説明

アンチセンスオリゴヌクレドチドによるSTAT3発現の調節

ヒトSTAT3の発現を抑制するための化合物、組成物、及び方法が提供される。組成物は、STAT3をコードする核酸を標的とするアンチセンスオリゴヌクレオチドを含む。STAT3の発現の抑制及びアポトーシスの促進のための、これらオリゴヌクレオチドの使用方法が提供される。STAT3の過剰発現若しくは構成的な活性化、又は不十分なアポトーシスに関連した疾病、特に炎症性疾患及び癌の治療方法も提供される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヒトSTAT3をコードする核酸分子と特異的にハイブリダイズするオリゴヌクレオチドに細胞を接触させることを含む、細胞内でヒトSTAT3の発現を抑制する方法。
【請求項2】
前記細胞は、肝臓又は肺に由来する請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記細胞は、形質転換肝臓細胞である請求項1に記載の方法。
【請求項4】
ヒトSTAT3をコードする核酸分子を標的とするように設計されたsiRNAに肺細胞を接触させることを含む、ヒトSTAT3の発現を抑制する方法。
【請求項5】
ヒトSTAT3をコードする核酸分子を標的とするように設計されたオリゴヌクレオチドに肺癌腫細胞を接触させることを含む、肺癌腫細胞内でアポトーシスを誘導する方法。
【請求項6】
配列番号99を含むオリゴヌクレオチドに動物を接触させることを含む、動物においてT−細胞リンパ腫の成長を抑制する方法。
【請求項7】
配列番号115を含むオリゴヌクレオチドに動物を接触させることを含む、動物においてALCL腫瘍成長を抑制する方法。
【請求項8】
配列番号99を含むオリゴヌクレオチドに動物を接触させることを含む、動物において多発性骨髄腫の成長を抑制する方法。
【請求項9】
配列番号115を含むオリゴヌクレオチドに動物を接触させることを含む、動物において多発性骨髄腫の成長を抑制する方法。

【公表番号】特表2007−523074(P2007−523074A)
【公表日】平成19年8月16日(2007.8.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−552100(P2006−552100)
【出願日】平成16年9月30日(2004.9.30)
【国際出願番号】PCT/US2004/032130
【国際公開番号】WO2005/083124
【国際公開日】平成17年9月9日(2005.9.9)
【出願人】(593073230)アイシス・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド (8)
【氏名又は名称原語表記】Isis Pharmaceuticals, Inc.
【Fターム(参考)】