アイコン作成システム、アイコン作成プログラム及びアイコン作成方法
【課題】自らのイメージするソフトウェア等の内容・機能等を適切に反映し、デザイン性に優れたアイコンを容易かつ効率的に作成することが可能なアイコン作成システムを提供する。
【解決手段】アイコン構成要素画像情報とアイコン構成要素画像情報に関する属性情報とを対応付けて記憶するアイコン構成要素情報記憶手段５と、アイコン構成要素選択情報を入力するアイコン構成要素選択情報入力手段６と、アイコン構成要素選択情報入力手段６により入力されたアイコン構成要素選択情報と同一又は関連する属性情報を検索し対応するアイコン構成要素画像情報を選出するアイコン構成要素選出手段７と、アイコン構成要素選出手段７により選出された複数のアイコン構成要素画像情報を組み合わせてアイコンを合成するアイコン合成手段８とを備える。
【解決手段】アイコン構成要素画像情報とアイコン構成要素画像情報に関する属性情報とを対応付けて記憶するアイコン構成要素情報記憶手段５と、アイコン構成要素選択情報を入力するアイコン構成要素選択情報入力手段６と、アイコン構成要素選択情報入力手段６により入力されたアイコン構成要素選択情報と同一又は関連する属性情報を検索し対応するアイコン構成要素画像情報を選出するアイコン構成要素選出手段７と、アイコン構成要素選出手段７により選出された複数のアイコン構成要素画像情報を組み合わせてアイコンを合成するアイコン合成手段８とを備える。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、グラフィカルユーザインタフェースで用いられるアイコンを作成するシステム、アイコンを作成するプログラム及びアイコンを作成する方法に関する。
【背景技術】
【０００２】
一般に、グラフィカルユーザインタフェースを利用したコンピュータにおいては、個々のソフトウェアやデータ、ファイル等の内容・機能等を特徴的に表す図形絵柄（以下「アイコン」という）を個々のソフトウェア等に対して付与する事が行われている。このようなアイコンを付与することにより、コンピュータの利用者はアイコンの付与されたソフトウェア等の内容を直感的に把握することができるようになり、作業効率や情報の検索効率を格段に向上させることができる。
しかし、アイコンの作成には特有の技術力やデザイン力が必要であり、その能力はアイコンが付与されるソフトウェア等の開発者が一般的に有するプログラミング能力とは異なるものである。そこで、ソフトウェア等の開発者が、自らが開発するソフトウェア等にアイコンを付与する場合には、アイコン作成に必要な技術力やデザイン力を有する専門家に依頼することが必要であり、コスト的な問題が生じていた。また、コストを意識して自らがアイコン作成する場合には、アイコンの作成に時間がかかり、作業の効率性に問題が生じていた。
そこで、アイコンを自動的に作成する方法として、データベースに格納された、予め存在するデータに対し、各データがそれぞれ保持している属性内容に応じたアイコンパターンを作成し、それらを合成するアイコンの自動作成方法が提案されている。
【特許文献１】特開平８−２６３２５６号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
しかしながら、ソフトウェア等の開発段階においては、アイコンの作成対象となるソフトウェア等は未だ存在しておらず、ソフトウェアやデータ等の存在を前提するアイコンの自動作成は不可能であった。また、ただアイコンを自動的に作成するだけでは、自らのイメージするデザイン性に優れたアイコンを作成することはできなかった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、アイコンの作成対象となるソフトウェア等が存在していなくても、効率的にアイコンを作成し、さらに、自らのイメージするデザイン性に優れたアイコンを容易に作成するアイコン作成システム、アイコン作成プログラム及びアイコン作成方法を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
上述した本発明の目的を達成するために、本発明によるアイコン作成システムは、アイコン構成要素画像情報とアイコン構成要素画像情報に関する属性情報とを対応付けて記憶するアイコン構成要素情報記憶手段と、アイコン構成要素選択情報を入力するアイコン構成要素選択情報入力手段と、アイコン構成要素選択情報入力手段により入力されたアイコン構成要素選択情報と同一又は関連する属性情報を検索し対応するアイコン構成要素画像情報を選出するアイコン構成要素選出手段と、アイコン構成要素選出手段により選出された複数のアイコン構成要素画像情報を組み合わせてアイコンを合成するアイコン合成手段と、を備えたものである。
さらに、アイコン構成要素画像情報に重み付けをする重み付け手段を備えていても良い。
また、アイコン合成手段により合成されたアイコンを調整するアイコン調整手段を備えていても良い。
さらに、このようなアイコン作成システムをコンピュータで実現するための本発明のアイコン作成プログラムは、コンピュータを上記各手段として機能させるためのものである。
また、本発明によるアイコン作成方法は、アイコン構成要素画像情報とアイコン構成要素画像情報に関する属性情報とを対応付けて記憶するアイコン構成要素情報記憶過程と、アイコン構成要素選択情報を入力するアイコン構成要素選択情報入力過程と、アイコン構成要素選択情報入力過程により入力されたアイコン構成要素選択情報と同一又は関連する属性情報を検索し対応するアイコン構成要素画像情報を選出するアイコン構成要素選出過程と、アイコン構成要素選出過程により選出された複数のアイコン構成要素画像情報を組み合わせてアイコンを合成するアイコン合成過程と、を具備するものである。
【発明の効果】
【０００５】
本発明のアイコン作成システム、アイコン作成プログラム及びアイコン作成方法は、アイコンの作成対象となるソフトウェア等が存在していなくても、アイコンを効率的に作成することができるという利点がある。また、自らのイメージするデザイン性に優れたアイコンを容易に作成することができるという利点もある。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
以下、本発明を実施するための最良の形態を図示例と共に説明する。図１は、本発明のアイコン作成システムの第１実施例の概要を説明するためのブロック図である。図中、参照番号1は記憶装置を、２は入力装置を、３はデータ処理装置を、４は出力装置を表している。
記憶装置１は、例えば、ハードディスクドライブ、その他の磁気記憶装置、光学式記憶装置、フラッシュ・メモリ、またはそれらを任意に組み合わせてなる装置である。
記憶装置１は、アイコン構成要素画像情報とアイコン構成要素画像情報に関する属性情報とを対応付けて記憶するアイコン構成要素情報記憶手段５を有している。アイコン構成要素画像情報とは、アイコンを構成する画像情報のことであり、ソフトウェア等の特定の内容・機能等を表した図形絵柄のことをいう。また、アイコン構成要素画像情報に関する属性情報とは、そのアイコン構成要素画像情報の意味するソフトウェア等の特定の内容・機能等を表す文字列等の情報のことをいう。
図３（ａ）は、アイコン構成要素画像情報の一例を示す図である。例えば、アイコン構成要素画像情報３１は人間を表しており、アイコンが付与されるソフトウェア等の内容・機能等が人間を対象とする場合に用いる。この場合に、アイコン構成要素画像情報３１の属性情報は、人、ユーザー等と定められる。アイコン構成要素画像情報３２は、カレンダーを表しており、アイコンが付与されるソフトウェアの内容・機能等がスケジュール管理を行うものである場合に用いる。この場合に属性情報は、カレンダー、スケジュール等と定められる。アイコン構成要素画像情報３３は電波を表しており、ソフトウェア等の内容・機能等が通信機能を有する場合に用いる。この場合に属性情報はネットワーク、通信等と定められる。
なお、アイコン構成要素画像情報のデータ形式は特に限定されず、何れのデータ形式であっても良いが、好ましくはＳＶＧ（Ｓｃａｌａｂｌｅ Ｖｅｃｔｏｒ Ｇｒａｐｈｉｃｓ）形式によるものである。ＳＶＧ形式のデータであれば、画質を劣化させることなく、画像情報の拡大、縮小を行うことができ、画質の優れた美しいアイコンを作成することができるからである。また、属性情報は、一つのアイコン構成要素画像情報に対して少なくとも一つが定められていれば良く、複数の属性情報が定められていても良い。
入力装置２は、例えば、キーボードやマウス、またはそれらを任意に組み合わせてなる装置である。
入力装置２は、アイコン構成要素選択情報入力手段６を有している。アイコン構成要素選択情報入力手段６により、アイコン構成要素選択情報が入力される。アイコン構成要素選択情報とは、本発明のアイコン作成システムの利用者が入力する情報であり、利用者がアイコンを作成したいソフトウェア等の内容・機能等から、その内容・機能等を意味する情報として入力する文字列等の情報のことをいう。例えば、本発明のアイコン作成システムの利用者がアイコンを作成したいソフトウェア等が通信機能を有する場合、その利用者は、アイコン構成要素選択情報入力手段６により、アイコン構成要素選択情報として、文字列で「通信」等の情報を入力する。
なお、アイコン構成要素選択情報は、本発明のアイコン作成システムの利用者が選択する任意の文字列等からなる情報であっても良いが、好ましくは予め定められた属性情報と同一のアイコン構成要素選択情報からなる群より選択される文字列等の情報によるものである。属性情報と同一のアイコン構成要素選択情報からなる群より選択することによって、後述するアイコン構成要素選出手段７によるアイコン構成要素選択情報に基づく属性情報の検索を効率的に行うことができる。
データ処理装置３は、例えばマイクロプロセッサ、ＣＰＵからなる装置である。
データ処理装置３は、アイコン構成要素選択情報入力手段６により入力されたアイコン構成要素選択情報と同一又は関連する属性情報を検索し対応するアイコン構成要素画像情報を選出するアイコン構成要素選出手段７と、アイコン構成要素選出手段により選出された複数のアイコン構成要素画像情報を組み合わせてアイコンを合成するアイコン合成手段８を有している。図３（ｂ）は、図３（ａ）のアイコン構成要素画像情報を、アイコン合成手段８により合成し作成したアイコンの一例を示す図である。
なお、アイコン構成要素選択情報と関連する属性情報とは、アイコン構成要素選択情報と同一の内容・機能等を意味すると判断される属性情報のことをいう。例えば、アイコン構成要素選択情報として「ネット」との文字列情報が入力された場合、属性情報「ネットワーク」は同一の内容・機能等を意味すると判断される。また、アイコン構成要素選択情報として「管理」との文字列情報が入力された場合、属性情報「マネージメント」は同一の内容・機能等を意味すると判断される。
表示装置４は、例えばディスプレイ等からなる装置である。表示装置４は、アイコン合成手段８により合成され、本発明のアイコン作成システムにより作成されたアイコンを表示する。
【０００７】
次に、本発明のアイコン作成システムの第１実施例の動作の流れを説明する。図２は、本発明のアイコン作成システムの第１実施例の動作の流れを説明するためのフローチャートである。まず、本発明のアイコン作成システムの利用者は、アイコン構成要素画像情報を作成し、アイコン構成要素記憶手段５に記憶させる（Ｓ２１）。なお、アイコン構成要素画像情報は、利用者以外のグラフィックデザイナー等が予め作成したアイコン構成要素画像情報を用いて、アイコン構成要素記憶手段５に記憶させても良い。これにより、アイコン構成要素画像情報を作成する手間を省くことができ、効率的にアイコンを作成することができる。次に、アイコン構成要素記憶手段５に記憶させたアイコン構成要素画像情報に属性情報を設定し、アイコン構成要素記憶手段５に記憶させる（Ｓ２２）。なお、アイコン構成要素画像情報の作成と属性情報の設定を同時に行い、その後両者を合せてアイコン構成要素記憶手段５に記憶させても良い。また、予めアイコン構成要素画像情報と属性情報、或いはアイコン構成要素画像情報が記憶されたデータベースにアクセスし、そのデータベースをアイコン構成要素記憶手段５として利用しても良い。そして、アイコン構成要素選択情報入力手段６により、利用者は、アイコン構成要素選択情報を入力する（Ｓ２３）。次に、アイコン構成要素選出手段７が、アイコン構成要素選択情報と同一又は関連する属性情報を検索し、対応するアイコン構成要素画像情報を選出する（Ｓ２４）。そして、アイコン合成手段８が、アイコン構成要素選出手段７により選出された複数のアイコン構成要素画像情報を合成し、アイコンを作成する（Ｓ２５）。最後に、出力装置４が、本発明のアイコン作成システムにより作成したアイコンを表示する（Ｓ２６）。
【０００８】
次に、本発明のアイコン作成システムの第２実施例を説明する。図４は、本発明のアイコン作成システムの第２実施例の概要を説明するためのブロック図である。図中、図１と同一の符号を付した部分は同一物を表しており、重複説明は省略する。図中、参照番号９は重み付け手段を、１０はアイコン調整手段を表している。
重み付け手段９は、データ処理装置３に設けられる。重み付け手段９は、アイコン構成要素選出手段７により選出された複数のアイコン構成要素画像情報毎に、利用者が重み付け値を設定し、その大きさ、色彩等に重み付けを行うものである。図３（ｂ）３４、３５は、アイコン構成要素画像情報の大きさに重み付けを行い作成したアイコンの一例を示す図である。アイコン３４は、アイコン構成要素画像情報３１とアイコン構成要素画像情報３２の大きさに対し、２：８の割合となるように重み付け値を設定し、重み付けを行った上で作成したアイコンを示す図である。また、アイコン３５も、アイコン構成要素画像情報３２とアイコン構成要素画像情報３３の大きさに対し、２：８の割合となるように重み付け値を設定し、重み付けを行った上で作成したアイコンを示す図である。このように、アイコン構成要素画像情報３２を用いた複数のアイコンを作成する場合に、アイコン構成要素画像情報３２とそれ以外のアイコン構成要素画像情報３１、３３との重み付け値の割合が同一になるように複数のアイコンを作成することで、アイコン構成要素画像情報３２を基準とし、外観上、統一感を有するデザイン性に優れた複数のアイコンを作成することができる。また、特定のアイコン構成要素画像情報の色彩に重み付けを行い色彩の濃度等を変化させることで、作成したアイコンの中心的機能、重要度等を表現することもできる。
アイコン調整手段１０は、データ処理手段３に設けられる。アイコン調整手段１０は、アイコン合成手段８により合成されたアイコンのレイアウト、色彩、大きさ等を、利用者からのアイコン調整情報の入力に従い調整するものである。図３（ｂ）３６は、アイコン合成手段８により合成されたアイコンの調整を行い作成したアイコンの一例を示す図である。アイコン３６は、アイコン構成要素画像情報３１、３２、３３がアイコン合成手段８により合成された後、アイコン調整手段１０により、アイコン構成要素画像情報３１の大きさを縮小して、その位置をアイコンの左下に移動させアイコンのレイアウトを調整し、さらにアイコン構成要素画像情報３３の色彩を黒塗りに調整したものである。アイコン調整手段１０により、本発明のアイコン作成システムの利用者は、より自らのイメージするデザイン性に優れたアイコンを作成することができる。
【０００９】
次に、本発明のアイコン作成システムの第２実施例の動作の流れを説明する。図５は、本発明のアイコン作成システムの第２実施例の動作の流れを説明するためのフローチャートである。図中、図２と同一の符号を付した部分は同一の動作を表しており、重複説明は省略する。アイコン構成要素選出手段７がアイコン構成要素画像情報を選出した後（Ｓ２４）、本発明のアイコン作成システムの利用者は、選出されたアイコン構成要素画像情報について、重み付け手段９により重み付け値の設定を行い、アイコン構成要素画像情報に対し重み付けを実施する（Ｓ２７）。さらに、重み付けされたアイコン構成要素画像情報がアイコン合成手段８により合成された後（Ｓ２５）、アイコン作成システムの利用者は、アイコン調整手段１０によりアイコンのレイアウト、色彩、大きさ等を調整する（Ｓ２８）。
なお、上記の説明ではシステムの実施形態を例にして詳述したが、本発明の実施形態はこれに限定されず、コンピュータ上で実行可能なプログラム、さらには方法として構成し、実施することも勿論可能である。
【００１０】
さらに、本発明のシステムは、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、重み付け手段９とアイコン調整手段１０は、両手段を同時に備える必要はなく、一方の手段のみを備えるシステムであっても良い。また、重み付け手段９は独立した手段として備えられる必要はなく、アイコン構成要素選択情報入力手段６に重み付け値設定機能を持たせ、アイコン構成要素選択情報の入力に併せて、重み付け値を入力するものでも良い。この場合は、アイコン合成手段８に重み付け機能を持たせる構成とすることができる。さらに、本発明のアイコン作成システムはネットワークを利用して構成されるものであっても良く、携帯電話、ＰＤＡ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｄｉｇｉｔａｌ Ａｓｓｉｓｔａｎｔ）等の通信情報端末等により構成されるものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【００１１】
【図１】図１は、本発明のアイコン作成システムの第１実施例の概要を説明するためのブロック図である。
【図２】図２は、本発明のアイコン作成システムの第１実施例の動作の流れを説明するためのフローチャートである。
【図３】図３は、アイコン構成要素画像情報及び本発明のアイコン作成システムにより作成したアイコンの一例を示す図である。
【図４】図４は、本発明のアイコン作成システムの第２実施例の概要を説明するためのブロック図である。
【図５】図５は、本発明のアイコン作成システムの第２実施例の動作の流れを説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
【００１２】
１ 記憶装置
２ 入力装置
３ データ処理装置
４ 出力装置
５ アイコン構成要素情報記憶手段
６ アイコン構成要素選択情報入力手段
７ アイコン構成要素選出手段
８ アイコン合成手段
９ 重み付け手段
１０ アイコン調整手段
３１、３２、３３ アイコン構成要素画像情報
３４、３５、３６ アイコン
【技術分野】
【０００１】
本発明は、グラフィカルユーザインタフェースで用いられるアイコンを作成するシステム、アイコンを作成するプログラム及びアイコンを作成する方法に関する。
【背景技術】
【０００２】
一般に、グラフィカルユーザインタフェースを利用したコンピュータにおいては、個々のソフトウェアやデータ、ファイル等の内容・機能等を特徴的に表す図形絵柄（以下「アイコン」という）を個々のソフトウェア等に対して付与する事が行われている。このようなアイコンを付与することにより、コンピュータの利用者はアイコンの付与されたソフトウェア等の内容を直感的に把握することができるようになり、作業効率や情報の検索効率を格段に向上させることができる。
しかし、アイコンの作成には特有の技術力やデザイン力が必要であり、その能力はアイコンが付与されるソフトウェア等の開発者が一般的に有するプログラミング能力とは異なるものである。そこで、ソフトウェア等の開発者が、自らが開発するソフトウェア等にアイコンを付与する場合には、アイコン作成に必要な技術力やデザイン力を有する専門家に依頼することが必要であり、コスト的な問題が生じていた。また、コストを意識して自らがアイコン作成する場合には、アイコンの作成に時間がかかり、作業の効率性に問題が生じていた。
そこで、アイコンを自動的に作成する方法として、データベースに格納された、予め存在するデータに対し、各データがそれぞれ保持している属性内容に応じたアイコンパターンを作成し、それらを合成するアイコンの自動作成方法が提案されている。
【特許文献１】特開平８−２６３２５６号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
しかしながら、ソフトウェア等の開発段階においては、アイコンの作成対象となるソフトウェア等は未だ存在しておらず、ソフトウェアやデータ等の存在を前提するアイコンの自動作成は不可能であった。また、ただアイコンを自動的に作成するだけでは、自らのイメージするデザイン性に優れたアイコンを作成することはできなかった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、アイコンの作成対象となるソフトウェア等が存在していなくても、効率的にアイコンを作成し、さらに、自らのイメージするデザイン性に優れたアイコンを容易に作成するアイコン作成システム、アイコン作成プログラム及びアイコン作成方法を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
上述した本発明の目的を達成するために、本発明によるアイコン作成システムは、アイコン構成要素画像情報とアイコン構成要素画像情報に関する属性情報とを対応付けて記憶するアイコン構成要素情報記憶手段と、アイコン構成要素選択情報を入力するアイコン構成要素選択情報入力手段と、アイコン構成要素選択情報入力手段により入力されたアイコン構成要素選択情報と同一又は関連する属性情報を検索し対応するアイコン構成要素画像情報を選出するアイコン構成要素選出手段と、アイコン構成要素選出手段により選出された複数のアイコン構成要素画像情報を組み合わせてアイコンを合成するアイコン合成手段と、を備えたものである。
さらに、アイコン構成要素画像情報に重み付けをする重み付け手段を備えていても良い。
また、アイコン合成手段により合成されたアイコンを調整するアイコン調整手段を備えていても良い。
さらに、このようなアイコン作成システムをコンピュータで実現するための本発明のアイコン作成プログラムは、コンピュータを上記各手段として機能させるためのものである。
また、本発明によるアイコン作成方法は、アイコン構成要素画像情報とアイコン構成要素画像情報に関する属性情報とを対応付けて記憶するアイコン構成要素情報記憶過程と、アイコン構成要素選択情報を入力するアイコン構成要素選択情報入力過程と、アイコン構成要素選択情報入力過程により入力されたアイコン構成要素選択情報と同一又は関連する属性情報を検索し対応するアイコン構成要素画像情報を選出するアイコン構成要素選出過程と、アイコン構成要素選出過程により選出された複数のアイコン構成要素画像情報を組み合わせてアイコンを合成するアイコン合成過程と、を具備するものである。
【発明の効果】
【０００５】
本発明のアイコン作成システム、アイコン作成プログラム及びアイコン作成方法は、アイコンの作成対象となるソフトウェア等が存在していなくても、アイコンを効率的に作成することができるという利点がある。また、自らのイメージするデザイン性に優れたアイコンを容易に作成することができるという利点もある。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
以下、本発明を実施するための最良の形態を図示例と共に説明する。図１は、本発明のアイコン作成システムの第１実施例の概要を説明するためのブロック図である。図中、参照番号1は記憶装置を、２は入力装置を、３はデータ処理装置を、４は出力装置を表している。
記憶装置１は、例えば、ハードディスクドライブ、その他の磁気記憶装置、光学式記憶装置、フラッシュ・メモリ、またはそれらを任意に組み合わせてなる装置である。
記憶装置１は、アイコン構成要素画像情報とアイコン構成要素画像情報に関する属性情報とを対応付けて記憶するアイコン構成要素情報記憶手段５を有している。アイコン構成要素画像情報とは、アイコンを構成する画像情報のことであり、ソフトウェア等の特定の内容・機能等を表した図形絵柄のことをいう。また、アイコン構成要素画像情報に関する属性情報とは、そのアイコン構成要素画像情報の意味するソフトウェア等の特定の内容・機能等を表す文字列等の情報のことをいう。
図３（ａ）は、アイコン構成要素画像情報の一例を示す図である。例えば、アイコン構成要素画像情報３１は人間を表しており、アイコンが付与されるソフトウェア等の内容・機能等が人間を対象とする場合に用いる。この場合に、アイコン構成要素画像情報３１の属性情報は、人、ユーザー等と定められる。アイコン構成要素画像情報３２は、カレンダーを表しており、アイコンが付与されるソフトウェアの内容・機能等がスケジュール管理を行うものである場合に用いる。この場合に属性情報は、カレンダー、スケジュール等と定められる。アイコン構成要素画像情報３３は電波を表しており、ソフトウェア等の内容・機能等が通信機能を有する場合に用いる。この場合に属性情報はネットワーク、通信等と定められる。
なお、アイコン構成要素画像情報のデータ形式は特に限定されず、何れのデータ形式であっても良いが、好ましくはＳＶＧ（Ｓｃａｌａｂｌｅ Ｖｅｃｔｏｒ Ｇｒａｐｈｉｃｓ）形式によるものである。ＳＶＧ形式のデータであれば、画質を劣化させることなく、画像情報の拡大、縮小を行うことができ、画質の優れた美しいアイコンを作成することができるからである。また、属性情報は、一つのアイコン構成要素画像情報に対して少なくとも一つが定められていれば良く、複数の属性情報が定められていても良い。
入力装置２は、例えば、キーボードやマウス、またはそれらを任意に組み合わせてなる装置である。
入力装置２は、アイコン構成要素選択情報入力手段６を有している。アイコン構成要素選択情報入力手段６により、アイコン構成要素選択情報が入力される。アイコン構成要素選択情報とは、本発明のアイコン作成システムの利用者が入力する情報であり、利用者がアイコンを作成したいソフトウェア等の内容・機能等から、その内容・機能等を意味する情報として入力する文字列等の情報のことをいう。例えば、本発明のアイコン作成システムの利用者がアイコンを作成したいソフトウェア等が通信機能を有する場合、その利用者は、アイコン構成要素選択情報入力手段６により、アイコン構成要素選択情報として、文字列で「通信」等の情報を入力する。
なお、アイコン構成要素選択情報は、本発明のアイコン作成システムの利用者が選択する任意の文字列等からなる情報であっても良いが、好ましくは予め定められた属性情報と同一のアイコン構成要素選択情報からなる群より選択される文字列等の情報によるものである。属性情報と同一のアイコン構成要素選択情報からなる群より選択することによって、後述するアイコン構成要素選出手段７によるアイコン構成要素選択情報に基づく属性情報の検索を効率的に行うことができる。
データ処理装置３は、例えばマイクロプロセッサ、ＣＰＵからなる装置である。
データ処理装置３は、アイコン構成要素選択情報入力手段６により入力されたアイコン構成要素選択情報と同一又は関連する属性情報を検索し対応するアイコン構成要素画像情報を選出するアイコン構成要素選出手段７と、アイコン構成要素選出手段により選出された複数のアイコン構成要素画像情報を組み合わせてアイコンを合成するアイコン合成手段８を有している。図３（ｂ）は、図３（ａ）のアイコン構成要素画像情報を、アイコン合成手段８により合成し作成したアイコンの一例を示す図である。
なお、アイコン構成要素選択情報と関連する属性情報とは、アイコン構成要素選択情報と同一の内容・機能等を意味すると判断される属性情報のことをいう。例えば、アイコン構成要素選択情報として「ネット」との文字列情報が入力された場合、属性情報「ネットワーク」は同一の内容・機能等を意味すると判断される。また、アイコン構成要素選択情報として「管理」との文字列情報が入力された場合、属性情報「マネージメント」は同一の内容・機能等を意味すると判断される。
表示装置４は、例えばディスプレイ等からなる装置である。表示装置４は、アイコン合成手段８により合成され、本発明のアイコン作成システムにより作成されたアイコンを表示する。
【０００７】
次に、本発明のアイコン作成システムの第１実施例の動作の流れを説明する。図２は、本発明のアイコン作成システムの第１実施例の動作の流れを説明するためのフローチャートである。まず、本発明のアイコン作成システムの利用者は、アイコン構成要素画像情報を作成し、アイコン構成要素記憶手段５に記憶させる（Ｓ２１）。なお、アイコン構成要素画像情報は、利用者以外のグラフィックデザイナー等が予め作成したアイコン構成要素画像情報を用いて、アイコン構成要素記憶手段５に記憶させても良い。これにより、アイコン構成要素画像情報を作成する手間を省くことができ、効率的にアイコンを作成することができる。次に、アイコン構成要素記憶手段５に記憶させたアイコン構成要素画像情報に属性情報を設定し、アイコン構成要素記憶手段５に記憶させる（Ｓ２２）。なお、アイコン構成要素画像情報の作成と属性情報の設定を同時に行い、その後両者を合せてアイコン構成要素記憶手段５に記憶させても良い。また、予めアイコン構成要素画像情報と属性情報、或いはアイコン構成要素画像情報が記憶されたデータベースにアクセスし、そのデータベースをアイコン構成要素記憶手段５として利用しても良い。そして、アイコン構成要素選択情報入力手段６により、利用者は、アイコン構成要素選択情報を入力する（Ｓ２３）。次に、アイコン構成要素選出手段７が、アイコン構成要素選択情報と同一又は関連する属性情報を検索し、対応するアイコン構成要素画像情報を選出する（Ｓ２４）。そして、アイコン合成手段８が、アイコン構成要素選出手段７により選出された複数のアイコン構成要素画像情報を合成し、アイコンを作成する（Ｓ２５）。最後に、出力装置４が、本発明のアイコン作成システムにより作成したアイコンを表示する（Ｓ２６）。
【０００８】
次に、本発明のアイコン作成システムの第２実施例を説明する。図４は、本発明のアイコン作成システムの第２実施例の概要を説明するためのブロック図である。図中、図１と同一の符号を付した部分は同一物を表しており、重複説明は省略する。図中、参照番号９は重み付け手段を、１０はアイコン調整手段を表している。
重み付け手段９は、データ処理装置３に設けられる。重み付け手段９は、アイコン構成要素選出手段７により選出された複数のアイコン構成要素画像情報毎に、利用者が重み付け値を設定し、その大きさ、色彩等に重み付けを行うものである。図３（ｂ）３４、３５は、アイコン構成要素画像情報の大きさに重み付けを行い作成したアイコンの一例を示す図である。アイコン３４は、アイコン構成要素画像情報３１とアイコン構成要素画像情報３２の大きさに対し、２：８の割合となるように重み付け値を設定し、重み付けを行った上で作成したアイコンを示す図である。また、アイコン３５も、アイコン構成要素画像情報３２とアイコン構成要素画像情報３３の大きさに対し、２：８の割合となるように重み付け値を設定し、重み付けを行った上で作成したアイコンを示す図である。このように、アイコン構成要素画像情報３２を用いた複数のアイコンを作成する場合に、アイコン構成要素画像情報３２とそれ以外のアイコン構成要素画像情報３１、３３との重み付け値の割合が同一になるように複数のアイコンを作成することで、アイコン構成要素画像情報３２を基準とし、外観上、統一感を有するデザイン性に優れた複数のアイコンを作成することができる。また、特定のアイコン構成要素画像情報の色彩に重み付けを行い色彩の濃度等を変化させることで、作成したアイコンの中心的機能、重要度等を表現することもできる。
アイコン調整手段１０は、データ処理手段３に設けられる。アイコン調整手段１０は、アイコン合成手段８により合成されたアイコンのレイアウト、色彩、大きさ等を、利用者からのアイコン調整情報の入力に従い調整するものである。図３（ｂ）３６は、アイコン合成手段８により合成されたアイコンの調整を行い作成したアイコンの一例を示す図である。アイコン３６は、アイコン構成要素画像情報３１、３２、３３がアイコン合成手段８により合成された後、アイコン調整手段１０により、アイコン構成要素画像情報３１の大きさを縮小して、その位置をアイコンの左下に移動させアイコンのレイアウトを調整し、さらにアイコン構成要素画像情報３３の色彩を黒塗りに調整したものである。アイコン調整手段１０により、本発明のアイコン作成システムの利用者は、より自らのイメージするデザイン性に優れたアイコンを作成することができる。
【０００９】
次に、本発明のアイコン作成システムの第２実施例の動作の流れを説明する。図５は、本発明のアイコン作成システムの第２実施例の動作の流れを説明するためのフローチャートである。図中、図２と同一の符号を付した部分は同一の動作を表しており、重複説明は省略する。アイコン構成要素選出手段７がアイコン構成要素画像情報を選出した後（Ｓ２４）、本発明のアイコン作成システムの利用者は、選出されたアイコン構成要素画像情報について、重み付け手段９により重み付け値の設定を行い、アイコン構成要素画像情報に対し重み付けを実施する（Ｓ２７）。さらに、重み付けされたアイコン構成要素画像情報がアイコン合成手段８により合成された後（Ｓ２５）、アイコン作成システムの利用者は、アイコン調整手段１０によりアイコンのレイアウト、色彩、大きさ等を調整する（Ｓ２８）。
なお、上記の説明ではシステムの実施形態を例にして詳述したが、本発明の実施形態はこれに限定されず、コンピュータ上で実行可能なプログラム、さらには方法として構成し、実施することも勿論可能である。
【００１０】
さらに、本発明のシステムは、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、重み付け手段９とアイコン調整手段１０は、両手段を同時に備える必要はなく、一方の手段のみを備えるシステムであっても良い。また、重み付け手段９は独立した手段として備えられる必要はなく、アイコン構成要素選択情報入力手段６に重み付け値設定機能を持たせ、アイコン構成要素選択情報の入力に併せて、重み付け値を入力するものでも良い。この場合は、アイコン合成手段８に重み付け機能を持たせる構成とすることができる。さらに、本発明のアイコン作成システムはネットワークを利用して構成されるものであっても良く、携帯電話、ＰＤＡ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｄｉｇｉｔａｌ Ａｓｓｉｓｔａｎｔ）等の通信情報端末等により構成されるものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【００１１】
【図１】図１は、本発明のアイコン作成システムの第１実施例の概要を説明するためのブロック図である。
【図２】図２は、本発明のアイコン作成システムの第１実施例の動作の流れを説明するためのフローチャートである。
【図３】図３は、アイコン構成要素画像情報及び本発明のアイコン作成システムにより作成したアイコンの一例を示す図である。
【図４】図４は、本発明のアイコン作成システムの第２実施例の概要を説明するためのブロック図である。
【図５】図５は、本発明のアイコン作成システムの第２実施例の動作の流れを説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
【００１２】
１ 記憶装置
２ 入力装置
３ データ処理装置
４ 出力装置
５ アイコン構成要素情報記憶手段
６ アイコン構成要素選択情報入力手段
７ アイコン構成要素選出手段
８ アイコン合成手段
９ 重み付け手段
１０ アイコン調整手段
３１、３２、３３ アイコン構成要素画像情報
３４、３５、３６ アイコン
【特許請求の範囲】
【請求項１】
グラフィカルユーザインタフェースで用いられるアイコンを作成するシステムであって、該システムは、
アイコン構成要素画像情報と該アイコン構成要素画像情報に関する属性情報とを対応付けて記憶するアイコン構成要素情報記憶手段と、
アイコン構成要素選択情報を入力するアイコン構成要素選択情報入力手段と、
前記アイコン構成要素選択情報入力手段により入力されたアイコン構成要素選択情報と同一又は関連する属性情報を検索し対応するアイコン構成要素画像情報を選出するアイコン構成要素選出手段と、
前記アイコン構成要素選出手段により選出された複数のアイコン構成要素画像情報を組み合わせてアイコンを合成するアイコン合成手段と、
を備えたことを特徴とするアイコン作成システム。
【請求項２】
請求項１に記載のアイコン作成システムであって、前記アイコン構成要素画像情報に重み付けをする重み付け手段を備えたことを特徴とするアイコン作成システム。
【請求項３】
請求項１又は請求項２に記載のアイコン作成システムであって、前記アイコン合成手段により合成されたアイコンを調整するアイコン調整手段を備えたことを特徴とするアイコン作成システム。
【請求項４】
請求項１乃至請求項３の何れかに記載のアイコン作成システムをコンピュータで実現するためのアイコン作成プログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるためのアイコン作成プログラム。
【請求項５】
グラフィカルユーザインタフェースで用いられるアイコンを作成する方法であって、該方法は、
アイコン構成要素画像情報と該アイコン構成要素画像情報に関する属性情報とを対応付けて記憶するアイコン構成要素情報記憶過程と、
アイコン構成要素選択情報を入力するアイコン構成要素選択情報入力過程と、
前記アイコン構成要素選択情報入力過程により入力されたアイコン構成要素選択情報と同一又は関連する属性情報を検索し対応するアイコン構成要素画像情報を選出するアイコン構成要素選出過程と、
前記アイコン構成要素選出過程により選出された複数のアイコン構成要素画像情報を組み合わせてアイコンを合成するアイコン合成過程と、
を具備することを特徴とするアイコン作成方法。
【請求項１】
グラフィカルユーザインタフェースで用いられるアイコンを作成するシステムであって、該システムは、
アイコン構成要素画像情報と該アイコン構成要素画像情報に関する属性情報とを対応付けて記憶するアイコン構成要素情報記憶手段と、
アイコン構成要素選択情報を入力するアイコン構成要素選択情報入力手段と、
前記アイコン構成要素選択情報入力手段により入力されたアイコン構成要素選択情報と同一又は関連する属性情報を検索し対応するアイコン構成要素画像情報を選出するアイコン構成要素選出手段と、
前記アイコン構成要素選出手段により選出された複数のアイコン構成要素画像情報を組み合わせてアイコンを合成するアイコン合成手段と、
を備えたことを特徴とするアイコン作成システム。
【請求項２】
請求項１に記載のアイコン作成システムであって、前記アイコン構成要素画像情報に重み付けをする重み付け手段を備えたことを特徴とするアイコン作成システム。
【請求項３】
請求項１又は請求項２に記載のアイコン作成システムであって、前記アイコン合成手段により合成されたアイコンを調整するアイコン調整手段を備えたことを特徴とするアイコン作成システム。
【請求項４】
請求項１乃至請求項３の何れかに記載のアイコン作成システムをコンピュータで実現するためのアイコン作成プログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるためのアイコン作成プログラム。
【請求項５】
グラフィカルユーザインタフェースで用いられるアイコンを作成する方法であって、該方法は、
アイコン構成要素画像情報と該アイコン構成要素画像情報に関する属性情報とを対応付けて記憶するアイコン構成要素情報記憶過程と、
アイコン構成要素選択情報を入力するアイコン構成要素選択情報入力過程と、
前記アイコン構成要素選択情報入力過程により入力されたアイコン構成要素選択情報と同一又は関連する属性情報を検索し対応するアイコン構成要素画像情報を選出するアイコン構成要素選出過程と、
前記アイコン構成要素選出過程により選出された複数のアイコン構成要素画像情報を組み合わせてアイコンを合成するアイコン合成過程と、
を具備することを特徴とするアイコン作成方法。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【公開番号】特開２０１０−６１３３３（Ｐ２０１０−６１３３３Ａ）
【公開日】平成２２年３月１８日（２０１０．３．１８）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００８−２２５５０７（Ｐ２００８−２２５５０７）
【出願日】平成２０年９月３日（２００８．９．３）
【出願人】（０００１３７８２３）株式会社ミマキエンジニアリング (437)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２２年３月１８日（２０１０．３．１８）
【国際特許分類】
【出願日】平成２０年９月３日（２００８．９．３）
【出願人】（０００１３７８２３）株式会社ミマキエンジニアリング (437)
【Ｆターム（参考）】
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