説明

こぶとりクリーム

【課題】 特に小さい子供は転びやすく、額にこぶを作り悪化させることが頻繁にある。打撲によるこぶの患部に冷却などの負担をかけることなく手軽にそして敏速に応急処置が施せるようにするために、糖分を主成分としたペースト状のこぶ専用の消炎鎮痛外用剤を提供する。
【解決手段】 糖分2を主成分とし粘着安定剤4と水分3を含有させペースト状にしたクリーム5をこぶが出来た患部6の皮膚表面に浸透させることにより、患部を悪化させることなく手軽にそして敏速に応急処置が出来るようにする。容器1に入れ手軽に携帯できるため咄嗟のこぶにも対応ができるようにする。冷却による処置方法と異なり患部に負担をかけることなく、時間も要さないため、打撲によるこぶの広がりを抑え処置が簡単に出来るようにしたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、糖分を主成分とした消炎鎮痛外用剤で、即効性があり、打撲によるこぶが出来た時に患部の皮膚表面に塗ることで、負担をかけずに手軽にそして敏速に応急処置できるようにしたものである。
【技術背景】
【0002】
従来は打撲によるこぶ専用の、糖分を主成分とした消炎鎮痛品はなかった。
【0003】
従来はこぶや打撲には主に氷や冷却シートなどの冷却処置が施されていた。
【0004】
咄嗟の外出時などに携帯でき応急処置が施せる打撲によるこぶ専用の消炎鎮痛品がなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
子供は頭部が重くよく転び、額をぶつけてこぶを作ります。こぶはみるみる腫れ上がり青いこぶとなって額を覆うものの、これまではこぶに有効に処置できる品がなかった。本発明は、小さい子供を持つ親が、子供の転倒時にも敏速に処置できるようにしたものである。
【0006】
従来はこぶや打撲には氷などでの冷却処置が主だったが、患部に冷却負担がかかる上に処置にも時間を要し、小さい子供や処置を施す大人にとっても簡単なものではなかった。また、氷と同じく使用頻度の高い冷却シートも、患部が熱を持っているため剥がれやすくなり、あまり効果を得ることが出来なかった。 本発明は手軽にしかも患部に負担をかけずに敏速に処置が出来るようにしたものである。
【0007】
これまでは突然の外出時の事故でこぶや打撲になった場合、すぐに氷などを手に入れることは不可能で応急処置が遅れるため、傷や青こぶになることが多かったが、本発明を携帯できることによりその難点を解消される。
【課題を解決するための手段】
【0007】
砂糖などの糖類を額の患部に塗ることでこぶが完治される。 そこで、糖類2を主成分とし、精製水3や粘着安定剤4などでペースト状にしたもの5をこぶが出来た患部6の皮膚表面に塗ることで、即効性のある消炎鎮痛効果を得ることができる。 このペースト状のクリームを手軽に携帯できるようにすることにより、咄嗟の打撲こぶに対処することが出来るようになる。
【0008】
糖類2、水分3と粘着安定剤4を含有することで、患部に塗りやすいペースト状のクリーム5にする。 糖類を水分に混ぜただけの状態だと患部をしっかりと覆うことが難しく、液だれが起きるため、患部に固定するために粘着剤を使用する。
【発明の効果】
【0009】
本発明により、打撲によるこぶが出来た時に患部に負担をかけることなく、手軽にそして敏速に処置が出来るようになった。
【0010】
本発明は少量で携帯できるため、外出時など咄嗟の打撲こぶにもすぐに対応できるようになった。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態について説明をする。
(イ)チューブや容器1に糖類2、水分3、粘着剤4を入れ、塗りやすいペースト状のクリーム5にする。
本発明は以上の構成からなる打撲によるこぶ用の消炎鎮痛外用剤である。以下、使用法について説明する。
頭部の重い小さい子供などは転倒などで額に打撲によるこぶ6を作りやすい。その際、時間が経過すればみるみるうちに青いこぶとなって額全体へと広がっていき悪化するのだが、これまでは打撲によるこぶに対する有効な処置方法が無かった。氷や冷却シートが主な処置方法であったが、氷は患部に冷却負担がかかる上時間を要し、冷却シートだと患部が熱を持っているため剥がれやすく、十分な効果が得られなかった。 そこで、打撲した患部皮膚表面6にこのクリーム5を塗ることで、こぶの悪化を抑え、手軽にそして敏速にこぶを処置することが出来る。 患部に冷却などの負担をかけず手軽に処置できる上、携帯できるので、外出時の咄嗟の打撲によるこぶにも安心して対応できる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】 本発明の考案図である。
【図2】 本発明の使用状態を示す考案図である。
【符号の説明】
【0015】
1 チューブ、容器
2 糖類
3 水分、精製水
4 粘着安定剤
5 こぶとりクリーム
6 打撲によるこぶ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
糖分を主成分とした打僕によるこぶ専用の消炎鎮痛外用剤。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−65018(P2010−65018A)
【公開日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−263258(P2008−263258)
【出願日】平成20年9月10日(2008.9.10)
【出願人】(507275693)
【Fターム(参考)】