説明

にぎり寿司成型器

【課題】このしゃり玉にいろいろなネタを載せて一般家庭で日常的に、美味しくツヤのある、衛生面も優れたにぎり寿司を同時に多数作る寿司成型器を提供する。
【解決手段】成型器本体(2)に複数個のしゃり型部(3)を並列に配置し、成型器本体(2)に成型器蓋(1)をにぎり寿司成型器。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
今や、わが国といわず世界で、にぎり寿司ブームであるが、一般家庭内では殆んど寿司と言えば、巻き簾で作る手巻き寿司か押し寿司器で作る押し寿司である。
一方にぎり寿司は、ご飯のにぎりが綺麗にできない等々であるが、この発明は、家庭で子供から大人まで誰でもが簡単、容易に作ることが出来る。
かつ衛生的、しかもこの手法でお米の美味しさを引き出し、更に米粒にツヤが出る綺麗な、にぎり寿司飯(以下しゃり玉)を一度に多数作ることができる成型器の発明とその使い方である。
にぎり寿司の美味しさは、ネタ二割、しゃり八割、と言われており、つまりしゃり玉の出来具合がポイントである。
このしゃり玉にいろいろなネタを載せて一般家庭で日常的に、にぎり寿司が楽しめるにぎり寿司成型器を提供する。
【背景技術】
【0002】
従来の家庭用にしゃり玉成型器はにぎり寿司の型に成型された容器に寿司飯を入れ蓋などで上から押し付けて型を取る方法で作る器具が一般的であった。
他にも寿司職人のにぎり寿司を目指し工夫した物等いろいろ有るが普及してない最大の原因は、手軽さに欠けていること、この発明の様に簡単で一度に多数作るものは殆ど普及していない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
(イ)従来の家庭用しゃり玉成型器は上から押さえる方法で、この場合寿司飯のご飯粒個々が密着してしまい、お米本来の美味しさが損なわれてしまう欠点がある。
(ロ)にぎり寿司の美味しさはネタ二割、しゃり八割と言われ、にぎり寿司を口に入れたときにご飯がほぐれてくるのが美味しいとされる。
本発明はこの適度なにぎり具合で美味しいしゃり玉を実現ししかも、しゃり玉にツヤが出て見た目にも美味く出来上がる。
(ハ)本発明はまた、誰でも簡単に作ることが出来る。
(ニ)直接素手で寿司飯を触れることは無いので大変衛生的である。
(ホ)美味しいしゃり玉を一度に多数(一人前程)作る成型器であり、何度か繰り返せば簡単に必要人数分出来る。
【課題を解決するための手段】
【0004】
成型器本体(2)に複数個のしゃり型部(3)を並列に配置し、成型器本体(2)に成型器蓋(1)をにぎり寿司成型器。
【発明の効果】
【0005】
(イ)しゃり玉のご飯粒個々がつぶれることなく美味しい。
(ロ)適度な固さも調整でき、しかも口の中でほぐれ美味しい。
(ハ)誰でも簡単に作ることが出来る。
(ニ)ご飯を手で直接触れないので大変衛生的である。
(ホ)一度に多数のしゃり玉を作ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】 本発明のにぎり寿司成型器の分解斜視図である。
【図2】 本発明のしゃり型部拡大図である。
【図3】 本発明の使用状態を示した説明図である。
【図4】 本発明の使用状態を示した説明図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
成型器本体(2)に複数個のしゃり型部(3)を並列に配置し、成型器本体(2)に成型器蓋(1)をにぎり寿司成型器。
成型器について説明する。
(イ)同時に多数のしゃり玉を作る成型器は普通のにぎり寿司の型をした型枠を耐熱プラスチック等で作成し、5〜7個を並列に合計10〜14個のしゃり玉を作る成型器(例の図は12個の成型器)また並列で個々の成型形を傾けて並べ見た目の美しさを出す成型器も可能である。
(ロ)しゃり玉の型枠内部は底部・側面部にご飯が型枠に密着しないよう、凸凹エンボス加工する。
(ハ)成型器の蓋にも凸凹エンボス加工してお米の密着を防ぐ。
(ニ)成型器は蓋をしたときに、内部型枠と蓋内面との空間が2ミリほどの間隔が出来るように作る。
使い方の説明をする。
(イ)上記成型器に炊き立てのご飯に合せ酢した寿司飯を入れ作る。
(ロ)寿司飯の量は各々成型枠にふんわり軽く均一に一杯になる程度入れる、(ネタに合わせてご飯の量を多め、少なめと任意に入れても良いし、量は好みの大きさに合わせてもOK)但し絶対ご飯を押し付けて詰め込まない。
(ハ)型枠に詰めた熱い寿司飯を直に蓋をして利き手で成型器の片方を持ち、上下に振りながらもう一方の手の平に軽く当て型枠の中で寿司飯が踊るのを確認しながらポンポンと5〜8回ほど軽く手の平に当てる、成型器を180度回して同じように持ち、ポンポン5〜8回手の平に当て同じように内部で寿司飯を踊るのを確認し終了、ご飯がしゃり玉になり、このたたき具合で簡単に固さ具合も調整で出来る。
(ニ)蓋、又は、にぎり寿司台などの受け皿に成型本体の裏側型枠をポンポンと軽く叩き出すと適度な握り具合のしゃり玉が出来、更にしばらくすると米粒にツヤ出て綺麗なしゃり玉の完成。
(ホ)このしゃり玉にお好みでわさびを軽く塗り、(チュブ入りが使いやすい)いろんなネタをのせて食べる。
(ヘ)食べる直前に、お刺身などの、ネタに醤油を付けしゃり玉に一寸押さえてのせ、ネタが舌側になるよう口に入れ、にぎり寿司本来の食べ方する。
(ニ)この方法で作れば、しゃり玉のほぐれ具合は丁度良くなり美味しさを実感出来る、又一度に一人前程度のしゃり玉が簡単に完成、数人前必要時はこれを繰り返せば簡単に出来上がる、寿司飯のベストは炊立てで使用が原則で出来た状態から冷めていく過程で光沢も出る。
保温のご飯で合わせても熱ければ型枠にも密着せず出来上る。
成型器の工夫した点を説明する。
(イ)成型器は同時に多数のしゃり玉を作り普通のしゃり玉の型をした型枠を耐熱プラスチック等で作成し、5〜7個を並列に合計10〜14個のしゃり玉を一度に作ることが出来る成型器(例の図は12個の成型器)と蓋で構成している。
大きさは片手で持てる大きさ。
(ロ)しゃり玉の型枠内部は底部・側面部にご飯が型枠に密着しないよう特殊加工をした。
(ハ)成型器の蓋にも特殊加工し美味しさ、密着しない加工をした。
美味しいしゃり玉の作り方を説明する。
上記成型器に、炊き立てのご飯を合わせ酢し、成型器に入れ、蓋をしてツヤのある美味しいしゃり玉を作る方法である。
【符号の説明】
【0008】
1 成型器蓋
2 成型器本体
3 しゃり型部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
成型器本体(2)に複数個のしゅり型部(3)を並列に配置し、成型器本体(2)に成型器蓋(1)をして作るにぎり寿司成型器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−167175(P2011−167175A)
【公開日】平成23年9月1日(2011.9.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−52330(P2010−52330)
【出願日】平成22年2月19日(2010.2.19)
【出願人】(510065159)
【Fターム(参考)】