こんにゃく粉、グルコマンナン又はでん粉・くず粉・増粘多糖類・寒天・水酸化カルシウムを使用原料としたサラダ用こんにゃく。
【課題】二度炊きしても煮くずれがなく、味しみがよく、離水が少なく、保水性がよく、そのままの状態でも調理後でも冷凍保存が出来、湯洗しなくても生食で食べられるこんにゃくの製造を可能にする。
【解決手段】原料であるグルコマンナン又はこんにゃく粉に対し、でんぷんを１％から５０００％、くず粉、増粘多糖類、寒天、水酸化カルシウ厶を０．０１％から５０００％で混合する事により、通常のこんにゃく製造の過程、通常の乾燥くずきり・乾燥はるさめそして、フリーズドライこんにゃく、または乾燥こんにゃくの製造過程において利用し製造可能となり解決となる。
【解決手段】原料であるグルコマンナン又はこんにゃく粉に対し、でんぷんを１％から５０００％、くず粉、増粘多糖類、寒天、水酸化カルシウ厶を０．０１％から５０００％で混合する事により、通常のこんにゃく製造の過程、通常の乾燥くずきり・乾燥はるさめそして、フリーズドライこんにゃく、または乾燥こんにゃくの製造過程において利用し製造可能となり解決となる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、保水性がよく、冷凍保存が出来、湯洗しなくてもそのまま食べる事が出来るサラダ用こんにゃくを生産するための技術に関する発明である。
【背景技術】
【０００２】
従来のこんにゃくは、煮物・鍋物などに広く使用され、製造方法はこんにゃく粉に水酸化カルシウム水溶液を混合し練り合わせ加熱したものであるが、こんにゃく独特のアルカリ臭がして、サラダ用や生食に使用するためには湯洗が必要であり、ドレッシングやマヨネーズ等で調理した後、こんにゃくより水分が出て味が薄くなり、生食には適さない食品であり、冷凍保存も出来ないでいた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
そこで、従来のこんにゃくの欠点である湯洗をしなくてもそのまま食べられる、水分が出にくく保水性があり味付けが簡単に出来、しかも冷凍保存が出来るこんにゃくが、消費者より要望が広くあり、長年の研究課題であった。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
そこで、本発明はこんにゃくの主原料であるこんにゃく粉にグルコマンナン又はでん粉、くず粉、増粘多糖類、寒天、水酸化カルシウムを混合する事により、この問題を解決する事とした。混合率・製造方法に関しては、特許請求項の１項，２項，３項，４項，５項に表示している通りである。
【発明の効果】
【０００５】
従来のこんにゃくは、煮物・鍋物にはよいが生食用には適性が良くなく、保水性が悪く味付けがしにくく湯洗しないと生食では食べずらい商品でした。この発明により、そのままでも食べられる生食用になり、マヨネーズ、ドレッシング、めんつゆ、黒蜜などでも食べる事が出来使用用途が広がります。また、乾燥くずきり、はるさめの製造やフリーズドライこんにゃく、乾燥こんにゃくの製造にも幅広く利用が出来ます。
【発明を実施するための最良の形態・実施例】
【０００６】
本発明の製造は、いわゆる通常の技術で製造するこんにゃくメーカーの現状の設備で生産が可能になり、また、通常の技術で製造する乾燥くずきり、はるさめのメーカーでも生産が可能になります。また、フリーズドライこんにゃく、乾燥こんにゃくの製造にも利用出来ます。
【産業上の利用可能性】
【０００７】
従来のこんにゃく生産は、いわゆる生食用に対応出来るこんにゃくの生産は出来ませんでした。この発明により、こんにゃくメーカーも通常の技術で生食用のこんにゃくを生産出来る事となり、未利用設備を使用する事により新しい産業の発展につながります。また、従来のくずきり、はるさめ専門メーカーもこの発明を利用する事により、従来のくずきりやはるさめの欠点であった二度炊きすると煮くずれがする、冷凍保存すると煮くずれがするなどの欠点が無くなり、くずきりやはるさめの消費拡大につながるものと言えます。また、乾燥くずきりや乾燥はるさめは生食で食べられませんが、この発明により生食で食べられるようになり、この技術を使用する事によりくずきりやはるさめの生産も出来る事となり、またフリーズドライや乾燥こんにゃくの生産にも利用が出来、新しい産業が生まれるものと考えます。
【技術分野】
【０００１】
本発明は、保水性がよく、冷凍保存が出来、湯洗しなくてもそのまま食べる事が出来るサラダ用こんにゃくを生産するための技術に関する発明である。
【背景技術】
【０００２】
従来のこんにゃくは、煮物・鍋物などに広く使用され、製造方法はこんにゃく粉に水酸化カルシウム水溶液を混合し練り合わせ加熱したものであるが、こんにゃく独特のアルカリ臭がして、サラダ用や生食に使用するためには湯洗が必要であり、ドレッシングやマヨネーズ等で調理した後、こんにゃくより水分が出て味が薄くなり、生食には適さない食品であり、冷凍保存も出来ないでいた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
そこで、従来のこんにゃくの欠点である湯洗をしなくてもそのまま食べられる、水分が出にくく保水性があり味付けが簡単に出来、しかも冷凍保存が出来るこんにゃくが、消費者より要望が広くあり、長年の研究課題であった。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
そこで、本発明はこんにゃくの主原料であるこんにゃく粉にグルコマンナン又はでん粉、くず粉、増粘多糖類、寒天、水酸化カルシウムを混合する事により、この問題を解決する事とした。混合率・製造方法に関しては、特許請求項の１項，２項，３項，４項，５項に表示している通りである。
【発明の効果】
【０００５】
従来のこんにゃくは、煮物・鍋物にはよいが生食用には適性が良くなく、保水性が悪く味付けがしにくく湯洗しないと生食では食べずらい商品でした。この発明により、そのままでも食べられる生食用になり、マヨネーズ、ドレッシング、めんつゆ、黒蜜などでも食べる事が出来使用用途が広がります。また、乾燥くずきり、はるさめの製造やフリーズドライこんにゃく、乾燥こんにゃくの製造にも幅広く利用が出来ます。
【発明を実施するための最良の形態・実施例】
【０００６】
本発明の製造は、いわゆる通常の技術で製造するこんにゃくメーカーの現状の設備で生産が可能になり、また、通常の技術で製造する乾燥くずきり、はるさめのメーカーでも生産が可能になります。また、フリーズドライこんにゃく、乾燥こんにゃくの製造にも利用出来ます。
【産業上の利用可能性】
【０００７】
従来のこんにゃく生産は、いわゆる生食用に対応出来るこんにゃくの生産は出来ませんでした。この発明により、こんにゃくメーカーも通常の技術で生食用のこんにゃくを生産出来る事となり、未利用設備を使用する事により新しい産業の発展につながります。また、従来のくずきり、はるさめ専門メーカーもこの発明を利用する事により、従来のくずきりやはるさめの欠点であった二度炊きすると煮くずれがする、冷凍保存すると煮くずれがするなどの欠点が無くなり、くずきりやはるさめの消費拡大につながるものと言えます。また、乾燥くずきりや乾燥はるさめは生食で食べられませんが、この発明により生食で食べられるようになり、この技術を使用する事によりくずきりやはるさめの生産も出来る事となり、またフリーズドライや乾燥こんにゃくの生産にも利用が出来、新しい産業が生まれるものと考えます。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
こんにゃく粉、グルコマンナン又はでん粉、くず粉、増粘多糖類、寒天、水酸化カルシウムが使用原料として混合したことを特徴とするサラダ用こんにゃく。
【請求項２】
原料であるグルコマンナン又はこんにゃく粉に対してのでん粉、くず粉、寒天、増粘多糖類の混合比率は、グルコマンナン又はこんにゃく粉１ｋｇに対し、使用原料の１％から５０００％であることを特徴とする特許請求の範囲１項に記載のサラダ用こんにゃく。
【請求項３】
原料であるグルコマンナン又はこんにゃく粉に対してのでん粉、くず粉、増粘多糖類、寒天、水酸化カルシウムの混合比率は０．０１％から５０００％である事を特徴とする特許請求の範囲１項に記載のサラダ用こんにゃく。
【請求項４】
通常の技術で一般のこんにゃく、しらたきなど全種類のこんにゃくを製造する過程において、特許請求の範囲２項、３項にある原料の混合比率で製造をする事を特徴とする特許請求の範囲１項に記載のこんにゃく。
【請求項５】
通常の技術で通常の乾燥くずきり、乾燥はるさめなど全種類の乾燥くずきり、乾燥はるさめを製造する過程、またフリーズドライや乾燥こんにゃくにおいて、特許請求の範囲２項、３項にある原料の混合比率で利用して、製造をする事を特徴とする特許請求の範囲１項に記載のサラダ用こんにゃく。
【請求項１】
こんにゃく粉、グルコマンナン又はでん粉、くず粉、増粘多糖類、寒天、水酸化カルシウムが使用原料として混合したことを特徴とするサラダ用こんにゃく。
【請求項２】
原料であるグルコマンナン又はこんにゃく粉に対してのでん粉、くず粉、寒天、増粘多糖類の混合比率は、グルコマンナン又はこんにゃく粉１ｋｇに対し、使用原料の１％から５０００％であることを特徴とする特許請求の範囲１項に記載のサラダ用こんにゃく。
【請求項３】
原料であるグルコマンナン又はこんにゃく粉に対してのでん粉、くず粉、増粘多糖類、寒天、水酸化カルシウムの混合比率は０．０１％から５０００％である事を特徴とする特許請求の範囲１項に記載のサラダ用こんにゃく。
【請求項４】
通常の技術で一般のこんにゃく、しらたきなど全種類のこんにゃくを製造する過程において、特許請求の範囲２項、３項にある原料の混合比率で製造をする事を特徴とする特許請求の範囲１項に記載のこんにゃく。
【請求項５】
通常の技術で通常の乾燥くずきり、乾燥はるさめなど全種類の乾燥くずきり、乾燥はるさめを製造する過程、またフリーズドライや乾燥こんにゃくにおいて、特許請求の範囲２項、３項にある原料の混合比率で利用して、製造をする事を特徴とする特許請求の範囲１項に記載のサラダ用こんにゃく。
【公開番号】特開２００７−３３０２３５（Ｐ２００７−３３０２３５Ａ）
【公開日】平成１９年１２月２７日（２００７．１２．２７）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００６−１８８５８３（Ｐ２００６−１８８５８３）
【出願日】平成１８年６月１３日（２００６．６．１３）
【出願人】（３９１０４７０７５）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１９年１２月２７日（２００７．１２．２７）
【国際特許分類】
【出願日】平成１８年６月１３日（２００６．６．１３）
【出願人】（３９１０４７０７５）
【Ｆターム（参考）】
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