つる植物誘引支柱
【課題】 のり面あるいは建物の壁などに沿って用いられ、つる植物を目的の緑化場所まで容易、確実に誘引して、緑化場所の完全な緑化を実現させるための支柱を提供する。
【解決手段】 遮光性材質のシート10からなり、端部と表面に一定間隔に複数の締結手段21、22、23、24、31、32、33、34を設け、この締結手段21、22、23、24、31、32、33、34を互いに締結することで前記シート10を筒状に巻いて内部につる植物2を保持可能な支柱1を構成し、前記支柱1の先端を緑化対象地点に開口して内部のつる植物2を緑化対象地点に誘引できるようにした。
【解決手段】 遮光性材質のシート10からなり、端部と表面に一定間隔に複数の締結手段21、22、23、24、31、32、33、34を設け、この締結手段21、22、23、24、31、32、33、34を互いに締結することで前記シート10を筒状に巻いて内部につる植物2を保持可能な支柱1を構成し、前記支柱1の先端を緑化対象地点に開口して内部のつる植物2を緑化対象地点に誘引できるようにした。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はつる植物を目的の緑化地点まで誘引するための支柱に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、のり面を緑化しようとする場合、有機物からなる緑化基盤材をのり面に客土して植物を根付けて緑化する方法が一般的である(特許文献1参照)。
この方法でのり面の緑化をした場合、のり面の土の状態が悪くて緑化基盤材を客土しても植物が育たないと判断された場合、やむなく例えば特許文献2に記載された発明のように基盤材に固化材を吹き付けてのり面を保護する方法が取られる。
また、民家の庭などでつる植物を植栽する場合、隣接する他人の家まで植物が伸びてしまい管理するのが大変であった。
【特許文献1】特開2005−16237
【特許文献2】特開2002−105963
【0003】
上記の従来例によれば、複数段からなるのり面の場合、路面と接している1段目がコンクリート面、あるいは表面に固化材を吹き付けてもつる植物が育たない岩盤面の場合は、路肩に植樹枡を作りつる植物をのり面に誘引して緑化することができる。
しかし、コンクリート面や岩盤が2段目や3段目等にある場面は、1段目ののり面下部に植樹枡を作りそこにつる植物を植えて2段目や3段目を緑化しようとするが、この方法では、つる植物がすでに1段目に植栽されている植物に絡みつき緑化対象場所の2段目や3段目に届くのに時間がかかる上に、十分な量のつる植物が目的地まで到達しないという問題点があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、のり面あるいは建物の壁などに沿って用いられ、つる植物を目的の緑化場所まで容易、確実に誘引して、緑化場所の完全な緑化を実現させるための支柱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の要旨とするところは、プラスチック等の遮光性材質からなるシートからなり、端部と表面に一定間隔に複数の締結手段を設け、この締結手段を互いに締結することでシートを筒状に巻いて内部につる植物を保持可能とし、前記支柱の先端を緑化対象地点に開口して、つる植物を緑化対象地点に誘引できるようにしたつる植物誘引支柱である。
【0006】
また本発明の要旨とするところは、内部につる植物を保持できる遮光性材質からなる筒状の支柱を構成し、この支柱の内部につる植物を保持して家屋や塀などの構造物の表面形状に沿って曲折して構造物の緑化対象地点に開口することによって、緑化対象地点を緑化するつる植物誘引用支柱である。
【発明の効果】
【0007】
筒状の支柱を使用することにより、つる植物を緑化対象地点に効果的に誘引できる。また支柱を遮光性シートを使用して構成することにより、支柱の中で枝や葉の成長を抑制し、つる植物は支柱内をスムーズに伸びていくことができ緑化対象地点で自由に成長することができる。
【0008】
支柱を構造物の表面形状に沿って曲折した場合は、構造部の目的の場所だけ緑化することが出来るため、つる植物が隣家まで伸びて迷惑がかかるのを防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明の最良の実施形態は、長方形の遮光性のシート材の両側端に沿って一定間隔に複数の支持片を構成し、この支持片に紐を取付ける。一方、前記シート材の表面で前記紐に対応する位置に、紐を結ぶための孔を構成した締結部を構成する。
そして、前記それぞれの紐を対応する締結部に締結することで前記シート材を筒状に構成し内部につる植物を保持できる空間を有する支柱を構成する。
そして、この支柱の先端を目的の緑化対象地点で開口することでつる植物を緑化目的地まで誘引できるようにしたつる植物誘引支柱である。
【0010】
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は第1実施形態の正面図、図2は同平面図、図3は同使用状態を示す正面図、図4は同緑化工事での使用状態を示す正面模式図、図5は同緑化工事での使用状態を示す側面模式図、図6は第2実施形態の使用説明図、図7は図6のA−A線断面拡大図及び図8は第2実施形態の使用説明図である。
【0011】
第1実施形態の支柱1は長方形の遮光性のシート10からなる。このシート10の一側端11に一定間隔に複数の支持片22を固定し、この支持片22に設けた孔に紐21を取り付ける。
そして、前記紐21に対応したシート10の表面で、シート10を巻いたときに所定の直径が得られる位置に複数の締結部24を固定する。この締結部24には紐21を締結するための孔23を穿設してある。前記紐21、支持片22、孔23と締結部24で締結手段を構成する。
【0012】
一方、シート10の他側端12に沿って、前記と同様に、一定間隔に複数の支持片32を固定し、この支持片32に設けた孔に紐31を取り付ける。
そして、前記紐31に対応したシート10の表面で、シート10を巻いたときに所定の直径が得られる位置に複数の締結部34を固定する。この締結部34には紐31を締結するための孔33を穿設してなる。前記紐31、支持片32、孔33と締結部34で締結手段を構成する。
【0013】
前記のように構成した本実施形態の作用を説明する。
まず各紐21をそれぞれ対応する締結部24の孔23に通して結び、同様に各紐31をそれぞれの締結部34の孔33に通して結び、シート10を筒状にして支柱1を作成する。
そして図3に示すように、前記支柱1を植木鉢3の上部に柱体4,4で立設し、支柱1の内部につる植物2を通すのである。
【0014】
その後、図4のように植木鉢3を緑化地点に運び備え付ける。本実施形態では、つる植物2を植え付けるのり面40の1段目41の高さが5mであるため、つる植物2の長さは6m、支柱1は5.5m程度の長さとしている。
【0015】
この状態でつる植物2はその成長過程で、支柱1によってのり面40の1段目41に植栽された草や木に絡みつくことが防止される。そして支柱1によって目的の緑化対象物である2段目42まで誘引されて、支柱1の先端開口から出て緑化対象地点であるコンクリート面で自由に成長できるのである。
【0016】
前記支柱1は、遮光性材質を使用することにより、つる植物2の光合成を避け、支柱1の中での枝や葉の成長を抑制することができる。そのため、つる植物2が緑化対象地点の2段目42に至るまで、支柱1内で枝葉が伸びすぎることがない。
【0017】
上記のように構成し作用する本実施形態では、次のような効果を有する。
筒状の支柱1を使用することにより、つる植物2をのり面の1段目41に植栽された草や木に絡みつかせず、目的の緑化対象地点である2段目42に効果的に誘引できる。
また支柱1を遮光性シート10によって構成してあるため、支柱1の中で枝や葉の成長が抑制され、つる植物2は支柱1内をスムーズに伸びていくことができる。そして、支柱1の先端開口から出てきたつる植物2は緑化対象地点で自由に成長することができる。
【0018】
本発明の第2実施形態を図6乃至図8に基づいて説明する。
本実施形態は、家屋の壁あるいは塀などに表面に沿って支柱を配置し、支柱の先端の開口までつる植物を誘導するものである。
【0019】
図に示すように支柱51は長尺の筒状であり、断面半円形状の半筒52、53を合わせて、その両端を止金54,54で固定してなるものであり、材質はプラスチック、金属等の遮光性材料である。
【0020】
この支柱51は壁や塀等の構造物60の形状に沿って曲折して配置される。これは支柱51の使用目的が、隣家が近すぎた場合につる植物2を植えた場合、隣家まで伸びて迷惑がかかるのを防止するためである。
すなわち、つる植物2を支柱51の中を通して成長させることにより、目的の場所だけ緑化することが出来る。例えば、植付けた場所の地面から緑化しようとする窓やその周辺まで緑化植物を筒状の支柱を通すことにより、植付けた地面から窓までの間につる植物の枝葉ができることなく隣の家まで伸びるのを防止することができ、つる植物は支柱の先端から出て窓やその周辺で自由に伸びて緑化することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】第1実施形態の正面図
【図2】第1実施形態の平面図
【図3】第1実施形態の使用状態を示す正面図
【図4】第1実施形態緑化工事での使用状態を示す正面模式図
【図5】第1実施形態緑化工事での使用状態を示す側面模式図
【図6】第2実施形態の使用説明図
【図7】図6のA−A線断面拡大図
【図8】第2実施形態の使用説明図
【符号の説明】
【0022】
1 支柱
2 つる植物
3 植木鉢
10 シート
21 紐(締結手段)
22 支持片(締結手段)
23 孔(締結手段)
24 締結部(締結手段)
31 紐(締結手段)
32 支持片(締結手段)
33 孔(締結手段)
34 締結部(締結手段)
40 のり面
51 支柱
60 構造物
【技術分野】
【0001】
本発明はつる植物を目的の緑化地点まで誘引するための支柱に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、のり面を緑化しようとする場合、有機物からなる緑化基盤材をのり面に客土して植物を根付けて緑化する方法が一般的である(特許文献1参照)。
この方法でのり面の緑化をした場合、のり面の土の状態が悪くて緑化基盤材を客土しても植物が育たないと判断された場合、やむなく例えば特許文献2に記載された発明のように基盤材に固化材を吹き付けてのり面を保護する方法が取られる。
また、民家の庭などでつる植物を植栽する場合、隣接する他人の家まで植物が伸びてしまい管理するのが大変であった。
【特許文献1】特開2005−16237
【特許文献2】特開2002−105963
【0003】
上記の従来例によれば、複数段からなるのり面の場合、路面と接している1段目がコンクリート面、あるいは表面に固化材を吹き付けてもつる植物が育たない岩盤面の場合は、路肩に植樹枡を作りつる植物をのり面に誘引して緑化することができる。
しかし、コンクリート面や岩盤が2段目や3段目等にある場面は、1段目ののり面下部に植樹枡を作りそこにつる植物を植えて2段目や3段目を緑化しようとするが、この方法では、つる植物がすでに1段目に植栽されている植物に絡みつき緑化対象場所の2段目や3段目に届くのに時間がかかる上に、十分な量のつる植物が目的地まで到達しないという問題点があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、のり面あるいは建物の壁などに沿って用いられ、つる植物を目的の緑化場所まで容易、確実に誘引して、緑化場所の完全な緑化を実現させるための支柱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の要旨とするところは、プラスチック等の遮光性材質からなるシートからなり、端部と表面に一定間隔に複数の締結手段を設け、この締結手段を互いに締結することでシートを筒状に巻いて内部につる植物を保持可能とし、前記支柱の先端を緑化対象地点に開口して、つる植物を緑化対象地点に誘引できるようにしたつる植物誘引支柱である。
【0006】
また本発明の要旨とするところは、内部につる植物を保持できる遮光性材質からなる筒状の支柱を構成し、この支柱の内部につる植物を保持して家屋や塀などの構造物の表面形状に沿って曲折して構造物の緑化対象地点に開口することによって、緑化対象地点を緑化するつる植物誘引用支柱である。
【発明の効果】
【0007】
筒状の支柱を使用することにより、つる植物を緑化対象地点に効果的に誘引できる。また支柱を遮光性シートを使用して構成することにより、支柱の中で枝や葉の成長を抑制し、つる植物は支柱内をスムーズに伸びていくことができ緑化対象地点で自由に成長することができる。
【0008】
支柱を構造物の表面形状に沿って曲折した場合は、構造部の目的の場所だけ緑化することが出来るため、つる植物が隣家まで伸びて迷惑がかかるのを防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明の最良の実施形態は、長方形の遮光性のシート材の両側端に沿って一定間隔に複数の支持片を構成し、この支持片に紐を取付ける。一方、前記シート材の表面で前記紐に対応する位置に、紐を結ぶための孔を構成した締結部を構成する。
そして、前記それぞれの紐を対応する締結部に締結することで前記シート材を筒状に構成し内部につる植物を保持できる空間を有する支柱を構成する。
そして、この支柱の先端を目的の緑化対象地点で開口することでつる植物を緑化目的地まで誘引できるようにしたつる植物誘引支柱である。
【0010】
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は第1実施形態の正面図、図2は同平面図、図3は同使用状態を示す正面図、図4は同緑化工事での使用状態を示す正面模式図、図5は同緑化工事での使用状態を示す側面模式図、図6は第2実施形態の使用説明図、図7は図6のA−A線断面拡大図及び図8は第2実施形態の使用説明図である。
【0011】
第1実施形態の支柱1は長方形の遮光性のシート10からなる。このシート10の一側端11に一定間隔に複数の支持片22を固定し、この支持片22に設けた孔に紐21を取り付ける。
そして、前記紐21に対応したシート10の表面で、シート10を巻いたときに所定の直径が得られる位置に複数の締結部24を固定する。この締結部24には紐21を締結するための孔23を穿設してある。前記紐21、支持片22、孔23と締結部24で締結手段を構成する。
【0012】
一方、シート10の他側端12に沿って、前記と同様に、一定間隔に複数の支持片32を固定し、この支持片32に設けた孔に紐31を取り付ける。
そして、前記紐31に対応したシート10の表面で、シート10を巻いたときに所定の直径が得られる位置に複数の締結部34を固定する。この締結部34には紐31を締結するための孔33を穿設してなる。前記紐31、支持片32、孔33と締結部34で締結手段を構成する。
【0013】
前記のように構成した本実施形態の作用を説明する。
まず各紐21をそれぞれ対応する締結部24の孔23に通して結び、同様に各紐31をそれぞれの締結部34の孔33に通して結び、シート10を筒状にして支柱1を作成する。
そして図3に示すように、前記支柱1を植木鉢3の上部に柱体4,4で立設し、支柱1の内部につる植物2を通すのである。
【0014】
その後、図4のように植木鉢3を緑化地点に運び備え付ける。本実施形態では、つる植物2を植え付けるのり面40の1段目41の高さが5mであるため、つる植物2の長さは6m、支柱1は5.5m程度の長さとしている。
【0015】
この状態でつる植物2はその成長過程で、支柱1によってのり面40の1段目41に植栽された草や木に絡みつくことが防止される。そして支柱1によって目的の緑化対象物である2段目42まで誘引されて、支柱1の先端開口から出て緑化対象地点であるコンクリート面で自由に成長できるのである。
【0016】
前記支柱1は、遮光性材質を使用することにより、つる植物2の光合成を避け、支柱1の中での枝や葉の成長を抑制することができる。そのため、つる植物2が緑化対象地点の2段目42に至るまで、支柱1内で枝葉が伸びすぎることがない。
【0017】
上記のように構成し作用する本実施形態では、次のような効果を有する。
筒状の支柱1を使用することにより、つる植物2をのり面の1段目41に植栽された草や木に絡みつかせず、目的の緑化対象地点である2段目42に効果的に誘引できる。
また支柱1を遮光性シート10によって構成してあるため、支柱1の中で枝や葉の成長が抑制され、つる植物2は支柱1内をスムーズに伸びていくことができる。そして、支柱1の先端開口から出てきたつる植物2は緑化対象地点で自由に成長することができる。
【0018】
本発明の第2実施形態を図6乃至図8に基づいて説明する。
本実施形態は、家屋の壁あるいは塀などに表面に沿って支柱を配置し、支柱の先端の開口までつる植物を誘導するものである。
【0019】
図に示すように支柱51は長尺の筒状であり、断面半円形状の半筒52、53を合わせて、その両端を止金54,54で固定してなるものであり、材質はプラスチック、金属等の遮光性材料である。
【0020】
この支柱51は壁や塀等の構造物60の形状に沿って曲折して配置される。これは支柱51の使用目的が、隣家が近すぎた場合につる植物2を植えた場合、隣家まで伸びて迷惑がかかるのを防止するためである。
すなわち、つる植物2を支柱51の中を通して成長させることにより、目的の場所だけ緑化することが出来る。例えば、植付けた場所の地面から緑化しようとする窓やその周辺まで緑化植物を筒状の支柱を通すことにより、植付けた地面から窓までの間につる植物の枝葉ができることなく隣の家まで伸びるのを防止することができ、つる植物は支柱の先端から出て窓やその周辺で自由に伸びて緑化することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】第1実施形態の正面図
【図2】第1実施形態の平面図
【図3】第1実施形態の使用状態を示す正面図
【図4】第1実施形態緑化工事での使用状態を示す正面模式図
【図5】第1実施形態緑化工事での使用状態を示す側面模式図
【図6】第2実施形態の使用説明図
【図7】図6のA−A線断面拡大図
【図8】第2実施形態の使用説明図
【符号の説明】
【0022】
1 支柱
2 つる植物
3 植木鉢
10 シート
21 紐(締結手段)
22 支持片(締結手段)
23 孔(締結手段)
24 締結部(締結手段)
31 紐(締結手段)
32 支持片(締結手段)
33 孔(締結手段)
34 締結部(締結手段)
40 のり面
51 支柱
60 構造物
【特許請求の範囲】
【請求項1】
遮光性材質のシートからなり、端部と表面に一定間隔に複数の締結手段を設け、この締結手段を締結することで前記シートを筒状に巻いて内部につる植物を保持可能な支柱を構成し、
前記支柱の先端を緑化対象地点に開口して内部のつる植物を緑化対象地点に誘引するつる植物誘引支柱。
【請求項2】
内部につる植物を保持可能な遮光性材質からなる筒状の支柱を構成し、この支柱を構造物の表面形状に沿って曲折し、かつ支柱の先端を緑化対象地点に開口して内部のつる植物を緑化対象地点に誘引するつる植物誘引用支柱。
【請求項1】
遮光性材質のシートからなり、端部と表面に一定間隔に複数の締結手段を設け、この締結手段を締結することで前記シートを筒状に巻いて内部につる植物を保持可能な支柱を構成し、
前記支柱の先端を緑化対象地点に開口して内部のつる植物を緑化対象地点に誘引するつる植物誘引支柱。
【請求項2】
内部につる植物を保持可能な遮光性材質からなる筒状の支柱を構成し、この支柱を構造物の表面形状に沿って曲折し、かつ支柱の先端を緑化対象地点に開口して内部のつる植物を緑化対象地点に誘引するつる植物誘引用支柱。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【公開番号】特開2009−5635(P2009−5635A)
【公開日】平成21年1月15日(2009.1.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−170712(P2007−170712)
【出願日】平成19年6月28日(2007.6.28)
【出願人】(507219000)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成21年1月15日(2009.1.15)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年6月28日(2007.6.28)
【出願人】(507219000)
【Fターム(参考)】
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