説明

すりおろし器具

【課題】すりおろし食材の余分な水分を簡単に排出させることができる簡易構成のすりおろし器具を提供すること。
【解決手段】おろし器1と、このおろし器1ですりおろしたすりおろし食材Sを載せて水分を滴下排出する水分調整用簾2と、おろし器1と水分調整用簾2とを着脱自在に載置可能な受容器3とから成り、水分調整用簾2と受容器3とは、水分調整用簾2を受容器3内底面に敷設載置し得、且つこの際、水分調整用簾2の左右端部2L・2Rが受容器3の左右側壁部3L・3Rより外方へ突出してこの突出する左右端部2L・2Rを手で把持し得る形状に設定し、おろし器1と受容器3とは、水分調整用簾2を受容器3内底面に敷設載置した状態で受容器3の上部開口部におろし器1を載置し得る形状に設定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、大根や生姜などの食材をすりおろす際に使用するもので、すりおろした食材の水分を良好に排除することができるすりおろし器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
家庭で大根や生姜などをすりおろす際には、おろし金と称されるおろし器(例えば、特許文献1参照。)が使用される場合が多い。
【0003】
【特許文献1】特開2005−73861号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
おろし器などを使用してすりおろした食材は、水分を多く含んでいる。そのため、そのまま皿などに他の食材と共に盛り付けると、すりおろした食材の水分が他の食材に流れて染み込み、味や風味を損ってしまう。
【0005】
本発明は、この点、おろし器ですりおろしたすりおろし食材の余分な水分を簡単に排出させて、水分量が適量のすりおろし食材を得ることができる簡易構成の画期的なすりおろし器具を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0007】
大根や生姜などの食材を押し付けて往復移動させることで食材をすりおろしできるおろし器1と、このおろし器1ですりおろしたすりおろし食材Sを載せて水分を滴下排出する水分調整用簾2と、前記おろし器1と前記水分調整用簾2とを着脱自在に載置可能な受容器3とから成り、前記水分調整用簾2と前記受容器3とは、水分調整用簾2を受容器3内底面に敷設載置し得、且つこの際、水分調整用簾2の左右端部2L・2Rが受容器3の左右側壁部3L・3Rより外方へ突出してこの突出する左右端部2L・2Rを手で把持し得る形状に設定し、前記おろし器1と前記受容器3とは、前記水分調整用簾2を受容器3内底面に敷設載置した状態で受容器3の上部開口部におろし器1を載置し得る形状に設定したことを特徴とするすりおろし器具に係るものである。
【0008】
また、前記水分調整用簾2と前記受容器3とは、水分調整用簾2を受容器3内底面の全範囲若しくは広範囲に敷設載置し得る形状に設定したことを特徴とする請求項1記載のすりおろし器具に係るものである。
【0009】
また、前記水分調整用簾2の前後幅寸法を、前記受容器3の前後幅寸法と同幅に設定若しくは受容器3の前後幅寸法よりやや幅狭に設定して、この水分調整用簾2と受容器3との前後方向を揃えて水分調整用簾2を前記受容器3内に載置した際に、水分調整用簾2が受容器3内底面の前後方向の全範囲若しくは広範囲に敷設載置されるように構成し、且つ前記水分調整用簾2の左右幅寸法を、前記受容器3の左右幅寸法より幅広に設定して、この水分調整用簾2と受容器3との前後方向を揃えて水分調整用簾2を前記受容器3内に敷設載置した際に、この水分調整用簾2の左右端部2L・2Rが受容器3の左右側壁部3L・3Rの外壁面に沿って垂下突出してこの垂下突出する左右端部2L・2Rを手で把持し得るように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のすりおろし器具に係るものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明は上述のように構成したから、受容器内の底面に水分調整用簾を敷設載置し、この水分調整用簾の上から受容器におろし器を載置してこのおろし器で食材をすりおろすことで、すりおろし食材や食材の水分を周囲に飛び散らせることなく受容器内の水分調整用簾上に溜めおくことができ、すりおろし作業終了後は、受容器の左右側壁部より外方へ突出している水分調整用簾の左右端部を把持してすりおろし食材が載った水分調整用簾を容易に持ち上げできると共に、この持ち上げた水分調整用簾を例えば上下や前後に動かすことで手を汚すことなく簡単にすりおろし食材の余分な水分を水分調整用簾より滴下排出することができるので、水分量が適量となったすりおろし食材が容易に得られる極めて実用性に秀れたすりおろし器具となり、しかも、本発明は、受容器内底面に水分調整用簾を敷設載置でき、この水分調整用簾を敷設した状態でおろし器を受容器に載置できるように設定したおろし器と水分調整用簾と受容器とから成る簡易構成のため、この構成は実現化が容易な構成であり、量産性に秀れ安価な製品を提供可能となるなど、画期的なすりおろし器具となる。
【0011】
また、請求項2,3記載の発明においては、前記作用・効果を確実に発揮する水分調整用簾と受容器とを簡易に設計実現可能となる一層実用性に秀れた構成のすりおろし器具となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
【0013】
受容器3内の底面に水分調整用簾2を敷設載置し、この水分調整用簾2の上から受容器3におろし器1を載置する。また、この際、この水分調整用簾2の左右端部2L・2Rが受容器3の左右側壁部3L・3Rより外方へ突出した状態となるようにして水分調整用簾2を載置する。
【0014】
そして、おろし器1に大根や生姜などの食材を押し付けて往復移動させて食材をすりおろすと、すりおろし食材Sや食材の水分が周囲に飛び散ることなく、受容器3内の水分調整用簾2上に落下して溜まる。
【0015】
また、この際、すりおろし食材Sの水分は水分調整用簾2を通過し滴下しても、受容器3内に溜まるため、このすりおろし作業にあたって作業場周囲を汚すことがない。
【0016】
すりおろし作業が終了したら、受容器3からおろし器1を取り去り、受容器3の左右側壁部3L・3Rより外方へ突出している水分調整用簾2の左右端部2L・2Rを両手で把持して水分調整用簾2を持ち上げ、この持ち上げた水分調整用簾2を例えば、図3中の矢印のように上下や前後に動かすように操作する。
【0017】
すると、水分調整用簾2上のすりおろし食材Sの余分な水分が水分調整用簾2を介して滴下排出することになり、適当な水分含有量のすりおろし食材Sが得られる。
【0018】
従って、すりおろし食材Sに直接手を触れることなく、水分調整用簾2を操作して手を汚すことなしに簡単に水分含有量が適量なすりおろし食材Sを得ることができる極めて実用性に秀れた画期的なすりおろし器具となる。
【0019】
また、この水分調整用簾2を操作しての水分排出作業を受容器3上で行うことにより、この受容器3内に滴下排出する水分(食材汁)を容易に集めることができ、この食材汁を他の料理などに用いることができる。
【0020】
また、本発明は、おろし器1と水分調整用簾2と受容器3とから成り、水分調整用簾2と受容器3とを、水分調整用簾2を受容器3内底面に敷設載置し得、且つこの際、水分調整用簾2の左右端部2L・2Rが受容器3の左右側壁部3L・3Rより外方へ突出してこの突出する左右端部2L・2Rを手で把持し得る形状に設定すると共に、前記おろし器1と受容器3とを、前記水分調整用簾2を受容器3内底面に敷設載置した状態で受容器3の上部開口部におろし器1を載置し得る形状に設定するだけで構成できるため、この構成は簡易に設計実現可能な構成であり、量産性に秀れ安価な製品を提供可能となる。
【実施例】
【0021】
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
【0022】
本実施例は、大根や生姜などの食材を押し付けて往復移動させることで食材をすりおろしできるおろし器1と、このおろし器1ですりおろしたすりおろし食材Sを載せて水分を滴下排出する水分調整用簾2と、前記おろし器1と前記水分調整用簾2とを着脱自在に載置可能な受容器3とから成るすりおろし器具に係るものである。
【0023】
以下、具体的に説明すると、本実施例のおろし器1は、図1,図4に示すように、本出願人による特開2005−73861号に開示された、握持部10の先端部におろし金面11を突設して成る家庭用のおろし器1を採用した場合を示している。
【0024】
更に詳しくは、断面丸形の金属製線材から成る略長方形状の枠部材Wの一側(後側)を、細長く且つ図示した所定形状に屈曲突出させてこの屈曲突出部を前記握持部10とし、この握持部10より他側の対向する長手方向の(左右)側枠部間に、多数の切削刃12を備えた略方形状の金属板から成るおろし金面11を架設状態に固定している。
【0025】
また、このおろし金面11は、すりおろし往復移動方向の一側端部を略平坦形状の平坦おろし面部2Aに形成し、この平坦おろし面部2Aより他側部を、すりおろし往復移動方向と直交する方向の断面形状が下方へ湾曲突出する形状の湾曲おろし面部2Bに形成すると共に、この湾曲おろし面部2Bは前記平坦おろし面部2Aからおろし金面11の他側の端部側へ至る程湾曲度合いが徐々に強くなる湾曲形状に形成している。
【0026】
また、おろし金面11に貫通孔13を多数散在形成し、この各貫通孔13の孔縁にギザ刃を形成してこのギザ刃を前記切削刃12とし、この切削刃12で切削された(すりおろされた)食材Sが貫通孔13からおろし金面11の下方へ落下する構成としている。
【0027】
尚、おろし器1は、本実施例で採用したものに限定されるものではなく、適宜設計変更可能である。
【0028】
本実施例の水分調整用簾2は、細長い棒を糸で編み連ねて略長方形状体に形成した簾(まきす)を採用している。本実施例では、この略長方形状の水分調整用簾2の長方向を左右方向とし、短方向を前後方向として使用する構成としている。
【0029】
また、本実施例の受容器3は、図1〜図4に示すように、前記おろし器1のおろし金面11を収容できる上部開口部を備えた平面視略長方形状の樹脂容器を採用している。本実施例では、この略長方形状の受容器3の長方向を前後方向とし、短方向を左右方向として使用する構成としている。
【0030】
更に詳しくは、受容器3は、上部開口部近傍であってこの受容器3の内側壁面の全周に載置用段部3Aをこの受容器3の内方へ向けて突設し、この全周の載置用段部3Aに前記おろし器1の枠部材Wの略全縁部を載置して、このおろし器1を受容器3の上部開口部に装備できるように構成している。また、受容器3の後壁部の所定範囲の載置用段部3Aより上方部分は、おろし器1載置装備時に前記握持部10を避けるために切欠形成している。
【0031】
本実施例では、前記水分調整用簾2と前記受容器3とは、水分調整用簾2を受容器3内底面に敷設載置し得、且つこの際、水分調整用簾2の左右端部2L・2Rが受容器3の左右側壁部3L・3Rより外方へ突出してこの突出する左右端部2L・2Rを手で把持し得る形状に設定し、前記おろし器1と前記受容器3とは、前記水分調整用簾2を受容器3内底面に敷設載置した状態で受容器3の上部開口部におろし器1を載置し得る形状に設定している。
【0032】
また、前記水分調整用簾2と前記受容器3とは、水分調整用簾2を受容器3内底面の全範囲若しくは広範囲に敷設載置し得る形状に設定している。
【0033】
更に詳しくは、前記水分調整用簾2の前後幅寸法を前記受容器3の前後幅寸法よりやや幅狭に設定して、この水分調整用簾2と受容器3との前後方向を揃えて水分調整用簾2を前記受容器3内に載置した際に、水分調整用簾2が受容器3内底面の前後方向の小範囲を残して広範囲に敷設載置されるように構成している。本実施例では、詳しく図示していないが、受容器3内底面の前後方向の7/8程度の広範囲に敷設載置し得るように水分調整用簾2の前後幅寸法を設定構成している。
【0034】
従って、この受容器3内底面の広範囲に敷設載置された水分調整用簾2上に、受容器3の上部開口部に載置されるおろし器1からすりおろされたすりおろし食材Sが良好に落下して溜まる(載る)ようにしている。
【0035】
尚、前記水分調整用簾2の前後幅寸法を前記受容器3内底面の前後幅寸法と同幅に設定して、この水分調整用簾2と受容器3との前後方向を揃えて水分調整用簾2を前記受容器3内に載置した際に、水分調整用簾2が受容器3内底面の前後方向の全範囲に敷設載置されるように構成しても良い。
【0036】
また、水分調整用簾2の左右幅寸法を、受容器3の左右幅寸法より大幅に幅広に設定して、この水分調整用簾2と受容器3との前後方向を揃えて水分調整用簾2を前記受容器3内に敷設載置して水分調整用簾2の左右両端部を受容器3の左右側壁部3L・3Rに沿わせた際に、この水分調整用簾2の左右両端部2L・2Rが受容器3の左右側壁部3L・3Rの外壁面に沿って垂下突出し且つこの垂下突出する左右端部2L・2Rを手で把持し得ることとなる幅を有するように、水分調整用簾2の左右幅寸法を設定構成している。
【0037】
更に詳しくは、受容器3内底面に敷設載置した際に、この水分調整用簾2の左右両端部2L・2Rを受容器3の左右両側壁部3L・3Rの内壁面に沿わせて立ち上げた後左右両側壁部3L・3Rの上縁部から外壁面に沿わせて垂下させることができ、且つこの左右両側壁部3L・3Rから垂下する左右両端部2L・2Rが手で把持できる幅を有して左右両側壁部3L・3Rより外方へ突出することになるように(図2に示した状態となるように)、この水分調整用簾2と受容器3との左右幅寸法を設定している。
【0038】
尚、この水分調整用簾2と受容器3との形状・寸法設定は、上記のような形状・寸法の水分調整用簾2と受容器3とを形成しても良いし、水分調整用簾2の大きさに対応する寸法・形状の既存の受容器3を選択採用して構成しても良いし、受容器3の大きさに対応する寸法・形状の既存の水分調整用簾2を選択採用して構成しても良い。
【0039】
次に、本実施例の使用方法を説明する。
【0040】
受容器3内の底面に水分調整用簾2を敷設載置してこの水分調整用簾2の左右両側部2L・2Rを受容器3の左右両側壁部3L・3Rに沿わせて垂下させ、この水分調整用簾2の上から、この左右両側壁部3L・3Rの上縁部上に載置している水分調整用簾2部位の上におろし器1の枠部材Wの左右側部を載置する(図1参照。)。
【0041】
そして、おろし器1のおろし金面11に、大根や生姜やりんごなどの食材を押し付けて往復移動させて食材をすりおろすと、すりおろし食材Sが受容器3内の水分調整用簾2上に落下して溜まる(図2参照。)。
【0042】
この際、水分調整用簾2上に落下したすりおろし食材Sの水分が、水分調整用簾2を通過し滴下しても、受容器3内に溜まるため、作業場周囲を汚すことがない。
【0043】
すりおろし作業が終了したら、受容器3からおろし器1を取り去り、水分調整用簾2の左右端部2L・2Rを両手で把持して水分調整用簾2を持ち上げ、この持ち上げた両の手を上下や前後方向、又は左右方向に揺動するように操作する(図3参照。)。
【0044】
すると、水分調整用簾2上のすりおろし食材Sの余分な水分が水分調整用簾2を介して滴下排出することになり、水分量が多すぎず少なすぎず、適当な水分含有量のすりおろし食材Sが得られる。
【0045】
また、この水分排出作業を受容器3上で行うことにより、この受容器3内に滴下排出する水分(食材汁)を容易に集めることができ、この食材汁を他の料理などに用いることも容易にできる。
【0046】
また、受容器3は、水分を排出し終えたすりおろし食材Sを収納するための容器としても使用できる。
【0047】
本器具を使用後は、図4に示すように、水分調整用簾2を受容器3内に収納し得る大きさに折り畳んで受容器3内に載置収納した上、受容器3の上部開口部におろし器1載置することで、コンパクトな収納状態にできる。
【0048】
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図2】本実施例のすりおろし作業終了後におろし器を取り除いた状態を示す説明斜視図である。
【図3】本実施例の水分調整用簾を操作してすりおろし食材の水分を滴下排出させた状態を示す説明斜視図である。
【図4】本実施例の水分調整用簾を折り畳んで受容器に収納した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0050】
1 おろし器
2 水分調整用簾
2L 左端部
2R 右端部
3 受容器
3L 左側壁部
3R 右側壁部
S すりおろし食材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
大根や生姜などの食材を押し付けて往復移動させることで食材をすりおろしできるおろし器と、このおろし器ですりおろしたすりおろし食材を載せて水分を滴下排出する水分調整用簾と、前記おろし器と前記水分調整用簾とを着脱自在に載置可能な受容器とから成り、前記水分調整用簾と前記受容器とは、水分調整用簾を受容器内底面に敷設載置し得、且つこの際、水分調整用簾の左右端部が受容器の左右側壁部より外方へ突出してこの突出する左右端部を手で把持し得る形状に設定し、前記おろし器と前記受容器とは、前記水分調整用簾を受容器内底面に敷設載置した状態で受容器の上部開口部におろし器を載置し得る形状に設定したことを特徴とするすりおろし器具。
【請求項2】
前記水分調整用簾と前記受容器とは、水分調整用簾を受容器内底面の全範囲若しくは広範囲に敷設載置し得る形状に設定したことを特徴とする請求項1記載のすりおろし器具。
【請求項3】
前記水分調整用簾の前後幅寸法を、前記受容器の前後幅寸法と同幅に設定若しくは受容器の前後幅寸法よりやや幅狭に設定して、この水分調整用簾と受容器との前後方向を揃えて水分調整用簾を前記受容器内に載置した際に、水分調整用簾が受容器内底面の前後方向の全範囲若しくは広範囲に敷設載置されるように構成し、且つ前記水分調整用簾の左右幅寸法を、前記受容器の左右幅寸法より幅広に設定して、この水分調整用簾と受容器との前後方向を揃えて水分調整用簾を前記受容器内に敷設載置した際に、この水分調整用簾の左右端部が受容器の左右側壁部の外壁面に沿って垂下突出してこの垂下突出する左右端部を手で把持し得るように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のすりおろし器具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−167404(P2007−167404A)
【公開日】平成19年7月5日(2007.7.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−370036(P2005−370036)
【出願日】平成17年12月22日(2005.12.22)
【出願人】(591128970)プリンス工業株式会社 (9)
【Fターム(参考)】