2004−277628の「おしぼり洗浄用白度向上剤及びおしぼりの洗浄方法」[文献4])がある。しかし、この発明は、実施例の[0017]において、すすぎ工程を、三回することを必要とするので、作業の煩雑化を招来する。原則として、酸性処理であり、頑固な汚れを、確実に落とすには、さらなる改良の余地が考えられる。そして、また、ミョウバン類を使用し、殺菌及びスッキリ感を醸成するものであるが、無害である反面、その効果は、必ずしも、十分とは考えられない。
【0004】
【特許文献1】特許第3163041号
【特許文献2】特開2001−259546
【特許文献3】特開平10−33642
【特許文献4】特開2004−277628
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前述した文献1〜文献3の発明は、おしぼりの通常の汚れを落とし、殺菌するには十分と考えられる。しかし、おしぼりの汚れであっても、例えば、テーブル、又はコンロ、天板等を、拭取った頑固な汚れの場合には、確実に落とすことは、困難視される。殊に、この頑固な汚れが、おしぼりの隅及び/又は縫目に付着した、汚れを落とすには、充分とは考えられない。
【0006】
また、文献4の発明は、明細書の実施例の[0017]において、すすぎ工程を、三回することを必要とするので、作業の煩雑化を招来する。また、ミョウバン類を使用し、殺菌及びスッキリ感を醸成するものであるが、無害である反面、その効果は、必ずしも、十分とは考えられない。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1の発明は、おしぼりの汚れであっても、例えば、テーブル、又はコンロ、天板等を、拭取った頑固な汚れ(油・肉汁・調味量等の汚れ、場合により、焼け跡)の場合において、この汚れを、オゾンと塩化マグネシウムを添加した水で、すすぎ洗いすることで、確実に落とすこと、これと同時に、殺菌し、真に清潔なおしぼりを提供する。また請求項1の発明は、オゾンと塩化マグネシウムの易溶性を介して、殺菌と漂白効果が期待できる混合溶液を生成し、目的とする、白さが映えるおしぼりの洗浄殺菌方法を提供することを意図する。さらに請求項1の発明は、オゾンと塩化マグネシウムを添加した水での洗浄効果及び/又は漂白効果を利用することで、洗剤の使用量を、略1/5程度軽減できる効果を達成でき、かつ環境に役立つおしぼりの洗浄殺菌方法を提供することを意図する。
【0008】
請求項1は、おしぼりの洗浄殺菌方法は、次の工程で、構成する。
1) 次亜塩素酸ソーダを添加した水で、略3分間、洗浄する。
2) 非イオン系洗剤を添加した温水で、略10分間、洗浄するが、この温水は、略60℃とする。
3) 水で、略3分間、すずきをする。
4) オゾンと塩化マグネシウムを添加した水で、略3分間、すずきをする。
5) 温風乾燥する。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するに、最適な、配合比を提供することを意図する。
【0010】
請求項2は、請求項1に記載のおしぼりの洗浄殺菌方法であって、前記工程における配合比を、下記のように構成する。
1) 前記次亜塩素酸ソーダを添加した水は、450l(リットル)の水に500ccの次亜塩素酸ソーダを添加する。
2) 非イオン系洗剤を添加した温水は、450l(リットル)の水に500ccの非イオン系洗剤を添加する。
3) オゾンと塩化マグネシウムを添加した水は、水500ccの水にオゾン75ccと塩化マグネシウム75ccを添加する。
【0011】
請求項3の発明は、おしぼりの汚れであっても、例えば、テーブル、又はコンロ、天板等を、拭取った頑固な汚れ(油・肉汁・調味量等の汚れ、場合により、焼け跡)の場合において、この汚れを、オゾンと塩化マグネシウムを添加した水で、噴霧することで、確実に落とすこと、これと同時に、殺菌し、真に清潔なおしぼりを提供する。また請求項3の発明は、オゾンと塩化マグネシウムの易溶性と、噴霧手段という簡易な方法を介して、殺菌と漂白効果が期待できる混合溶液を生成し、目的とする、白さが映えるおしぼりの洗浄殺菌方法を提供することを意図する。さらに請求項3の発明は、オゾンと塩化マグネシウムを添加した水を、噴霧することで、洗浄効果及び/又は漂白効果を達成し、洗剤の使用量を、略1/5程度軽減できる効果を達成でき、かつ環境に役立つおしぼりの洗浄殺菌方法を提供することを意図する。
【0012】
請求項3は、おしぼりの洗浄殺菌方法は、次の工程で、構成する。
1) 次亜塩素酸ソーダを添加した水で、略3分間、洗浄する。
2) 非イオン系洗剤を添加した温水で、略10分間、洗浄するが、この温水は、略60℃とする。
3) 水で、略3分間、すずきをする。
4) オゾンと塩化マグネシウムを、噴霧する。
5) 温風乾燥する。
【0013】
請求項4の発明は、請求項3の目的を達成すること、この目的を達成するに、最適な、配合比を提供することを意図する。
【0014】
請求項4は、請求項3に記載のおしぼりの洗浄殺菌方法であって、前記工程における配合比を、下記のように構成する。
1) 前記次亜塩素酸ソーダを添加した水は、450l(リットル)の水に500ccの次亜塩素酸ソーダを添加する。
2) 非イオン系洗剤を添加した温水は、450l(リットル)の水に500ccの非イオン系洗剤を添加する。
3) オゾンと塩化マグネシウムを添加した水は、水500ccの水にオゾン75ccと塩化マグネシウム75ccを混合する。
【0015】
請求項5の発明は、請求項3又は請求項4の目的を達成すること、この目的を達成するに、最適な、噴霧工程の一例を提供することを意図する。
【0016】
請求項5は、請求項3又は請求項4に記載のおしぼりの洗浄殺菌方法であって、
請求項3又は請求項4に記載のおしぼりの洗浄殺菌方法であって、
前記噴霧は、コンベアで、おしぼりを搬送中に行なうことを特徴としたおしぼりの洗浄殺菌方法である。
【発明の効果】
【0017】
請求項1の発明は、おしぼりの洗浄殺菌方法は、次の工程で、構成する。
1) 次亜塩素酸ソーダを添加した水で、略3分間、洗浄する。
2) 非イオン系洗剤を添加した温水で、略10分間、洗浄するが、温水は、略60℃とする。
3) 水で、略3分間、すずきをする。
4) オゾンと塩化マグネシウムを添加した水で、略3分間、すずきをする。
5) 温風乾燥する。
【0018】
従って、請求項1は、おしぼりの汚れであっても、例えば、テーブル、又はコンロ、天板等を、拭取った頑固な汚れ(油・肉汁・調味量等の汚れ、場合により、焼け跡)の場合において、この汚れを、オゾンと塩化マグネシウムを添加した水で、すすぎ洗いすることで、確実に落とすことができる、これと同時に、殺菌し、真に清潔なおしぼりを提供できる。また請求項1は、オゾンと塩化マグネシウムの易溶性を介して、殺菌と漂白効果が期待できる混合溶液を生成し、目的とする、白さが映えるおしぼりの洗浄殺菌方法を提供できる特徴がある。さらに請求項1の発明は、オゾンと塩化マグネシウムを添加した水での洗浄効果及び/又は漂白効果を利用することで、洗剤の使用量を、略1/5程度軽減できる効果を達成でき、かつ環境に役立つおしぼりの洗浄殺菌方法を提供できる実益を有する。
【0019】
請求項2の発明は、請求項1に記載のおしぼりの洗浄殺菌方法であって、工程における配合比を、下記のように構成する。
1) 次亜塩素酸ソーダを添加した水は、450l(リットル)の水に500ccの次亜塩素酸ソーダを添加する。
2) 非イオン系洗剤を添加した温水は、450l(リットル)の水に500ccの非イオン系洗剤を添加する。
3) オゾンと塩化マグネシウムを添加した水は、水500ccの水にオゾン75ccと塩化マグネシウム75ccを添加する。
【0020】
従って、請求項2は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するに、最適な、配合比を提供できること等の特徴を有する。
【0021】
請求項3の発明は、おしぼりの洗浄殺菌方法は、次の工程で、構成する。
1) 次亜塩素酸ソーダを添加した水で、略3分間、洗浄する。
2) 非イオン系洗剤を添加した温水で、略10分間、洗浄するが、温水は、略60℃とする。
3) 水で、略3分間、すずきをする。
4) オゾンと塩化マグネシウムを、噴霧する。
5) 温風乾燥する。
【0022】
従って、請求項3は、おしぼりの汚れであっても、例えば、テーブル、又はコンロ、天板等を、拭取った頑固な汚れ(油・肉汁・調味量等の汚れ、場合により、焼け跡)の場合において、この汚れを、オゾンと塩化マグネシウムを添加した水で、噴霧することで、確実に落とすこができる、これと同時に、殺菌し、真に清潔なおしぼりを提供できる。また請求項3は、オゾンと塩化マグネシウムの易溶性と、噴霧手段という簡易な方法を介して、殺菌と漂白効果が期待できる混合溶液を生成し、目的とする、白さが映えるおしぼりの洗浄殺菌方法を提供できる特徴がある。さらに請求項3は、オゾンと塩化マグネシウムを添加した水を、噴霧することで、洗浄効果及び/又は漂白効果を達成し、洗剤の使用量を、略1/5程度軽減できる効果を達成でき、かつ環境に役立つおしぼりの洗浄殺菌方法を提供できる実益がある。
【0023】
請求項4の発明は、請求項3に記載のおしぼりの洗浄殺菌方法であって、工程における配合比を、下記のように構成する。
1) 次亜塩素酸ソーダを添加した水は、450l(リットル)の水に500ccの次亜塩素酸ソーダを添加する。
2) 非イオン系洗剤を添加した温水は、450l(リットル)の水に500ccの非イオン系洗剤を添加する。
3) オゾンと塩化マグネシウムを添加した水は、水500ccの水にオゾン75ccと塩化マグネシウム75ccを混合する。
【0024】
従って、請求項4は、請求項3の目的を達成できること、この目的を達成するに、最適な、配合比を提供できること等の特徴を有する。
【0025】
請求項5の発明は、請求項3又は請求項4に記載のおしぼりの洗浄殺菌方法であって、
請求項3又は請求項4に記載のおしぼりの洗浄殺菌方法であって、
噴霧は、コンベアで、おしぼりを搬送中に行なうことを特徴としたおしぼりの洗浄殺菌方法である。
【0026】
従って、請求項5は、請求項3又は請求項4の目的を達成できること、この目的を達成するに、最適な、噴霧工程の一例を提供できること等の特徴を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
本発明の一例を説明する。
【0028】
最初に、第一実施例を図1−1〜図1−6を基に説明する。
【0029】
第一は、予洗であり、洗濯槽1に充填した450l(リットル)の水に、500ccの次亜塩素酸ソーダを添加した水溶液2に、おしぼり4を、略4,000本収容し、撹拌しながら予備洗浄する。この予備洗浄時間は、略3分とする。この水溶液2の温度は、常温とする(図1−1参照)。
【0030】
第二は、本洗であり、洗濯槽1に充填した450l(リットル)の水に、500ccの非イオン系洗剤を添加した水溶液200に、おしぼり4を、略4,000本収容し、撹拌しながら予備洗浄する。この本洗浄時間は、略10分とする。この水溶液200の温度は、略60℃とする(図1−2参照)。
【0031】
第三は、第一すすぎであり、洗濯槽1に充填した450l(リットル)の水で、おしぼり4を、略4,000本収容し、撹拌しながらすすぎ洗いをする。この第一すすぎは、略3分とする。このすすぎの水温は、常温とする(図1−3参照)。
【0032】
第四は、第二すすぎであり、洗濯槽1に充填した450l(リットル)の水に、オゾン75ccと塩化マグネシウム75ccを添加した水溶液201に、おしぼり4を、略4,000本収容し、撹拌しながらすすぎ洗いをする。この第二すすぎは、略3分とする。このすすぎの水温は、常温とする(図1−4参照)。
【0033】
第五は、脱水機5、乾燥機6を利用して、後処理を施すことで、全ての洗浄殺菌作業が完了する(図1−5〜図1−6参照)。
【0034】
次に、第二実施例を図2−1〜図2−6を基に説明する。
【0035】
第一は、予洗であり、洗濯槽1に充填した450l(リットル)の水に、500ccの次亜塩素酸ソーダを添加した水溶液2に、おしぼり4を、略4,000本収容し、撹拌しながら予備洗浄する。この予備洗浄時間は、略3分とする。この水溶液2の温度は、常温とする(図2−1参照)。
【0036】
第二は、本洗であり、洗濯槽1に充填した450l(リットル)の水に、500ccの非イオン系洗剤を添加した水溶液200に、おしぼり4を、略4,000本収容し、撹拌しながら予備洗浄する。この本洗浄時間は、略10分とする。この水溶液200の温度は、略60℃とする(図2−2参照)。
【0037】
第三は、すすぎであり、洗濯槽1に充填した450l(リットル)の水で、おしぼり4を、略4,000本収容し、撹拌しながらすすぎ洗いをする。この第一すすぎは、略10分とする。このすすぎの水温は、常温とする(図2−3参照)。
【0038】
第四は、コンベヤ8に搬送過程で、450l(リットル)の水に、オゾン75ccと塩化マグネシウム75ccを添加した水溶液201を、噴霧器9を介して、霧化状態とし、おしぼり4に向って、噴霧し、殺菌及び/又は汚れ落としをする。この場合、おしぼり4は、展開した状態でコンベア8で搬送されるため、噴霧された水溶液201が満遍なく行き渡り、殺菌及び/又は汚れ落としに役立つ特徴がある。尚、図示しないが、第二すすぎをすることもあり得る。尚、図示しないが、オゾンを発生させるために、ガラス管に1本、又は数本の封印した水銀管を設け、このガラス管内にオゾンガスを送風することで、均等で、かつ落着いたオゾンガス(やわらかい状態のオゾンガス)を提供できる(図2−4参照)。
【0039】
第五は、脱水機5、乾燥機6を利用して、後処理を施すことで、全ての洗浄殺菌作業が完了する(前述の例と同じ)。
【0040】
そして、図3は、洗浄殺菌前で、汚れたおしぼり4を、展開して示しているが、所々に、汚れ400があり、殊に、隅部401、縫合部402に付着した汚れ400を、落とすには、極めて困難である。その状況が、図3、図4に示した従来の洗浄殺菌方法で処理した(仕上げた)おしぼり4であり、まだ、隅部401、縫合部402に汚れ400が残っている。これに対して、同じ汚れのおしぼり4を、本発明の洗浄殺菌方法で処理した場合では、図5−1に展開して示したおしぼり4の如く、略全部落ちており、その白さが際立った仕上がりである。また、図5−2は、最終的に、おしぼり4を仕上げた状態を示している。前述の如く、その白さが際立った仕上がり、清潔感が伝わってくる。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1−1】第一実施例における予洗を示した模式図
【図1−2】第一実施例における本洗を示した模式図
【図1−3】第一実施例における第一すすぎを示した模式図
【図1−4】第一実施例における第二すすぎを示した模式図
【図1−5】第一実施例における脱水機の使用の一例を示した模式図
【図1−6】第一実施例における乾燥機を示した模式図
【図2−1】第二実施例における予洗を示した模式図
【図2−2】第二実施例における本洗を示した模式図
【図2−3】第二実施例における第一すすぎを示した模式図
【図2−4】第二実施例におけるコンベアの搬送過程で、水溶液を噴霧器を介して展開したおしぼりに向かって噴霧した一例を示した模式図
【図2−5】第二実施例における脱水機の使用の一例を示した模式図
【図2−6】第二実施例における乾燥機を示した模式図
【図3】洗浄殺菌前で、汚れたおしぼりを、展開して示した模式図
【図4】従来の洗浄殺菌方法で処理し、仕上げたおしぼりを示した模式図
【図5−1】本発明の洗浄殺菌方法で処理し、仕上げたおしぼりを展開して示した模式図
【図5−2】本発明の洗浄殺菌方法で処理し、仕上げたおしぼりを示した模式図
【符号の説明】
【0042】
1 洗濯槽
2 水溶液
200 水溶液
201 水溶液
4 おしぼり
400 汚れ
401 隅部
402 縫合部
5 脱水機
6 乾燥機
8 コンベヤ
9 噴霧器

【特許請求の範囲】
【請求項1】
おしぼりの洗浄殺菌方法は、次の工程で、構成する。
1) 次亜塩素酸ソーダを添加した水で、略3分間、洗浄する。
2) 非イオン系洗剤を添加した温水で、略10分間、洗浄するが、この温水は、略60℃とする。
3) 水で、略3分間、すずきをする。
4) オゾンと塩化マグネシウムを添加した水で、略3分間、すずきをする。
5) 温風乾燥する。
【請求項2】
請求項1に記載のおしぼりの洗浄殺菌方法であって、前記工程における配合比を、下記のように構成する。
1) 前記次亜塩素酸ソーダを添加した水は、450l(リットル)の水に500ccの次亜塩素酸ソーダを添加する。
2) 非イオン系洗剤を添加した温水は、450l(リットル)の水に500ccの非イオン系洗剤を添加する。
3) オゾンと塩化マグネシウムを添加した水は、水500ccの水にオゾン75ccと塩化マグネシウム75ccを添加する。
【請求項3】
おしぼりの洗浄殺菌方法は、次の工程で、構成する。
1) 次亜塩素酸ソーダを添加した水で、略3分間、洗浄する。
2) 非イオン系洗剤を添加した温水で、略10分間、洗浄するが、この温水は、略60℃とする。
3) 水で、略3分間、すずきをする。
4) オゾンと塩化マグネシウムを、噴霧する。
5) 温風乾燥する。
【請求項4】
請求項3に記載のおしぼりの洗浄殺菌方法であって、前記工程における配合比を、下記のように構成する。
1) 前記次亜塩素酸ソーダを添加した水は、450l(リットル)の水に500ccの次亜塩素酸ソーダを添加する。
2) 非イオン系洗剤を添加した温水は、450l(リットル)の水に500ccの非イオン系洗剤を添加する。
3) オゾンと塩化マグネシウムを添加した水は、水500ccの水にオゾン75ccと塩化マグネシウム75ccを混合する。
【請求項5】
請求項3又は請求項4に記載のおしぼりの洗浄殺菌方法であって、
前記噴霧は、コンベアで、おしぼりを搬送中に行なうことを特徴としたおしぼりの洗浄殺菌方法。

【図1−1】
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【図1−2】
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【図1−3】
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【図1−4】
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【図1−5】
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【図1−6】
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【図2−1】
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【図2−2】
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【図2−3】
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【図2−4】
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【図2−5】
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【図2−6】
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【図3】
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【図4】
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【図5−1】
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【図5−2】
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【公開番号】特開2010−22606(P2010−22606A)
【公開日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−187906(P2008−187906)
【出願日】平成20年7月18日(2008.7.18)
【出願人】(508219531)
【出願人】(508219542)
【Fターム(参考)】